すっかり後回しになってしまったレビューの続きを。

METAL HAMMER誌にメタリカが雑誌メディアを招いて
披露した新曲6曲のそれぞれのレビューがあったので
管理人のつたない和訳で抜粋・箇条書きにてご紹介。

前回分のレビューはこちら↓
メタリカ新譜のレビュー(メタルハマー予告編1)

※大胆な意訳や誤訳が入り混じっているかもしれません(汗
※英語本文を見たい方は下の「>>英語の原文はこちら」から。


■1曲目
・「フラミンゴ」と呼ばれる意味不明な仮タイトル
・雷鳴のようなドラムがリードギターと交わるようにスタート
・リズムが止まったり、走ったりを繰り返した後、
 「Fight Fire With Fire」を彷彿とするスラッシュ・スタイル
 で幕を開ける
・ジェイムズのボーカルまでに少なくとも2分の前奏
・そのボーカルは印象的なコーラスあり
・はじめに聴いたリフを覚えていられないほど
 1つの曲にたくさんのアイデアが投入されている
・メタリカ・スピリットを感じさせる高速リフとギターソロ

■2曲目
「Fight Fire With Fire」「Nothing Else Matters」
 思い出させるギターイントロから始まるバラード
・起伏のないボーカルとわずかに入り組んだプログレ調の間奏
・突然、急なギターリフが入り、さらに加速したリフとソロ
・この曲もたくさんのセクションからなるが、全体としては重量感
 あふれるサウンド

■3曲目
・東洋風なアプローチがちりばめられ、止まったり、走ったりを
 繰り返すギターリフからスタート
・はじまりとは別のせきたてるギターリフとジェイムズのボーカルが
 完璧にコントロールされたのごとく交互にかけあう
・兵士の行進に誰かが撃っていくような整然としたリフが割って入る

■4曲目
スレイヤーのようなペースから始まるこの曲は「Master Of Puppets」
 を思い起こさせる
・ミサイルが発射されるかのようなドラムのイントロのあと、
 マーチのようなリズム、スラッシュモードになり、その脇で
 ジェイムズのメロディックなボーカルが入っている
・「Bow down, surrender unto me」と歌っている
レッド・ツェッペリンのような雰囲気のあるギターがグルーヴを出している
・これまで彼らが創ってきた圧倒的なナンバーの類ほどではないが、
 まだまだメタリカは思わず耳を傾けるようなサウンドでライブで
 繰り返し歌われることが想像に難くないナンバーを生む出せることを
 この曲で証明している

■5曲目
・また別の強烈なオープニング
レイジ・アンド・アゲインスト・ザ・マシーンが生み出す
 ものとかけ離れてはいない特徴づけできないグルーヴ
・シャープなリフに対して不規則な弾幕のようなドラム
・少しばかり、メロディックな部分のあとに再びスリリングな
 ギターリフの嵐がこの曲を築き上げている

■6曲目
・「9つの叙事詩と1つの歌」と呼ばれる新譜のなかの「1つの歌」
・他の曲よりも相当短い
・よりスレイヤー風な部分があり、シャープで高速なリフでいっぱい
・喧騒に満ちたこの曲は、また東洋風な色合いを帯びている


■総評
第一印象ではこのアルバムは血潮が沸き立つような感覚を覚える。
しかしすべて我々が望むものかどうかを答えるためには
(残りを)もう少し聴かなければならない。結局のところ我々は
大いにホッとし、かなりワクワクさせられたということだ。
残りを聴くのが待ち遠しくてたまらない。

(後略)


METAL HAMMER (2008-06-11)

>>英語の原文はこちら


4曲目はミッションメタリカでジェイムズが歌っているのが
聴けた“あの曲”だろうと推察できますね。

あとは「東洋風」「スレイヤー風」というのが今回の新譜の
キーワードになりそうです。


評価的にはこれまでの最高のアルバムではないが、
良作だろうみたいなレビューというところでしょうか。

しかし、音楽を文章で表現するのって難しいですね。。。

 

この記事へのトラックバック・コメント等々待ってます!

ブログランキングに参加しています。
メタリカ情報局への応援クリックお願いします!