明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新年一発目は元旦に我が家に届いたラーズ表紙の「Metal Hammer」から、ラーズ・ウルリッヒのインタビューです。以前、その簡単な内容はこちらでも紹介しましたが、管理人がインタビューをざっと読みして気になった部分を抜粋してみました。以前と重複する部分もありますが、管理人拙訳にてどうぞ。

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−新譜制作には手をつけましたか?

昨晩、取り掛かっていた5つは俺の耳にはみんな、かなり素晴らしい出来だったね。でもまぁその反面、贔屓目だよね。

−本当ですか?音楽的にはどんな方向性になるんでしょう?

そんな大層な要約をできるとは思えないな。昨日はガンガンでかい音で演奏していたよ。ヘヴィで、エネルギッシュで、ラウドで、ファストで、ロックしてて、クレイジーな感じだったね。そうじゃないというのはもっと容易いけど。部屋に風変わりの楽器はない。ハーディー・ガーディー演奏者は一日休暇をとったよ。誰かが疑問に思ってるかもしれないから一応言っておくと、スネアドラムあり、ギターソロありだよ。

−(『Death Magnetic』が新譜の原点という話に触れて)

『Death Magnetic』はひとつのマザーファッカーなレコードだ。いつ出したっけ?

−4年前、2008年の9月です。

そうそう。俺の耳には、まぁ俺が自分の耳に話してるだけだけど、『Death Magnetic』が制作されてから4年経って、あれよりいいと思えるメタリカのレコードは多くない。俺たちがやってきた他のたくさんのレコードを聴くと、疑問がわくか、「何であんなことやったんだろう?」とか「あれはいったい何なんだろう?」とか「なぜ誰かスネアがオンになっていると言わなかったんだろう?」と唸ってしまうかしてしまうんだ。『Death Magnetic』ではそういうことはなかった。俺たちが今やっているものは過去4年間やってきたことの継続形のように聴こえるだろうね。

−ニューアルバムは2013年に出ますか?

俺たちは取り組まなきゃならないことがたくさんある。2013年中に出せたら驚きだね。3D映画を終わらせなくちゃならない。それが今俺たちがやっていることなんだ。全部やるのは次の年になるかな。

−もしオンライン・デートの申し込みフォームを埋めるとしたら、自分のことを「メタル・ファン」と書きますか?

ハッハッハ(笑)もちろん!その通りだ!俺のかわいそうなアシスタント、バーバラに救いの手を!彼女に6ヶ月前ぐらいに俺のCDライブラリーを数個のiPodに入れておくように頼んだんだ。俺はそれを車に持っていって、いつも聴いているよ。Loudmouthって覚えてる?90年代後半から出てきた素晴らしいアメリカのバンドだよ。数日前はBowWowを聴いていたよ。

−今のメタルに関してはどうですか?

昨日、Soundgardenの新譜を入手したよ。あれを聴くのが楽しみだね。Swordの新譜も手に入れた。あれは最高だったな。まぁどう考えても、250ギガバイトの音楽を持ち歩いたら、10年20年前にしたときよりもずっと昔のものに多くの時間を割くことになるね。その当時は、ほとんどが最新でリリースされたものを持ち歩いていたけどね。

−18歳でメタリカを結成して、今48歳となりました。年を取ったと感じることはありますか?

年を取ったとは特に感じないね。それに風化してボロボロなんて特に感じないし。適切なやり方でウォーミング・アップをせずに数回のショーをやった後は別にして。たいていの場合、運がいいことに、俺たちは精神的にも肉体的にもかなり調子がいいんだ。時代遅れの恐竜みたいにノソノソ歩き回るなんてことはないからね。

Metal Hammer(2013年1月13日号 239

その他、ラウンドステージはファンとメタリカ双方にとってライヴにより集中させる仕掛けだという話や、今夏公開予定のメタリカの3D映画がレッド・ツェッペリンの「The Song Remains The Same」を思わせるという話などがされてました。

雑誌内では最近のライヴ写真がふんだんに使われてたけど、このジェイムズの写真いいなぁ。
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