メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:ハルク・ホーガン

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    しばらく更新できませんでしたが、溜まったネタを消化していこうと思います。

    まずは以前もこちらで話題にしたネタを。最近のインタビューでハルク・ホーガン本人がさらなる詳細を語ってくれました。管理人拙訳にて。

    hulk_hogan_bass

    −少し前にメタリカやローリング・ストーンズに加入することへのあなたの関心についてメディアでさまざまな話が載っていました。その話をしてもらえますか?

    俺は長くレスリングをやってきた。ストーン・コールドやロック、トリプルHもいない中で長い間独りだった。だからどこへでも行った。フィラデルフィア・スペクトラムで1時にレスリングをして、その日の夜にはマディソン・スクエア・ガーデンにいたんだ。次の日には1時にボストンのガーデンズ、そこから飛行機に乗って、その日の夜にロサンゼルスのフォーラムで試合さ。俺は本当に疲れはしなかったが、「おい死ぬぞ」って感じだったな。

    俺はいつだって音楽が好きだった。何かの賞のためにイギリスにいた。ミック・ジャガーの元妻だったジェリー・ホールが俺と一緒にこの賞のプレゼンターをしたんだ。彼女がミックと電話で話しているのを聞いたんだ。「あら、じゃあベーシストを探さないと。あなたには2つの選択肢しかないわね。」・・・何だって!?彼女は俺に子供が俺の大ファンだってことをすでに話していた。それで彼女は俺のグッズを欲しがっていたんだ。だから俺は「よしよし、彼女を引き込もう。」って思ったのさ。それで「俺、ベースを弾いたことがあるんだ。ローリング・ストーンズの曲も全部知ってる。もしローリング・ストーンズのベーシストを必要としていたら、ミックに伝えてくれ。うまくやれると神に誓う。一日リハーサルして彼らが弾いた全てを弾いてみせるよ。頼むからミックに伝えてくれ、頼む。」ってな感じだった。俺は家に帰って、彼女に全てのグッズを送ったよ。何の言葉も返ってこなかったけどね、わかる?

    それからメタリカがベーシストを必要としていると聞いた時も、手紙を書いて自分が弾いたものをテープに録って彼らのマネジメント会社に送ったよ。連絡を取ろうと電話もかけ続けた。2週間そんなことをやってたけど、彼らからも一言も返ってこなかったよ。

    ローリング・ストーンズかメタリカみたいなバンドで演奏できたら、レスリングをやめたさ(指をパチッと鳴らす)。俺は彼らからの電話を待ち望んでいたが、ひとつも得られなかった。アンチ野郎は「おまえはメタリカのオーディションなんて受けてないだろ!」って言うだろうね。もちろんそうさ。でも俺はトライしたんだよ!


    −最近はリングに戻ろうとトレーニングをしている話をよくお話されていますが、私が知りたいのは「我々は音楽制作に戻るあなたを見られるのか?」ということです。

    それはありうるね。(訳注:ハルク・ホーガンの長女で歌手の)ブルックがそういうことをやっているから。スクラッチの曲をレコーディングするかもな。でも実は・・・実は最近ワン・ダイレクションから電話をもらったんだ。(訳注:アメリカのテレビ局)NBCは俺に彼らのインタビューをやって欲しいんだと。俺は「いいね。」と答えたんだが、それから突然、彼らのマネジネントが俺に電話をしてきた。「ステージに彼らを連れてきてもらってもいいですか?」と。「いいよ。」って言ったら、今度は「一緒に曲を演ってもらえませんか?」ときた。俺はこう答えた。「これは取引だ。俺が彼らにインタビューをする。もしキミが俺に彼らをステージに連れて行かせようとするならそうしよう。もしスタンダードなコード進行の曲があるなら(もちろん俺は彼らの曲をまったく知らなかったからね)それをすぐにでも聴いて楽しめるだろう。」

    −ハルク・ホーガンとワン・ダイレクションですか!?

    そうさ。どうなるかはいずれわかるだろう。彼らの音楽を知らないことを話すのはきまりが悪いけどね。

    −問題ないですよ。ワン・ダイレクションの曲の代わりにローリング・ストーンズの曲を知ってる方がいいですよ。

    OK。でも彼らは人気のバンドなんだろ?ボーイズバンドみたいな?

    −そうです。彼らは若者向けのボーイズバンドです。インタビューありがとうございました。

    ありがとう。

    noisey(2014-11-17)

    自分のグッズで抱き込もうとするホーガン(笑)どんな手段を使ってでもベーシストをしたかったんだなぁ・・・また違った形でベーシストの夢が叶いそうです。

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    タイトルが意味ありげですが、ネタを更新しそびれたので3つまとめて1つの記事したというだけです(汗

    まずは1つめ。
    クリフ・バートンのシグネチャー・モデルのベース・ギターが世界限定生産250本で発売とのこと。現地時間25日正午から発売開始なのですでに購入は可能です。お値段は税込み¥588,000也。ちなみに生産元は日本のメーカー「Aria Guitars」です。

    sbbng_ad

    ヘッド裏にはクリフのサインが印刷され、父親レイバートンのサイン入り認定証が付属。詳しい仕様は下記リンク先からどうぞ。
    http://www.ariaguitars.com/jp/01topics/13/sbbng.html

    2つめはジェイソン・ニューステッドの最新インタビュー。
    先ごろ発表したソロ・プロジェクトの『Metal』EPやメタリカについてMetal Forcesのインタビューで語っています。本編は超ロングインタビューなので和訳をあきらめてたところ、音楽ニュースサイトBarksさんが一部を和訳してくれたので一部転載します。

    彼は『Metal Force』のインタビューでこう話した。「もし俺がメタリカにいたら、メタリカはもはや生存していなかっただろう。バンドではなくなっていただろう」「これまで誰にも言ったことなかったけど、君には言うよ。俺は加入したときにメタリカを救った。そして、バンドをやめたときに彼らを救った。俺がその両方をやったから、彼らはいまでもいるんだ。俺だけの力でそうなったわけじゃない。だから、勘違いしないでくれ。独力じゃないんだ。俺の手柄だって思っているわけじゃない」

    また、メタリカへの復帰を望むファンの声を聞くものの、その気はないそうだ。「“バンドへは戻るの? お願いだから復帰してくれ”とか言われるが、それはあり得ない。俺はもうあのバンドにいたんだ。俺のバンド人生の半分を一緒に過ごした。俺はいまいい感じだ。彼らのバンドのいまいましさの中にいる必要はない(笑)。すでにあのバンドにいたんだよ」

    Barks(2013-01-24)
    実際、ジェイソンの加入そして脱退なしにメタリカが存在しえたかどうか考えるとジェイソンの発言はかなり考えさせられます。

    元々のインタビュー原文はこちらから。
    http://www.metalforcesmagazine.com/site/feature-newsted-01-13/

    オフィシャルのPVもアップされてました!
    NEWSTED - Soldierhead


    そして、3つめはロバート・トゥルージロ、、ではなく、ハルク・ホーガンの話題。

    以前、ハルク・ホーガンはクリフ・バートンが亡くなった後、メタリカのベーシストに電話で立候補したと語り(2009年)、その後もラーズとは友人でありメタリカ加入を誘われたと発言をエスカレートさせていました(2012年)。

    ところがラーズ本人からまったく記憶にないと一蹴されたホーガン。。

    このラーズの発言を受けてどう応えるのか??
    「Kerrang!」誌が突撃インタビューです。

    以下、管理人拙訳にてどうぞ。

    ハルク・ホーガン
    「あの噂はいろんな方向に捻じ曲げられてしまった。俺がオーディションを受けただの、俺が嘘をついただの。俺はオーディションなんて全く受けてないし、彼らは俺に興味をもたなかったんだよ。真実はレスリングに没頭する前は長いあいだ音楽を演奏していたってこと、そしてメタリカがベーシストを探していると聞いて、レスリングをやめて(指をパチンと鳴らし)メタリカに入りたいと思ったことだ・・・。彼らがベーシストを探していると聞いて、俺は昔やってたバンドからテープを集めて、サイモン・コーウェル(オーディション番組『アメリカン・アイドル』の審査員で知られるプロデューサー)と俺でプロデュースしたいくつかのテープを手に入れたんだ。GREEN JERRYってバンドで昔なじみのゲイリー・グリッター(70年代活躍したグラムロック歌手)が歌った「Leader Of The Gang」って曲をサイモンとね。サイモンがプロレスで使われる曲でプレイクを果たして、巨大なモンスターになるずっと前のことだ。

    俺はかき集めたものをメタリカに送ったが、彼らからは一言もなかった。そう、彼らは俺に何も返事をしてこなかった。彼らが俺を取るに足らないものと考えたか、いたずらかと思ったか、俺じゃないと思ったか。俺のことを良くないと思ったか。でも俺は彼らから何も返事を聞いたことがない・・・。俺はトライしたんだ。でも俺はメタリカのオーディションは受けたことがない。受けられたらいいなとは思ったけどね。でも彼らが捕まえたベーシストはとても良かったよ。なんてこった!」

    Kerrang!のインタビューの模様はこちら。


    BLABBERMOUTH.NET(2013-01-25)

    これって、、、結局、ラーズの友人だったとか、加入は誘われたなんてことはなかったってことですね。

    クリフの死後、どれだけの人がメタリカへの加入の申し出をしたか分かりませんが、テープを送っただけだったらラーズに記憶がないこともうなづける。

    メタリカのベーシストに関する記事なのに現ベーシストの鶴次郎が出てこなくてすんません(汗

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    更新ご無沙汰してます。

    ハルク・ホーガンがラーズ・ウルリッヒと友人関係にあり、メタリカ加入を誘われたと語ったことを先日紹介しましたが、その続き。ついにラーズがラジオ番組「The Howard Stern Show」のインタビューで事の真相を語りました。

    ラーズ・ウルリッヒ
    「きいてくれるかい!?恵まれてるのか、呪われているのか、キミが見たものによると、つまり俺がかなりの部分を占める詳細な記憶を多かれ少なかれ持っていると。2、3ヶ月前にあの記事が出てきたときに、俺は(記憶を辿ろうと)頭をかきむしったね。すれ違っていない限り、俺はハルク・ホーガンは知らないし、彼の事はよく知らないんだ。プロレスファンってわけでもないし・・・。すれ違ってでもない限り、例えば、洗礼名か何かで、誰もが知っているようなデイヴ・スミスとか何とかっていう洗礼名だとしても俺は知らない。彼が別の名前で俺たちといたとすると、俺は引用部“括弧”ハルク・ホーガン“括弧とじ”について何の記憶もありゃしないよ。あの記事で頭をかきむしったよ。」

    hoganmetallica

    BLABBERMOUTH.NET(2012-04-11)

    ラーズの戸惑いたるや。
    ホントに覚えていないんだな。。

    【追記】
    メタリカのベーシストとして加入しそうになった話をインタビューで明かしたのは、ホーガンの自叙伝が出る前後のリップサービス(あるいはホントの記憶違い)かなぁと個人的には思っているんですが、その自叙伝の翻訳本がすでに出版されてました!
    hogan
    我が人生の転落


    内容気になるなぁ。

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    以前もとりあげたハルク・ホーガンとメタリカの意外な関係。
    今度もまたハルク・ホーガンが大衆紙「The Sun」にメタリカとの過去について語っています。

    「プロレスラーになるまえ、俺はセッション・ミュージシャンだったんだ。」ハルク・ホーガンはイギリスの大衆紙「The Sun」に語った。「俺はベーシストだったんだ。ラーズ・ウルリッヒとダチで、彼は俺にメタリカでベースを演ってくれないかと彼らの活動初期に頼まれたんだ。でもそれはかなわなかったんだ。」

    hulk-lars

    彼は本当にギグを請われたわけではないかもしれない。彼は事実を誤認している。2009年に出した自叙伝「My Life Outside the Ring」のプロモーションでもメタリカに加入しそうだったと話しているが、彼の話は少し違っていた。

    「メタリカがベーシストを探しているときだって、電話したけど彼らからは何も返事はなかった。」Chicago Tribuneに語っている。

    いずれにしても我々はハルク・ホーガンが操るベースで、彼のヘッドバンギングで、彼が「Whiplash」「Creeping Death」のリフを奏でて、あのモンスターバンド、メタリカと成りえたのか考えざる得ない。

    Loudwire(2012-01-26)

    時が経つほど、彼のなかでメタリカとの思い出が美化されているような気がするんですが。。
    関連記事のなかでベースを弾くハルク・ホーガンの動画も紹介しているのでよろしければどうぞ。

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    日本でも「イチバーン!」のかけ声で知られるプロレスラー、
    ハルク・ホーガンがメタリカのベーシスト募集に名乗りを
    あげていたことをインタビューで明かしています。

    【メタリカにハルク・ホーガン加入?】

    (前略)「オレはミック・ジャガーの前妻のジェリー・ホールと
    一緒に賞の授与のためにイギリスにいたんだ。そしたら、
    彼女が『ローリング・ストーンズがベーシストを探していた』
    っていうんだよ。」

    「だからオレは彼女が望むものを山ほど送って頼んだんだ。
    『ミックにオレがすばらしいベーシストだと伝えてくれ』と。
    でもなんら音沙汰なしさ。」

    「メタリカがベーシストを探しているときだって、
    電話したけど彼らからは何も返事はなかった。
    オレはメタリカのベーシストになるためだったら、
    すぐにでもプロレスをやめるつもりだった
    。」(後略)

    Chicago Tribune(2009-11-01)

    ちなみにジェリー・ホールはこんな方です。

    2冊目の自叙伝となる「My Life Outside the Ring」
    のプロモーションで受けたインタビューで語っているんですが、
    あれだけプロレスで名声を得ながら、なお子どものころからの
    ミュージシャンになる夢を捨てていないんですね。

    あるイベントでも自慢のベースを披露しています。


    ベースがちっさく見えますね(笑)

    最近、新日本プロレスとも選手交流を行っているTNAと
    契約を交わしたホーガン。新日参戦とともに近々、
    この自叙伝の翻訳本も出る予感がします。

    ハルク・ホーガン(56)

    「自叙伝買ってくれよな!」


    インタビュー全文(英語)はこちらからどうぞ。


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