このほどスコット・イアン(アンスラックス)出版した自叙伝『I'm The Man: The Story Of That Guy From Anthrax』に絡んで波紋が起きている模様・・・。
ことの発端は2009年7月にRollingStoneで行われたデイヴ・ムステインのインタビューから。(以下、引用部、管理人拙訳)
ここでいうスコットはもちろん、アンスラックスのスコット・イアンのこと。この大佐の発言に対してアンスラックスの公式ツイッターは否定コメントを掲載。
しかし、今度はMetalHammerの質問メールに対して、スコット本人が返したメールはアンスラックスの公式コメントを否定したかのような内容でした。
さらにデイヴ・ムステインは、ClassicRockのインタビューの中でこの件についてこう語っていました。
そして今回、スコットはコロラド州のラジオ局の番組で、大佐の発言の真否について改めて質問されました。自叙伝で、この件について触れられてはいないようで、スコットはこう話しています。
ちなみにスコット・イアンの自叙伝の序文はカーク・ハメットが執筆しています。スコットはこの本の中でアンスラックス初期の頃を「自分にとってアンスラックス最悪の時期」と書いており、元アンスラックスのニール・タービンに「(どうせフィクションなら)ロード・オブ・ザ・リングぐらい良いものじゃないと。」と皮肉られていますが・・・。
BLABBERMOUTH.NETより(2014-10-10)
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アンスラックスのスコット・イアン、改めてBIG4ツアーについて語る。
ことの発端は2009年7月にRollingStoneで行われたデイヴ・ムステインのインタビューから。(以下、引用部、管理人拙訳)
RollingStone.com
「あなたが知る限り、クリフ・バートンが亡くなる前最後のメタリカのツアーで、ツアーの終わりにメタリカがラーズ・ウルリッヒを解雇しようと計画していたというのは本当ですか?」
デイヴ・ムステイン
「それはスコットが俺に話してくれたんだ。彼はメタリカがツアーから戻った時にジェイムズとクリフとカークがラーズをクビにしようとしていたって言ってた。」
RollingStone(2009-07-29)
ここでいうスコットはもちろん、アンスラックスのスコット・イアンのこと。この大佐の発言に対してアンスラックスの公式ツイッターは否定コメントを掲載。
BLABBERMOUTH.NET(2009-07-29)
しかし、今度はMetalHammerの質問メールに対して、スコット本人が返したメールはアンスラックスの公式コメントを否定したかのような内容でした。
スコット・イアン
「俺はアンスラックスのツイッターで否定コメントを発表していない。あれはウェブマスターがやったことだ。俺は自分の(ツイッター・アカウント)を持っている。」
BLABBERMOUTH.NET(2009-08-07)
さらにデイヴ・ムステインは、ClassicRockのインタビューの中でこの件についてこう語っていました。
「いいや。スコットが俺に話したことだ。俺は彼が自叙伝を宣伝するのを手伝おうとしたんだ。俺はスコットのことは大好きだし、彼を傷つけるつもりなんか全然なかったんだ。絶対に。でもあれは彼が俺に話したことだし、他にそれを聞いたヤツも知っている。今回のことがネットに流れて、スコットがひどい目にあっているのも知ってる。みんなこう言い始めたんだ。「俺たちはデイヴを信じる。スコットは嘘つきだ。彼はダン(ネルソン、アンスラックスと論争の上、脱退)についても嘘を言っていた。」とね。そんなことは俺が望んだことじゃない。俺はスコットが大好きなんだ。こんなことは消え失せさせてしまいたかった。でも俺はそのことについて(最初のインタビュー以降は)言わなかったのに、彼はそうしたんだ。」
ClassicRock(2009-09-16)
そして今回、スコットはコロラド州のラジオ局の番組で、大佐の発言の真否について改めて質問されました。自叙伝で、この件について触れられてはいないようで、スコットはこう話しています。
「たくさんの人がこの件について訊いてくるよ。あの話は実際、長い間ずっと存在していた。俺はこの件を本に書いていない。それは俺の意見じゃない。俺の本は暴露本なんかじゃない。そういう類の本じゃないんだ。」
「でもまぁ、この話は彼らが変化を起こしたくて、新しいドラマーを獲得するプランを立てていたということだ。俺たちはみんな、それでぶっ飛んだよ。あの4人あってのメタリカだからね。「えぇ!マジかよ?」って感じだった。それで彼らは「あぁ。ツアーが終わったら、新しいドラマーをみつけるんだ。」って。」
「俺に何ができたと思う?彼らはみんな友人なんだ。俺は「ラーズにとっては残念なことになっちまったな、クソッ」って感じたよ。と同時に、友人関係が続けられて、彼らが自分たちのやりたいことをできるといいなと思ったね。」
「言うまでもなく、メタリカの歴史はまったく違うことになった。そして彼らはおそらく地球上で一番ビッグなバンドのひとつとなった。だから俺は嬉しいんだ・・・。自分の友だちがみんなうまく事が運んだわけだからね。クリフが死んだバス事故っていう最悪の悲劇があったわけだけど。」
「この件で俺が言えることは、俺たちはたくさんいたガキだったってことだけさ…。俺たちは自分のキャリアの早い時期に出会ったガキで、数年後にはヨーロッパを一緒にツアーしていたんだ。みんな20代前半で、本当に人生と自分のバンドに実際に起きていたことを謳歌していた。そしてあのバス事故があった。その後、物事は彼らのふさわしい場所に収まった。優先順があっという間に落ち着くべきところに落ち着いたんだ。俺はいまだにそのことは頭にしまい込めないでいた。」
「正直、(クリフの事故がなくてもラーズのクビは)起きなかったと思う。なぜなら俺を信じて欲しいんだけど、俺はかなり長年に渡ってそれについて考えてきたんだから。ツアーが終わったら、正直言って冷静な頭が勝ると思うんだよ、きっと。メンバー変更は起きなかったと思う。俺はそう信じているよ。」
BLABBERMOUTH.NET(2014-10-14)
ちなみにスコット・イアンの自叙伝の序文はカーク・ハメットが執筆しています。スコットはこの本の中でアンスラックス初期の頃を「自分にとってアンスラックス最悪の時期」と書いており、元アンスラックスのニール・タービンに「(どうせフィクションなら)ロード・オブ・ザ・リングぐらい良いものじゃないと。」と皮肉られていますが・・・。
BLABBERMOUTH.NETより(2014-10-10)
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コメント
ジェイムズがぶっちゃけてくれれば全て解決なんですが(笑
たしかにもう何年経ってんだって話ではありますね(^^;
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