メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:リック・ルービン

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    ミネアポリス公演前日(2016年8月19日)に地元紙CityPagesのインタビューを受けたロバート・トゥルージロ。新譜『Hardwired...To Self-Destruct』のサウンドや前作『Death Magnetic』とのつながり、ミネソタ州での思い出などを語ってくれています。管理人拙訳にてご紹介。

    ROBERT_TRUJILLO_2011_AP

    −こちら(ミネアポリス)にはいつ着きましたか?

    昨晩だよ。


    −サウンドチェックにきたのですか?

    いや、昨晩は(別の)ショーがあったから俺たちはできなかったんだ。通常はそうするんだけどね。でも今日は基本的にパッとやってきて即興でガッとやるって感じだよ。興奮したね。新曲を出して、アルバム制作も終わりに近づいている。マシーンがまた温まってきたって感じるんだ。今日は公式にスタートを切るってとこだね。


    −ニューシングルの「Hardwired」は本当にスラッシュな曲です。あの曲はニューアルバムの方向性を示していますか?

    そう思う。「Hardwired」はこの音楽の集まりに通じる完璧な声明だよ。俺はこのアルバムのサウンドは圧倒的だと思う。サウンド面では、たくさんの攻撃力を持っている。俺は曲についても興奮しているけど、レコードの音質についても興奮しているんだ。グレッグ・フィデルマンはプロダクションにおいて素晴らしい仕事をしてくれたよ。

    本当に楽しい音楽でありながら、チャレンジングでもある。ちょっと複雑だけど、強力なメロディーがある。俺たちがバンドとして正しい方法で成熟していると俺は感じるんだ。長年に渡って、たくさんの創造的な挑戦をしてきたし、歳を取るたびに目標に向かって進んできたしね。


    −『Death Magnetic』を出した時、たくさんの人たちがメタリカがルーツに戻ったと称賛していました。

    その通りだね。


    −ニューシングルもそのテーマに沿っているように思えます。それは意識していますか?

    (プロデューサーの)リック・ルービンと一緒にいたことで、ラーズとジェイムズはスラッシュのルーツとまた繋がるべきだという意識をもたらしたように見えたのはよかったね。リックにとってメタリカがあのスタイルとエネルギーを取り戻すことが重要だったんだ。

    あそこから引き出して何か新鮮なものをやる。俺はこのバンドが創造的なレベルでとても特別な場所まで連れて来られたように感じるんだ。今、この新しい曲の集まりにのめり込み、俺たちがやってきた全てのショーから成長してきただけでなく、ブラックアルバムを上から下まで学習してきた。『Master Of Puppets』もしかりだ。リリース20周年を祝福して、アルバム完全再現をやった。過去から遠ざかるよりも、過去を受け入れ、自分たちが今いる場所へとたどり着くのを助けた何かを深掘りするということをやってきた。『Death Magnetic』は、今起こっていることの出発点だったんだ。

    俺はこのことについて興奮しているけど、今後についても興奮している。世界と共有できるたくさんのリフがあるからね。できれば8年もかけたくなかったけど(笑)


    −あなたはまだアルバムの仕上げ作業が残っていると言っていましたよね?

    この段階では、簡潔にしていっているところなんだ。先日、プロデューサーのグレッグと俺はベーストラックで別のことを試してみたかった。でもみんなは終わったと思っている。だから俺たちはスタジオにこっそり入っていると、ラーズがベースを弾いている俺とコントロールルームにいるグレッグを見て歩み寄ってきて、こうさ。「おまえら俺をからかっているのか!」俺はただ笑っていたよ。でも俺にとってはそれが公式見解だったんだ。「OK。終わったよ。完成を祝おうぜ。」

    俺はバーバンクまで戻る飛行機の中でワイングラスを持っていた。誰かが俺にドリンクチケットをくれたんだ。それで俺は飛行機に乗っていたわけだ。「Hardwired」は全国に公開されたばかり。俺は機内の後ろに歩いて行って、無料のドリンクチケットをくれたこの男の隣に座った。俺がメタリカのジャケットを着ていたから、彼は「おぉ彼らは今日ニューアルバムを出すんだってね。」と言ってきた。俺が「いいや。1曲だけだと思うよ。」と言うと、彼は「本当に?曲は聴いてみた?」ときたもんだから俺はもう「あぁ良かったよ。」って感じだった。

    見たら、彼がヘッドホンをつけて、自分のiPhoneでビデオを観ていた。彼は俺がそのバンドにいるってことがわからなかったらしい。彼はこうきたよ。「おぉこれはホントに良いね!」俺は「ね?そうでしょ?」って。あれはベタな瞬間だったね。


    −ニューアルバムの制作過程は『Death Magnetic』と比べてどうでしたか?

    制作過程は似ていた。リフの貯蔵庫を持って、そこからジャムってた。何年にも渡って、何百ものリフを。俺はいつもラーズとジェイムズのサポートをするためにそこにいた。俺のアイデアであろうがなかろうがね。

    −新しいスタジアムで、たくさんの人たちがどうやってコンサート会場として、やっていくんだろうと思っています。サウンドチェックやら何やら行う機会もなかったようですし・・・

    いや。なるようになるよ。不思議だけどね。俺たちが音響効果がどのようになるのかあまりに多くのことを考えるってことについて、俺にはわからない。ただ5万もの人たちが俺たちとヘヴィミュージックをサポートするために普通にやってきてくれるってだけで幸せだよ。

    ミネアポリスは音楽にとっていつも素晴らしい都市なんだ。俺たちは駆け出しの頃にここにやってきたことを回想していた。ラーズはファースト・アベニューでやった最初のギグのことについて話していた。俺がミネアポリスで最初にライヴをしたのは、同じくファースト・アベニューだった。俺にはあの会場の思い出がたくさんあるよ。


    −何か突出した特定の思い出はありますか?

    いつもパーティーがあって、地元の人たちも参加していた。スイサイダル・テンデンシーズ時代にはしばらくのあいだ一緒にスノーボードに行っていた友達もここにはいる。スピリット・マウンテンやジャイアンツ・リッジや北のダルース・エリアに行って、そこで少しの時間を過ごしたよ。

    オジーとショーをやった時のことも覚えているよ。俺たちは(スイサイダルの)ワープド・ツアーとオズフェストを合同で開催したんだ。ビールを飲みながらアップル・リバーの川下りをしたのは良い思い出だね。


    −スタジアムからスタジアムへとライヴをしていると、(場所による)音質の違いについて気づくものですか?

    うん。デトロイトの(チームが本拠地にしていた)ポンティアック・ドームのようなスタジアムは、それは酷いサウンドだった。サンフランシスコ・ジャイアンツがプレイしているAT&Tパークでもやったけど、あれはとびきりだったね。だから(今回のUSバンク・スタジアムは)どういうことになるか全くわからないよ。バイキングスのことが好きなのは確かだけどね。俺が観て育ってきたバイキングスとロサンゼルス・ラムズというチームのあいだで長い歴史があるんだ。

    エリック・ケンドリックスとアンソニー・バーという我が校UCLA出身の2人のラインバッカーがいるしね。行け!バイキングス!


    CityPages(2016-08-26)

    プロデューサーのグレッグ・フィデルマンとロバートがベーストラックを録りなおしていたところは、RollingStoneのインタビューでラーズが言っていたのは、このことだったのかと話がつながりました。

    新曲PVではメンバー個々の顔がわかりにくいこともあって全く気付かれなかったみたいですが、まさか隣にメンバーが座っているとはその人も思わなかったでしょう(^^;

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    メタリカの9thアルバム『Death Magnetic』のプロデュースを務めたリック・ルービンがRollingStoneの「人生の21曲(My Life in 21 Songs)」というインタビューのなかでメタリカの「The Day That Never Comes」を挙げて『Death Magnetic』制作当時のメタリカを振り返っていました。管理人拙訳にてご紹介。
    rick-rubin



    メタリカが映画『Some Kind Of Monster(邦題:メタリカ 真実の瞬間)』を作ったのは、本当に大胆だなと思ったよ。彼らがボロボロだったところを見せたわけだからね。彼らと一緒に仕事をする上で主な目標は、メタリカがまたヘヴィメタルバンドであることにOKと感じられるように、彼らを導くことだった。いくつかの点で、彼らはすでにやっていたが、さまざまなやり方で自己改革しようとしていた。彼らが全員、全てを再びガッチリかみ合わせて、メタリカと恋に落ちた最初の場所まで私は持っていこうとした。彼らが『Master Of Puppets』を作った時に影響を受けた、当時聴いていた音楽を聴かせたんだ。彼らにはそういった影響下で生活し、バンドとしてもっと一緒にプレイする時間を過ごしてもらうように言ったよ。

    彼らは生の演奏の力を届けることよりも、自分たちが探している完成形を得るために、楽器やパートのパンチを効かせようとスタジオを使おうとする罠に陥っていた。彼らには機械で楽曲を編集することでアイデアを試すということをさせずに、彼らがどう感じたかを確認するために違う順序で彼らに(実際に)プレイしてもらおうとしたということだ。そうして彼らは本当にもう一度バンドになっていった。

    ラーズがコンピューターの前に座って何か試したり曲を書こうとしたりしようとすると、いつも私は彼とバンドみんなで一緒に演奏してみるようしつこく言ったもんだよ(笑)それは彼らにとってただの習慣だった。演奏する必要がなければ、たくさんのアイデアを試すのは簡単だからね。でもひとつのパートを演奏して次のパートに入っていこうとしたら、最初のパートか2番目のパートをちょっと変えて演奏するかもしれない。互いに心血を注いだり、互いに対抗し合ったりすることで、音楽的なことが起きえるんだ。そういうことをあの曲で聴くことができる。あれはランダムにクリックしてピースを繋げたのでは起きえない。

    楽曲制作で私が彼らに挑んだ実験はこうだ。「メタリカというバンドがいないことを想像するんだ。キミたちはバンドにいて、このバンドの生存競争に挑もうとしている。みんなを感動させたい。どんなサウンドだ?余計なことを考えるな、キミたちが観客の頭をつんざくように感じるものは何だ?」あれは本当に良い仕事だった。私は『Death Magnetic』の全部が大好きだよ。

    RollingStone(2016-02-11)

    ラーズがプロツールにハマって、リック・ルービンにたしなめられている姿が目に浮かぶようです(笑)

    2011年には次作のプロデュースを務めるようなインタビューを受けていましたが(関連記事参照)、現在はスター・ウォーズ公認EDMアルバムを作っていたり、別の仕事で忙しいようです。

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    果たしてメタリカが現在制作中のアルバムは、どんな楽曲制作プロセスが踏まれるのでしょうか。

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    メタル大好きなプロレスラー、クリス・ジェリコのPodCast番組「Talk Is Jericho」でのロバート・トゥルージロへのインタビュー。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    robert

    −『Death Magnetic』に続く新譜制作状況について

    素晴らしい時間を過ごしているよ。いい感じなんだ。知っての通り、俺たちはまだ制作中だ。(アルバムができるまで)もう少しかかるだろうね。でもいずれ来る。それは素晴らしいことだ。俺たちが頑張っていることは隠すまでもないことだね。

    −メタリカの楽曲制作過程について

    基本的には、少しずつ一歩一歩、ジャムセッションをしていくんだ。ジャムって、これだっていう感触を得る。ジャムセッションが中心で、そこからマジックが起きるし、それが俺たちがやっていることなんだ。


    −メタリカの楽曲制作に関する自身の役割について

    バンドに加入した頃、彼らは俺に大いに敬意をもってくれていた。俺はもちろん過去に何回もこういうことをやってきた。それに俺が一緒に仕事をしてきた人たち(が素晴らしい)ってことでも経歴は申し分ないって彼らは俺を信頼してくれている。その信頼は、知っての通り、ミュージシャンとして、自分たちのバンドとして、彼らがしようとすること、兄弟を信頼する、それから一緒に取り組むんだ。つまり何かがしっくりこないと、そのことをあらゆることで口にする。それがドラムパートであろうが、ギターであろうがね。そういうことさ。チームなんだ。

    −『Death Magnetic』の音質に関する論議がファンから起きたにも関わらず、トゥルージロはプロデューサーのリック・ルービンと『Death Magnetic』でのメタリカとのコラボについて懐かしがって振り返る

    リックは、俺たちが今やっていることを行なう上でとても大きな助けとなってくれた。ほんの少しの助力だろうが、大きな助力だろうが、どう考えようとも、大局的には全てにおいて重要だった。それに彼は本当に俺たちにとって大きな存在だったんだ。『Death Magnetic』においては、俺が思うに・・・俺にとっては、バンドに加入して初めて臨むアルバムで、共同作業が可能なのかという意味を持っていた・・・俺にとっては少なくとも未来への出発点として創造的に行なうことができたんだ。あれはそれだけ重要なアルバムだったし、彼にも俺にもあの時点でチームに加入するってことだったんだ・・・それ以来、俺たちはたくさんのことをやってきて、バンドになったという意味があった。それから俺はいつも思うのは、そう、『Death Magnetic』はその出発点として位置しているんだ。それ以前、つまり『St. Anger』だけど、俺はあのなかでプレイしていない。そこに創造的には関わっていなかった。でも『Death Magnetic』以後は、ブラックアルバム完全再現をやったし、『Ride The Lightning』や『Kill 'Em All』さえもやった。有名じゃない、バンドがライヴでこれまでやったことのないディープな曲を採用して、それを演奏する。それからもう一度やってみる。そんなことが次の段階へ足を踏み入れて創造的になるのを助けてくれるんだ。すべて繋がっているんだよ。


    BLABBERMOUTH.NETより(2015-11-18)

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    BBCラジオの電話インタビューに応じたラーズ・ウルリッヒ。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にて。

    metallica-lars-ulrich-riff-in-vendita

    −新譜の制作状況について

    ベストを尽くしているよ。遊んだり、南米やヨーロッパで「By Request」をやったりしていないときには曲を書いている。大丈夫、前に進んでいるよ。南極ってのはもう言ったかな・・・つまり氷河ってことだ。氷河のように(一見、動いていないかのように見える)だけど、たしかに進んでいる。それはハッキリ言える。進んでいることは自分でもときおり気付くからね。

    −プロデューサーを誰にするのか

    まだそれについては話すことができないんだ。数週間前にちょっと話をしたよ。マネージャーがやってきて、まさにその質問を俺たちに投げかけてきた。「誰がレコードをプロデュースするんだ?」とね。彼らは手ぶらで、立ち去った。でも、ひとりやふたりの名前は挙がっている。両人とも、みんなを驚かせるような人ではないだろうね。ガッチリとガードを固めて、それを見極めないと。

    BLABBERMOUTH.NET(2014-05-10)

    やはり、プロデューサーは前作『Death Magnetic』に引き続き、リック・ルービンか前作のエンジニアであり、スレイヤー等のプロデュースもしたグレッグ・フィデルマンあたりになるのでしょうか。ハッキリ言えないのは、プロデューサーとして仕事をしてもらうスケジュールを押さえるのが大変なのかも。

    リスニングOKの方はこちらからインタビューのフル音声をどうぞ。先日出演が決まったグラストンベリーについて、1996年のロラパルーザを引き合いに出して語っているようです。


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    NME.comの洋楽ニュースを翻訳配信しているRO69.jpより、メタリカ本体の新譜制作について明かしたニュースをご紹介。

    【メタリカのロブ・トルヒーヨ、バンドはメタリカの新作にも取りかかっていると明らかにする】

    いよいよ11月2日にルー・リードのとのコラボレーション新作『LULU』をリリースするメタリカだが、ベースのロブ・トルヒーヨはすでにメタリカとしての新作にも取りかかり始めていることを明らかにしていて、作曲とレコーディングで忙しくしているとGulfnews.comに語っている。

    「ここ数週間取り組んでる新曲がいくつかあるんだよ。メタリカの新作の作曲作業が始まったということだね。リック・ルービンと一緒にスタジオに入っていて、いくつかやってることがあるんだけど、来年の大半はレコーディングに費やすことになるよ」

    作業としてはまだまだ前途多難だが、「一番いいところはもう飛び込み台から飛び降りたということで、泳ぎ始めてるっていうことだよね。もう始まっちゃってるんだよ。現実の話としてね」とロブは説明している。

    オジー・オズボーンのバンドやスイサイダル・テンデンシーズなどのメンバーとして渡り歩いてきているロブは2003年にメタリカに加入しているが、前作となる08年の『デス・マグネティック』については「すごくクールななにかの始まり」と語っていた。

    (c) NME.COM / IPC Media 2011

    ro69.jp(2011-10-26)

    英語発音表記だとトルヘーヨの方が近いっちゃ近いけど、トゥルージロで慣れ親しんできたからまるで別人に見えますね。。
    いっそ鶴次郎表記で統一すればいいのではないかと(笑)
    さらに同じインタビューでこうも語っています。

    「俺たちがギターを構えて、ラーズがドラムセットに座ったら、ガレージでブラック・サバスやアイアン・メイデンをジャムっていたティーンエイジャーに戻った感じになる。今でもそういったレパートリーをジャムっているけどね。冗談が飛び交っているし、エネルギーが充満しているよ。新しいリフや曲のアイデアもある。これは特別なところなんだ。ほぼ30年近くの歴史があるメタリカのようなバンドが活気を失っていないんだからね。残念ながら多くのベテランバンドはしばらくすると、活気を失ってしまうし。俺たちは創造することにエキサイトしているし、いまだにパンク・キッズみたいなもんさ。」

    KOvideo(2011-10-25)

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    リック・ルービン、メタリカとの新譜制作開始について語る。

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    『Death Magnetic』に続き、次作もメタリカのプロデューサーを
    つとめることになっているリック・ルービンがビルボードにて
    メタリカの新譜制作についてインタビューで答えています。

    rick-rubin-profile

    【リック・ルービン、レッチリとメタリカの新譜制作とアデルの快進撃は“始まったばかり”】

    (前略)

    曲を書き始めることについてラーズとサンフランシスコで話し合った。
    今度は何を焦点にして(曲の制作を)探求していくかをね。
    それが何になるか、
    私はまだちょっと考えている。

    私は(彼らに)多くの質問を投げかけるだろうし、彼らが
    書いてきたリフを聴くことになるだろうね。

    普通は、方向性を指し示すものを聴いて、そこから導き出されたものに
    ついて我々は話し合うことになるよ。

    Billboard.com(2011-06-20)

    また禅師のようにメタリカを導いてくれるのでしょうか。
    ルー・リードとの共同作業にはリック・ルービンは
    ノー・タッチだったようですね。

    リックは『Death Magnetic』の制作時にはメタリカに向かって

    「まるで生まれて初めてレコードを作るような気持ちになれ!」
    「レコード契約を取るためのアルバムを作るつもりになれ!」
    「そのために最高の10曲を書け」


    と言っていたそうですが、今度はどんなコンセプトで
    メタリカをプロデュースしていくのか楽しみです。

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    「リック・ルービンとはまたいつか一緒に」ラーズ・ウルリッヒ語る。
    メタリカ、デス・マグネティックに続く新作もリック・ルービンがプロデュースの模様。

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    BIG4公演の裏で鶴次郎ことロバート・トゥルージロが
    けっこう大事なことをポロッっと告白。

    ラジオ局(93.7 KCLB Rocks!)のインタビューで
    次作にまたリック・ルービンと組むのかと
    問われて鶴次郎先生、こう答えています。

    「うん。俺はリックと働くのが大好きなんだ。
    リックは俺にとってはメタリカに今必要とされている
    禅の導師みたいなもんだよ。信じられないほど
    うまくやっているし、新曲を書くのに本当に
    エキサイトしているからね。今のメタリカの
    辞書にリフ不足の文字はないよ。それはさらに
    良くなるってことでしかない。

    (メタリカと)リックとの最初のアルバムは
    俺にとっても最初のアルバムでもあった。だから
    いろんな方法を試したんだ。今はリックや彼の
    とてつもないエンジニアでスレイヤーや俺たちの
    最新アルバムも一緒にやったグレッグ・フィデルマン
    とやるのが心地いい。俺のヒーローであり素晴らしい
    チームなんだ。ホント良くなってきているって思う。
    だからすっごいエキサイトしているんだよ。

    俺たちはもう1枚一緒にやるってことだよ。
    需要があるんだと思う。新しいファンを獲得したし、
    (メタリカの新しい曲を)待ち望まれているんだ。」


    BLABBERMOUTH.NETより(2011-04-24)

    以下がインタビュー動画。


    プロデューサーら製作陣は変わらないと言うことでやはり、
    デス・マグネティックの延長線上にある新譜になりそうです。

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    World Magnetic Tour を順調にこなしているメタリカ。
    イタリアの「Rock TV」のインタビューでまたラーズが
    これからのメタリカの予定などいろいろ語ってくれてます。


    例によって管理人のヘボ和訳にてどうぞ。
    ※誤訳あればご指摘ください。

     

     現時点では、程度の差はあると思うけど、
     このツアーを乗り切ろうってことしか頭にないよ。


     そんでもってあと14ヶ月、2010年8月まで出かけっぱなしだ。
     俺にとって新譜のことを考えるなんて難儀なこった。
     何のプランもないよ。


     でもリック・ルービンと仕事をした経験はとても
     タメになったから、また別のアルバムをリックと
     作るであろうことは確信している。


     リックとはいつかまた別のアルバムを一緒に作りたいと
     思っているよ。


    その他いろいろ語っているようです。
    ライブ映像とともにどうぞ。




    BLABBERMOUTH.NETより(2009-07-11)


    例によって管理人は英語聞き取れないので英語わかる方は
    お楽しみください&よろしければ内容教えてください。


    2010年8月かぁ、、休暇入るまでに来日公演は
    してくれるんでしょうか。。。

     

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