この手のランキングはいろんな意見がありますが、
今回は新譜のソロアルバムでガンズのメンバーが4人も
参加することでも話題のギタリスト、スラッシュが選ぶベスト10。

スラッシュ本人のコメントとともにどうぞ。

【スラッシュが選ぶギター・リフ・ベスト10】

1. “Black Dog”  Led Zeppelin

これはもう『間違いないだろ』って感じだな。
この曲はまさにハンパねぇ。マジでヘヴィだぜ。


2. “Over Under Sideways Down”  The Yardbirds

この曲のブルースなところが好きになれないかもしれない。
ビートのあいだを行ったり来たりするジャズみたいだ。
でもこいつもちょっとやべぇだろ。俺は好きだな。

3. “Purple Haze”  Jimi Hendrix

もう何回も聴いているだろうから、当たり前って思うかも
しれないけど、この曲はほぼ完璧なリフだし、
ホントによくできてるよ。曲の構成もテクニックも
とてもユニークだよ。元祖ロックンロール・リフだな。

4. “More of that Jazz”  Queen

ブライアン・メイはクイーンのキャリアのなかですげぇ
やべぇリフを書いたよな。俺がギターを始めたとき、
ちょうどJazzが出たんだ。この曲にはぶち抜かれたね。
あやうく見逃すところだったよ。


5. “Life in the Fast Lane”  The Eagles

キラー・リフだね。マジで殺人的。小学生のときに
この曲を初めて聴いたに違いないんだ。ちくしょう、
もうそんな前になるのか?


6. “Disposable Heroes”  Metallica

これはメタリカのアルバムのなかでも最強の
『Master of Puppets』からの曲だね。
この曲のリズム、タイミングが好きだよ。
そして、本当に運の悪い運転もくらっちまったな。
何か悪いことが起ころうとしていたのを知っていたかのように。


7. “Superstition”  Jeff Beck

このグループがワウ・ペダルとディストーション・ペダルから
得たサウンドはちょっと風変わりだけど、いまだに
俺を激しく揺さぶるね。史上最も素晴らしい
ロック・ギター・サウンドのひとつだよ。


8. “Show Your Love (I’m the One)”  Van Halen

1枚目で完璧なアルバムでデビューするバンドがいたりするけど、
それはデビュー・アルバムがバンドのユニークな音を表現している
からさ。ヴァン・ヘイレンもデビュー・アルバムで一撃ぶちかました
バンドのひとつだよ。イカしてるし、見事な出来だ。
マジでエネルギーをもらえるし、大胆不敵なギターの離れ業
って感じだよな。


9. “Back in the Saddle”  Aerosmith

これは俺が初めて学んだギター・リフのひとつだな。
このリフを聴いたとき、女の子の家で「ヤッてた」んだ。
そしてこの曲がラジオから流れてきたとき、俺はもっと大事なことが
あるって気付いたのさ。これは(レッド・ツェッペリンの)
「Whole Lotta Love」以来、俺が聴いた最もセクシーでたちの悪い
ギター・リフのひとつさ。

10. “I Want You (She’s So Heavy)”  The Beatles

奇抜でブルージーだよな。はじめ軽快、のちヘヴィってなもんだ。
うまくいかなかった2つの音源があったのを一緒くたにしたからさ。
一級品だね。


PasteMagazine.com(2010-02-10)


メタリカの部分はうまく訳せているかわかりませんが、
おそらくクリフ・バートンの事故のことを
言っているのかと思います。

それにしてもなかなかコアな選出ですね。
ネタ元の記事で全曲試聴可能です。


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