メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    カテゴリ: ネタ

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    メタリカのデビュー前のデモテープ『No Life 'Till Leather』。2015年のレコードストアデイで復刻版カセットが発売され、拡張バージョンとして「CDやアナログ盤、コレクターズ・エディションをリリースする予定」だと発表されていました。しかし現在まで実現せず、ラーズ・ウルリッヒはその理由を「法的な予期せぬ困難」と語っていました。
    no-life-til-leather-cassette

    そんななか、『No Life 'Till Leather』のベースを誰が弾いているのかというツイッター上の会話に対してデイヴ・ムステインが参加。『No Life 'Till Leather』の拡張バージョンが破談になったわけを語っていました。管理人拙訳にてご紹介。

    −ベースはロン・マクガヴァニーだけど、クレジットされていない。彼(ロン)は私にツイッターでそのことを認めていたよ。

    デイヴ・ムステイン
    ラーズは一体全体、誰をキッチリとクレジットしてきたっていうんだ?

    −自分の名前だけクレジットして、もっと金儲けできるってことじゃないかな。

    デイヴ・ムステイン
    2年前にジェイムズが俺に連絡を入れた。俺たちは『No Life Till Leather』のデモテープを正式にレコードとして、27曲、写真、もろもろ一緒にリリースするつもりだったんだ。だがその話は破談になった。俺が全ての音符と歌詞を書いた2曲のクレジットをラーズが欲しがったからな。(やりとりした)メールもある。止めにしたよ。

    davemustaine_nltl01
    davemustaine_nltl00

    Twitter(2017-11-30)

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    ラーズ・ウルリッヒ「『No Life 'Til Leather』拡張バージョン発売延期の理由は法的問題」
    メタリカ、デビュー前のデモ・テープ『No Life 'Til Leather』の復刻版をリリース
    メタリカのデモテープ『No Life 'Til Leather』を10倍大きくしたコーヒーテーブルを販売するHR/HMフリークな家具店

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    デンマークの首相ラース・ロッケ・ラスムッセンがデンマーク訪問中のインドネシアの大統領ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)にメタリカの『Master Of Puppets』のリマスター盤デラックスボックスセットをサプライズでプレゼントしたとのこと。

    2017_11_28_joco_widodo
    『Master Of Puppets』BOXセットを手渡すラスムッセン首相(右)と受け取るジョコウィ大統領(左)

    BOXセットを受け取ったジョコウィ大統領は「ラスムッセン総理大臣は私の好みをよくご存知だ」とご満悦の様子。お礼にレンコンと呼ばれるインドネシア・アチェ州の伝統的な短剣をラスムッセン首相にプレゼントしたとのこと。

    TheJakartaPostより(2017-11-28)

    ジョコ・ウィドド大統領はメタル好きで知られており、ジャカルタ州知事時代にはロバート・トゥルージロから贈呈されたベースギターが汚職の嫌疑をかけられ没収されるということがありました。

    【追記】
    現地でもニュースになった模様。よく見るとラーズのサインが入ってます。


    【追記】
    ラーズ・ウルリッヒがinstagramでコメント。
    joco_mop
    これはクールだね・・・。デンマークのラース・ロッケ・ラスムッセン総理大臣がインドネシアのジョコ・ウィドド大統領に渡す『Master Of Puppets』のBOXセットに俺がサインした。彼(ジョコ)はロックミュージックの大ファンとして有名で2013年にはジャカルタで俺たちを観に来たんだ・・・。音楽は本当に人をつなぐ!!

    instagram(2017-11-29)

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    ロバート・トゥルージロが送ったベース・ギターの行方がニュースに。
    メタリカからジャカルタ州知事に贈られたベースギター、やっぱり没収
    『Master of Puppets』のリマスターBOXが2017年11月10日発売決定、予約受付開始
    『Master of Puppets』のリマスター・デラックス・ボックス・セットが日本で発売決定

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    メタリカを脱退してから、紆余曲折を経て絵画制作と地元でのアコースティックバンドでの活動を行っているジェイソン・ニューステッド。2017年10月19日にプエルトリコでのハリケーン被害への支援のために開催されたコンサートで「Turn The Page」を披露。


    さらにモンタナにある自宅を495万ドルで売り出したと話題になっていました。


    最近ではフロリダ州ジュピターで音楽と絵画制作を行っていることが多いというジェイソン。近況を語るロングインタビューがジュピターの地元紙に掲載されていましたので管理人拙訳にて紹介します。
    jasonnewsted_000

    ニューステッドは言う。「お気に入りのバンドに参加できたんだ。俺は本当にマジでラッキーだよ。世界も5回廻れた。15年間夢のような状態にいると想像してみてくれ。それが俺の経験をまとめる唯一の方法なんだ。あまりに楽しすぎたと言えば十分だろう。」

    (中略)

    広範囲にわたるワールドツアーの生活から離れたニューステッドの現在の状況は、もう少し組織立って個人的な天職を探求することを可能にしている。彼は1年を通して自分の時間をカリフォルニア、ミシガン、モンタナ、ジュピターで過ごしている。4つの場所のうち、ジュピターはジェイソンが最も長居している場所だ。必要な癒しと自分のペースで創造性の歯止めを解くことに集中できるからだと断言する。

    ニューステッドは言う。「毎年ますますここで過ごすようになっている。ロードに出て15年間、第一線のツアー生活という狂気を過ごしていたから、ここは全てのものから距離を置くための場所なんだ。自分が落ち着いてリセットする場所になっている。ほどなく一年中ここにいる自分が見えるよ。」

    jasonnewsted_001

    ニューステッドのフロリダとの結びつきは根深く、ジュピターよりもはるかに広がっている。11歳でミシガン州のナイルズとカラマズーで暮らしていた彼は、家族がザファーヒルズにドライブしてニューステッドの祖父母のロイドとデルマを訪ねた時に初めてフロリダ州に触れた。祖父母は当時、フロリダ州西部の街でトレーラーハウスを買っていた。数年後、ニューステッドの父、ロバートは退職後にゼファーヒルズの同じトレーラーハウスに移り住み、ロイドとデルマの面倒を見た。

    (中略)

    その後、フロリダの東海岸周辺をメタリカがツアーで廻ると、ニューステッドはオフの日には家族を訪ねた。ロイドとデルマの名前が入ったメタリカのゴールドアルバム、プラチナムアルバムを壁に飾って孫のことを誇りに思う祖父母を見ることは彼に大きな達成感をもたらした。彼は90年代の終わりに祖父母を訪ねるためにフリーウェイとフロリダズ・ターンパイクを行ったり来たりして、ジュピターの出口を頻繁に通り抜け、説明のつかない繋がりを感じていたことを思い出していた。ニューステッドは断言する。「ジュピターという場所に住むことについて、何か潜在的に夢想していたものがあったんだ。ある種の魅力がある。」

    (中略)

    しかしジュピターがどんな場所であろうとも、この伝説的アーティストは自分を見出したり見失ったりする。もっと言えば、彼はいつも創造的エンジンに燃料を供給し、残りは紙の上の全てのインク、さらに最近ではキャンパス上のペイントに向いている。ニューステッドは信条を明らかにする。「俺はここにいるってことを証明するために毎日何かをしなければならない。それは1枚のペインティング、5枚の絵画、6枚のドローイング、1つの曲、6つの曲、あるいはめちゃくちゃビールを飲んだ地元のヤツと一緒に即席のセッションをすることだったりする。俺はそれを記録しようとするんだ。俺は20歳の頃から全てを記録し、さまざまな形で行ってきた。俺はその日の記録を残すことができるようになるために、その日にしたことを(何かしらの形で)示す。もし参照したり、追体験したりする必要があれば、すぐそこにあるってわけだ。」

    jasonnewsted_002

    ニューステッドにとって絵画は音楽と同じ高さに達する情熱だ。2004年、ニューステッドはレコーディングセッション中に落下したベースのアンプヘッドを掴もうとして肩のケガを負った。手術が必要となり、長い回復過程が続いた。この間、ニューステッドは「内なるものを外に出す」必要があることを思い出し、さまざまな方法を試すうちに、絵を描くことに変わっていった。彼は自分の「カラフルでクレイジーな絵」が、その時点で作っていた「カラフルでクレイジーな音楽」と同じように感じている。ブラシをキャンバスにすべらすことが、ニューステッドが肩のケガを癒す時間を過ごすための単なる気晴らしではないことが分かった。その時、絵を描くことへの飢えは収まることがなかったのだ。

    彼は一見「いつもそこにある」この才能を磨き、展示会に値する数々の作品を作った後、ニューステッドは2010年5月5日、カリフォルニア州サンフランシスコで最初の個展を開いた。

    (中略)

    アートショーが行われる限り、ニューステッドのスケジュールは埋まっている。彼は昨年5月にアートニューヨークで開催された「RAWK」展で、展示作品の9割を著名かつ世間に認められた国際的なコレクターに販売し成功を収めた。短期間だが2017年12月1日から2018年2月3日までレイクワースにあるパームビーチ・カルチュアル・カウンシルのロバート・M・モンゴメリージュニアビルで彼の作品が公開される予定だ。2017年12月5日のアート・マイアミでも大きな存在感を示すことになるだろう。

    (中略)

    jasonnewsted_003

    ニューステッドは楽器との長きにわたる関係をよくわかっている。メタリカの前にも後にも彼の運命は常にベースギター、リズムギター、あるいはドラムによる演奏やレコーディングと関わってきた。彼の軌跡はフロットサム・アンド・ジェットサム(Flotsam and Jetsam)からメタリカ、エコーブレイン(Echobrain)からヴォイヴォド(Voivod)、ニューステッド(Newsted)からフーケアズ(WhoCares)、ロックスター・スーパーノヴァ(Rock Star Supernova)から一時的にではあるもののオジー・オズボーンやティナ・ターナーとまでコラボしている。

    今日ではニューステッドはアコースティックギターとの関係を育んでおり、ジェイソン・ニューステッド&チョップハウス・バンドとして知られる彼が結成したフォークバンドのリードヴォーカリストの役割を担っている。この名前は1992年にカリフォルニア州サンフランシスコにニューステッドが設立したレーベルから派生したもので、ニューステッドの『Heavy Metal Music』EPがレコーディングされたところだ。チョップハウス・バンドのレパートリーには、ジョニー・キャッシュ、ジョージ・ジョーンズ、トム・ウェイツ、ニール・ヤング、ボブ・ディラン、ジェイソン・イッセルといった伝説的アーティストのフォークソングのカヴァーが含まれている。

    (中略)

    ニューステッドによると、このプロジェクトは実際新たにしており、グループメンバーは絶えず流動的だ。彼らは継続的なツアースケジュールを立てていないが、これはニューステッドの外部契約に起因するところだ。ただしチョップハウス・バンドはアメリカ全土でショーを行っている。(中略)そのあいだにニューステッドはチョップハウス・バンドのセットリストに曲を加えるためだけでなく、近い将来アルバムのレコーディングできればとオリジナル曲を書き始めている。

    InJupiter(2017-10-30)
    音楽や絵画といった創作活動で得た収益の一部は各財団・慈善団体を通じて音楽・環境教育に寄付しているとのこと。

    引用記事中にも出てきたジェイソンの『RAWK』展は今後もアメリカ各地で巡回を予定しており、パームビーチでの展示を控えて冊子で特集が行われていました。
    JasonNewsted_2017_00

    JasonNewsted_2017_01
    JasonNewsted_2017_02
    JasonNewsted_2017_03

    以下、ジェイソン・ニューステッドの『RAWK』展の巡回予定。
    Dec 1, 2017 - Feb 3, 2018
    Newsted exhibits his collection at the The Robert M. Montgomery, Jr. Building Main Gallery of the Cultural Council of the Palm Beaches (open to the public).

    601 Lake Avenue, Lake Worth, FL 33460

    (561) 471-2901 | www.palmbeachculture.com
    Dec 5 - 10, 2017
    Newsted’s art exhibit at Art Miami
    (see website for ticket information).

    One Herald Plaza @ NE 14TH Street, Miami, FL 33132

    1-800-376-5850 | www.artmiamifair.com
    Jan 11 - 15, 2018
    Newsted shows his art at Palm Beach Modern
    + Contemporary art fair.

    824 S Dixie Hwy @ Okeechobee Blvd, West Palm Beach, FL 33401

    (305) 517-7977 | www.artpbfair.com
    Feb 15 - 19, 2018
    Newsted exhibits his collection at Art Wynwood
    (see website for ticket information).

    One Herald Plaza @ NE 14TH Street, Miami, FL 33132

    (305) 517-7977 | www.artwynwood.com
    Feb (TBD)
    Private showing of Newsted’s art at Arcature
    Fine Art Gallery

    318 Worth Avenue, Palm Beach, FL 33480

    (561) 805-9388 | www.artnet.com/galleries/arcature-fine-art/

    関連記事
    ジェイソン・ニューステッド、音楽活動から離れて個展を開く。
    ジェイソン・ニューステッド、地元でアコースティックライヴ開催
    ジェイソン・ニューステッド、アコースティック・プロジェクト「Would And Steal」始動
    ジェイソン・ニューステッド「これからはアコースティック音楽をやっていきたい」
    ジェイソン・ニューステッド、2016年9月に「JASON NEWSTED AND THE CHOPHOUSE BAND」名義でツアー
    ジェイソン・ニューステッド、国際現代美術展デビュー
    ジェイソン・ニューステッド、メタリカ初来日時の「ワサビの洗礼」について語る

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    「Death before decaf」=「カフェイン抜きのコーヒーを飲むくらいだったら死んだ方がマシ」Tシャツを着るほどコーヒー好きなカーク・ハメットですが、なんと自前のブレンドコーヒーが発売されました。
    deathbeforedecaf_kirk

    カーク自身が創設したギターペダルメーカーKHDKエレクトロニクスと、シカゴに拠点をおくダーク・マター・コーヒーがコラボしたブレンドコーヒーで、その名も「Ghoul Screamer (KHDK Limited Blend) 」。エルサルバドル産の豆が使用されているとのこと。
    GhoulScreamer_Fr
    購入はこちらから。
    https://www.darkmattercoffee.com/products/ghoul-screamer-khdk-limited-blend

    試飲するカーク。


    ちなみに冒頭で挙げたカーク着用のこちらのTシャツは下記のリンクから購入できます。
    deathbeforedecaftee
    https://pyknic.com/products/death-before-decaf-tee


    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    カーク・ハメット共同創設のギターペダルメーカーKHDKから新ギターペダル「Scuzz Box」のデモンストレーション映像公開
    カーク・ハメットが構想から携わったギターペダルがハロウィンに発売予定

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    Supremeが2017年の秋冬コレクションでメタリカのアルバム『Load』のアートワークを使用したスケートボード・デッキ、フーディー、帽子、スウェットパンツを発売することは先日お知らせした通り。今回はこれに加えてVansとSupremeがコラボしたスニーカーも同日発売されると発表されました。発売されるのは、「Sk8-Hi」「Chukka」「Old Skool」の3種類(画像参照)。

    supreme_xx
    instagramより

    またこれに合わせて、『Load』のアートワークを手がけたアンドレス・セラーノ作品「Piss Chirst」のTシャツやフーディーも発表されました。やはりSupremeとしてはメタリカの『Load』というより、アンドレス・セラーノの「Blood & Semen」とのコラボということでしょうか。

    発売開始は、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリの店舗とオンラインストアは2017年9月21日から、日本では2017年9月23日からとのこと。

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    Supreme、2017年秋冬コレクションでメタリカの『Load』のアートワークを使用
    メタリカ×VANSの『KILL 'EM ALL』スニーカーが発売予定など
    メタリカ自らがデザインしたVansのコラボ・シューズ発売開始

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    メタリカのTシャツが広く着られるようになった昨今ですが、季節変わって秋物ファッションでもメタリカの登場です。GUから2017年秋の新作でメタリカのアイテムが発売されています。

    00_tp
    メタリカが初めて出したTシャツに描かれた「The Young Metal Attack」を長袖Tシャツで、そしてパスヘッドの「The Shortest Straw」のアートワークをパーカーで、色違い3色の発売。

    秋物特集ページではコーディネート例も紹介されています。
    170904_model_04
    170904_model_03
    http://www.gu-japan.com/jp/feature/autumnstreet/men/pc/

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    GUよりメタリカ等ロックTシャツ発売
    ユニクロからメタリカ等ロックTシャツの新作が2017年3月27日に発売開始
    ユニクロでメタリカTシャツが販売されている件
    レディースファッションブランド、ジーナシス(JEANASIS)でメタリカTシャツ発売、女性有名人のメタリカTシャツ着用例

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    スケーターファッションで知られるブランド、Supremeが2017年の秋冬コレクションでメタリカの『Load』のアートワークを使用したラインナップを発表。発表されたのはスケートボード・デッキの他、フーディー、帽子、スウェットパンツ。

    supreme_00

    supreme_05supreme_03

    supreme_04

    Supreme(2017-08-16)

    『Load』のジャケット写真は、アルバム発売以前の1990年にアンドレス・セラーノによって発表された「Blood and Semen」から採用された写真(カークが作品集を見て気に入ったことがきっかけで、ラーズとカーク主導で決まったとか)。その作品名の通り、牛の【血液】とアンドレス自身の【精液】をアクリルシートに混ぜて撮影されたものです(ちなみに『Reload』も同じ手法で尿と血を撮影したもの)。
    Load

    アンドレスはその他にも「Piss Chirst」という自分の尿が入った容器に浸かったキリスト像の写真や、「The Klan」という白人至上主義団体"KKK"幹部の写真、「The Morgue」という身元不明の死体写真など問題作を数多く世に発表している写真家です。

    Supremeはこれまでブラック・サバスやスレイヤーのアートワークを使用したラインナップを発表したこともあり、アンドレスの作品というよりもメタリカのアルバムジャケットとして採用したと思われます。しかし、メタリカのアルバムのなかでも『Load』という特殊な位置づけのアルバムから、さらにアートワーク自体が問題作というデザインを採用とはなかなか思い切ったことをしたものです。。

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
    メタリカとアート。(『LOAD』『RELOAD』ジャケ写真編1)
    メタリカとアート。(『LOAD』『RELOAD』ジャケ写真編2)
    ユニクロでメタリカTシャツが販売されている件
    ユニクロからメタリカ等ロックTシャツの新作が2017年3月27日に発売開始
    GUよりメタリカ等ロックTシャツ発売
    レディースファッションブランド、ジーナシス(JEANASIS)でメタリカTシャツ発売、女性有名人のメタリカTシャツ着用例

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    2017年7月29日にロサンゼルス公演を控えたなか、Los Angels Daily Newsでのロバート・トゥルージロのインタビュー。今回のWorldwiredTourの充実ぶりがうかがえます。管理人拙訳にてご紹介。

    rob_2017_1

    −これまでの今回のツアーについてどう思いますか?

    No.1だよ、充実している。俺たちは素晴らしい時間を過ごしているね。みんなが本当に受け入れてくれているように見える新曲も演奏するようになっているから、いつもエキサイティングだし。実際、ステージ装置の観点じゃメタリカ最大のツアーになっているから、とてもエキサイティングなんだ・・・カリフォルニアに戻れるのを楽しみにしているよ。俺はそこに住んでいるから、俺にとってホームなんだ。

    −メタリカにはいつも情熱的なファンがいます。このアルバムで新しいファンを獲得しているのでは?ショーをやってきて、その点についてはどうですか?

    キミがその話を持ち出したのは興味深いね。毎晩ジェイムズが観衆にメタリカのショーに初めて来た人はどのくらいいるか尋ねているんだけど、いつも少なくとも観衆の半分がそうなんだ。これだけ年月を経てもなお、バンドが大きな意味を持っているのは本当にクールだし、興味深いところだね。実際、全世代の人たちもいて、観衆の中にはたくさんの若い人をみかけるから、俺たちは正しいことをやっているんだってことだ。

    −この新しいアルバムは、好意的な評価を得て、かなりうまくいっているように思います。このアルバムの何が成功したと思いますか?

    この全過程に渡る道のりの素晴らしいところは、俺にとって新しいメンバーとして14年が経ち、各々のアルバムの性格や経験がそれぞれ異なっているってことなんだ。俺たちはいつもファンとともに激しい起伏を遂げてきたわけだけど、最終的にはファンはとても忠実でいてくれている。俺がメタリカについて言えることの1つは、メタリカは新しいことや、様式的にみても自分たちが演っていて気持ちいいと感じる音楽に身を任せることに挑戦するのが全てなんだ。俺たちはできるだけ多くの楽しみを持って、時には繋がり、時にはそうじゃない場合がある。でも今こうして働けていて、そうなっているのは嬉しいよ。好評を得ているように感じるのはいつだって素晴らしいことだからね。

    −今回はかなりまっすぐなヘヴィメタルになっています。このアルバムにはバラ―ドはありませんよね?

    そういうわけでもないよ。俺はそう考えたことはなかったけど、今そう言われるとそうなのかも。(どう感じるか)大部分はそっち側にあるわけで。

    −どの曲がライヴでやっていて楽しいですか?

    俺たちはどの曲も楽しんでやっているよ。「Spit Out the Bone」みたいにもうすぐライヴでやろうと取り組んでいる曲もある。ちょっと難しいと言えるね。テンポやバイブスの起伏がちょっと激しいから。そこがメタリカの音楽で俺が一番興奮するところだけど。


    −「ManUNkind」では作曲にも関わっていますね。この曲について教えてくれますか?

    特別な展開、たくさんのダイナミクスを持っているもうひとつの曲だね。もうひとつの(やっていて)楽しい曲でもある。演奏はしているけど、ライヴではやったことがない。まだライヴでやるために曲に取り組んでいるところなんだ。今、俺たちはセットリストの大部分を把握できていて、毎晩(セットリストの)ある部分を替えている。「ManUnkind」は間違いなく自分が一役買った曲だし、誇りに思っているよ。

    −「Atlas, Rise!」はアリーナ向けの曲ですね。ここでもやりますか?

    あぁそうだね。「Atlas, Rise!」はアルバムのなかでも一番人気のある曲のひとつなんだ。アップテンポでありながら、グルーヴ寄りでもある。俺もこの曲は大好きだよ。この曲と「Moth Into Flame」の2曲は、少なくともライヴでやってみて、とても人気があるように思う。「Moth Into Flame」はグラミー賞授賞式でもやった曲で、パフォーマンスの間にジェイムズのマイクが作動しなかったから(グラミー賞授賞式が行われた)LAから来た全てのファンにちゃんと作動するマイクで生のボーカルを実際に目撃するために戻ってきてほしいね。俺たちは(LAに)戻って、もう一度熱狂させるつもりだよ。

    −なぜこれだけアルバム発表のあいだが空いてしまったのでしょうか?

    俺たちはそのあいだにかなり熱心にツアーをしていたんだ。(それから)曲を書き、レコーディングしなければならない。俺たちはルー・リードともアルバムを作っていたし、それに時間を掛けていた。それから3D映画の『Through The Never』でも2年掛けていた。だから8年間休んでいたわけじゃない。俺たちは間違いなく働き続けていたんだ・・・。アルバムそのものは作曲とレコーディングに2年だから、そこまでマズいとは思わないけど、俺たちが行ったさまざまなサイドプロジェクトに関わらず、長い時間は掛かるものだよ。

    −そういった年月を経て、あなた方はバンドやミュージシャンとして今どう感じていますか?

    素晴らしい時間を過ごせているし、楽しいよ。創造性の欠如、アイデアやグルーヴの欠如なんてものはない。実際、ある晩なんかステージに出る前に俺たちはジャムルームで3つのアイデアを思いついたよ。

    Los Angels Daily News(2017-07-23)

    はたして「ホーム」に戻って、新たなライヴ初披露曲は生まれるのでしょうか?

    ブログランキングに参加しています。
    応援クリックをヨロシクお願いします。

    関連記事
     ラーズ・ウルリッヒ「「Spit Out The Bone」はスタジアムでやるには適していない」
    カーク・ハメット「「Spit Out The Bone」ライヴ披露、夏までには」
    ロバート・トゥルージロ製作総指揮、映画『JACO』のブルーレイがタワーレコードで独占発売中

    このページのトップヘ