メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:Megadeth

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    Metal Hammer誌のサイト、teamrock.comにて、メガデスのデイヴ・ムステインによるメタリカの『Hardwired...To Self-Destruct』のレビューが掲載。そこで2010年から2011年に行われたアンスラックス、メガデス、メタリカ、スレイヤーの4バンドによるBIG4ツアーの再開の可能性についても語っています。管理人拙訳にてご紹介します。

    mustaine_hardwired

    俺はいつもメタリカの才能を高く評価してきた。どんなバンドでも長所と短所がある。個人的には俺がこれまで聴いたことのあるものからすると、ニューアルバムは良いと思う。たくさんの人たちがカーク・ハメットとロバート・トゥルージロが作曲に関与していないことについて話しているのを聞いたよ。でもそれは時にはやむをえないことだ。2人がもっと曲を書いても気に入ったと思う。俺はインフェクシャス・グルーヴスやスイサイダル・テンデンシーズが大好きだし、カークが書いたエクソダスのラインだってずっとお気に入りだからね。でもスタジオにいたらそんなもんだよ。最高の曲が足切りラインを生む。誰もが最高のものを選びたいと思っているんだ。

    作品を批評するとなると、それは(あくまで)個人的なものだ。ある人にとってのゴミが別の人にとっては宝物だったりする。例えば、たくさんの人がリック・ルービンと彼がプロデュースしたものをとても高く評価していることは知っているし、ザ・カルトのようなバンドとやったものは本当にうまくいっていると思う。それを彼がメタルバンドとやった時に同じように置き換わるとは限らない。『Hardwired〜』は、例えば『St. Anger』とはまったく違うレコードだけど、俺にとってはかなり良く聴こえる。今回のレコードを制作するのに8年かかったことを知っているから、みんなが高く評価しているのを嬉しく思うよ。小さなコミュニティだからね、わかるだろ?

    BIG4の全てのバンドがこの1年かそこらで、素晴らしいニューアルバムをリリースしたというのは本当にクールだよ。今、大きな問題はお偉いさんが俺たち4バンドでまたBIG4のツアー日程を組むのを許可するかどうか。俺たちはたくさんの素晴らしいことが進行中で、来年はアジアとアメリカで準備しているものがある。でももしBIG4ツアーが提示されたら、俺たちはたぶんそのために日程を譲るだろう。そっちの方がもっと楽しいし、言わば別のツアーよりも優先するようなイベントだからね。ファンが同じステージで史上最高のヘヴィメタルバンド4組にありつく。そしてそれは孫の代まで伝えられるものなんだ。


    TeamRock.com(2016-12-06)

    BIG4ツアーでアジア巡ってくれてもいいんですよ!

    次々と発売されたBIG4のアルバムはこちら。

    SlayerRepentless
    Slayer『Repentless』

    2015年9月11日発売

    MegadethDystopia
    Megadeth『Dystopia』

    2016年1月22日発売

    AnthraxForAllKings
    Anthrax『For All Kings』

    2016年2月26日発売

    newalbum_artwork
    Metallica『Hardwired...To Self-Destruct』

    2016年11月18日発売

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    BIG4ニューヨーク公演レポート(メタリカ抜粋版)
    THE BIG FOURの特設サイトを作りました。
    BIG FOUR ライブDVDが2010年10月発売正式決定!
    「THE BIG 4」デラックスDVDセットの全貌が明らかに。

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    2016年11月11日(金)に両国国技館で日本初開催となる「CLASSIC ROCK AWARDS 2016」。すでにカーク・ハメットが出演することをお伝えしていましたが、このイベントの司会にメガデスのデイヴ・ムステインと歌舞伎俳優の尾上松也に決定したとのこと。

    以下、プレスリリースを抜粋。
    KLab Entertainment株式会社、TeamRock共同開催、2016年11月11日(金)に日本初開催される「CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE / クラシックロックアワード2016 + ライヴパフォーマンス」の司会が決定しました。
    決定したのは、歌舞伎俳優の尾上松也と「メガデス」のギタリスト/ヴォーカリスト デイヴ・ムステイン。

    司会就任に伴い尾上松也は、
    「今回、歌舞伎の舞台ではなくライヴステージで司会という大役を勤めさせていただく事になりました。緊張はしていますが、ロックを愛する1人として大変楽しみにしています。」
    とコメントしています。

    201610261414_1

    klab.com(2016-10-26)

    カーク・ハメットとデイヴ・ムステインの2ショットなんて拝めたりするんでしょうか??

    公演概要も転載。
    「THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016 + LIVE PERFORMANCE」
    日本語表記:クラシックロックアワード2016 + ライヴパフォーマンス

    201610070075_ex

    司会:
    尾上松也、デイヴ・ムステイン(メガデス)

    出演アーティスト(順不同):
    ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、チープ・トリック、カーク・ハメット(メタリカ)、ジョー・エリオット、フィル・コリン(デフ・レパード)、リッチー・サンボラ、オリアンティ、スロット・マシーン、サラ・ヘロニモ、バンブー、バンド‐メイド、テスラ、

    ジェフ・ベック スペシャルバンド
    Gt:ディーン・ディレオ(ストーン・テンプル・パイロッツ)
    Ba:ロバート・ディレオ(ストーン・テンプル・パイロッツ)
    Gt:トミー・ヘンリクセン(ハリウッド・ヴァンパイアーズ、アリス・クーパー)
    Dr:レイ・ルジアー(コーン)

    日時:2016年11月11日(金)
    会場:東京・両国国技館
    時間:17:00開場 18:00開演

    PSP(パーソナル・スポンサーシップ・パッケージ) 、PVIP(プラチナ・VIPパッケージ)購入者スケジュール

    15:30 両国国技館 正面入り口集合
    16:20~16:40 サウンドチェックのご鑑賞(PSP/PVIP)
    16:45~17:45 カクテルレセプション(PSP)

    ※受付の際、身分証明書の提示必要
    ※アーティストの都合により、スケジュールが一部変更になる場合あり

    【数量限定チケット】
    パーソナル・スポンサーシップ・パッケージ 300,000円(税込)
    プラチナ・VIPパッケージ          150,000円(税込)
    ゴールド・VIPパッケージ            60,000円(税込)
    スペシャル・ボックス           250,000円(税込)

    【一般チケット】
    一般席A 18,000円(税込)残りわずか!!

    チケット一般発売中!
    イープラス
    http://eplus.jp/cra2016/
    ローソンチケット
    http://l-tike.com/classicrockawards/
    チケットぴあ
    http://w.pia.jp/t/classicrockawards/
    チケットビス
    http://www.ticketbis.com/en/classic-rock-awards-2016-tokyo-tickets/ev104692

    Classic Rock Awards 2016 オフィシャルサイト
    http://classicrockawards.jp/

    klab.com(2016-10-26)
    メガデスは今年新譜を出したばかりで、メタリカもこれから新譜を出すという時期での両者の来日。それぞれ自らプロデュースする製品のプロモーションを行ったりするのかもとあれやこれや考えてしまいます。

    kirk_dave_promo

    【追記】
    カーク・ハメットの来日が中止になりました。詳しくはこちらをどうぞ。
    クラシックロックアワード2016、カーク・ハメット来日中止のお知らせ

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    カーク・ハメット、クラシックロックアワード2016で両国国技館に降臨
    ロバート・トゥルージロ、52歳の誕生日を慈善コンサート「Bridge School Benefit」で迎えてパイまみれに

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    ギター・デュオでメタリカのカバーでも知られるロドリゴ・イ・ガブリエーラが8月14日、ロサンゼルスのHollywood Bowlで行ったライヴにロバート・トゥルージロと元メガデスのマーティ・フリードマンがゲスト参加しました。

    rodgab_marty_rob

    ロブとは「Orion」「For Whom The Bell Tolls」「Battery」とメタリカ楽曲、マーティとタンゴの名曲「Oblivion」で共演を果たしています。映像はこちらから。

    Rodrigo y Gabriela "Battery" w/ Robert Trujillo


    Rodrigo y Gabriela "Oblivion" w/ Marty Friedman


    Rodrigo y Gabriela "Orion" w/ Robert Trujillo

    A video posted by @mxdwn on

    A video posted by @mxdwn on


    Facebook上ではバックステージの様子も。




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    ミルバレー国際映画祭にてカーク・ハメット、ロバート・トゥルージロがロドリーゴ・イ・ガブリエーラと共演

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    メガデスのデイヴ・ムステインが、アメリカのデンバー州のニュースサイト「Westword」のインタビュー取材を受け、メタリカに関する質問に答えていました。管理人の抜粋拙訳にてご紹介。

    megadeth_2015_pressshot

    −メタリカとの不和について

    メタリカとうまくいかなかったことはこれまでたくさん振り返ってきた。みんなはその確執のところばかり拾ってくるけど、そんな人たちだって何で2つに別れることになったか知らないんだ。俺はメタリカファンに対して何の敵対心も持っていない。俺は両バンドにいたわけだし、ラーズだってジェイムズだって好きだし、みんなが言ってるのとは真逆で、カークはいいギタリストだと思っているんだ。そりゃ苦々しく思っていた当初は、まぁ、クソみたいなことがあちこちであった。彼らは俺を解雇したことを正当化していたし、俺は俺で彼らが間違っていると言っていた。それが何度も何度も繰り返されて長期化していたんだ。それはもう一段落ついたし、あいつらに何の文句もないよ。俺たちは2つの全く違うバンドをやっているんだから。

    −新譜『Dystopia』に対する高評価をどう感じるか

    俺は完璧主義者なんだ。いくつかの点で不満はある。俺はそういうヤツなんだ。俺が大学にいて教授から1章と2章と4章を読んでおくように言われたら、俺は何かを見落としちまうんじゃないかと思って3章を読まずにはいられない。俺は物事に対して超几帳面なのさ。そのことが俺の周りのたくさんの人をクレイジーにさせてきたかもしれないなって思うよ。俺と働いてきた人たちはみんな、自分たちの傷が癒えてからちょっと時が経つと、いつもコロッと意見を変えて「俺たちは良い時間を過ごしたし、たくさんのことを学んだ」ってなるんだ。

    −これまでのキャリアを振り返って

    いつも時の試練に耐えられるようにと願っているよ。アスリートでない限り、動けなくなったり死んだりするまでは意気揚々としていたいね。これには全く違ったタイプの戦いがある。運動能力が全部身体的なものであるのに対して、音楽業界はそれだけじゃない、たくさんのメタルな物事の組み合わせでもあるんだ。みんなが好き好むわけではないものを創り上げて好きにさせなきゃならない。俺が最初に始めた時は、それが恐ろしいことだった。大変だったし、手は痛めるし、俺がこれまでやってきたことを誰もが好むだろうなんて思ったこともない。俺が書いたものを好きな人がいるってことにはいまだに驚かされるよ。戯言に聞こえるかもしれないけど、本当のことだ。みんなが新譜のことを大好きだと俺に伝えてくれるけど、俺ははにかんでしまうよ。

    −度重なるメガデスのメンバーチェンジについて

    みんな、やめたり、解雇されたりだ。(バンドは)生きている組織だからね。調整していかなければならない。クリス(・アドラー)とキコ(・ルーレイロ)はバンドに新風をもたらしてくれた。バンドメンバーとしてキコがいてくれるのは素晴らしいことだ。ドラムについてはまだ流動的だけど、俺たちはうまく回っていると思う。クリスが可能な限り俺たちと一緒に演りたいと思ってくれているし、彼が出来ない時は代わりのヤツを推薦してくれるからね。

    Westword(2016-02-17)

    新譜に対する反響も上々でノリにノっている大佐。メガデスとしても全米を皮切りに8月までツアーの予定が発表されています。メタリカも新譜完成の暁には、本格的な活動をガンガンしてほしいところです。

    megadethdystopia
    Dystopia / Megadeth


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    先日ニューアルバム『Dystopia』をリリースしたメガデス。新作リリースに関連してインタビューを受けたデイヴ・ムステインがメタリカ在籍時に書いたお気に入りの楽曲など、興味深い質問に答えていました。気になった質問をかいつまんで管理人拙訳にてご紹介。

    2016_DaveMustaine

    ―(先日亡くなったモーターヘッドの)レミー・キルミスターに関するクールな思い出はありますか?

    山ほどあるよ。お気に入りのヤツは俺たちがフェスティバルに参加した時のことだ。たしかヨーロッパかどこかを廻っていたんだと思う。レミーは、第二次世界大戦の記念品をいくつか手に入れていて、それを俺にひどく見せたがっていたんだ。このことを見ることがどれだけ重要か気付くまで、俺はレミーとどれだけ近しかったか気付かなかったよ。「マジかよ、この人、俺のこと本当に気に入ってくれてるな」ってね。俺たちはそのブツを見るためにバスの後ろに行ってさ。俺たちみんなが子供だった時に持っていた、何か自分たちにとってクソ大事なものを手にした時のような若々しい興奮を俺はそこで見たんだ。

    ―1983年のメタリカのデビューアルバム『Kill 'Em All』にはあなたの名前も共作者として載っている4曲が収録されていますが、どの曲がお気に入りですか?

    俺のお気に入り?ふーん。面白いね。良い質問だ。知っての通り、俺は「Phantom Lord」と「Metal Militia」が好きでね。とても面白い曲だから。でもキミが俺の書いたメタリカの曲のお気に入りを尋ねているなら、たぶん「The Call Of Ktulu」(『Ride The Lightning』収録曲)だろうね。曲だけで成り立っている。言葉(歌詞)無しで成立しうる曲、それ自体が重大な声明なんだ。

    ―デイヴィッド・エレフソンとの初めての出会いは、あなたが住んでいたハリウッドのアパートの階下で、彼がヴァン・ヘイレンの「Runnin' with the Devil」のベースラインを弾いていたというのは本当ですか?

    俺は二日酔いだった。そしたらボン、ボン、ボン、ボンってこうさ。「静かにしやがれ!」って言ったらしばらくやめていたけど、また始めやがった。俺は植木鉢を窓からヤツのエアコンの室外機に向かって投げたんだ。その後知っての通り、ヤツはドアをノックしてきて、数分後にはビールを買ってお友達ってわけだ。

    ―「Peace Sells」のベースラインをレコーディングではあなたが弾いていたのですか?

    俺がベースラインを書いたが、弾いたのはエレフソンだ。

    ―振り返ると、あなたとスラッシュはよく連れ立って飲みに行ってギターリフを書いていましたね。ある時点であなた方2人は彼がメガデスに加入することについて話したことはないんですか?

    したよ。実際その話は俺ってよりはデイヴィッド・エレフソンとスラッシュの間で話し合われていた。デイヴはそれについての話ができる一人だ。俺はその場にいたが、その会話を始めたのは俺じゃないんだ。アイツらは当時スラッシュと俺よりもずっとずーっと親しかった。俺たちはメチャクチャ親しかったけど、デイヴとスラッシュは本当に親密だったよ。


    ―いつも疑問に思っていたのですが、1983年にメタリカと別れてニューヨークからカリフォルニアまでバスに乗って戻った時、バスの中でどう過ごしていたのですか?

    窓の外を見ていたね、ほとんど。耐えがたい苦痛だったよ…なぜなら、思い出すわけだ。俺はヤツらと一緒に住んでいた。それが仕事も無し、収入も無し、金も無しだ。ヤツらは金無しで俺をバスに押し込んだ。だから食べ物を買う金も無い。何も無しだ。バスに乗って飲まず食わずの4日間の旅行だよ。そんなわけであの旅路は4日間の地獄だった。物乞いの仕方を学んだよ。バスで夜通し眠れるように酒を買ってもらうやり方とかね(笑)。

    バス・ステーションでバスが止まって別の運転手を待って神にただ祈っている時、接続のあいだとかそんなクソみたいことで寝ていないんだ。人生でそれ以前にそんなことは全くなかったからね。何をするのもどこへ行くのも違うのさ。もし金があればね。金が問題の全てのカギだった。でも電話すらできなかったら?もうメチャクチャだよ。


    LA Weekly(2016-01-18)

    何回聞いても、エレフソンとの出会いエピソードは笑えます。レミーとのエピソードやスラッシュのメガデス加入の可能性など初めて知ることも多いインタビューでした。

    megadethdystopia
    Dystopia / Megadeth


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    デイヴ・ムステイン「ジェイムズにメタリカ復帰を誘われたらどうする?」の問いに回答
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    「デイヴ・ムステイン回顧録」インタビューの前置き。
    デイヴ・ムステイン、メタリカを語る。

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    記事化が遅くなりましたが(^^;)
    MTVにてBIG4ことスラッシュメタル四天王の特集がオンエアされています。

    すでに初回放送は終わってしまっているので、リピート放送の予定を転載。

    big4_mtv

    スラッシュメタル四天王と呼ばれるメタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスを特集!メンバー交代を経て、今なお現役で走り続ける彼らのミュージックビデオを怒涛のごとくオンエア!

    12/07 [月] 20:00 - 21:00 メタリカ #1
    12/08 [火] 20:00 - 21:00 メタリカ #2
    12/09 [水] 20:00 - 21:00 メガデス
    12/10 [木] 20:00 - 21:00 スレイヤー
    12/11 [金] 20:00 - 21:00 アンスラックス

    12/14 [月] 26:30 - 27:30 メタリカ #1
    12/15 [火] 26:30 - 27:30 メタリカ #2
    12/16 [水] 26:30 - 27:30 メガデス
    12/17 [木] 26:30 - 27:30 スレイヤー
    12/18 [金] 26:30 - 27:30 アンスラックス

    MTVより

    各回1時間、各アーティストのミュージックビデオが放送されます。

    sabotageさん情報提供ありがとうございます。

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    メタリカのライブ、MTVにて放送。
    MTVJAPAN.comでメタリカ動画配信いろいろ。
    MTVでメタリカのライヴを放送していた件。

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    ツイッターで続々とファンの質問に答えているメガデスのデイヴ・ムステイン。
    Mustaine_Twitter

    そんなデイヴ・ムステインが30年以上前に自身を解雇したメタリカから復帰の誘いが来たらどうするか、自身のツイッターアカウントで回答しました。(以下、管理人拙訳)

    davemustainemethonoredtweet
    質問「ジェイムズにメタリカ復帰を誘われたらどうする?」
    大佐「光栄だけど、加入はしないよ」

    Twitter(2015-08-20)

    またクリフ・バートンに関する質問にも答えています。

    davemustainemisshimtweet
    質問「クリフ・バートンを恋しく思うことある?」
    大佐「みんなクリフ・バートンを恋しいと思うよ。兄弟よ安らかに。」

    Twitter(2015-08-21)

    以前にデイヴはジェイムズ、ラーズ、ジュニア(デイヴィッド・エレフソン)とスーパーグループを組みたいと発言して波紋を呼んでいましたが(関連記事参照)、今は両者の関係が落ち着いているのを感じます。

    【追記】
    続きがありました。
    http://nme-jp.com/news/3977/

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    関連記事
    デイヴ・ムステイン、メタリカのジェイムズとラーズに「スーパーグループ」を組もうと提案
    デイヴ・ムステインが乗り気のメタリカ+メガデスの「スーパーグループ」提案にジェイムズが回答。
    ジェイムズ・ヘットフィールド「一緒にやるなんてクレイジー」
    デイヴ・ムステイン「(´・ω・`)ショボーン」

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    2014年9月6日「Warwick Open Day」で行われたロバート・トゥルージロとデイヴィッド・エレフソンとのインタビュー対談。前回の続きを管理人拙訳にてどうぞ。



    robert-trujillo-david-ellefson

    デイヴィッド・エレフソン(以下、DE)
    ひとつ聞きたいことがあるんだけど、キミがフラメンコギターを演奏するのをネット動画でみたんだ。キミのフラメンコギターの経歴はどういうものなの?



    ロバート・トゥルージロ(以下、RT
    フラメンコは俺が赤子の頃から聴いてきた最初の音楽じゃないかな。父親がフラメンコを弾いていたからね。趣味目的だったけど、いつも弾いていたよ。彼の弾くこの手の音楽を聴いてきたんだ。彼の指のテクニックも明らかにすごかったよ。指がね。だから俺がアコースティックギターを抱えると、すぐにああいうのを弾き始めちゃうんだ。ある時に気付いたんだけど、よりベースが突き動かされている音楽の方に俺は惹きつけられているんだ。


    DE
    あれがキミのベース・テクニックに生かされているのかな?


    RT
    そう、俺のベース・テクニックにね。でもある時、もっとリズミックな楽器なんだと気付いたんだ。ベースとかドラムというのは、本当に俺にピッタリなんだ。最初ドラマーになりたかったんだけど、住んでいたアパートではドラムキットも置くことも大きな音を鳴らすのもままならなかった。アンプが効かなくなった窪んだ形のベースギターを持っている父親の友だちがいてね、でも窪んでいたからこそ、俺はそれを弾くことができたんだ。一年くらいは弾いていたよ、スケールとかを学びながらね・・・そうして今の自分がいるんだ。


    DE
    (カメラの方を向いて)下の階だな、ヤツは「Holy Wars」を指で刻んでやがる。

    RT
    俺もやったよ!あれはこれまででお気に入りのリフのひとつだね。この男に会うたびにいつもこうさ。「あんなのどうやって書いたんだ?」


    DE
    「ほら、Holy Wars弾いてくれよ!」ってね(笑)でもピックをくれよ。俺にはピックが必要なんだ。

    RT
    俺も聞きたいことがある!

    DE
    どうぞ。

    RT
    昔は南カリフォルニアから出てきたリフにいつも惹きつけられてたんだ。ヘットフィールド、ムステイン、ケリー・キング、ジェフ・ハンネマンといった具合にね。イギリスのバーミンガムに似ていた。あそこから出てきたヘヴィリフには、ブラック・サバスやプリーストとかその他いろいろいた。あの当時、俺はあの場にいなかった。ロサンゼルスで暮らしていたし、俺はキミらより少しばかり若かった。俺は数年後に(南カリフォルニアに)やってきた。あれには衝撃を受けたよ。キミらがああいう魔法のようなヘヴィネスを創りだしていた頃、南カリフォルニアのストリートのあのエネルギーは何なんだ?って。出身地から来るスピリットなのか、ストリート文化と「コンクリート・ジャングル」のなかで育ってきた経験からなのか?


    DE
    俺がどう思うかっていうとね。1983年にミネソタからLAに引っ越してきた。メガデスのようなことが何か起きないかと希望を持ってね。ダメだったらB.I.T.(音楽大学ミュージシャンズ・インスティチュートのベース科)に入ろうとしていた。どんな親も子供が行こうとしている学校を知りたがるからね。

    RT
    俺も音楽学校に行っていたよ。

    DE
    ロスに着いて、俺はデイヴ(ムステイン)の下の階のアパートの一室に引っ越してきた。それでアイツの部屋のドアをノックして「俺たちとビールを飲まないか」ってね、伝えられているところによれば・・・。アイツと腰を下ろしたら、アイツはギターを弾き始めた。それは「Megadeath」という曲だった。それは3rdアルバムに「Set The World Afire」に形を変えて収録された。でもあのリフも『Ride The Lightning』の収録曲みたいなあの「スパイダーパターン」もこういった全ての曲はずっと前にアイツが書いたものなんだ。本当にクールだったよ。パンクとメタルを取り込んだ何かだと言えるからね。俺はこの年代のグループは、サバスとプリーストのレコードで育ったと思う。でもデッド・ケネディーズ、セックス・ピストルズのレコードも持っていた。あれはスラッシュメタルを生み出したエネルギーだった。デイヴは俺たちはLAのクラブでは二度とやらないって言っていたのを覚えているよ。ところが俺はヴァン・ヘイレンみたいなバンドやこういうLAのクラブでやっていた音楽しか聴いてこなかった。引っ越してきたら、アイツはこうさ。「俺たちはこの辺りのクラブじゃ二度とやらねぇ」アイツがウイスキー・ア・ゴー・ゴーでサクソンとやったばかりだったからじゃないかな、だから彼はこう言ったんだ。「俺たちはベイエリアに行くぞ」って。そうして俺たちはベイエリアに行って根を下ろしたんだ。実際、ケリー・キングは俺たちとやったことがある。彼がやってきて、最初の数回のショーを俺たちとやったんだ。スレイヤーは彼がやりたかったこととはちょっとどっちつかずの状態だったと思う。彼はそんなことがあってすぐ、キッズが彼に近寄って言ってたよ。「おいスレイヤーに何があったんだ?」それからケリーはエクソダスのトム・ハンティングを観て、音楽がどれだけ速くできるのかってのを目にしたんだ。すぐに誰が一番速いかの争いになったよ。

    そしてファンレターが来た。(カリフォルニア州)パロアルトで俺たちのファンクラブを運営しているブライアン・ルーがこの手紙をデイヴに送ってきたんだ。おおむねアイツにスピードアップしてくれと食ってかかる内容だった。あの手紙が俺たちの方向を変えたし、たぶんメガデスやスレイヤーが先陣切った方向性の手助けになったんだよ。でしょ?このエネルギーはより強くなったんだ。(LAの)サンセット・ストリップの全てのバンドが売れ出してたからね。モトリーがレコード会社とサインしたばっかりで、WASPもサインをしようとしていた。こういうバンドたちみんなが花道に向けた放たれたんだ。彼らは俺たちがやっていたようなものじゃなかった。俺たちはその背後にいた次の波だったんだ。一番キツかったのはああいうヤツらが売れ出して、MTVに出まくって、何百万ドルも儲けて、何百万枚もレコードを売ったってことだ。するとこうなる。「俺たちの番はいつだ?」とね。そして俺たちの番もついにやってきた。


    RT
    スイサイダル・テンデンシーズも似ているよ。ファンのおかげでロサンゼルスじゃ演奏できないってとこまできたからね。


    DE
    覚えているよ。あれは凶暴だったね。


    RT
    凶暴なファンだった。だからおおむねスイサイダルはカリフォルニア/サンフランシスコでやるだいたいのショーをベイエリアでやることになったんだ。


    DE
    あとテープ・トレードね。それと雑誌がソーシャルメディアが出来る前のソーシャルメディアだった。


    RT
    そうそう。クールだったし、とても有機的だった。あの手の情熱があると、俺が思うに、競争心も沸いてくるし、「Holy Wars」とか「Reign in Blood」みたいな曲を書こうとお互いに切磋琢磨するようになる。


    DE
    まさにその通り。俺たちの曲は、キミたちはどうか知らないけど、昔は俺たちメロディーを取っておいて、ある程度まできたら、いったん脇においておく。それから持ち出してきて、付け足して付け足して付け足してみる。切り取って、カットして、スライスしてまた足して・・・。そうこうしているうちに完全な曲になる。曲だけじゃなくてヴァースやコーラスやソロについてもそうだった。こういう入り組んだ過程を経ていたよ。


    RT
    それはまさにメタリカでやっていることだよ。インフェクシャス・グルーヴスのようなバンドとは真逆だね。「リフが出来たぞ」って俺たちが集まるのはザラで、本当にドラムからマジックを捉えようとしていたんだ。セカンドテイクをやりたかったんだ。わかる?リハーサル室に入って4日間、日に4時間籠って、一日4曲出来ていたよ。週末にはアルバムになる。次にこういった曲を聴く時には、スタジオでカセットになっている。


    DE
    ほとんど復習ジャムみたいなもんだね。

    RT
    その通り、復習ジャムだよ。それからレコーディングしていくんだ。俺たちにはブルックス・ワッカーマンっていう驚異的なドラマーがいたし、ジョッシュ・フリーズってドラマーもいた。彼ら16歳くらいだったキッズたちからエネルギーをもらったし、インパクトがあったよ。それがあのバンドのやり方さ。それからマイクが歌詞をつけていく。スイサイダルはもうちょっと曲やプロセス、リフを発展させていく。それからプロデューサーが加わってくるんだ。

    DE
    スイサイダルは初めて真のメタルギターを弾いていたバンドのひとつだったよ・・・暴力とともにね。

    RT
    「暴力とともに!」(笑)暴力を加えたら、スイサイダルになるよ。でも全てはムーブメントだったのさ。スケートボーダーたちとも繋がっていた。

    DE
    そういうシーンがあったよね。帽子のつばを上げて、ボードとかそういうもの全部。あれがシーンの一部になっていた。曲や音楽についてだけじゃない。全体がライフスタイルなんだ。

    RT
    ライフスタイルだね。つまり俺はディッキーズのショートパンツを今履いてるし、今でも野球帽を持っている。俺はただのでっかい子供なんだ。50歳になろうとしているけどね・・・。

    DE
    いつ50歳になるんだい?俺は11月になるよ。(訳注:対談は2014年)

    RT
    10月で50だよ。ハッピー・バースデー、俺たち!

    DE
    若くあろうとする老いたヘヴィメタルベーシストここにありだ。俺たちは若いからね。

    RT
    異議なし。

    DE
    以上、ロバート、デイヴィッド、BassGearの「Metal on Metal」でした。

    BassGearMagより

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