なかなか更新する時間を確保できませんでしたが、ボチボチいきます。RollingStoneのインタビューにてラーズ・ウルリッヒがアルバム制作についての考えを語っています。UltimateGuitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

lars_2017

−クラシックなロックやメタルがアルバムというフォーマットになると売れ行きが悪いがどう思うか?

こう長いことやってると、『Master Of Puppets』がどうだったかなんて覚えちゃいない。血を流し、四肢関節に油をさしてやってきたんだ。俺が言えること、そしてみるみるそうなっているなと思うのは、俺たちがこれまで以上に忙しく、メタリカに取り巻かれてやっているってことだ。メタリカはこれまで以上にフルタイムなものになっている。

以前は違う活動パターンでやっていたからね。曲を書いて、レコーディングして、ツアーに出る。それから1年(休暇で)姿を消すって具合に。俺たちはもはや姿を消したりしない。いつも何かをしている。フェスティバルだったり、レコード・ストア・デイだったり、リマスターだったり・・・。片足を未来に、片足を過去に置いて、未来に突進して新しい道を発見するのと、自分たちの過去に敬意を表すことの間でいつも行ったり来たりしているんだ。

俺たちは(メタリカとしての)25年から30年の大部分、過去に背を向けてきた。同じことを繰り返すのが恐かったからね。それから最も重要なことは、リック(・ルービン)が「いいんだよ。自分たちの過去を喜び、誇りに思っていいんだ。過去をインスピレーションのために受け入れることができる。」と言ってくれたことだったんだ。

俺たちがぶっ倒れるまで、アルバムを作り続けたいと俺は望んでいる。それが俺たちを鼓舞し、時代と繋がっていると感じることなんだ。つまり、まだ俺たちは現役だっていうね。それが俺たちにとって重要だ。他のヤツらが違うと思うならそれを尊重するよ。でも俺たちにとって、まだ言いたいことがあるって気持ちで曲を書くことは、イキイキと満ち足りた気分で自分たちのことを心地よく感じる重要な部分なんだよ。


UltimateGuitar.com(2017-04-24)
フル尺のインタビューはこちらから。(11:19~)
https://cms.megaphone.fm/channel/rollingstonemusicnow?selected=PNP1107986104

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