更新ご無沙汰しております。今回は翻訳が追いつかなくてなかなか紹介できなかった動画について。
メタリカが『Ride The Lightning』『Master of Puppets』の曲を制作していたガレージの廃材を使ったギターを制作。ジェイムズ・ヘットフィールドがその経緯やギターのデザインについて語っていました。管理人拙訳にてご紹介。
動画はこちらから。
ラーズが話している回想シーンは2016年のレコードストアデイでインストアライヴを行った後に、ガレージのあった場所で行われたパーティーでの場面。詳細は関連記事をご参照ください。
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メタリカが『Ride The Lightning』『Master of Puppets』の曲を制作していたガレージの廃材を使ったギターを制作。ジェイムズ・ヘットフィールドがその経緯やギターのデザインについて語っていました。管理人拙訳にてご紹介。
ジェイムズ・ヘットフィールド
「ギターの名前は「Carl」。カールソン通りからとった。俺たちは大きな場所に巨大な部屋を持っている。ぶっ飛んだロックスターみたいに『カールソンのガレージをこの部屋に持ってこよう』っていうのはクールだと思ったんだ。つまり、それは『Ride the Lightning』のバナーのような昔使っていたものを全て持ってくるってことだ。ガレージをそのままここに一緒に持ってこようとね。ただ、そんなバカげたことが達成されることはなかった。後でガレージが取り壊されたことを知ることになったんだ。そこで少し前に俺たちはカールソンに行ってきた。あの場所で素晴らしいお膳立てをしてくれたよ。」
ラーズ・ウルリッヒ(回想)
「このガレージで2つのレコードの曲を書いた。『Ride the Lightning』『Master of Puppets』はそこのガレージで書かれたんだ。」
ジェイムズ・ヘットフィールド
「ずっと前からの友人たちは以前と変わらず、超クールで、昔のパンクロックの仲間のアンディー・アンダーソンと話をした。彼はアティテュード・アジャストメントってバンドをやってる。彼は『そういえば(ガレージに使われていた)廃木材を持ってるよ』って言うんだ。『本当?』ってなったね。」
ラーズ・ウルリッヒ(回想)
「俺たちはキミたちが座っているまさにその場所で『Master of Puppets』の曲を書いた。そこがガレージだったからね。ガレージがそこにあったんだ。ガレージは誰の手にあるんだ?俺たちに返せよ(笑)」
ジェイムズ・ヘットフィールド
「彼は8つくらいの小さい廃木材を持ってきてくれた。以前にケン・ローレンスが俺のために手がけたギターが細部までこだわったものだった。だから彼ならあの廃材でやってくれると思ったんだ。でも俺は今回のギターは粗削りな感じにしたかった。まさにあのガレージのようにね。」
「俺たちと共に仕事をするアーティストには、あまりに多くの方向性を示唆してしまうとそれがアートでは無くなってしまう。俺の考えではね。(普通なら)何をするのかわかっているアーティストを好むだろう。俺が知ってるケンなら、あの廃材で演奏できて、キレイに加工された使いやすいものにするだろう。だから俺は仕上がりについて心配していた。はじめはキレイにしすぎるんじゃないかと心配していたんだ。だが彼はそうしなかった。彼のワイヤーブラシによって、木材の感触、木目の感触を留めるものにしてくれた。レコード盤のグルーヴのようにね。」
「ケンはこのギターに意味を込めてくれた。彼が考える、昔使われていたこの廃材に合う物語をね。(物語は)多層構造になっていて、クリフがあのガレージを美しく飾っている。(ギターのフレットボードを指さしながら)ここに俺たち3人、これがクリフ。(向かって左から)カーク・"ザ・リッパー"・ハメット、これがラーズでライトニング・ドラムスティックを持っている。これが俺で絶対菜食主義者を脅かす者(笑)。それからこれがクリフ。Orionで映し出されたものだ。」
「太陽が橋のある港の先に昇り、俺たちは(橋=ベイブリッジを渡って)クリフに合流するためにサンフランシスコにやってきた。『Master of Puppets』も書いた。クリフはこの世を去ったが、今も空からオリオン座として俺たちを見守っている。これはガレージとそこにいる俺たち4人を表していて、俺たちの心の中に永遠にあるものだ。」
−とてもヘヴィな物語だ
「間違いないね。それだけじゃないんだ。(向かって左から)3、1、3、2とガレージの入り口にあるカールソン通り3132の住所を表している。(後略)」
動画はこちらから。
ラーズが話している回想シーンは2016年のレコードストアデイでインストアライヴを行った後に、ガレージのあった場所で行われたパーティーでの場面。詳細は関連記事をご参照ください。
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