ラーズ・ウルリッヒがグラストンベリーフェスのときに受けた英「Mirror」誌のインタビュー。現在の健康的な生活について語っています。その他についてもたくさん語っていますが、あまりに長すぎるので割愛(笑)。管理人拙訳にて。

451a
※写真は2014年北欧ツアー参戦時のものから

(前略)

サンフランシスコ北部の家に戻れば、彼の生活はモデルの美しきフィアンセ、ジェシカ・ミラー(29)と息子のマイルス(15)、レイン(12)、ブライス(7)に意識を集中する。三男は長年パートナーだった女優のコニー・ニールセンとの子供、上二人の息子はスカイラー・ステイタンステインとの2回目の結婚のあいだに生まれた子供だ。(ちなみに)彼の最初の結婚は80年代後半、イギリス人女性のデビー・ジョーンズとだった。

「車の中で生活しているよ。子供を送り迎えするからタクシーライトをつけたんだ。俺には3人の子供がいて、3人それぞれ別の学校に行っていて、3人それぞれの友だちがいる。午後3時から6時までの時間帯は遊びの約束でそれぞれの活動に連れて行くんだ。狂ってるよ。朝6時半には起きて、朝食を取って、お弁当を作って、学校に行くんだ。」


それとロックンロールも?

「朝8時半にはスタジオに行って、学校が終わるまではそこにいる。8時半からがロックできる時間なんだ(笑)」

今やとても健康的なスラッシュ・メタラーの生活だ。生活を楽しんでいることに罪悪感はあるかと尋ねると彼はこう答えた。

「俺はハマス(※訳注:ひよこ豆をゆがいてペースト状にしたものに、ゴマのペーストやオリーブオイルなどを混ぜたペースト)にハマっているんだ。」

彼は毎朝30分間、ルームランナーの上で走っている。さらに「たくさんの鶏肉、ターキー、魚、サラダを食べるようにしている。俺にはコレステロールで遺伝の問題があるから、4つ足の動物の肉を食べないんだ。」

「アルコールは今や、全ての仕事を終えた一日の終わりに飲むものだ。家で何か飲むとしたら、週に1、2回くらいかな。いつも子供が寝た後だね。子供たちが周りにいるときに飲むのは好きじゃないんだ。」


彼は10年前コカインを吸う習慣をやめた。驚いたことに、それは良き仲間であるノエル・ギャラガーの功績だという。

「最初の頃は、俺はいつも他のヤツらよりも早く酔いつぶれていた。ちょっとのコカインがあれば、長くシラフでいられると気付いたんだ。パーティーが終わる3時間前に突っ伏す代わりにね。俺はコカインの社交的な要素が大好きだったんだ。あの危なさが好きだったんだよ。」

「10年前、ノエル・ギャラガーのインタビューを読んだ。そこで彼はこう言っていたんだ。「俺はコカインをやめたよ」って。俺は本当にクールだと思ったね。とても生々しく正直で純粋だと感じた。彼のそういう部分がいいなと思ったんだ。俺は中毒までは全然いってなかったから、ある日起きて言ったんだ。「もう十分だ」とね。」

しかし、ラーズは今よりもそこまで聖人みたいに思われたくないようだ。結局、彼にも保つべきイメージがある。

「俺たちは別に神父になったわけじゃない。」彼は誤解を解きたいようだ。「今だって俺たちは誰にも劣らずロックすることができる。このごろは(そうあるために何をすべきか)入念に選ぶようになっている。」

(後略)

Mirror(2014-07-28)

ここまで摂生しているからこそ、50歳の今でもハードなライヴも続けていけるということなんですね。素晴らしい・・・。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。

関連記事
ラーズ・ウルリッヒ、29歳モデルのジェシカ・ミラーと婚約
ラーズ・ウルリッヒ、ドラムを語る。
ラーズ・ウルリッヒはノエル・ギャラガーでドラッグをやめました。