スレイヤーのジェフ・ハンネマンが肝不全で死去というニュースが飛び込んできて、呆然とするなか、ゴールデン・ゴッズ・アワーズの当日を迎えました。
【「スレイヤー」のギタリスト、ジェフ・ハンネマンさん死去 49歳】
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35031629.html
今のところ、このニュースについてメタリカ公式のコメントは発表されていないものの、(最後に追記しました)ジェイムズ・ヘットフィールドはinstagramで弔意を表しています。
instagram.com
写真とともにタグで書き込まれた#StunnedAndSpeachless=「ショックで言葉もない」がまさしく自分もこのニュースに初めて接したときの思いです。
その他、twitterではBIG4の同志たちもメッセージを発表。
(日本語にすると野暮な表現になりそうだったので原文にて)
この日のゴールデン・ゴッズ・アワーズも「このショーをジェフに捧ぐ」とのメッセージで開幕。オープニング・アクトをつとめたアンスラックスのステージでは元パンテラのフィル・アンセルモ、レックス・ブラウンとコラボして、ジェフに捧げる「This Love」を熱唱。
賞のプレゼンターとして出席したスレイヤーのケリー・キングは、「ジェフは黙祷してくれなんて思っていない、今日はアワードなんだ。みんなジェフの為にも盛り上がってくれ!」とメッセージする一幕も。
twitter.com
スレイヤーのこれからも気になるところですが、再起を誓うメッセージと受け取りました。
ベスト・ヴォーカルを受賞したコリィ・テイラーがスピーチで涙ぐむ場面もあり、こうして書くとしんみりしてきましが、ショーそのものは非常に盛り上がりました。司会を務めたクリス・ジェリコが終始明るく進行してくれたのが良かった。
「ラーズっていつもジャケットこうやるよな!」
と言った具合に。
最後に登場したメタリカ。受賞コメントのなかではジェフには触れていないようでしたが、選曲にジェフに関する弔意が含まれていたのではと勝手に思っています。(後述)
以下、この日のセットリスト。
セットリストに記載のとおり、フィルモア公演以来のロブ・ハルフォードとの共演が実現しました。メタリカのライヴの模様をいくつか。
ステージを楽しんでいる。
今日のカークのギターはドラキュラ。
ラーズ、顔色悪いような・・・
杖をついているものの、声に衰えなし。
観よ!この躍動感!
クルクル回る前に精神統一。
ギターを変えてSeek and Destroy
あっという間の終演。
最後に選曲について。オープニングに持ってくるには珍しい「Disposable Heroes」。
歌詞は戦場で命を使い捨てにされる兵士について歌ったものですが、つながり無視して一節だけ取り出してみると何だかジェフに対するメッセージに思えてきて・・・
「For Whom The Bell Tolls」も兵士の死を歌ったもので、共にその音楽で戦ってきたジェフを彼ら流に称えているのではと勝手に想像してしまいました。
Slayer.net
【追記】
ジェイムズとロブはゴールデン・ゴッズ・アワーズ開幕前の「Black Carpet」でジェフ・ハンネマンの訃報についてコメントを残していました。映像とともに、コメントを管理人拙訳にて紹介します。
ジェイムズ・ヘットフィールド
「メタル・ブラザーを失って、とてもつらいよ。特に同じ時代に育ち、同じ時間を過ごし、同じジャンルを担い、同じ人生の目標を持ち・・・そんな全て同じヤツを失うとね。誰かの早すぎる死というのはいつも最悪だ。俺たちにとって初めてのことじゃないが、つらい・・・本当につらいよ。彼に神のご加護を。安らかに、ジェフ・ハンネマン。」
ロバート・トゥルージロ
「俺が言いたいことはジェフ・ハンネマンは驚くべき人物だったということだ。彼はとても控えめな性格だった。実際、彼は目立たない方を選んだし、(それでいて)これまでで最高のリフのいくつかを書いたんだ。だから安らかに眠ってほしい、ジェフ。いなくなって途方もなく寂しいよ。」
BLABBERMOUTH.NETさん、文字起こし感謝です。
関連記事
メタリカ、ゴールデン・ゴッズ・アワードで「永年功労賞」受賞ライヴを予定
メタリカ参加のゴールデン・ゴッズ・アワード2013の放送予定
【「スレイヤー」のギタリスト、ジェフ・ハンネマンさん死去 49歳】
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35031629.html
今のところ、このニュースについて
instagram.com
写真とともにタグで書き込まれた#StunnedAndSpeachless=「ショックで言葉もない」がまさしく自分もこのニュースに初めて接したときの思いです。
その他、twitterではBIG4の同志たちもメッセージを発表。
(日本語にすると野暮な表現になりそうだったので原文にて)
この日のゴールデン・ゴッズ・アワーズも「このショーをジェフに捧ぐ」とのメッセージで開幕。オープニング・アクトをつとめたアンスラックスのステージでは元パンテラのフィル・アンセルモ、レックス・ブラウンとコラボして、ジェフに捧げる「This Love」を熱唱。
賞のプレゼンターとして出席したスレイヤーのケリー・キングは、「ジェフは黙祷してくれなんて思っていない、今日はアワードなんだ。みんなジェフの為にも盛り上がってくれ!」とメッセージする一幕も。
twitter.com
スレイヤーのこれからも気になるところですが、再起を誓うメッセージと受け取りました。
ベスト・ヴォーカルを受賞したコリィ・テイラーがスピーチで涙ぐむ場面もあり、こうして書くとしんみりしてきましが、ショーそのものは非常に盛り上がりました。司会を務めたクリス・ジェリコが終始明るく進行してくれたのが良かった。
「ラーズっていつもジャケットこうやるよな!」
と言った具合に。
最後に登場したメタリカ。受賞コメントのなかではジェフには触れていないようでしたが、選曲にジェフに関する弔意が含まれていたのではと勝手に思っています。(後述)
以下、この日のセットリスト。
01. Disposable Heroes
02. For Whom The Bell Tolls
03. Rapid Fire (with Rob Halford)
04. Seek and Destroy
セットリストに記載のとおり、フィルモア公演以来のロブ・ハルフォードとの共演が実現しました。メタリカのライヴの模様をいくつか。
ステージを楽しんでいる。
今日のカークのギターはドラキュラ。
ラーズ、顔色悪いような・・・
杖をついているものの、声に衰えなし。
観よ!この躍動感!
クルクル回る前に精神統一。
ギターを変えてSeek and Destroy
あっという間の終演。
最後に選曲について。オープニングに持ってくるには珍しい「Disposable Heroes」。
歌詞は戦場で命を使い捨てにされる兵士について歌ったものですが、つながり無視して一節だけ取り出してみると何だかジェフに対するメッセージに思えてきて・・・
Finished here, Greeting death He's yours to take away
ここで終わりだ 死よ 彼の御霊をお召しください
Back to the front
戦線に戻って来い
You will do, What I say, When I say
おまえはそうするんだ、俺が言ったように、俺が言った時に
「For Whom The Bell Tolls」も兵士の死を歌ったもので、共にその音楽で戦ってきたジェフを彼ら流に称えているのではと勝手に想像してしまいました。
Slayer.net
【追記】
ジェイムズとロブはゴールデン・ゴッズ・アワーズ開幕前の「Black Carpet」でジェフ・ハンネマンの訃報についてコメントを残していました。映像とともに、コメントを管理人拙訳にて紹介します。
ジェイムズ・ヘットフィールド
「メタル・ブラザーを失って、とてもつらいよ。特に同じ時代に育ち、同じ時間を過ごし、同じジャンルを担い、同じ人生の目標を持ち・・・そんな全て同じヤツを失うとね。誰かの早すぎる死というのはいつも最悪だ。俺たちにとって初めてのことじゃないが、つらい・・・本当につらいよ。彼に神のご加護を。安らかに、ジェフ・ハンネマン。」
ロバート・トゥルージロ
「俺が言いたいことはジェフ・ハンネマンは驚くべき人物だったということだ。彼はとても控えめな性格だった。実際、彼は目立たない方を選んだし、(それでいて)これまでで最高のリフのいくつかを書いたんだ。だから安らかに眠ってほしい、ジェフ。いなくなって途方もなく寂しいよ。」
BLABBERMOUTH.NETさん、文字起こし感謝です。
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メタリカ、ゴールデン・ゴッズ・アワードで「永年功労賞」受賞ライヴを予定
メタリカ参加のゴールデン・ゴッズ・アワード2013の放送予定
コメント
Jeff Hanneman
Angel Of Death
Still Reigning
ヤフーのニュースで見て唖然・・・。
合掌
スレイヤーで好きな曲はほとんどジェフが書いてました。
突然の訃報で・・・
>トミーさん
ヤフーでもトップニュースとして扱われてましたね。
手術した病気と関係があったのか気になってます。
>ぜんさん
最近のケリーのインタビューでも復帰について語られることが多かったのでこんな形になるとは自分もショックです。。
Disposable Heroes
は、きっと、そのジェフやクリフに対するメッセージだと勝手に思い込んでいます。選曲も良かったと思います。
多分僕はその一曲だけでも満足したと思いますよ。もちろん歌詞は全部覚えていたので、熱唱です!。
箱は3000人位ですから、超至近ですよね。MCがMetallicaがここにいるんだぜ、信じられる買い?うん、確かに。
隣の人も80年代のメタルファンで話が盛り上がりました。Excelentなシートだねって言ってました。豪華でした。
本土で初めて巡礼することができてHappyなのですが、そういうニュースに触れると複雑ですね。
ちなみにMCにいちゃもんをつけていたのは僕の直ぐ後ろで、怖かったですwww。
今日LAから戻って、ボストン、明日から3か月ドイツです。デトロイトは無念。デトロイトは無念。行かれません。
では8月のサマソニで。
初コメントでした。
すごい!現地に行かれていたんですね!あのハコで観られるなんてホントにうらやましい。。
それにしても長期の移動お疲れ様です。8月のサマソニでは盛り上がりましょう!
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