モトリー・クルー、SIXX:A.M.のニッキー・シックスがパーソナリティーを務めるラジオ番組「Sixx Sense」にて、ジェイムズ・ヘットフィールドが電話インタビューに応じています。主だったところをBLABBERMOUTH.NETさんが文字起こししてくれたので、管理人拙訳にてご紹介します。

インタビューのフル音声はこちらから。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。
関連記事
メタリカ、クレイジーなファン、ルー・リード、レミー・キルミスターへのトリビュートソングについて語る
ジェイムズ・ヘットフィールド「今度のメタリカのツアーは場所を選んだものになる」

−メタリカの音楽について他の人の意見にはあまり注意を払っていない
言っておくけど、いつも俺たちのためにやっているんだ。俺たちはただ自分たちが気に入った楽曲を書きたい。それくらいシンプルなことだよ。いまだにみんなには驚かされるよ・・・すぐ向こうにいた6歳の子どもが「Master! Master!」って歌っているんだ。「おいマジか?本当にこの曲が好きなのか?わぉ!OK」って感じだね。でも俺たちは自分たちが気に入った楽曲を書いている。それで他にも聴きたいと思ってくれている人がいるのは十分すぎるほど幸運だ。
−ツアーについて
ツアーを請われて必要とされるのは嬉しいね。俺はもちろん大好きだし、どこでも可能なところで公演できるのは最高だよ。心も体も健康でいるには、体と魂が続くよう自分たちで気をつけなくちゃならない。俺たちはできる限り強力かつシャープでありたい。だからツアーは・・より短く、よりスマートに、より強力にと、そうしていきたいんだ。知っての通り、今日では俺たちの年齢も・・・今じゃあらゆるバックヤードで演奏しようなんてするつもりはない。だからもう少し場所を選ぶことになるだろう。でも、できる限りたくさん行こうとは思っているよ。だからできればみんなが全ツアーパッケージを旅行して楽しむことができればいいね。それでも俺たちはできうる日時と場所でプレイするつもりだよ。言っておきたいのは、ライヴをするっていうのは、バンドにいることの最もクールなことのひとつなんだ。他の22時間は移動するかそういったことをやっているってわけじゃないけど、2時間ステージに立っている。それは俺にとって輝かしいものだ。俺たちはライヴをやることを大事にしているし、俺たちにとって貴重なんだ。だから俺たちはライヴが大好きだし、バンドでいることの大きな刺激のひとつになっているよ。
−前作『Death Magnetic』から今作『Hardwired...To Self-Destruct』まで8年のあいだが空いたことについて
俺たちは一体何をやっていたんだ?神様、人生はハプニングだと思いますってね。知っての通り、メタリカは決して急がない。俺たちはメタリカ時間のなかにいる。そこらに置いておくたくさんの誇りを俺たちは持っている。一般に信じられているのとは逆でね。俺たちはいろいろ試して、最高のものを何でも出して、できる限り最高のことをやる。それは時には時間がかかったり、かからなかったりする。でも知っての通り、他の生活が日々ある。全てのことにベストを尽くして、生活を送り、子供を持ち、そういった他の全てのことが日々起こって、対処しなきゃならない。だからいいバランスを保とうとしてきた。そして言っておきたいのが、人生は素晴らしい、正しい心がけでいれば人生は美しいってことだ。このアルバムは全くもって適切なタイミングで出る。今になるようになっている。こういうことになって感謝だよ。(新曲を)聴いてくれる人たちがいて俺はとても興奮している。だからアルバムについてまだ期待感があるというのは嬉しいよ。
−『Hardwired...To Self-Destruct』が2枚組となったことについて
12曲あって、それが全て「Hardwired」のような3分半の曲じゃない。長いのもあれば、短いのもあるし、その中間ぐらいのもある。知っての通り、メタリカは多様になっているし、俺たちはそういうのが大好きなんだ。最大で75分か80分くらいあると思う。音質は、ビニール盤では特に厳しい感じで始まる。俺はCDが賢明だと思う。最大値があまりに上にあるからね。俺たちは音を良くしたかった。最後には俺たちが大好きな曲の束が出来上がった。だから起こるべくして起きたんだ。追加の予算は2枚組にするのにかかった。俺はその価値はかなりあると思う。
−公の場でファンと会うことについて
俺は本当に誰かを怒らせるのではとビビっていたところがあった。「いや、今は子どもがここにいて、家族の時間を楽しんでいるんだ」と俺が言ったら、(声をかけた)その人たちが態度を変えて「クソ野郎、それがロックスターってか」なんて言うんじゃないかと心配してきたんだ。でも言っておきたいのは、(声をかけられた)今は(構っていられない)マズいって時に直面すればするほど、俺は写真を撮ったり、サインをしたりせずに、握手したり、5分話してみたりするんだ。そうする方が少しばかりプライバシーを盗んだ奴なんかよりも印象のようなものが残る。(プライベートの時の写真やサインは)俺にとって生産性を見いだせないし、ムシャクシャした気分に陥ってしまう。それから俺は怒り始めて、みんなと話すことさえしたくなくなってしまうんだ。だから俺はむしろ、何かアイドルみたいなものじゃなくて人として彼らと話をしたいね。
BLABBERMOUTH.NETより(2016-10-01)
インタビューのフル音声はこちらから。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。
関連記事
メタリカ、クレイジーなファン、ルー・リード、レミー・キルミスターへのトリビュートソングについて語る
ジェイムズ・ヘットフィールド「今度のメタリカのツアーは場所を選んだものになる」
コメント
コメントする