メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:Metallica

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    ニューヨークで行われている国際現代美術展に参加しているジェイソン・ニューステッドがLoudwireの「Wikipediaに書いていることは本当か嘘か」を質問する人気企画「Wikipedia: Fact or Fiction?」に登場。

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    メタリカ加入時のオーディションや初来日の際に起きた「ワサビの洗礼」エピソードを語ってくれました。管理人拙訳にてご紹介。

    −メタリカのオーディションで、50人以上のミュージシャンが参加する中、あなたは密かにバンドのセットリストを手に入れて、それを練習してラーズに成果を見せた。あなたが(メタリカの)あらゆる曲を知っていたことにラーズは驚いたとありますが?

    うーん。あの当時、12月にオジーと共にしていたツアーでどんなセットリストを演奏していたかを把握することは難しいことじゃない。本当に(メタリカとして)ギグをしたいと思って彼らの曲を準備しようとするなら、一緒にやろうとする曲は大事な秘密ってわけじゃないし、把握することは難しいことじゃなかった。引き金を引くと決めたなら、自身の力を発揮できるに足るだけのセットリストは準備しておくし、知っておいてしかるべきだよ。

    本当なのは(メタリカ以前に所属していた)フロットサム・アンド・ジェットサムの俺の手描きのロゴが一番上に書かれたノートに、彼らが俺の地元で最後にライヴを行った時にやった曲を順番に書いていたってことだね。ドラム越しにラーズにそのノートを手渡して、ラーズがロゴとリストを見てる時に、俺は書いてある曲なら知ってるって言ったんだよ。そしたら彼が「そりゃすげぇ、クール!」と言って、じゃあ一緒にこれとこれとこれをやろうとなった。そうして一緒に演奏して数日後に電話があったのさ。

    クリフのご両親がいらしたんだ。(ラーズの父)トーベンもいた。まだご両親とも健在で俺に非常によくしてくれた。彼らが全員来る時に俺が戻って来て、二度目にお会いした時にはハグをして欲しいと。ジャン・バートン(クリフの母)はすぐに俺を抱きしめて「あなたという存在は一人しかいない。みんなもそう。どうか無事でいて。」と言ってくれたんだ。


    −メタリカはあなたをだましてワサビの塊を食べさせて洗礼を浴びせたとありますが?

    真実に遠からずってとこかな。バンドに入って11日で日本でツアーを行った。メタリカが日本でツアーをするのがそれが初めてだった。それで俺たちは飲んで飲んで飲みまくり、パーティー、パーティーだ。それでカークがこう言うんだ。ジェイソン、これはミントアイスクリームだとね。俺は泥酔していて、アイスはすぐ溶けるだろうとか言ったんだけど、このミントはすげぇから絶対試した方がいいよって言われてね。それで俺はOKってスプーン一杯頂いたんだ。箸は使えなかったからね。口にしたら「Fuuuuuuuuuuck!!!!」
    jason_mint

    そこで座ってふと気がついて見上げたら、テーブルには知らねぇヤツがいる。みんないなくなってしまったんだ。でもテーブルは満員。ロードクルーのヤツらやその場にいた人たちが俺のいるテーブルへみんなを呼んでいたんだ。終いには気がついたらアジアの女の子や知らない人たちでテーブルが埋まっていた。知っているヤツがいないか見回したよ。支払いは俺だって。あの当時、円相場が強くてね。俺は週500ドルもらえていた。ベースを弾いてサンドイッチを食べてビールを飲むには大金だよね。ハッピーだ。そういう状況だった。彼らは俺に週500ドル渡していたんだ。でも支払い請求を見たらゼロがずーーーーっと並んでいるんだ。
    jason_bill

    俺は支払い請求を見て、こんな最悪な夕食に誰もいないのかと思った。そしたらアイツら上の方から俺の顔を見てやがったんだ(笑)当時のマネージャーのボビーが降りてきて、(大丈夫だと)俺の背中を叩いて支払いを済ませたのさ。参ったね。それがワサビストーリーの全貌だよ。

    インタビュー全編はこちらから。上記のエピソードの他にキッスのジーン・シモンズに影響を受けてギターからベースに転向した話やプロデューサー、ボブ・ロックについて語っています。


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    CBSNewsでのメタリカのインタビュー記事。今回のツアーやライヴ中の感覚について語っています。管理人拙訳にてご紹介。

    メタリカは1年半のワールドツアーの真っ最中。アメリカ、アジア、ヨーロッパに渡って96のライヴを行っている。「WorldWired Tour」は、8年ぶりの北米ツアーであり、20年ぶりのスタジアムツアーだ。1983年にデビューして以来、1億1000万枚のアルバム売上げを記録している。

    巨大なステージは設営に3日かかるが、各々のショーは小さな部屋で始まる。ドラムセット、3つのマイク、2つのサウンドモニターには十分な広さだ。ショーの1時間前にはスタジアムの奥にある「チューニングルーム」と呼んでいる部屋にメタリカは集まり、勘を取り戻し、お互いを確かめ合う。

    メタルの巨人にとって、それこそが狭いスペースに詰め込まれた4人の男がジャムをしたり、ブラブラ過ごしたり、友だちとおどけたりしていた、あのガレージバンドの本質に戻っていくやり方なのだ。メタリカの場合、この時間はショーごとに変わっていくレアな曲を練習するためにも使用されている。

    「セットリストはかなり変えているからね」ラーズはCBSNにそう語る。セットリストを決める際、「同じセットリストは二度とやらない。だからいつも数週間くらいやっていない曲は常にウォームアップしているんだ。」

    ラーズはショーごとにセットリストを作っている。それは驚くほど系統立ったプロセスだ。「過去10〜15年間、デトロイト公演の全ての統計に目を通している。そこでどんなレアな曲をやっていたのか?そうやって俺は同じ曲をやっていないことを確かめるんだ。」

    ライヴで欠かせない数少ない曲の1つが「Master of Puppets」だ。ファストでメロディックで複雑な9分の曲はギタリスト、カーク・ハメットを完全に夢中にさせる。

    「自分で演奏しているものに夢中になる。演奏していると、観衆がそこにいるってことを忘れてしまうことがよくあるんだよ。クレイジーだね。ショーのあいだだけそんなことが起きるんだけど、ふと我に返ってまた観客を意識するんだ。」


    フロントマンであり、作詞家でもあるジェイムズ・ヘットフィールドの場合、いつも観衆によって観衆が夢中になることをいつも意識している。

    「俺が書いた曲を誰かがわかってくれていると心底わかると、とても繋がっていると思う。」ジェイムズは語る。「俺は特に若い時に、とても疎外感があって怒りに満ちていた。6万人もの人たちが俺の頭の中の狂気を一緒に歌っている。そうなると繋がっていると思うし、何というか説明のしようがない。同じ一員だという感覚だったり、同じ方向を向いているという感覚だったり、繋がっているという感覚だったりするんだ。」

    バックステージから、ドラマーのラーズ・ウルリッヒは観客との深い繋がりを感じている。「4万5000人だろうが、450人だろうが、裏庭の4人だろうが、バンドと観衆が一体となって、ひとつに感じることができれば、俺たちの一番の目的は達成されたってことだ。」

    でもどうやってスタンド席までファンで埋まった野外スタジアムでそんなことができるのだろうか?「俺は1000ヤードの凝視と呼んでいるんだ。」ラーズはそう語る。「皆を巻き込んでいかないといけない。皆をよく観て、巻き込んでいく。人々をもっと近づけるようにするんだよ。」

    CBSNews(2017-07-31)
    公開された動画ではメタリカの公演前の様子を紹介。ジェイムズのお茶目な一面も(笑)
    CBSN_metallica

    動画はこちらからどうぞ。
    http://www.cbsnews.com/videos/even-in-the-biggest-stadium-metallica-kicks-off-in-a-tiny-warm-up-room

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    2017年7月20日に亡くなったリンキン・パークのヴォーカリスト、チェスター・ベニントンについてインタビューでコメントを寄せました。NMEの記事から抜粋引用にてご紹介。

    lars_klos

    ロサンゼルスのラジオ局「95.5 KLOS」のインタヴューの中でチェスター・ベニントンと彼の音楽についてあたたかい言葉を寄せている。「チェスターはすごくやさしくて、すごく謙虚で、すごく寛大な人でね、広い心の持ち主だったんだ」

    「初めてリンキン・パークを聴いた時……彼によるパワーはただ信じられなかったね。それはすごくオリジナルで、唯一無二のものだった。彼は類稀な才能を持ったシンガーの一人で、彼が歌うあらゆる言葉は正真正銘のものだったんだ」


    ラーズ・ウルリッヒはメタリカとリンキン・パークが行った「サマー・サニタリウム」ツアーについても触れている。「あいつらは全員素晴らしい連中でね。彼らの全員と遺族にお悔やみを申し上げたいね」

    「何にも増して思うんだけど、再確認させてくれたと思うんだ。安っぽく聞こえないといいんだけど、その瞬間を最大限生きなきゃいけないし、今を生きなきゃいけないんだよ」とラーズ・ウルリッヒは続けている。

    NME(2017-08-01)

    インタビューの全編動画はこちらから。冒頭ではメタリカのTOP3の思い出について、モスクワ公演、1991年のグラミー賞、そしてこのインタビューと冗談を交えて語っています。


    またジェイムズ・ヘットフィールドも7月29日に行われたLA公演にて「The Unforgiven」の後、クリス・コーネルの時と同様、「We forgive you, Chester.」とチェスターについてメッセージを寄せています。


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    Podcast番組「Alphabetallica」にて行われたメタリカのベーシスト、故クリフ・バートンの父親、レイ・バートンのインタビュー。Ultimate-Guitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    ray burton

    −メタリカ加入時のクリフの様子について

    おそらく1982年かそのくらい、83年だったかもしれない。息子は(母親の)ジャンと私のところにやってきて、「母さん、父さん、5年間サポートしてくれて本当にありがとう。」と言ったんだ。私たちはそれほどではないにしても確かに彼をサポートすることができた。すると息子は「もしうまくいかなかったら、スタジオ・ミュージシャンになろうと思うんだ」と言っていた。

    それは彼が私たちに提案したものだった。もちろん私たちは「思うようにやりなさい!外に出て試してみなさい。私たちは出来る限りオマエをサポートするつもりだ。」と言ったよ。それはかなりうまいこといった。

    クリフが生きていたら、どうだっただろうとよく考える。彼が好きだった音楽をいまだに演奏しているであろう姿がありありと目に浮かぶね。


    一度、彼にスタンダードなベース演奏について口にしたことがある。彼は「そうだね、それについては考えていたんだ。いつかはそれに取り組むよ。」と言っていた。このことは彼が音楽の演奏能力を広げようと考えることができることを私に示してくれた。

    −メタリカに加入してクリフは変わったか

    クリフはまったく変わらなかったよ。彼はとても謙虚な人間だった。彼は人気が出た時のロック・ミュージシャンがなるみたいな調子付くタイプが気に入らなかった。

    ヘヴィメタルを荒々しくプレイすることが好きなだけで、決して変わることはなかった。彼は道やレストランで高校の友だちに会ったら、椅子から立ち上がって彼らに挨拶に行くだろう。常にその点で変わったことがないんだ。いつも友だちに感謝していた。だから全く変わらなかったんだろう。

    彼はジャンとかなり頻繁に電話で話をしていた。何回か私が彼と話したことはあったが、彼女が一番彼と話していた人だったね。彼ら(メタリカ)は見事にやってのけた。サポートを得られたのは素晴らしいことだ。彼はそれをとても感謝していたよ。


    Ultimate-Guitar.com(2017-07-28)

    インタビュー全編はこちらから。



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    メタリカ、『Master Of Puppets』30周年記念フォトブック『Metallica: Back to the Front』の新たな紹介動画を公開

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    メタリカをメジャーレーベルのエレクトラと契約させたA&Rマン(アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当)として知られるマイケル・アラゴのドキュメンタリー映画『Who The F**k Is That Guy? The Fabulous Journey Of Michael Alago』が2017年7月22日にハリウッドにて初上映されました。

    michaelalagomovieposter

    監督は『The New York Hardcore Chronicles Film』『xxx All Ages xxx: The Boston Hardcore Film』などハードコアシーンを描いた映画で知られるドリュー・ストーン。(写真左からドリュー・ストーン、マイケル・アラゴ)
    drewstonemichaelalago

    映画の内容はニューヨークのセックス・ピストルズことデッド・ボーイズのファンクラブ運営から伝説のナイトクラブ、リッツ(Ritz)の出演交渉担当の座を手に入れ、エレクトラ、ゲフィンなどのメジャーレーベルのA&Rマンとして渡り歩いたマイケル・アラゴの半生を追ったドキュメンタリー。

    映画予告映像としてメタリカの他、マイケル・アラゴと契約に関わったアーティストたちのインタビューなどが公開されています。




    日本公開は未定ですが、字幕なし映像はiTunesで購入可能とのこと。
    https://itunes.apple.com/us/movie/who-the-f-k-is-that-guy/id1255478231

    マイケル・アラゴがどうメタリカと関わっていったのかは以前ご紹介したラーズの伝記本(関連記事)をご覧ください。

    【追記】
    『マイケル・アラゴのロックな冒険』というタイトルでNetflixにて配信が開始されたとのこと。
    alago
    https://www.netflix.com/jp/title/80173269


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    ニッキー・シックスがMCを務めるラジオ番組「Sixx Sense」にジェイムズ・ヘットフィールドが出演。

    話題はニッキーがモトリー・クルーとしてメタリカと共に出演したRock in Rioでのエピソード、加齢と共に必要な心身のケア、『Hardwired...To Self-Destruct』、『Master Of Puppets』30周年記念フォトブック『Metallica: Back to the Front』、SNS、スーパーボウルのハーフタイムショー等、多岐に及んでいます。そのなかでUltimate-Guitar.comで文字起こしされていた【曲のタイトルのつけ方】について管理人拙訳にてご紹介。

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    −曲のタイトルはどう思いつくのか

    特別な方法じゃないよ。何か自分の心を捉えたものだったり、何かを読んでいて急にいくつかの単語が合わさったら「こりゃあすごいクールだな。曲にぴったりハマるかもしれないぞ。」って思ったり。他の曲なんかは、ペットのような感じかな。「どうしてあなたのペットの名前はスクラッチー(scratchy)って言うの?」「どういうわけか、いろんなところ引っ掻く(scratch)からさ!」って具合にね。曲のキャラクターがあって、そこから名前を付ける。そのなかからベストなものを選ぼうとするんだ。

    バンドは俺にそういうことを進んで俺にやらせてくれている。俺は歌詞を書いたり、曲の名前を付けたりしたいんだ。でも俺は「どう?これはどう思う?この曲には3つタイトル候補があるんだけど、どうかな?」って感じだね。

    曲のタイトルというのは、人が見た時にそれについてもっと知りたいと思ってくれるとクールだね。「何?これはどういう意味?」って感じで。解釈が限定されていないものはいつも魅力的だと気付いたんだ。


    Ultimate-Guitar.com(2017-07-25)
    インタビューのフル音声はこちらから。


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    2017年7月29日にロサンゼルス公演を控えたなか、Los Angels Daily Newsでのロバート・トゥルージロのインタビュー。今回のWorldwiredTourの充実ぶりがうかがえます。管理人拙訳にてご紹介。

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    −これまでの今回のツアーについてどう思いますか?

    No.1だよ、充実している。俺たちは素晴らしい時間を過ごしているね。みんなが本当に受け入れてくれているように見える新曲も演奏するようになっているから、いつもエキサイティングだし。実際、ステージ装置の観点じゃメタリカ最大のツアーになっているから、とてもエキサイティングなんだ・・・カリフォルニアに戻れるのを楽しみにしているよ。俺はそこに住んでいるから、俺にとってホームなんだ。

    −メタリカにはいつも情熱的なファンがいます。このアルバムで新しいファンを獲得しているのでは?ショーをやってきて、その点についてはどうですか?

    キミがその話を持ち出したのは興味深いね。毎晩ジェイムズが観衆にメタリカのショーに初めて来た人はどのくらいいるか尋ねているんだけど、いつも少なくとも観衆の半分がそうなんだ。これだけ年月を経てもなお、バンドが大きな意味を持っているのは本当にクールだし、興味深いところだね。実際、全世代の人たちもいて、観衆の中にはたくさんの若い人をみかけるから、俺たちは正しいことをやっているんだってことだ。

    −この新しいアルバムは、好意的な評価を得て、かなりうまくいっているように思います。このアルバムの何が成功したと思いますか?

    この全過程に渡る道のりの素晴らしいところは、俺にとって新しいメンバーとして14年が経ち、各々のアルバムの性格や経験がそれぞれ異なっているってことなんだ。俺たちはいつもファンとともに激しい起伏を遂げてきたわけだけど、最終的にはファンはとても忠実でいてくれている。俺がメタリカについて言えることの1つは、メタリカは新しいことや、様式的にみても自分たちが演っていて気持ちいいと感じる音楽に身を任せることに挑戦するのが全てなんだ。俺たちはできるだけ多くの楽しみを持って、時には繋がり、時にはそうじゃない場合がある。でも今こうして働けていて、そうなっているのは嬉しいよ。好評を得ているように感じるのはいつだって素晴らしいことだからね。

    −今回はかなりまっすぐなヘヴィメタルになっています。このアルバムにはバラ―ドはありませんよね?

    そういうわけでもないよ。俺はそう考えたことはなかったけど、今そう言われるとそうなのかも。(どう感じるか)大部分はそっち側にあるわけで。

    −どの曲がライヴでやっていて楽しいですか?

    俺たちはどの曲も楽しんでやっているよ。「Spit Out the Bone」みたいにもうすぐライヴでやろうと取り組んでいる曲もある。ちょっと難しいと言えるね。テンポやバイブスの起伏がちょっと激しいから。そこがメタリカの音楽で俺が一番興奮するところだけど。


    −「ManUNkind」では作曲にも関わっていますね。この曲について教えてくれますか?

    特別な展開、たくさんのダイナミクスを持っているもうひとつの曲だね。もうひとつの(やっていて)楽しい曲でもある。演奏はしているけど、ライヴではやったことがない。まだライヴでやるために曲に取り組んでいるところなんだ。今、俺たちはセットリストの大部分を把握できていて、毎晩(セットリストの)ある部分を替えている。「ManUnkind」は間違いなく自分が一役買った曲だし、誇りに思っているよ。

    −「Atlas, Rise!」はアリーナ向けの曲ですね。ここでもやりますか?

    あぁそうだね。「Atlas, Rise!」はアルバムのなかでも一番人気のある曲のひとつなんだ。アップテンポでありながら、グルーヴ寄りでもある。俺もこの曲は大好きだよ。この曲と「Moth Into Flame」の2曲は、少なくともライヴでやってみて、とても人気があるように思う。「Moth Into Flame」はグラミー賞授賞式でもやった曲で、パフォーマンスの間にジェイムズのマイクが作動しなかったから(グラミー賞授賞式が行われた)LAから来た全てのファンにちゃんと作動するマイクで生のボーカルを実際に目撃するために戻ってきてほしいね。俺たちは(LAに)戻って、もう一度熱狂させるつもりだよ。

    −なぜこれだけアルバム発表のあいだが空いてしまったのでしょうか?

    俺たちはそのあいだにかなり熱心にツアーをしていたんだ。(それから)曲を書き、レコーディングしなければならない。俺たちはルー・リードともアルバムを作っていたし、それに時間を掛けていた。それから3D映画の『Through The Never』でも2年掛けていた。だから8年間休んでいたわけじゃない。俺たちは間違いなく働き続けていたんだ・・・。アルバムそのものは作曲とレコーディングに2年だから、そこまでマズいとは思わないけど、俺たちが行ったさまざまなサイドプロジェクトに関わらず、長い時間は掛かるものだよ。

    −そういった年月を経て、あなた方はバンドやミュージシャンとして今どう感じていますか?

    素晴らしい時間を過ごせているし、楽しいよ。創造性の欠如、アイデアやグルーヴの欠如なんてものはない。実際、ある晩なんかステージに出る前に俺たちはジャムルームで3つのアイデアを思いついたよ。

    Los Angels Daily News(2017-07-23)

    はたして「ホーム」に戻って、新たなライヴ初披露曲は生まれるのでしょうか?

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    フロリダ州オーランドのラジオ局「WJRR」のインタビューでラーズ・ウルリッヒがメタリカの6thアルバム『Load』で全メンバーが短髪になっていたことについて語っていました。Ultimate-Guitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

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    −髪を切ったのはバンドの考えか?

    (笑)俺の計算だとあれはもう21年前?22年前?まぁそんなところか。メタリカの4人のメンバーが一緒に理髪店に行って、4人で1人分割引の注文したとかそんなクレイジーなこととして、このことが認識されてたのには笑ったね。

    事実は全くそんなことじゃなかった。実際は(ジェイソン・)ニューステッドがブラックアルバムのツアーで頭を剃った。それが93年の暮れで、96年には『Load』が出た。

    衝撃と恐怖であるところのほぼ3年間、93年から96年の間に4人のメタリカのメンバーがそれぞれのタイミングで髪を切ったんだ。あれは一種の休止期間だった。

    あの頃はソーシャルメディアなんて無くて、注目されるところからずっと離れていたんだ。それから『Load』が出たもんだから、突然「うわぁ!彼らはみんな髪切ってる!」ってなったのさ。

    間違いなく俺たちは同時に髪を切ったわけじゃない。俺たち全員が別々のタイミングでちょっと髪を切ろうと個々で決めたことなんだ。だけど、みんなは何かを狙った意図的な企てという結論に達した。もちろんそんなものはなかったけどね。

    人はいつも一番予期していないところから自分たちを叩く角度をみつけるもんで、それを受け入れなければならない。俺たちはそれを受け入れてきた。そのなかには実際面白いものもあるよ。

    だから時おり俺たちは、誰かが俺たちに何かを投げつけるのを見てニヤリとすることがある。どっちがいいのか。結局のところ、それは人がメタリカがやっていることを気にしてくれていて、情熱的でいてくれて、まだまだ追いかけてくれているってことだと思うんだ。

    だから良い問題だよ。でも俺の髪が今でもあんな状態でいてくれたらって思うね(笑)1996年の栄光の日々よ。まぁこの話は次にとっておこう。


    Ultimate-Guitar.com(2017-07-19)
    最後は自虐ネタで締めてくれました(笑) インタビューのフル音声はこちらから。


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