ハフィントンポストでのインタビューにて、ロバート・トゥルージロが新人アーティストへのアドバイスを求められて回答していました。管理人拙訳にて抜粋してご紹介。
http://www.londonbassguitarshow.com/news-2/metallicas-robert-trujillo-to-perform-on-both-days-at-lbgs-2016/
ちなみにインタビュー中にも出てきたロバートの息子、タイ(Tye)君。彼がベースをつとめるバンド、ザ・ヘルメッツ(The Helmets)はチリで行われたロラパルーザのステージも踏むなど積極的な活動をしています。
下で紹介している動画ではカバー曲を演っていますが、オリジナルの曲も披露する日も近そうです。
Mountain Song (Jane's Addiction Cover)
Seven Nation Army (The White Stripes Cover)
Enter Sandman (Metallica Cover)
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−ロバート、新人アーティストのために何かアドバイスはありますか?そんなロバートは3月12日・13日の2日間、ロンドンで行われる「London Bass Guitar Show」にMASS MENTALのメンバーとともに出演予定とのこと。
俺にとって、俺が若い人たちに伝える最も大事なことは、楽しむってことだね。昔の音楽業界では、バンドたちが数百万ドルのレコード契約を獲得していた。それは大きなことだった。「俺たちはレコード契約を獲得したぞ!レコード契約だ!」それはもはや音楽を作り楽しむということではないんだ。息子は11歳で素晴らしいベーシストで本当にすごい作曲家だ。彼の書くベースラインやリフときたら「おぉ、俺もそんなのを書けたらいいのに」って感じさ。自力でそういうものを考え出すんだ。でもジャコ・パストリアスだけでなく、マイルス・デイヴィス、ブラック・サバス、レッド・ツェッペリンといったアーティストにも影響を受けているね。俺たちはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやトゥールみたいなバンドも聴いている。彼はファンクが大好きなんだ。ジェイムズ・ブラウンが大好きで、彼は11歳でまだ若いけど、こういう様々な音楽を吸収し、受け入れることは、彼がバンドや書いている曲で創造的になる手助けになっていると言えるね。
楽しんですべてを吸収することからスタートすると、こういった過去の音楽への旅に出るんだ。そういったものの多くはもはや存在していないからね。みんなそういったものをもう書いていないんだ。ジャズでも同じことさ。今や俺たちは多くの音楽的アイコンを喪っている。彼らはみんなそういう年齢なんだ。考えたくもないけど、時代の経過によって俺たちはあらゆる世代にとって極めて重要で創造的な人を亡くしている。ルー・リードのようにね。俺たちはルー・リードを喪い、BBキングを喪った。そういうことが今起き始めている。こういう創造的でエネルギッシュな多くの人たちにとって健康が課題になってきている。だから俺はいつも、子供たちが音楽を受け入れ、それを自分たちがやるものに取り入れて、創造的であることを祝福しているかを見ているよ。
だからこそもう一度言うけど、楽しむことは最も大事なことなんだ。お金儲けのために音楽を作らないでほしい。そうすべきでないことだから。楽しんで、創造的でいて、過去を受け入れることだね。それがいいと思う。俺は多くのものを見てきたから。音楽の世界で、何か特定の名前を挙げたくはないけど、多くのバンドが全く異なるレベルの光景を見るようになると、こういう転換期を迎えるのを見てきた。「何でこんなに楽しんでいるんだ?」ってね。だからモーターヘッドのレミーみたいな人が大好きなんだ。彼はジョニ・ミッチェルと同じようにオリジナルな人だと思う。彼らが作る音楽はいまだにすごい純粋だし、真っ正直だ。そういうところに敬意を表するよ。今の時代じゃ楽器を手にしていなくても、実際に物理的に演奏したり、弦を指で弾いたりしなくとも、多くの異なる方向に影響を与えられる。この頃じゃ、ボタンを押して、グルーヴやドラムビートを得られるし、それほど演奏をする必要はない。恐ろしいね。若い人たちはモーターヘッドのレミーみたいなアーティストを信奉するだけじゃなく、いろんなスタイルに対してオープンになるべきだね。ジャコも映画の中でそんなこと言っているよ。すべてを愛しなさいとね。彼はカントリーバンドでもプレイしていたし、ファンク、R&B、ロックンロールだ大好きだった。そういったことが俺にとってすべてを物語っているんだ。それこそが俺が今考えていることだからね。
俺はメタリカでプレイしているし、メタリカを楽しんでいる。俺が言えるのは、俺は地球で最も幸運な男だってことだ。俺たちは楽しい時間を過ごせているし幸せだから。10代の時みたいに自分のギターを手にすると、お楽しみの時間さ。俺たちは本当にやっていることを楽しんでいる。それが一番なんだ。でもそれと同時に、メタリカで何かやっているとき以外は、他の友人たちとファンク・ベースでジャムをしに行くかもしれないね。俺は音楽をプレイするのがただ大好きなんだ。本物の音楽をね。機械じゃなく。最近、ブルックス・ワッカーマンとア−マンド・サバル・レッコとジャムったよ。俺たちはグルーヴを披露しあった。あれはすごかったよ。一緒にプレイできた体験を祝福して、一緒に創造の波に乗るのを楽しむことだ。何物にも代えがたいことからね。
The Huffington Post(2016-01-05)
http://www.londonbassguitarshow.com/news-2/metallicas-robert-trujillo-to-perform-on-both-days-at-lbgs-2016/
ちなみにインタビュー中にも出てきたロバートの息子、タイ(Tye)君。彼がベースをつとめるバンド、ザ・ヘルメッツ(The Helmets)はチリで行われたロラパルーザのステージも踏むなど積極的な活動をしています。
下で紹介している動画ではカバー曲を演っていますが、オリジナルの曲も披露する日も近そうです。
Mountain Song (Jane's Addiction Cover)
Seven Nation Army (The White Stripes Cover)
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コメント
エクストリームのヌーノみたいになりそう
BOIWE RIP
すでに次に出演するフェスも決まっているようです。
http://www.eventbrite.com/e/bottlerock-napa-valley-2016-tickets-20001881165
訃報が続きますね...
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