ジェイムズ、父親となったことでいろいろ考え方も変わったようです。

【メタリカ「コンサートはどんどん家族向きに」】

フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドによると、
メタリカのライヴはメンバーが父親になって以来、
どんどん家族向きになっているという。
汚い言葉を使わないように心がけているそうだ。
そのため「So What」もセットリストから外したらしい。

ジェイムズ・ヘットフィールドはオーストラリアのTV番組
『The 7pm Project』でこう話している。

「子供が生まれてから、俺らのショウは言葉の面でいえば
ファミリー向けになっている。ここしばらく「So What」は
プレイしてない。相応しくない言葉がいっぱいつまってるからな」


ヘットフィールドはまた、小学生の息子がオンラインで
購入する曲もチェックしているそうだ。

「iTunesから“お宅の息子さんが買った曲”ってお知らせ
メールを受け取っている。あいつはラモーンズやAC/DC、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが好きらしい。
メタリカの曲も買ってるよ。「I Disappear」「Unforgiven」
「Enter Sandman」なんかをね。買ってるんだよ。
“おい、どうやって払うつもりなんだ?”って感じだけど」


(後略)

Ako Suzuki, London

BARKS(2011-01-01)


個人的には「So What」聴きたいんですが。。

この記事の元となった英語の記事には
さらに続きがあったので、また拙訳でもってご紹介。


【父親ジェイムズは言葉を気にしてる】

(前略)

娘たちはソウルやポップミュージックに興味を持っていると
ジェイムズは言う。学校の許す限りメタリカのツアーに帯同し、
メタルの素地があるにも関わらず。

「かったるい学校ってのがある。でも俺たちは
ツアー終盤の日本に子供たちを引っ張ってった。
子供たちは行ったことがなかったからな。」

こういった子供へのしつけに関して彼は、

「俺の声は家庭ではときおりうるさくなる。でも俺は
何にでもそうする必要はないことを学んでいるよ。」


家族の精神はファン・コミュニティーにまで行き届いている。
ジェイムズはこう語る。

「俺たちは身重の女性、歩行器が必要なお年寄りにも会ってきた。
みんな大歓迎さ。オムツをステージに投げてこない限りはね。」


「でも30年後も俺たちがしていることに、こんな反応や愛情を
期待できるかはわからないね。俺が『これがマジで好きなのか?
よし!ここでパンクするぞ!』って感じがみんな好きなんだろうな。
俺の狂気じみたところから出てくるものがみんなとつながり合う
ってのは信じがたいね。『命の恩人です』とか
『おかげで高校に行けた』とか言われたことは色あせることはない。」


オーストラリア版ルールのフットボールの試合を初めて観た
ジェイムズは、学校にいた頃にしたゲームを思い出した。
自分の発言に注意深くなったにも関わらず、彼はこう語る。

「誰がボールを持っていようと、そいつらをぶっつぶす。
いわゆる『Smear the Queer』(※)さ。これは差別用語だから
最近じゃこんなこと言えないけどね・・・。」

RockAAA.com(2010-12-06)

※訳注:ボールや何かを持った子を残りの子がタックルなどで倒し、
捕まった子は他の子にトスをし、永遠に続く子供のゲーム。
Queerが同性愛者への差別用語にあたる。

参考動画(Smear the Queer



インタビュー動画はこちらをどうぞ。


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