文中にもありますが、現在バンドの状態が
うまくいっているからこそ思うんですかね。

【メタリカ、ドキュメンタリー映画を作ったことを後悔】

メタリカのラーズ・ウルリッヒ(Dr)は、バンドの
ドキュメンタリー映画『Some Kind Of Monster
(邦題―メタリカ:真実の瞬間)』(2004年)を
制作したことを後悔しているそうだ。

同作品はもともと、アルバム『St. Anger』の
レコーディングをドキュメントするためだけに
作られるはずだったのが、結局、メンバー間の
亀裂や苦悩など危機に直面したバンドの姿を
赤裸々に映し出す、よりパーソナルな内容になった。

だからこそ多くの人に感動を与えたのだが、
ウルリッヒ自身はそれを恥ずかしく思っているようだ。

Dotmusicによると、ラーズ・ウルリッヒは
こう話しているという。

「ノエル・ギャラガーに会うたびに、映画の一節を引用される。
独り歩きしているんだ」

「たくさんのミュージシャンがこういう時期を経験している
のはわかってる。でも、必ずしも彼らはそれを映画にして
世間と分かち合おうとするほどバカじゃない」


現在のメタリカは、映画が制作されたときとは
まったく違うバイヴが流れているという。

「バンドにはいま、いいバイヴがある。みんな楽しんでるし、
うまくやっている。気楽で快適だ」。


だからこそ、あの状態を公けにしたことを
悔やんでいるのかもしれない。

『メタリカ:真実の瞬間』はファンの間で絶賛されただけでなく、
Independent Spiritアワードも受賞、ドキュメンタリー映画
として高い評価を得た。

Ako Suzuki, London

BARKS(2010-07-19)

かなり赤裸々な部分までさらけ出しているし、
自分だったら目を背けたくなるであろう醜態も
映像として残し、披露してしまったこと、
そしてそんな映画でさえもメタリカの一部分を
切りとったに過ぎないことを考えれば
後悔する気持ちもわからなくはないかなぁ。


よく出来ている映画の予告編映像。




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