−メガデス活動初期にセカンド・ギタリストとして参加していたことについて(メガデスの最初の5公演に参加)
俺はラッキーな人間だよ。カーク・ハメットに悪気があるわけじゃないんだけど、カークは俺の素晴らしい友人だからね。でも、ムステインのいるメタリカを観られてラッキーだった。こんなこと言えることがレアだからね。彼らが(ロサンゼルスの)Woodstockで演っていたのを観て、ムステインに惹きつけられた。彼はどこからかで見つけてきたやり方でギターを弾いていた。俺は今の今だってあんなことできやしない。だから彼のギター奏法にはただただぶっ飛んだ。それと気がついたんだ。あれはB.C.リッチのギターだとね。俺たちみんな、当時はB.C.リッチのギターで演奏していたから・・・。俺が思うにあれはデイヴが俺に(メガデスで)演るかどうか尋ねてきた時に観たものだった。
結局、俺は・・・「これはとんでもない学習環境だ」と思ったんだ。みんなが俺を観て、スレイヤーの俺を知ることになるとも思った。つまり、俺たちだけがベイエリアに行って、そこで激しく盛り上げていたから。人が俺を観たら、少なくとも「スレイヤーだ」と思うはずだとね。スレイヤーを念頭に置いたベストの意図を持っていたわけ。だから俺が出向いて「メガデスに入りたい」と言ったわけじゃないんだ。誰がメガデスに数時間以上いられるか俺にはわからないね。あいつはクレイジーだから。
−メガデス活動初期のデイヴ・ムステインとの最悪のエピソードはあるかについて
彼は当時クールだったよ。大量のドラッグ、そして今日の彼の人間形成を支援する可笑しなカリキュラムがそれからあったんだろう。でも当時はいい時代だったよ。スレイヤーで演った会場全てで演奏してさ・・・なんというか・・・違う音楽を演奏するわけだ。彼のは明らかにもっと・・・「複雑」とは言わないけど、俺たちも複雑なパートはやっているから。でもただ・・・彼は俺とはまったく違う奥行きでリフを書くんだ・・・。彼と何ヶ月も一緒に弾いてきた後でさえ、それでもやっぱり・・・俺はあんな風にはしないだろう。俺のスタイルじゃないんだ。
BLABBERMOUTH.NET(2015-04-22)
インタビュー動画を見てみると、スレイヤー結成過程のなかでもメタリカの結成過程と同じく地元誌「Recycler」の広告が使われていたことも語られていました。デイヴのことをクレイジーと言っているのは賛辞と冗談が入り混じったニュアンスに見えます。
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