ロバート・トゥルージロが「Rock Cellar Magazine」のロング・インタビューのなかで制作中の新譜についてコメントしました。管理人拙訳にて。

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(前略)

−どのメタリカの曲がライヴで演るのに最も楽しいですか?

その時の雰囲気によるよ。いつも演ってて楽しいのは「the Call of Ktulu」と「Orion」だね。両方ともインスト曲なんだけど・・・これらの曲は演っていると、クリフ・バートンの存在をいつも感じている。インスト曲かどうかに関係なく、それはクリフへの特別なオマージュなんだ。「Disposable Heroes」みたいな曲は、いつセットリストに入っても・・・最高潮にノっていく。「Fight Fire with Fire」は大好きだね。アップテンポで演奏するお気に入りの曲のひとつだよ。

−メタリカはいまだにベスト・ライヴ・バンドのひとつです。お会いできて嬉しいです。そして、2015年も忙しくされているであろうことを楽しみにしています。

バンドにいて気付いたことのひとつにラーズ、ジェイムズ、そしてカークはプレーヤーとして本当に音楽を作ること、演奏をすることを楽しんでいるってことがある。彼らが楽器を手にすると、いろんな意味で再びティーンエイジャーになるんだ。

即席のジャム、キング・ダイアモンド、マーシフル・フェイト、ダイアモンド・ヘッドあるいはブラック・サバス。楽器を手にすると、彼らの血管中にいつもこの興奮がたぎる。そしてそこからオリジナルのアイデアも持ち込まれるんだ。


−あなたたちが取り組んでいる新しい音楽について話すことはできますか?今のところどんな感じなんでしょうか?

俺たちはちょうど今、全ての青写真を描いているところだよ。たくさんのアイデア、たくさんの曲の集まりがあるから、それなりのプロセスを経なければならないんだ。個人的には俺たちがジャムることができてきたことに本当にエキサイトしている。どうなるか予想するのは好きじゃないけど、こう考えたい。少なくとも俺にとって、楽器で何かしら起きていることは本当にハッピーだってこと。

この旅路がどう続いていくのか見ようじゃないか。メタリカの曲を書くことは旅路であり、プロセスであり、それは時間がかかることなんだ。でもそれは特別なことなんだよ。メタリカは曲やアレンジを育てていくのが好きなのさ。


Rock Cellar Magazine(2014-12-08)

いつアルバムを出せるようになるかはまだまだ本人たちもよくわかっていないようです。

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