メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:サーフィン

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    ペルー公演を前にしたロバート・トゥルージロのインタビューを管理人拙訳にて。

    robert2014

    セットリストに入れた大多数の曲のエネルギーと速さのために、バンドメンバーが苦痛を感じることなくアグレッシブでキツいセットリストをこなせるのかと疑問をもつソーシャル・メディアのコメンテーターもいる。我々はそのことや他のことについて話そうとメタリカのベーシストであるロバート・トゥルージロと席についた。

    「(普段のセットリスト)よりキツいかもしれないね。でもそれもある時点までだよ。今のメタリカで最高なことは全てを試しているってことだね。これって素晴らしいことなんだ。リマではステージでファンと楽しい時間を過ごすつもりだよ。(リクエストによって選ばれた)セットリストを見たけど、まだライヴでやっていない曲もあった。でも、俺たちの姿勢としては『さぁ来い、やってみせる!』ってとこだね。」

    リマのセットリストでハッキリしたことは、観衆の多くが最初の5つのアルバム(『Kill 'Em All』からブラックアルバムまで)の楽曲をセットリストとしたことだ。この点についてロバートにきいてみた。

    「あれらのアルバムには本当にいい曲があると思ってる。メタリカのカタログにはたくさんの楽曲がある。普通、バンドのファンは一番古い曲を一番好きなものなんだ。実際、最初の5つのアルバムのエネルギーとか魂は特別だしね。今だって明らかに俺たちが何なのかを置き去りにすることなく、あの趣を持ったまま曲を書く手助けとなっているよ。」

    彼がメタリカに加入したのは2003年に遡る。それ以前は、メキシコの祖先をもつアメリカのミュージシャン、ロバート・トゥルージロはいくつかの有名なバンドの一員だった。80年代終盤にはスイサイダル・テンデンシーズのベースとして、さらに後にはオジー・オズボーンとも活動した。−オジーの最初のアルバムの再録盤のベースとして契約したのだ− 最後にジェイソン・ニューステッドに代わってメタリカのベーシストに選ばれた。

    なぜメタリカの新しいベーシストとしてあなたが選ばれたのだと思いますか?

    「わからない。メタリカに加入する前、カークとサーフィンに行った。いま思うのは、カークが俺とサーフィンを始めたのは、彼がバンドで万が一ベーシストが必要になったときに備えて、俺のことをもっと知りたがっていたのかもしれないね。とにかく俺たちが一緒にサーフィンしていたときは音楽の話は一切しなかったよ。波について話していたんだ。」

    2010年にメタリカがリマで公演を行った際、サーフィンはどうにかできましたか?

    「うん。前回はワイキキ・ビーチでサーフィンしに行ったよ。ソフィア・ムラノビッチとマグー・デラ・ロサ(※訳注:いずれもペルーのプロ・サーファー)に会ったんだ。おいしいセビチェ(※訳注:ラテンアメリカで食べられる魚介類のマリネ)も食べたよ。本当に楽しかったなぁ。またそんなことをしたいと思ってるよ。」

    メタリカのライヴをやるには体調がよくなければいけませんか?

    「身体的な準備なしに2時間のメタリカのライヴはできないよ。今や俺たちも年を取ってきているし、自分の身体についてはより気をつけるようになった。このご時勢に俺たちのとってアルコールやドラッグは重要なものじゃない。」


    あなたの人生を変えたアルバムは何ですか?

    「ブラック・サバスの最初のアルバム(『Black Sabbath』)は俺の人生を変えた。あれには俺もびっくりしたよ。友だちと部屋の明かりを消してロウソクに火を灯して聴いてアルバム・カバーを見ていた。サンタナの2枚目のアルバム『Abraxas(邦題:天の守護神)』は俺にとって大きな意味を持っている。ものすごくダイナミックなリズムがあるからね。アルバムでいったらクール・アンド・ザ・ギャングの『Jungle Boogie』とかレッド・ツェッペリンの『Led Zeppelin III』なんかもそうだね。」

    ミュージシャンとして最も影響を受けたのは誰ですか?

    「子供の頃、父親が弾いていたフラメンコ・ギターを挙げるかな。父親がアコースティック・ギターを弾いているっていうのが、俺の最初の音楽の思い出なんだ。」

    Peru this Week(2014-03-13)

    ツアー中のメタリカのインタビューを訳していると、時々こういう外国の食べ物(今回はセビチャ)が出てきてお腹が減ります(笑)。そして、サバスのアルバムを聴くためにわざわざ蝋燭に火を灯すとはなかなか手が込んでますね。

    さて、話題に上がっていたセットリストをおさらいしておきましょう。まずは20日に行われたペルー公演のセットリスト。

    01. Battery
    02. Master of Puppets
    03. Welcome Home (Sanitarium)
    04. Disposable Heroes
    05. The Unforgiven
    06. Lords of Summer
    07. ...And Justice for All
    08. The Four Horsemen
    09. Whiplash
    10. Orion
    11. One
    12. Ride the Lightning
    13. Fight Fire with Fire
    14. Fade to Black
    15. Enter Sandman
    Encore
    16. Creeping Death
    17. Hit the Lights (Vote of the Day Song)
    18. Seek & Destroy

    Metallica.com(2014-03-20)

    そして、その前に行われたエクアドル公演のセットリスト。

    01. Blackened
    02. Master of Puppets
    03. Welcome Home (Sanitarium)
    04. Ride the Lightning
    05. The Unforgiven
    06. Lords of Summer
    07. ...And Justice for All
    08. Sad But True
    09. Fade to Black
    10. Orion
    11. One
    12. For Whom the Bell Tolls
    13. Battery
    14. Nothing Else Matters
    15. Enter Sandman
    Encore
    16. Creeping Death
    17. Fuel (Vote of the Day Song)
    18. Seek & Destroy

    Metallica.com(2014-03-18)

    たしかにペルー公演は見事にブラックアルバムまでの楽曲+新曲になってます。公式のツアージャーナルでは「Sad But True」も「Nothing Else Matters」もない!と驚いていました(笑)。南米ファンのさらなるムチャぶりに期待しましょう。

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    メタリカのなかではベースのロバート・トゥルージロと
    ともにサーフィンを趣味にもつカーク・ハメット。
    2010年の来日時も鎌倉まで行ってサーフィンを
    楽しむはずが天候が悪くて断念したとか。

    今回はハワイのオアフ島でサーフィンを楽しむ
    カーク・ハメットの写真がTransworld.netで
    公開されていたのでご紹介。

    brian_bielmann_738q8851

    brian_bielmann_738q8430

    brian_bielmann_738q8783

    Transworld.net(2011-02-07)

    その他の写真は記事もとの上記リンク先よりご覧ください。

    胸のタトゥーは最近増えたのかな?
    それにしてもいい身体してんなぁ。。

    動画でカークのサーフィン姿を見たい方は下記リンクから。
    8:30あたりと12:30あたりから。

    Kirk Hammett and Robert Trujillo talk surf


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