7月28日より始まったメタリカのメキシコ公演。
事前のフライヤーではこんな特盛画像を使っていて、「いくらなんでもこれは盛りすぎだろw」などと笑っていました。
90xlr

アルバムのアートワーク詰め込みすぎだろと。
でもこんなの序の口でした。

何がどうヤバイのか?ステージ・セットがハンパない!
とりあえず7月28日、Sports Palaceで行われた当日のセットリスト。

01. Creeping Death
02. For Whom the Bell Tolls
03. Fuel
04. Ride the Lightning
05. One
06. Cyanide
07. The Memory Remains
08. Wherever I May Roam
09. Sad But True
10. Welcome Home (Sanitarium)
11. ...And Justice for All
12. Fade to Black
13. Master of Puppets
14. Battery
15. Nothing Else Matters
16. Enter Sandman
Encore
17. Die, Die My Darling
18. Seek & Destroy


今回のステージは形状がラウンドステージ&ミニ・スネイク・ピット。
mini_snakepit
photo by Daniel Moran

Ride the Lightningでは『Ride the Lightning』の電気椅子が。
ride
photo by Metallica Venezuela

Sad But Trueでは『Death Magnetic』の棺おけが。


...And Justice for Allでは『...And Justice for All』のDoris像が。


Master of Puppetsでは『Master of Puppets』の十字架が。


Enter Sandmanでまさかの『Load』ツアー、Cunning Stuntsの再現。


最後には『Kill 'Em All』の没ジャケ、
『Metal Up Your Ass』の便器が!(笑)

07july2812_pic33
photo by Metallica.com

フタが開いたらちゃんと剣を突き出す手が(笑)
metalupyouass
photo by Metallica Venezuela

もうライヴというより贅沢なショーと言ったほうが相応しいです。
たぶん他にも見逃している仕掛けがいっぱいありそう。

もう「One」の始まりの爆破がデフォになっているなかで、よくぞここまで。。
フライヤー見て笑ってすいませんでした!!

以前、メタリカのマネージャーであるピーター・メンチが「ピンク・フロイドの『The Wall』のツアーのように大仕掛けのものをやりたい」みたいなことを言っていました。ピンク・フロイドは『The Wall』の名の通り、ステージ上に壁を築いた仕掛けで話題を呼んだわけですが、メタリカならどうするのか?と気になっていたわたくし。

このメキシコ公演がまさにそれを体現する場になったようです。
3D映画になりそうな素材がいろいろあるけど、一体どうなるんだろう??

【追記】
ダイジェスト的な動画。


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