大のディープ・パープルのファンであり、リッチー・ブラックモアを愛してやまないラーズ・ウルリッヒ。アメリカのラジオ番組「The Pulse Of Radio」のなかでディープ・パープルのロックの殿堂入りについて語りました。管理人拙訳にて。

DeepPurple02

−ディープ・パープルがいまだにロックの殿堂入りを果たしていないことについて

ラーズ・ウルリッヒ
「理解しなくちゃならないのは、(ロックの殿堂入りに関する)選択過程に関わった多くの人たちは批評家だってことだ。そして知っての通り、ディープ・パープルは決して批評家のバンドじゃない。特にここアメリカではね。おそらくヨーロッパの方が彼らの影響を及ぼしただろうからね。」

「時間の問題だと思うよ。割合すぐかも。すでにメンバーを1人(ジョン・ロード)を失っている。レッド・ツェッペリンもブラック・サバスも殿堂入りしている。パープルがそこに入らないなんて、ロックの殿堂そのものの犯罪行為だよ。俺たちがすぐにでも彼らを殿堂入りさせるよ。俺はそうなるように働きかけているんだ。」

−ジョン・ロードについて

ラーズ・ウルリッヒ
「今日のハード・ロック界の人たちが、彼がどれだけ革新的だったかを本当に理解しているかわからない・・・彼は誰もやったことのないことをキーボード・サウンドで本当にやってのけたんだ。記憶すべき大きなことをやったんじゃないかと思うよ。」

BLABBERMOUTH.NET(2013-06-28)

メタリカは2009年にロックの殿堂入りを果たしていますが、そのときにジェイムズ・ヘットフィールドが出したコメントでもディープ・パープルについて触れていました。こちらも管理人拙訳にて。

ジェイムズ・ヘットフィールド
「俺たちは(これまでロックの殿堂入りを果たしたバンドのなかで)いくらかヘヴィなバンドだ。俺たちは同意を示したい小さなリストを持っている。これは少しばかりの種を植えることになるかもしれない。そのリストとは、ディープ・パープル、シン・リジィ、ラッシュ、キッス、テッド・ニュージェント、アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト、モーターヘッド・・・彼らこそ、俺たちが今、ドアを開けて(ロックの殿堂入りへと)招待したい人たちだ。」

BLABBERMOUTH.NET(2013-06-28)

ちなみにディープ・パープルのリード・シンガー、イアン・ギランは以前、ロックの殿堂入りに関して次のように語っていました。

イアン・ギラン
「内部の話を聞いたんだけど、彼らは俺らを一発屋だと思ってるらしい!」「あの投票をするのはファンじゃない・・・。業界の小さな集団が葉巻吸いながら、誰にゴマすれば得か、お互いの得になるかって考えてるんだ。こういうの聞くと、世代は違うが、モンキーズがビートルズに対するアメリカの答えだなんて言ってた奴らのことを思い出すよ(笑)」

BARKS(2013-05-30) ※(笑)は原文から加筆

ただ、イアン・ギランは同じインタビューで次のように語っているので、選ばれれば喜んで殿堂入りしてくれることでしょう。(管理人拙訳)

イアン・ギラン
「いつかそうなるかもしれない。でもそうならないとしても、俺の日記はビッシリだし、とてもハッピーだ。俺のキャリアには何の影響もないが、気をもませることになるだろうね。俺が思いを寄せるファンの人たちにとっては。」

BLABBERMOUTH.NET(2013-06-28)

もしディープ・パープルが殿堂入りすることになったら、一番注目されるのはリッチー・ブラックモアの動向かしら・・・ラーズが無理にでも引っ張ってきたりして(笑)

remachined
RE-MACHINED A TRIBUTE TO DEEP PURPLE'S MACHINE HEAD


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