メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:metallica

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    ラーズ・ウルリッヒの伝記本『Lars Ulrich - Forkalet med frihed』のご紹介。第3章3回目。有志英訳を管理人拙訳にて。※カタカナ表記がわからないところはアルファベットのままにしてます。デイヴ・ムステインが加入した後もバンドメンバー構成で二転三転していたところを。

    - ヘヴィメタルへの誓い(前編) -

    メタリカのデモテープの音楽は相当速かった。6つのオリジナルのリフを中心とした、生々しく、アグレッシヴな曲が狂気じみたペースで演奏されていた。音楽にしても曲名にしても、ダイアモンド・ヘッドとモーターヘッドの両方を思わせ、4人のヘヴィメタルへの宣誓を貫く楽しげな表明ともとれる「Motorbreath」「Seek And Destroy」「Jump In The Fire」「Phantom Lord」そしてヘヴィメタル・アンセムの「Metal Militia」があった。もちろんそこにはデイヴ・ムステインの新しいソロが加わった「Hit The Lights」も。

    NWOBHMからのインスピレーションは、メタリカの初めての楽曲の構成や速いテンポのなかに明白にある。しかし、メタリカは新しいインスピレーションも発揮し始めていた。それはイギリスからではなく、ロイヤル・コペンハーゲンからであった。ビズオウア通りのキム・ベンディクス・ピーターセン(キング・ダイアモンド)とRene Krolmark(ハンク・シャーマン)がまったく新しい草分け的なヘヴィメタルを始めたのだ。

    ラーズ・ウルリッヒ「おかしなことにヘヴィメタル・ケンが1980年に制作されたアルバムのデモを俺に送ってくれたんだ。彼らはブラッツ(Brats)と呼ばれていて、1981年にマーシフル・フェイトとして活動を始めた。1981年、ケンは彼らのマネージャーだったんだ(さらにバンド名をつけることになる)。そうして送ってもらったデモはマジですごいものだった。ジューダス・プリーストと他のヘヴィなものを混ぜたようなものだった。俺たちはただただ本当にクールだと思ったよ。マーシフル・フェイト、モーターヘッド、ダイアモンド・ヘッド、そしてヴェノム。彼らは当時の俺たちにとってのインスピレーションの中心だったんだ。「Motorbreath」はモーターヘッドから影響を受けたものだし、「Seek And Destroy」はマーシフル・フェイトへのハッキリとわかる初めての賛同の表れだった。あれは「Doomed By The Living Dead」「Corpse Without Soul」のようなマーシフル・フェイトの初期の曲に影響を受けたものだったんだ。」

    それは決定的なデモテープとなった。メタリカは形となり、楽曲、スタイル、そして凄まじい楽曲は『No Life Til Leather』というタイトルの元に集められた。そのタイトルは最初の曲の最初のセンテンスだ(もちろんジェイムズの冒頭の「ウォーー」は別として)。

    No life til leather/we're gonna kick some ass tonight/We got the metal madness/when our fans start screaming/its right/when we start to rock/we never want to stop again

    それからジェイムズのけたたましい声でコーラスが響く。

    Hit The Lights...Hit The Lights...Hit The Lights

    『No Life Til Leather』のどこを切ってもメタル、音楽、ライフスタイル、そして高揚感が中心にあった。そのデモテープによって、バンドが軌道に乗り、有名になっていく方向転換が始まったのだ。ラーズ・ウルリッヒに象徴される積極的な宣伝販促マシーンとして。彼は造作もなく伝言したりテープをコピーするメタルファンのいる場所でテープを配っていった。そして、メタル雑誌(あるいはファンジン)でテープやバンドのことを掲載させることさえできた。このようなメタリカを広く伝えるラーズの努力は1982年からだった。レコード契約を得るには充分に足るものだった。しかし、最初にメタリカを真に称賛する記事が掲載されたのは1982年4月、(最初のデモテープである)『Power Metal』をリリース後に(Metallicaと呼ばれるかもしれなかった)ファンジン「Metal Mania」のなかであった。

    「メタリカはアメリカのメタルゴッドになる可能性を秘めている」ジャーナリストのパトリック・スコットは82年6月の記事のなかでそう書いている。しかしこの予言のほとんどは、デモテープの音楽からというよりはむしろ、おしゃべりで熱狂的なメタリカのドラマー兼広報の家で熱狂的かつ親しげに交わされたヘヴィメタル話から得た直観に基づくものだった。

    メタリカと『No Life Til Leather』のデモを広める活動中においても、ラーズは決してここ数年のメタルの源を忘れてはいなかった。コペンハーゲン、そして特にラーズがまだ存在を知らなかったバンドからひらめきを得る助けを知らず知らずのうちにしていたケン・アンソニーのことを。2人のデンマークのメタルファンは離れていても、やはり大まかな連絡を取り合っていた。しかしラーズが電話で最新の音楽への情熱について話す時、ケンは本当に驚いたものだった。

    「ある日、電話で話していたら、ラーズが音楽をやり始めるつもりでドラムキットを手に入れたって言ってたんだ。「おぉ!いいね!」と思ったよ。そしたらあくる日、ラーズが電話してきて「俺たちデモを録ったんだけど、聴いてみたいかい?」って言ったんだ。聴いてみたいって言ったよ。まだ『No Life Til Leather』は持ってなかったしね。それでテープを俺に送ってくれたんだ。「俺のバンド:メタリカ」と言葉を添えてね。」

    「驚いたよね。ドラマーだって??俺は彼がドラムをやってるとは思いもしなかった。彼にリズムの才があるなんて少しも思わなかったよ。家で狂ったようにエアギターとかエアドラムをすることはあっても、それはそれでしょ。バンドを始めるってことさえ・・・ねぇ!?」

    取り巻きの外側、すなわち、ブライアン・スレイゲルと地元LAのメタルファンの中では、ラーズは自分のドラムへの関心やバンドに抱く野心については全く口外しなかった。ラーズのメタリカとしての突然の活動にケン・アンソニーだけが驚いたわけではなかった。憧れのダイアモンド・ヘッドと一緒に過ごしていた間もラーズはバンドで演奏したいという話は一切していなかった。当時、彼はジェイムズ・ヘットフィールド、ヒュー・タナーと初めてのジャムを行っただけだった。

    「おかしいのは、当時彼はバンドを始めるなんてことは一言も言わなかったことさ。」ダイアモンド・ヘッドのギタリスト、ブライアン・タトラーはそう振り返る。(『Metallica 激震正史)』(1992)より)「(中略)テニスのことばかり話すこともあったし、自分の好きなバンドの話になると止められなかった。でもメタリカのことについては一切何も言わなかったんだ。」

    それはメタリカに至る構想がどれだけ自然に生まれてきたか明白にあらわしている。実際ラーズがいろんなドラムとドラムスティック、そして音楽で何かしたいと動き始めたのは1981年夏のイギリス滞在後だった。

    話は戻って、1982年夏、ラーズとメタリカに関する噂はヘレルプのPhilester通りのテニスコートにまで届いていた。ステイン・ウルリッヒはある日、叔父で名付け親でもあるトーベンと一緒にテニスをしていた時のことを振り返る。「ある人がトーベンのところにやって来て言うんだ。「ラーズは音楽を始めたんだって?」彼がロッカールームに行くと今度は彼にこう尋ねるんだ。「トーベン、キミは昔からミュージシャンじゃないか。息子のやってる音楽は知っているかい?あの子たちは良いものを持っているかい?」トーベンはその問いに対してこう答えた。「あぁ・・・まぁ・・・でもベースを演奏している子は別の楽器をやるべきだね!」ってね。」

    昔からの熱狂的ジャズファン・評論家からの本当に的を射た指摘だ。彼はその後何年にも渡って、初期あるいはメタリカの曲となる前の楽曲に関する息子の審判となった。ロンは実際、他がますます強力になっていく4人組の中で最も弱い部分となっていた。ややモチベーションに欠け、暇を持て余し気味のマクガヴニーの代わりをラーズとジェイムズが見つけるまで数ヶ月しか要しなかった。

    この頃、メタリカの主要メンバー2人(ラーズとジェイムズ)はバンドメンバー構成に関する新しい考えがあった。ジェイムズはバンドが2人目のリズム・ギタリストを雇うまでリズム・ギターを演奏する方を選んだため、全面的にボーカルに集中することができた。しかし、1982年夏に起きた問題は別にあった。

    ラーズはその時のバンドの考えを大まかに話した。「どういうことかというと、ジェイムズが初めてリズム・ギターを演奏し始めた時、それを容易にこなせたってことさ。彼に本当にぴったりハマっていて、それだけの才能があったんだよ。彼とムステインが一緒になったらとてもすごいことになった。ジェイムズはこう言ってたよ。「クソッ!俺がステージを駆け回って歌う代わりに別のシンガーを一人見つけようぜ!俺がリズム・ギターを弾けば、マルコム・ヤングかルドルフ・シェンカーみたいじゃないか。」ってね。1982年夏、後半の数ヶ月は、ギタリストじゃなくて、リードシンガーを探していたんだ!それで何人か試した。有名なヤツはいなくて、地元のファンだけだったけど。そこにはアーマード・セイントもいた。LAで俺たちみたいなヘヴィメタルをやっていた他では唯一のバンドさ。彼らはジューダス・プリーストやアイアン・メイデンの影響を強く受けていて、俺たちよりメロディックだった。それでも彼らは他のバンドなんかより幾分ラウドだったしヘヴィだったね。俺たちは彼らと何回かギグをやったんだけど、彼らは本当に可笑しかったよ。ジョン・ブッシュっていうシンガーがいて、俺たちは才気溢れるヤツだと思った。」

    「俺たちは実際数ヶ月の間、ジョンに対して、騎士の鎧を身につけてステージを駆け回るような、アーマード・セイントがやっているクソみたいなことで時間を無駄にする代わりに真っ当なヘヴィメタルバンドに加わるべきだと言って説得を試みた。でも彼は何も話を聞こうとはしなかった。アーマード・セイントはLAでは俺たちより大物だったからね。それに実際俺たちは彼らのサポートを何回かやっていたし。でも俺たちは本当のヘヴィメタルがどんなかってことをわかってたし、(相手が大物だろうが)そんなことは気にもしなかった。俺たちはただジョンに俺たちのバンドに加わるべきだと伝えたんだが、彼はそれを望まなかった。そんなわけでヘットフィールドは歌い続けているんだ。」

    英訳元:http://w11.zetaboards.com/Metallichicks/topic/794989/9/

    ちなみにアーマード・セイントも『Metal Massacre』に参加したバンドのひとつですね。鎧を着たメンバー集合写真が画像検索で見られると思います。ジョン・ブッシュが後にアンスラックスのボーカルとして加入することになるのも何かの縁でしょうか。

    johnbush_metallica
    メタリカ結成30周年のフィルモア公演にて実現したジョン・ブッシュがボーカルのメタリカ

    そして、ギターを弾いているうちにリズム・ギターの才能が開花してしまうジェイムズ!(笑)結局、新しいボーカルを加入させるのは諦めることになりますが、この後もメタリカの運命を大きく変える出来事が起こります。

    次回、クリフ・バートン登場予定。

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    2014年10月6日にミルバレー映画祭にて行われた、ロバート・トゥルージロがプロデューサーとして関わったジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画『Jaco』公開イベント。既報どおり、カーク・ハメットとロバート・トゥルージロが男女アコースティック・ギターデュオのロドリーゴ・イ・ガブリエーラと共演しました。

    セットリストは明らかになっていませんが、短く編集された動画がロドリーゴ・イ・ガブリエーラのFacebookページでアップされています。(Facebookの外部貼り付けを行いましたが、読み込みが重たくなってしまったのでリンクでご勘弁)

    「For Whom The Bell Tolls」
    https://www.facebook.com/video.php?v=10154643291660459

    「Battery」のリハーサル(with カーク・ハメット)
    https://www.facebook.com/video.php?v=10154640589365459

    そして共演の模様を写した一枚。
    rodrigo_kirk_rob

    楽しげなステージで観られた方がうらやましい!ちなみにミルバレー映画祭でメタリカは昨年、『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の公開イベントでトークイベントを行っており、今年はメンバーそれぞれが選んだ映画の上映イベントを開催と2年続けてのコラボが実現しています。今後もオフ時に地元カリフォルニア州のイベントにちょくちょく参加しそうな予感がします。

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    来年のロック・イン・リオの公演が決まって、今年はもうライヴやらないかなと思いきやこのニュース。公式発表を管理人拙訳にて。

    2014年11月11日の退役軍人の日にワシントンDCのナショナル・モールでアメリカの退役軍人とその家族に敬意を表する、その種では初めての特別なコンサートに参加するよう依頼されて光栄に思う。コンサートは、受信契約者以外も視聴可能な番組としてこのユニークなイベントを観られるよう全てのHBOチャンネルで放送される。

    HBOとスターバックスによる主催で、3時間の生中継コンサートにはブルース・スプリングスティーン、エミネム、デイヴ・グロール、クリス・ロック、ジェイミー・フォックス、キャリー・アンダーウッド他、多種多様なアーティストが参加する。退役軍人に敬意を表することに加え、このコンサートは、退役軍人へ雇用/教育機会、健康づくり、そしてそれらを統合して市民生活に戻る援助を行っているいくつかの退役軍人サービスの団体の資金集めのイベントとしても開催される。

    他の人に自身を捧げてきた人たちのために演奏をすることに興奮している。使命を果たしてきた2000万人以上のアメリカの退役軍人にスポットライトを向ける夜となる。詳細と放送時間についてはhttp://www.theconcertforvalor.com/をクリック。

    Valor_HBO_Starbucks

    Metallica.com(2014-10-02)

    メタリカと退役軍人向けのチャリティーイベントといえば、以前『Call Of Duty ブラックオプス』とのコラボイベントに参加していましたね。

    イベントに絡んで新譜の進行状況なども語ってもらえると嬉しいな・・・

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    2014年9月9日、ニューヨークの『Billboard』のスタジオ内でブランド・マネージャーたちと対談を行ったラーズ・ウルリッヒ。U2の話以外のところを抜粋して管理人拙訳にて。

    round-table-group-01-2014-billboard

    − ラーズ、メタリカはこれまで多くのオファーを断ってきました。あなたとバンドが探しているブランド・パートナーから話を始めましょう。

    ラーズ・ウルリッヒ「ここニューヨークではQプライムのマネージャーから始まる絞込みのプロセスがあるんだ。彼らがあんまりクールじゃないオファー、適当ではないオファーから俺たちを守る最初の障壁となってくれている。」

    − メタリカに提案されていないものは何ですか?

    ラーズ「俺たちの経歴ではますます、絶対不変なものは役割を果たさなくなってきている。「ファンは何を望むだろうか?」という会話が出てきた途端、自分たちでその会話を止めるんだ。見込みがないからね。もし20人のメタリカファンがテーブルを囲んだら、20個の違うことを言われるだろうし。俺たちは真に本質的な会話をするようになった。「何をやったら俺たちが心地いいだろうか?これは俺たちが支持できると感じるものか?」ってことだ。売り切るかの話じゃなくて、魂を売ったかどうかって話さ。毎晩ベッドに横たわって、「俺の選択はいいと思ったか?」って(自問自答して)ね。」

    −昨年12月にCoke Zeroの助けを借りて、メタリカは南極で初めて公演を行いました。次のフロンティアはどこですか?

    ラーズ「どこにもないよ。少なくともこの地球上はね。宇宙で公演しなきゃならない。」

    カミール・ハックニー(アトランティック・レコードのブランド・マネージャー)「海の中でやらないと。ドームのなかで。」

    ラーズ「メタリカがやりたいことっていうのは、未踏の場所に行くってことなんだ。昨年は初めて中国に行った。初めてマレーシアに行くチャンスも得た。たぶん5つくらいまだ行っていない場所がある。10年前にはそんなことをするインフラがなかった。誰かが「南極」と言ったら、Coke Zeroの方を見なきゃならないし、手を組むことにOKだと感じるかもしれない。そうして俺たちは南極で特別なことをやる手助けをしてくれたCoke Zeroのためにそいつをやったのさ。でもあれはそもそもラテンアメリカのためのキャンペーンだった。Coke Zeroとアメリカで手を組むってことを意味するわけじゃない。なんであのシナリオが一回限りなのか見なきゃならないよ。」

    (レディー・ガガが嘔吐で描画する画家、ミリー・ブラウンと共演し、ミリー・ブラウンがガガに吐瀉物を全身に浴びせる嘔吐パフォーマンスをしたことについて)

    ラーズ・ウルリッヒ「レディー・ガガが自分にゲロ吐かせるのを観に行かないか?みんなが話すような、エッジの効いた論争の的になるようなことが好きだろ。」

    Billboard(2014-09-26)

    長きに渡るQプライムとの関係もメタリカの活動を支える上で重要なファクターになっているんだなぁ。ラーズもまた一騒動起こす何かを企んでいたりして(笑)

    嘔吐画家とガガの共演についてはこちらのまとめをどうぞ。

    【追記】
    対談の模様が動画がアップされていました。








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    ラーズ・ウルリッヒ、U2の無料配信に対してコメント

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    先ごろ、iTunes Store利用者へ要否を問わず最新アルバム『Songs Of Innocence』を無料配信し、賛否両論を巻き起こしたU2。そんなU2に対してラーズ・ウルリッヒが『Billboard』誌の対談のなかでコメントしています。BARKSさんの記事より引用。

    lars-ulrich-round-table-01-2014-billboard

    「U2は最高にクールだと思う…。2014年のいま、既成概念にとらわれず物事を考える人や、何らかの形で音楽業界の現状を打破しようとしている人は称賛されるべきだ。俺にとっては、その試みが成功するかどうかは問題じゃない。俺らみんなに向かって、こういう改革的なものを投げつける度胸と先見の明があるってことだ。俺らはいま、自分らのクリエイティブ・プロセスにどっぷり浸かっている。それを一からやり直そうとするこのタイプの試みにはものすごく刺激される」

    BARKS(2014-10-01)

    果たしてメタリカの新譜のリリース方法にも何か影響を与えたりするのでしょうか?ちなみにU2のボノは音楽の無料配信自体は反対の立場とのこと。次のように語っています。

    「僕らがただで配ってるんじゃない。Appleがそうしてるんだ。そこはすごく重要だ。僕は無料音楽に反対だ。でも、すぐそこにあり、ニュースになったってことで、ソウルかどこかにいる人が聴いてみようって思うかもしれない、そういうことだよ」

    BARKS(2014-10-01)

    U2を知らない若い世代に「U2って誰?」と騒がせただけでも、もうU2の思うツボってわけですね(笑)

    『Billboard』誌の対談でラーズは他にもいろんな興味深いことを語っていますが、それはまた別の記事でご紹介できれば。

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    新譜制作集中期間に突入したメタリカ。早くも2015年のライヴの予定が発表されました。Metallica.comの公式発表を管理人拙訳にて。

    ロック・イン・リオが初めてアメリカ国内で行われようとしている。そして俺たちもそこに参加しなければならない!フェスティバル最初の週末、2015年5月8日・9日にネバダ州ラスベガスのMGMリゾーツ・フェスティバル・グラウンドのワールド・ステージで初めて行われるロック・イン・リオのヘッドライナーとして参加する俺たちに期待してほしい。これまで俺たちはロック・イン・リオにマドリッドで1回、ブラジルで2回、リスボンで3回の計6回参加してきたが、どの公演も特別で他にないネクストレベルの体験だった。アメリカ版ロック・イン・リオ最初の公演に参加できることに俺たちはワクワクしている。

    フェスティバルは2015年5月8日〜9日、15日〜16日の週末2回に渡って行われる。フェスティバルの詳細とチケットの予約はRockInRio.comから。自由席入場料のフェスのため、MetClubのチケット予約販売は行わない。

    Metallica.com(2014-09-26)

    ロック・イン・リオに向けたラーズの意気込みをどうぞ。


    また爪楊枝・・・(笑)

    同フェスは最初の週末をRock Weekend、2回目の週末をPop Weekendと名付けて、メタリカの他、リンキン・パーク、ノー・ダウト、テイラー・スウィフト、デフトーンズらが出演予定とのこと。
    RockInRio_LasVegas

    うわぁぁ行ってみたい!

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    メタリカ出演のロック・イン・リオ2013中継情報

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    『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』がリバイバル上映決定とのこと!
    以下、公式Facebookより。

    【新! 情!! 報!!!】

    秋の日はつるべ落とし。夜の訪れが早くなって参りましたね…。
    そんな今日は、2010年にメタリカ来日公演 in さいたまスーパーアリーナが行われた日!!
    (メタリカ情報局さん情報)

    ということで、この記念日に新情報をドロップします!
    覚悟はいいかッ!

    ファンの皆様のご要望にお応えしまして、
    新宿にてリバイバル上映決定death!!!DEATHッ!!!!!
    \m/(´Д`) \m/

    期間:10/4(土)-10/17(金)*2w限定上映
    劇場:新宿ミラノ3
    料金:1000円均一
    形態:2D/BD上映

    以上です。
    せせせ1000円ですと・・・??
    箱根湯本から新宿への電車賃より安い!

    大画面で観る中々無いチャンス。お見逃しなく!!

    宜しくお願いいたします!!

    mttn_iron

    Facebook(2014-09-25)

    東京1ヶ所だけだけど・・・3D上映じゃないけど・・・・でもでもやっぱり大画面大音響で観るべき映画なので映画館で見逃した方はぜひ!もちろんもう一度観たい方もぜひ!

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    ジェイソン・ニューステッドのちょっと心配なニュース。

    jasonnewstedfingers

    ジェイソンが開設していた自らのプロジェクト「NEWSTED」の公式サイトNewstedHeavyMetal.com がトップページのみ残し、その他のページのリンクが削除されました。トップページには以下のメッセージが掲載されています。(2014年9月26日現在)

    newsted_20140915

    ジェイソン・ニューステッドは2014年9月15日現在、Twitter、Instagram、Facebook他、あらゆるSNSを行っておりません。彼の名前や画像を違法に使用している、なりすましサイトとは一切関係ございません。(管理人拙訳)

    送られてきたファンの写真を掲載するなど、ウェブサイトを使った交流にも積極的だったジェイソンがこのような措置をとったのは何か事情があってのことでしょう。管理人の勝手な憶測ですが、なりすましサイトへの抗議、あるいは特定のサイトと係争中なのかもしれません。

    今年の2月にはオーストラリアのSoundwaveフェスを「私的で個人的な事情」でキャンセルしており、Twitterもその2月から更新が止まっているので心配してます。NEWSTED名義の来日を期待しているのですが・・・。

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