メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:iPod

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    ラーズ・ウルリッヒが耳鳴りに悩まされていることを
    CNN.com上で告白しています。

    【メタリカのドラマー、耳鳴りに苦闘】

    ラーズ・ウルリッヒが耳鳴りであることをCNNに打ち明けた。
    −耳鳴りは50歳以上のアメリカ人の40%以上がなっている−

    「俺は35年の大部分、ラウド・ロックに捧げてきた。
    そして耳鳴りに関して何の対策もせずにやってきた。」


    活動初期のころ、彼の耳は何の保護もしていなかったため、
    オフステージでもやかましい音が鳴り続いていた。

    「この耳鳴りはずっと続いていて、ちっとも治らない。
    全然鳴り止まないんだ。」


    はじめは、その耳鳴りもほとんどわからないくらいの
    音だったとラーズは語る。しかし、1988年のコンサート
    ツアー中、奇妙なことに寝ているあいだに悪化したのだそうだ。

    「テレビをつけながら寝ることがよくあって、真夜中に目が
    覚めてテレビを消すんだ。実際にテレビがついていないときを
    除いてね。俺が頻繁にテレビもついていないのに、テレビを消す
    ために目が覚めるってことに気づいたとき、こりゃなにか
    問題があるかもしれないなってわかったんだ。」


    BLABBERMOUTH.NET(2009-12-28)


    【メタリカのドラマー、耳鳴りに苦闘】

    ラーズ・ウルリッヒは自分たちの耳のことについて
    特に気を配っていないであろう、ラウド・ミュージック
    を聴く「iPod世代」について心配している。

    「もし鼻にかすり傷があっても、1週間で傷は癒えるだろう。
    でも聴力は、かすり傷だろうが、ダメージを与えたら、
    もう戻ってこないんだ。俺は若い世代に注意しておきたい。
    いったん聴力を失ったら、失ってしまったとしたら、、
    本物の治療法なんてないんだってことを。」


    CNN.com(2009-12-28)


    活動続けていて悪化することないんでしょうか、心配です。

    音楽を創っている身としては複雑でしょうね。
    治療法がないとしたら、予防するしかないんですが。。

    自分もけっこう爆音で聴いてることが多いので
    適当に耳を休める期間を作るとかしないとダメですね。

    例のとおり駄訳なので本文をお読みになりたい方は
    こちらからどうぞ。


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    『デス・マグネティック』にまつわる“ラウドネス戦争”
    の論争の続編(補足?)みたいなニュースをひとつ。


    【メタリカの新譜『Death Magnetic』がうるさい原因の一端はiPodにもある】


    おめぇに聴かせるiPodはねぇ!!

    発売2週間で82.7万枚を売上げたメタリカのニューアルバム
    『Death Magnetic』買って、そのあまりの音量に
    腰抜かした人もいるんでは?

    でもそれはメタリカ、プロデューサー(Rick Rubin)、
    マスタリングエンジニア(Ted Jensen)のせいじゃなく、
    責任の一端はiPodにもあるよ、というおはなし。


    1980年代後半からの“ラウドネス戦争”に油を注いだのが
    昨今のデジタル楽曲とiPodの進歩で、今はラジオ、
    ジュークボックス、特にiPodで目立つためアーティストも
    音量勝負なところがあるんだそうです。でも、録音の
    ボリューム確保するには、エンジニアも“ダイナミックレンジ”
    を減らし、音のやわらかなパートとうるさいパートの差を
    最小限に抑えなきゃならない。


    結果どうなるかと言うと…


    デジタル楽曲では全サウンドを狭く高いボリュームの
    範囲に押し込めることが可能なので、ダイナミックレンジを
    犠牲にしてでも音量高くした方がいいんじゃ…という誘惑が
    当然生まれる。


        ↓


    この誘惑は、iPodのあのlo-fiなイアバッド用にサウンドを
    最適化する時とかにはとっても強まってしまう。


        ↓


    メタリカ、スタジオでうるさく録音しようとするあまり
    「キンキンと薄っぺらで脆いサウンドになっちゃったじゃないか」
    と一部ファンからクレーム(上の写真では「iPodなんかぶっ潰せ」
    と叫んでますね。合成ですが)。


    きっとこうすれば売上げが伸びるという想定でやってるんだと
    思いますけど、レコード業界も音量から音質の正攻法に重点移す
    必要があるかなあ、と。音大きくて喜ぶ人って
    …そもそも誰なんでしょうね?


    今どき一番音が大きいアルバムがどれか気にする人なんていない
    と思うし、WSJによるとメタルファンでさえ最近はこの歯止めの
    利かない状況をなんとかしてくれと騒いでるそうです。


    [Gawker via WSJ]


    Sean Fallon(原文/訳:satomi)


    GIZMODO JAPAN(2008-09-30)



    CDの売り上げ枚数が業界として減ってきているということや
    デジタル音源がかなり一般化してきたという背景も
    あるんでしょうがねぇ。。。

    この論争が音楽がミキシング技術的な云々ではなく
    音楽性やライブを重視するようなことに変わっていけば
    いいなぁと思いますが。

    まぁいずれにせよ、メタリカのための金は飛ぶわけですがw


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