以前もこれに近いタイトルの記事でインタビューを紹介しましたが。。
Gibsonguitarにてカーク・ハメットがロング・インタビューされていました。
BIG4公演や新譜の制作状況、ギターなどについて語っています。
日本語訳にはちょっと長かったので抜粋してお届け。(管理人拙訳)
【The Gibson Interview: Kirk Hammett of Metallica】
(前略)
BIG FOURについて話しましょう。あなた方はアンスラックス、スレイヤー、
メガデスとショーを行っています。世界4大スラッシュ・メタル・バンドが
同じステージに上がりましたが、どのようにして起こったのでしょうか?
「サンフランシスコの昔なじみのスラッシュ・メタル・バンドみんなが
一堂に会したフェスティバルか何かをやれたら最高だろうなっていうのは
実際、俺たちのアイデアなんだよ。
おそらくサンフランシスコで行われるだろうなってね。」
「俺たちがこのアイデアについて話し出したときに、80年代の主要
メタルバンド、つまりアンスラックス、スレイヤー、メガデスと俺たちが
みんな一緒にショーを行ったことがこれまで一度もなかったって
ことに気付いたんだ。」
「俺たちはそれが可能かどうか実際やれんのかどうか、
確かめようってなったのさ。フタを開ければ、他のバンドも
このアイデアに加わったんだ。ヨーロッパでの初めてのショー
(2010年6月16日のポーランド、ワルシャワでのSonisphere Festival)
を行ったけど、素晴らしい結果となったよ。」
「だから今では、俺たちが実際に行うことの出来る、クールな
ヘヴィ・メタル・イベントに発展していったことをわかってるよ。
俺たちが長い間こうしていられること、今なお一緒にやれていること、
今なおアルバムを作っていること、今なおショーを行っているという
事実を祝うやり方としてもとてもクールだね。
それだけでもとてもクールなことだと思うよ。」
こういったバンドと一緒にライヴを行うことはどのくらい楽しいですか?
今回のショーのどの部分が好きですか?
「「The Big Four」のショーの素晴らしいところは、バックステージが
とてもとてもクールだよ。なぜなら俺たちが一緒にぶらついたり、
親友になったり、昔のことを話したりしていたからね。
だから、ただぶらつくことだけでもクールなことだし、イベントの一部に
なっているよ。」
「あとは4つのバンドが同じステージ上で「Am I Evil」をジャムするのも
ショーのなかで本当にクールなパートだね。全てのショーでやっている
ことじゃないけど、ブルガリアでやってLAでもやった。そしてこれは
本当にマジで言わなきゃならないところなんだけど、これは体験すべき
素晴らしいことだし、これらの素晴らしいバンドみんなでステージに
立てるのも素晴らしいことだよ。」
ずうずうしい質問ですが、あなたはThe Big Fourのなかで1番の
バンドはどのバンドだと思いますか?
「うーん、まぁ俺たちかな(笑)でも俺ならもちろんメタリカって言うでしょ。
2番目に好きなバンドは何?って訊いた方がいいんじゃない?」
なるほど。では2番目に好きなバンドは何ですか?
「スライヤーと言わざるをえないね。俺が言えるのは、彼らは
邪悪で、ヘヴィで、本当に妥協を知らない。スレイヤーっていうルールだよ。
もうひとつ言っておきたいのは(アンスラックスの)スコット・イアンは
俺の大親友のひとりだってことかな。バンドをやっているころから
ずっと彼のことを知っているけど、よく一緒に外へ出かけていったよ。
だからスコットのことを兄弟のように思っているし、本当に一緒に
ただぶらつくのが好きなんだと言わなきゃなんないね。」
ツアー中にバンドは新しいアルバムにとりかかることはできましたか?
「俺たちはまだ実際には制作をスタートさせてはいなかった。
でも考えてはいるよ(笑)。今は他にやることが山ほどあるからね。
俺たちは曲を書き始める時間をみつけなきゃって自身に言い聞かせ
続けているよ。でもその時は必ずやってくるからさ。」
「通常はショーであったり、ライヴのためにインドに旅立ったり、
その他あれやこれやあって、アルバムについてはちょっと後回しに
されてしまうんだ。でもまぁ俺個人が思うに、ニュー・アルバムは
できるときにできるもんさ。」
新しいメタリカのバイオ本、ミック・ウォール著の「Enter Night」が
発売されました。著者はこの本を書き始める前にメタリカについて
知るべきこと全てを知っていると言っていました。2年の間で彼は
何にも知らなかったと気付いたそうです。彼は何を発見したのでしょう?
「いい質問だね。正直俺にはわからない。つまり、俺は俺が何を
知っているのかぐらいはわかる(笑)でもミック・ウォールが何を
知って何を知らないのかは俺にはわからない。
俺が言ってることわかる?」
えぇ。では、どういったことで見解を変えたと思われますか?
「俺たちがツアーに出ていない時、つまり特に何もしていない時、
ありのままでいるというやり方かなと思う。俺たちは本当に普通の
ことをいろいろするのがただ好きなだけの普通のヤツらなんだよ。
それが彼に衝撃を与えてしまったのかもしれないね(笑)」
(後略)
Gibsonguitar(2011-06-05)
ロング・インタビューのため途中だいぶ端折ってしまいました(汗
新譜については「なるようになるさ」のカーク節といったところでしょうか。。
インタビュー中に出てくるメタリカの新しいバイオ本「Enter Night」は
アマゾンでもすでに発売されています。(発売日:2011年5月10日)

Enter Night
英語長文が苦手な私としては日本語版の出版が待たれるところ(苦笑
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【The Gibson Interview: Kirk Hammett of Metallica】
(前略)
BIG FOURについて話しましょう。あなた方はアンスラックス、スレイヤー、
メガデスとショーを行っています。世界4大スラッシュ・メタル・バンドが
同じステージに上がりましたが、どのようにして起こったのでしょうか?
「サンフランシスコの昔なじみのスラッシュ・メタル・バンドみんなが
一堂に会したフェスティバルか何かをやれたら最高だろうなっていうのは
実際、俺たちのアイデアなんだよ。
おそらくサンフランシスコで行われるだろうなってね。」
「俺たちがこのアイデアについて話し出したときに、80年代の主要
メタルバンド、つまりアンスラックス、スレイヤー、メガデスと俺たちが
みんな一緒にショーを行ったことがこれまで一度もなかったって
ことに気付いたんだ。」
「俺たちはそれが可能かどうか実際やれんのかどうか、
確かめようってなったのさ。フタを開ければ、他のバンドも
このアイデアに加わったんだ。ヨーロッパでの初めてのショー
(2010年6月16日のポーランド、ワルシャワでのSonisphere Festival)
を行ったけど、素晴らしい結果となったよ。」
「だから今では、俺たちが実際に行うことの出来る、クールな
ヘヴィ・メタル・イベントに発展していったことをわかってるよ。
俺たちが長い間こうしていられること、今なお一緒にやれていること、
今なおアルバムを作っていること、今なおショーを行っているという
事実を祝うやり方としてもとてもクールだね。
それだけでもとてもクールなことだと思うよ。」
こういったバンドと一緒にライヴを行うことはどのくらい楽しいですか?
今回のショーのどの部分が好きですか?
「「The Big Four」のショーの素晴らしいところは、バックステージが
とてもとてもクールだよ。なぜなら俺たちが一緒にぶらついたり、
親友になったり、昔のことを話したりしていたからね。
だから、ただぶらつくことだけでもクールなことだし、イベントの一部に
なっているよ。」
「あとは4つのバンドが同じステージ上で「Am I Evil」をジャムするのも
ショーのなかで本当にクールなパートだね。全てのショーでやっている
ことじゃないけど、ブルガリアでやってLAでもやった。そしてこれは
本当にマジで言わなきゃならないところなんだけど、これは体験すべき
素晴らしいことだし、これらの素晴らしいバンドみんなでステージに
立てるのも素晴らしいことだよ。」
ずうずうしい質問ですが、あなたはThe Big Fourのなかで1番の
バンドはどのバンドだと思いますか?
「うーん、まぁ俺たちかな(笑)でも俺ならもちろんメタリカって言うでしょ。
2番目に好きなバンドは何?って訊いた方がいいんじゃない?」
なるほど。では2番目に好きなバンドは何ですか?
「スライヤーと言わざるをえないね。俺が言えるのは、彼らは
邪悪で、ヘヴィで、本当に妥協を知らない。スレイヤーっていうルールだよ。
もうひとつ言っておきたいのは(アンスラックスの)スコット・イアンは
俺の大親友のひとりだってことかな。バンドをやっているころから
ずっと彼のことを知っているけど、よく一緒に外へ出かけていったよ。
だからスコットのことを兄弟のように思っているし、本当に一緒に
ただぶらつくのが好きなんだと言わなきゃなんないね。」
ツアー中にバンドは新しいアルバムにとりかかることはできましたか?
「俺たちはまだ実際には制作をスタートさせてはいなかった。
でも考えてはいるよ(笑)。今は他にやることが山ほどあるからね。
俺たちは曲を書き始める時間をみつけなきゃって自身に言い聞かせ
続けているよ。でもその時は必ずやってくるからさ。」
「通常はショーであったり、ライヴのためにインドに旅立ったり、
その他あれやこれやあって、アルバムについてはちょっと後回しに
されてしまうんだ。でもまぁ俺個人が思うに、ニュー・アルバムは
できるときにできるもんさ。」
新しいメタリカのバイオ本、ミック・ウォール著の「Enter Night」が
発売されました。著者はこの本を書き始める前にメタリカについて
知るべきこと全てを知っていると言っていました。2年の間で彼は
何にも知らなかったと気付いたそうです。彼は何を発見したのでしょう?
「いい質問だね。正直俺にはわからない。つまり、俺は俺が何を
知っているのかぐらいはわかる(笑)でもミック・ウォールが何を
知って何を知らないのかは俺にはわからない。
俺が言ってることわかる?」
えぇ。では、どういったことで見解を変えたと思われますか?
「俺たちがツアーに出ていない時、つまり特に何もしていない時、
ありのままでいるというやり方かなと思う。俺たちは本当に普通の
ことをいろいろするのがただ好きなだけの普通のヤツらなんだよ。
それが彼に衝撃を与えてしまったのかもしれないね(笑)」
(後略)
Gibsonguitar(2011-06-05)
ロング・インタビューのため途中だいぶ端折ってしまいました(汗
新譜については「なるようになるさ」のカーク節といったところでしょうか。。
インタビュー中に出てくるメタリカの新しいバイオ本「Enter Night」は
アマゾンでもすでに発売されています。(発売日:2011年5月10日)

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英語長文が苦手な私としては日本語版の出版が待たれるところ(苦笑
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コメント
カークの性格・ポジションが良く分かるインタビューでしたね。
気になる新作の曲作りはもう少し後にしっかりと言う感じが言葉に出てたかなと、思います。
やはり秋のライブが落ち着いて以降にリフをまとめるって感じですかね。。
ラーズのインタビューなど合わせ読むと
「素材」はあっても「曲」の形になっていないようですね。。
>ウエテツさん
ライヴも観たいですが、曲作りも腰すえてやってほしいという
複雑な気持ちです(苦笑
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