鶴次郎ネタ、続きます。インドネシアのジャカルタ州知事に送られた鶴次郎のサイン入りのベース・ギターの行方がニュースになっていたので紹介します。

timthumb

ジャカルタのジョコ・ウィドド知事は、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロから送られた直筆サイン入りベース・ギターを誇らしげにインドネシアのメディアに見せた後、汚職撲滅委員会(KPK)に引き渡した。

全ての公務員は贈答品を受け取ったら、30日以内にKPKに報告することが義務付けられている。KPKはベース・ギターが利益相反がないかチェックする。KPKの審査をパスすれば、直筆サイン入りベース・ギターは戻ってくる。

「30日後に、贈答品を受取人に返却するか、国に没収されるか、発表する」とKPKの広報担当官ヨハン・ブディは語る。

ジョコ知事は4月に栗色のアイバニーズ・ベースをトゥルージロから送られた。ベースには「ジョコへ。ファンキーなベースをクールにプレイし続けてくれ!」と書かれており、熱烈なヘヴィメタルファンとしてジョコに送られたのだ。

「これをもらって本当に嬉しいよ。ヘヴィメタルがホントに好きだし、昔からのバンドは特に好きだからね。」とジョコ知事はレポーターにベース・ギターを見せながら語った。

知事はメロイックサインで写真に写ることで知られており、メタリカにジャカルタ公演を行う依頼をすることを計画していると語った。もし利益相反とみなされれば、KPKがそのベース・ギターを手にすると言う。

「もし、彼らが私には所有する資格なしと言ったなら、そうするよ。私は国に返すつもりだ。」

知事自身はベースは記念品だと考えている。大使が名誉にふさわしいゲストへ外交辞令として贈り物を交換するのは一般的だと言う。

「でも、用心してKPKに報告することにしたんだ。」

JakartaGlobe.com(2013-05-06)

インドネシアは収賄に厳しい国なんですね。KPKという組織についてはこちらに詳しく書いてありました。興味があれば。
http://www.kitajimajun.com/jbit/blog/2011/12/23/

ちなみに、このベース・ギターをもらったという州知事が気になったので、画像検索かけたらホントにメロイックサインしてた(笑)
Joko
(もっと見たい方はjoko widodoで画像検索)

首都の州知事がメタリカ公演誘致してるなんて、インドネシアのファンは心強いですね。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。

関連記事
ロバート・トゥルージロ、自らの野球熱について語る。
ロバート・トゥルージロ、Orion Music + More 2013で古巣のインフェクシャス・グルーヴスとしても出演