11月4日にラジオ局「PYX 106」のモーニングショー番組「Quinn & Cantara」で放送されたカーク・ハメットの最新インタビュー。新譜制作状況から、80年代にラーズ・ウルリッヒがメタリカ解雇の危機にあったという噂の真偽について答えてくれました。BLABBERMOUTH.NETさんが例によって文字起こししてくれたので、管理人拙訳にてご紹介。
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−『Death Magnetic』に続くアルバム制作の進捗状況について
「知っての通り、俺は、俺たちがどれだけのところにいるのか何かマーカーのようなものを置くことは本当にできない。俺が言えることは、俺たちは制作中ってことだけだ。時に早く進行し、時にそうでなくなる。ちょうど今、俺はスタジオ入りをして、ギターパートに挑むのを待っているところなんだ。今は立ち止まっているけど、俺たちは(完成までの道のりを)よたよた歩いているところだ。おそらく来年には出せるだろうね、完璧にいって俺たちが自分たちのスケジュールを守ることができたら。いずれわかるよ。それが俺が言えるすべてさ。」
−最初から最後まで、アルバムを制作するのに本当に4年かかるのか
「いいや。俺たちがこれだけ時間がかかっているのは、俺たちにはその他のこと全てがスケジュールに入っているからなんだ。つまり、映画を作ったり、ルー・リードとアルバムを作ったり、その他の細々したことや短期間のツアーとかを俺たちはやっているからね。実のところ、(アルバム制作の)工程表に影響を与えるほどスケジュールがいっぱいなのさ。言い換えれば、もし俺たちのスケジュールが白紙で、やらなきゃならないことが曲作りとアルバムのレコーディングに集中することだけだったら、1年か1年半でおそらくできるだろうね。でも他のこともスケジュールにある状況なんだ。それに知って通り、みんな家族を持っているし、人生には何やかんやと邪魔が入る。でも俺たちが(他にすることが)何もなくて完全に集中したら、1年半でアルバムはできると思うよ。」
−メタリカは、映画『Metallica Through The Never』と「Orion Music + More」フェスティバルのような損失を生んだ投資をカバーすべく収益を上げるためにアルバムを制作しツアーを続ける必要があると数年前から噂されていることについて
「まぁそんなことに関係なく俺たちはアルバムを作るつもりだよ。ミュージシャンとしてアーティストとして、ツアーに出てアルバムを作る必要があると感じている。やっぱりメタリカ・マシーンを駆動し続けるのに毎年一定の数のショーをやる必要があるんだ。それにスケジュールには邪魔が入るし。俺たちが地球上で最も裕福な男だとしたら、それでもなおアーティストでありたいと思うだろうし、アルバムを作りたいと思うだろうね。まぁある程度はキミの言う通りだよ。こういったプロジェクトはお金がかかるし、コストはつきものだからね。(ツアーやアルバム制作を)続けるのは別の理由だ。メタリカ・マシーンをできる限りスムーズかつ効率的に駆動したいからなんだ。それはつまり、俺たちが年に15回から20回はプレイしなくちゃならないってこと。そういうことさ。」
−80年代半ばにメタリカはドラマーのラーズ・ウルリッヒを解雇しようとしていたという噂は本当か
「昔のことさ。ある時だったか、俺たちはラーズに対して腹が立っていたんだ。1985年あたりのことかな。俺たちは不満だったから誰かに何か不平不満を漏らしたのかもしれないね。それからその人がその話を実際よりも大きくしてしまったってことだよ…。本当に正直に言うと、(ラーズは)大きな意欲を持ち合わせている。それこそ俺があの男を愛する理由のひとつなんだ。知っての通り、彼の意欲とモチベーションは本当に強烈だよ。」
BLABBERMOUTH.NETより(2015-11-16)
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