12月2日にTVKで放送された、伊藤政則氏によるロンドン公演バックステージでのラーズ・ウルリッヒのインタビューを表情とともにご紹介。初来日公演当時のこと、『Master Of Puppets』について語ってくれています。
すでにジャスティスアルバムとブラックアルバム時代のメモラビリアについてバンドから募集がされており、来年以降もリマスター盤の発売が続きそうです。来日公演のお話はPart3でしょうか。。。
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−BOXのなかにボクのインタビューの映像も入ってるんですけど、実はインタビューは日本公演のリハーサルやったんですかね。そのリハーサルの後にインタビューしたんですけど、あの時ジェイソン入ってすぐだったので、日本公演のリハーサルが必要だということでリハーサルしたんだと思うんです。その辺のこと覚えています?
もちろん、あれは大変な時だった。事故があってクリフが他界した。全てがクレイジーで混乱していた。当時、日本公演がブッキングされていて、ツアーを日本で締めくくる事になっていた。
日本に行くのは初めてだったけど、苦しい状況に追い込まれ、これからどうするか次に何をするべきかと考えた結果、それを乗り越えて進む事にした。クリフもきっと継続していくのを望んでいると考えベストなのは続ける事だと思った。
ジェイソン・ニューステッドはまるで神からの授かりもので天から僕達の世界に舞い降りた。そうやって僕達は日本に行ったんだ。
僕らはまだショックで周りに何が起きているのか理解しようとしている時だった。ジェイソンとロサンゼルスで何公演かやったんだが、あれは確かアナハイムだったと思う。その後日本に行ったんだが、初めて行った日本で全ての公演をやった。そこには新たなエネルギーがあった。
日本については行った事のあるバンドから素晴らしい市場、国であり、ファンも素晴らしく、ホテルや駅などで誰もが歓迎してくれると聞いていた。それでもさっきも言ったようにショック状態だったという不思議な状況で僕らはかなり飲んでいて少しイカれていた。いや、ある程度はいつもイカれているけど、あの時は更にイカれていて傷ついていたんだ。
日本にいて日本のファンや観客の愛を感じられたのは良いものだった。
−今改めて『Master Of Puppets』というアルバムについてどう思いますか?
素晴らしい質問だね。どれがお気に入りかと言うのは避けたいし、『Master Of Puppets』は僕の一番のお気に入りだとは言えない。『Ride The Lightning』や『...And Justice For All』その他にも不公平だ。全て同じように好きだよ。そうでなければ最初から作っていなかっただろうしね。もちろん中には他のよりも良い感じで年を重ねているものもあるし、ファン、ジャーナリスト、評論家などにとって重要度が違うものもある。
ただ重要な年だったのは間違いない。
初めてアメリカのツアーに出てアリーナ公演をした。ありがたい事にオジーとシャロンがアメリカで一緒に演奏させてくれたんだ。日本に行ったのも初めてだったし、クリフの事件というクレイジーな一件もあった。多くの人にとって『Master Of Puppets』というのは・・・カークとクリフは『Kill 'Em All』の曲が書かれた後にバンドに入ったので、彼らと初めて一緒に曲を書いたのは『Ride The Lightning』でだった。『Master Of Puppets』ではカークとクリフが違った形で貢献してよりバンドでの共作となった。『...And Justice For All』はジェイムズと僕だったが、『Master Of Puppets』は正にバンドでの共作と感じられ、誰もが貢献し、スタジオでの時間が長く、デンマークでゆっくり作っていく事が出来た。
ただ全てがタイミング良く上手くいったんだよ(笑)。
あのアルバムの多くの曲を未だにライブで演奏する。多くの人にとってMETALLICAの中で重要なレコードなんだろうね。だからこれを世に送る事が出来て嬉しいよ。
(リマスター盤を)来年も1枚、その後1枚という感じで出すよ。そうやって願わくは全作出して行きたいね。
すでにジャスティスアルバムとブラックアルバム時代のメモラビリアについてバンドから募集がされており、来年以降もリマスター盤の発売が続きそうです。来日公演のお話はPart3でしょうか。。。
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