メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:サム・ダン

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    ジェイソン・ニューステッドがUltimateGuitar.comのインタビューでメタリカの『Hardwired...To Self-Destruct』について語っていました。管理人拙訳にてご紹介します。

    jason_hardwired

    −『Hardwired...To Self-Destruct』について

    これまでの他のアルバムとはちょっと違うね。ロバート(・トゥルージロ)はとんでもなくすごいベーシストだし、相変わらず素晴らしいベーシストだ。彼のことは少なくとも25年以上知ってる。いつだって素晴らしい。俺は(ロバートが)インフェクシャス(・グルーヴス)のレコードは全部持っていたし、インフェクシャスのTシャツも着ていたんだ。落ち込むよ。彼のことはいつだって尊敬しているんだ。そんな彼があそこに入って彼らと一緒にあんなサウンドを作っただって?ごきげんよう!健闘を祈る!この最新作は、彼らがなにか元の歩みに戻ってきた気がして、ここに本質的な何かがあるんだと俺は感じるよ。

    −ニューステッド脱退後のメタリカのアルバムにおいてロバート・トゥルージロのベースによって何か変わったことがあるか

    (訳注:映画『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』『グローバル・メタル』の監督)サム・ダンのロバートへのインタビューを見たとき、彼は曲のパート(「Spit Out The Bone」のベース・パート)を引っ張り出していたね。それは4秒か7秒くらいのベースの演奏だった。ディストーションが効いてて、あのレミーのサウンドを得ようとしていて、ほとんど到達しているようだった。まぁ、俺が言えるのは、ジェイソン・サウンドはマーシャルのベース・アンプってことだね。もしピックで演奏しないなら、俺がヘヴィにスウィングしていたところだ。俺はベーシストとして指では演奏しないから、いつもクレイジーな抵抗を受けてきたんだ。スコアボードを見てくれ。

    ピックで演奏することに関して言えば、攻撃性と(ピックによる)アタックから来る音色は、指では得ることができない。同様にピックではできないけど、指ではできる箇所はたくさんある。俺はそれを称賛するよ。

    でもあのサウンドを相応しいものにするには(攻撃的なノイズで)チャン、チャン、チャン、ガンカ!ガンカ!ってアタックと細断するようなピッキングだね。それは特定のドライブを備えた特定のアンプを通じた、ベースの弦に対する特定の効果じゃないといけない。そしてそれはフェンダーではごまかせない。良いサウンドだけど、(アナウンサーのような生真面目な声で)ロック・アンド・ロールになりえるんだ。

    もし彼があの時にそうしてたら、本当にクレイジーな(ピックの)アタックになりえたと思う。これは非難じゃない、そう取らないでくれ。もし俺が変更した1つのセクションを聴いたら、どんな曲であってもそういうセクションになっただろう。俺はこう言ってただろうね。「おい、ちょっとピックを試してくれ。10秒間ピックで演奏してくれ、そうすればお望みの有効な手段を得られるよ」ってね。以上だ。じゃなきゃ、そんなに時間を費やしていないよ。

    UltimateGuitar.com(2017-03-24)
    ジェイソンがインタビュー中に言及したサム・ダンによるロバートのインタビューはこちら。


    ジェイソンのピック弾きのこだわりを知るとともに、もしかしたら『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲を自分のベースで試し弾きしていたんじゃ・・・と思ってしまうインタビューでした。

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    更新ご無沙汰しております。
    とりこぼしちゃったニュースは後ほどまとめてとりあげることにして、とりあえずこのニュースから。

    以前こちらでも紹介した『グローバル・メタル』やアイアン・メイデンのドキュメンタリー映画『Flight 666』で知られるサム・ダン監督の新作ドキュメンタリー『Metal Evolution』が日本で12月19日に発売予定とのこと。

    metal_evolution

    このドキュメンタリーは2011年にアメリカのケーブルTVチャンネルVH-1で放映されたもの。どんな内容なのかAmazonの説明ページから引用。

    メタル人類学者サム・ダンのライフワーク、世界中のメタル・シーンを掘り下げた空前のスケールで制作されたメタル・ヒストリー。2011年にアメリカのTV局「VH-1」で放映されたシリーズを元にした映像作品。これまで世界各地でロケを行い、数々のアーティストや関係者にインタビューを行ってきたサムだが、新たに20カ国・40都市でロケを敢行。豪華アーティストがメタルの進化を語る空前のスケールのドキュメンタリー。
    予告編の映像を見る限り、メタリカも出演ということで。


    DVDは3枚組、Blu-rayは2枚組という内容てんこ盛りな様相です。

    ■DVD
    メタル・エヴォリューション(3枚組)
    amazon
    hmv_logo

    ■Blu-ray
    メタル・エヴォリューション(2枚組)
    amazon
    hmv_logo

    ちゃんと日本語字幕つくよね。。

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    日本では2008年8月末から公開されたサム・ダン監督、
    メタリカ出演の映画『グローバル・メタル』のDVDが
    早くもアマゾンに登場です。


    『グローバル・メタル』の公式ホームページによると
    2009年2月27日に発売される予定。


    グローバル・メタル
    『グローバル・メタル』


    さすがにアマゾン。手が早いw


    予約商品なので入手可能なのは結局2009年2月27日以降
    になりそうですが。


    それにしても映画からDVD発売までの時間が最近どんどん
    短くなっているように感じるのは自分だけでしょうか?


    やっぱり見る人が限られる映画は元を取ろうとソフト化して
    PPV・セルDVD・レンタルDVDっていう流れが早くなって
    しまうんですかねぇ。。



     ↓ 同じ監督、サム・ダンの第一弾メタル映画のこちらもどうぞ

    メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー
    『メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー』


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    渋谷までサム・ダン監督のメタル映画第2弾となる
    「グローバル・メタル」を観に行ってきました!


    タイトルどおり各国にグローバル化してきた
    メタルについて取材したドキュメンタリー映画です。

     

    >>グローバル・メタル公式ページ

    監督自身がドイツのロック・フェスから始まり、
    ブラジル→日本→インド→中国→インドネシア
    →イスラエル→イラン(入国拒否されたため実際はドバイ)
    と巡っていく。



    それぞれの国に対しての感想を書いてしまうと
    そのまま映画のあらすじになってしまったので
    ここに載せるのはやめにしました。



    代わりに見終わっての管理人の感想を何点か。


    ■ラーズ・ウルリッヒの登場3回(記憶によれば)


    メタリカはライブシーン以外のインタビューでは
    ラーズのみの出演です(やっぱりw)


    いろんな人のインタビューで構成されている映画に
    しては登場回数3回は多いほうかもしれませんが、
    ラーズのコメントはあくまでもこの映画のアクセントですね。


    登場シーンは日本のファンに対してのコメント、
    もうひとつはインドネシアで行ったライヴが暴動になった件、
    さらに政治的な規制のなかで違法DLでしかメタリカを耳に
    できないファンに対してのコメントです。


    それぞれどんなコメントをしているのかは
    映画を是非ご覧ください。



    ■日本ってホント恵まれているなぁ。


    メタルに対して抑圧からの解放を託している国(人々)が
    あるのだということを初めて知りました。


    政治的、宗教的な抑圧が日常的にまったくない
    日本では考えられないほど重い意味を持っているのだと。



    マーティ・フリードマンがDeath Pandaなどを例に
    「日本には(音楽的な)タブーがない」と語っていましたが、


    >>デスパンダ


    そのインタビューを見ていてX JAPANで活躍したHIDEが
    hide with Spread Beaver名義で歌っていた一節を
    思い出していました。



    何にもないって事、そりゃあ


    なんでもアリってこと



    ■総評


    この映画の結論はあらかじめ予想できたものでしたが、
    その結論に至るまでの草の根のメタルファンたちの
    コメントに真のメタル魂をみた気がします。


    人数や背景が違うのもあるんでしょうが、彼らのン万人規模の
    ライブ映像はエネルギーと迫力が全然違いますね!


    単純なエンターテイメント映画ではないですが
    こういうのもたまにはいかがでしょうか?

    【追記】
    予告編貼っときます〜


    あっちなみに「デトロイト・メタル・シティー」の感想は
    裏日記に書いてます。(既読なあなたはスルーで(苦笑)

    >>デトロイト・メタル・シティーを観に行ってきました。


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    いまさらネタになっちゃうかもしれませんが、、、

    メタリカグッズ情報館のDVDページでも紹介している
    『メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー』。


    メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
    メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー


    その監督、サム・ダンのメタル映画第2弾、
    『グローバル・メタル』が8月23日より
    アミューズCQNでレイトショー公開だそうです。


    >>グローバル・メタル公式ページ



    レイトショー公開しかないのかしら?
    『メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー』
    真昼間からやってたじゃないか!


    と、突っ込みたくなる気持ちを抑えつつ。。



    ヘッドバンガーズ〜にはメタリカは出演していないんですが、
    今回の『グローバル・メタル』にはメタリカも出演とのこと。

     

    例によってラーズが


    しゃべりまくっているらしい。

     

    前回はアメリカとヨーロッパが中心の取材でしたが
    南米、中東、アジア、そして日本にも取材に訪れています。
    X JAPANにも取材しているそうで。


    なんでも前回の「メタルはなぜ忌み嫌われているか」に続く
    今回の取材テーマは「メタルのグローバル化」とのこと。
    ライブ映像もあるようですが、今回もインタビューが中心の
    ドキュメンタリーな構成になりそうです。



    ちなみに管理人は『メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー』
    を渋谷まで観に行ってきました。


    そのときたしか、配給元の企画かなにかで
    メタルTシャツ着ていくか、その場でヘッドバンギングすると
    割引料金で見れたはず。



    そして管理人はそのころ渋谷にメタルTシャツを着ていく勇気も、
    映画館受付前でヘッドバンギングする度胸も持ち合わせておらず
    断念したことを記憶しております(苦笑



    今回もそんな企画があったらリベンジしてみようかな。。。



    ちなみにメタリカ以外の主な出演者は以下のとおり。

    アイアン・メイデン、スレイヤー、X JAPAN、
    マックス・カヴァレラ、オーファンド・ランド、伊藤政則


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    【追記】
    上記のヘッドバンガーズの割引企画についてわたしの
    記憶違いが判明しました。正しくは、


    ・ヘッドバンギングを劇場窓口で10秒すると200円引き


    で、割引企画とは別にメタルファッション・コンテスト
    として劇場ロビーで「メタルファッション」で写真を
    とり、サム・ダン監督に鑑定してもらうという企画と
    混同していました。写真は持ち込みも可だったみたいです。

     

    【追記2】

    映画「グローバル・メタル」を観に行ってきました!

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