メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:2014年ツアー

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    MetClubでは、今回のツアーにブラックアルバムツアー時のスネイク・ピットが復活という話題がホットでしたが、さらなるツアー日程追加に動いていたメタリカ。プリンスかメタリカかと出演が噂されていたグラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)のヘッドライナーに、ついにメタリカの名前が発表されました。

    グラストンベリーの発表はこちらから。
    http://www.glastonburyfestivals.co.uk/news/full-2014-line-up-revealed

    この発表を受けて、Metallica.comの公式発表を管理人拙訳にて。

    グラストンベリー・・・噂は本当だ!

    俺たちは出演したいリストに、これまで縁のなかったライヴ・フェスティヴァルがあるということは隠すまでもないことだった・・・これまでは!6月28日の土曜日、グラストンベリー・フェスティヴァルのピラミッド・ステージのヘッドライナーとして指名されたことをこうして発表するのは大きな誇りだ!それだけのヴァイブがグラストンベリーにはある。そして、もっとも典型的なイギリスのフェスティヴァルかもしれない。だから、ついに俺たちに(会場である)ワーシー・ファームを訪れるというオファーがきたとき、反響するぐらいデカい声で「YES!」と応えなければならなかった!

    グラストンベリーは世界で最も大きな野外フェスティバルであり、40年超に渡る歴史のなかで出演したアーティストは、ポール・マッカトニー、オアシス、デヴィッド・ボウイ、U2、ミューズ、スティーヴィー・ワンダー、レディオヘッド、ニール・ヤング、ジェイZなど広く多岐に及ぶ。俺たちは出演を楽しみにしているし、ピラミッド・ステージに初めて出演するハード・ロック・バンドとして、この名誉あるグループの一員として加わることを光栄に思っている。

    遅い追加スケジュールとなった、このショーは「By Request」のショーではないんだ・・・自分たちでセットリストを選ぶことに戻らなきゃならないと思ってくれ!「By Request」ショーを、あるいは(イギリスで)もう一回メタリカをと期待している人たちには、その1週間後にロードで7月6日のSonisphereフェスのネブワース公演を行うよ。これは先週、グラストンベリーからのオファーが来るまで、この夏唯一俺たちがイギリスを訪れる機会になるかもしれないと考えていた公演だ。両公演でキミに会えることを楽しみにしているよ!

    glastonbury

    Metallica.com(2014-05-08)

    というわけでさらに日程が追加されました。(新譜完成は遠のいた?(笑))今回は「By Request」ツアーではないということですが、「By Request」を経て、彼らが組むセットリストにどう変化が生まれるのか(または生まれないのか)というのも興味深いですね。Metallica.comのClubNewsのページでは「There will NOT be a Snake Pit for the Glastonbury show」とあるので、グラストンベリーではスネイク・ピットは不採用とのこと。

    グラストンベリーの出演者一覧はこちら。(クリックで拡大)
    the2014pstrfllpng

    さらに音楽ニュースサイトBARKSでは、主催者側、そして出演決定した後のラーズのコメントを訳していただいているので、そちらも転載。

    メタリカはダウンロード、Sonisphereなど、UKで開かれるフェスティバルの常連だが、グラストンベリーでプレイするのは初めて。また、グラストンベリーにとっても、ヘヴィメタル・バンドをヘッドライナーに迎えるのは初めてだという。

    主催者のエミリー・イーヴィスはBBCにこう話している。「メタリカは長いこと、ずっと出演したがっていました。彼らは世界で最も素晴らしいロック・バン ドのひとつです。グラストンベリーはレディオヘッドやコールドプレイ、オアシス寄りだと考えられているようで、数年前にジェイ・Zを迎えたとき、彼はグラ ストンベリー向きじゃないと言われましたが、我々は全てのジャンルの音楽をお届けしています」

    また、メタリカのラーズ・ウルリッヒは「舞い上がっている。長年、この電話を待ってたんだ」と喜んでいる。

    <グラストンベリー・フェスティヴァル 2014>は、6月27〜29日開催。初日はアーケイド・ファイア、最終日はカサビアンがヘッドラインを務める。

    BARKS(2014-05-09)

    ラーズのモチベーションはアゲアゲのようです!

    グラストンベリー・フェスティバルの最新情報は公式サイトからどうぞ。
    http://www.glastonburyfestivals.co.uk/

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    また更新の間が空いてしまいましたが、今回はラーズ・ウルリッヒが受けたRollingStoneのインタビューをご紹介。新譜の進捗状況、そして「Metallica By Request」ツアーについて語ってくれました。管理人拙訳にて。

    G56_LARS_ULRICH

    メタリカが最後のスタジオアルバムを出してから、もうすぐ6年になる。彼らはヨーロッパの夏フェス巡業の準備をしており、新譜のための素材まとめも行っている。「俺たちはガリガリやってるよ。」とラーズ・ウルリッヒは語る。「リフを弾いて、そいつを曲のなかに入れてみる。本当に1曲も書かずに、次の日になったらまた別のものに取り掛かるんだ。リフとセクションにだけ取り組んでいて、リフとテンポとムードを繋げていくんだ。」

    アルバムリリースのスケジュールはない。しかし、ウルリッヒは大きく前進したと言う。「俺たちこうやって、1年の大半、オンとオフを繰り返す。この夏はこういう日程をやっていって、それからじっくり(楽曲の)磨きをかける。今、言えるのは、4イニング目まできたってことだ。」

    メタリカの4人のメンバーは今月はじめ、春休みのあいだに子供たちと一緒に旅行に行き、休暇を過ごした。しかし、5月が始まる前に集まる計画だ。「アルバムを誰にプロデュースしてもらうか話し始めたところなんだ。まだレコーディングも行っていない。でもソングライティングの過程に没頭しているよ。」

    一方、彼らはヨーロッパツアーもたくらんでいる。「この2年のあいだ、夏のヨーロッパフェス巡業をしてこなかった。過去2年間は俺たち自身の(Orion)フェスを催してたからね。でもスケジュールの問題やらで、今年は行わないことにしたんだ。」

    メタリカ史上初めて、ファンがセットリストを完全に支配する。「『Metallica By Request』と呼んでいる。チケットを持っている人はウェブサイトでメタリカがこれまでにレコーディングした曲に投票できる。145曲かそこらかな。上位17曲を演奏する。本当に楽しみだよ。」

    3月には南米でこの(リクエスト)ショーを試験的に行った。いくつか珍しい曲も引き出されたが、ファンが選んだのはほとんど「One」「Nothing Else Matters」「Enter Sandman」のようなヒット曲だった。「真っ正直ってことだよ。時おり俺は本当に無名の曲に投票して欲しいと思う。クレイジーなものをやりたいからね。」

    投票過程は完全に透明性を確保され、ファンは絶えず各都市の更新された上位曲リストを見ることができる。「5月のヘルシンキ公演では『...And Justice For All』の収録曲「The Frayed Ends of Sanity」をやることになりそうだね。あれには本当に興奮しているよ。同じように「St. Anger」がドイツでは多くの票を得ているから、やることになるだろう。それも本当に楽しみだよ。俺たちはできるだけ、そういうのを混ぜていきたいんだ。」

    投票はショーのおよそ1週間前に締め切られる。そしてバンドにファンがリクエストするかもしれない無名の曲を練習する猶予を与えられる。「俺たちは「The Frayed Ends of Sanity」をこれまでやっていない。1、2時間はそういう曲を流して取り組むんだ。俺たちはどこに行こうとも、リハーサル室に足を運ぶ。1時間くれ。俺たちの全曲カタログのなかのどんなものでも練習できる。俺たちは本当にイカれたセットリストを組むのが好きで、できるだけ変えようとしてきた。でも2014年はファンが曲を選ぶんだ。」

    アメリカのファンは近い将来、「リクエストショー」を観る機会を得られるのだろうか?「ヨーロッパツアーの後、今年行う重要なことは、レコードを作るということだ。それから、ホームに帰ってアメリカでいろんなことができるようになる。それが来年じゃなければ2016年かな。」

    RollingStone(2014-04-24)

    新譜制作は4イニング目ということで制作序盤のプロセスは終えたと思っちゃっていいのかしら。プロデューサー選びも話題にのぼっているようで、果たして誰になるのか気になるところ。

    そして、なんだかんだでラーズはマニアックな曲を望んでいるのね(笑)ライヴ当日に3曲のなかから1曲選ばせることにしたのも、いろいろと模索しながらやっていることなのかも。

    インタビューのなかで書かれていたリクエスト上位曲はこちらから見ることができます。
    http://www.metallicabyrequest.com/

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    南米ツアー初日のコロンビア公演で新曲「The Lords of Summer(仮)」を披露したメタリカ。ツアーが始まる1週間前に受けたRollingStone誌のインタビューでラーズ・ウルリッヒが新曲の今後の行方について語ってくれました。管理人拙訳にて。

    New-Metallica-song-2014-Lords-of-Summer

    「俺たちはファンに新曲を演奏すると約束した。俺たちは曲を書き、生み出してきた。日曜日(※訳注:南米ツアー初日の2014年3月16日)にそのうちのひとつをファンに投げ込むつもりなんだ。」先週、メタリカのラーズ・ウルリッヒはRollingStone誌にこう語った。「創造的な頭のスペースが今まさにどんなところにあるかを代表するようなものを準備している。これらのうちのひとつには『ほら、こうして俺たちは曲を書いてるし、創り出している』っていうものもある。」

    メタル・レジェンドは新曲 −素晴らしい、8分の大作「The Lords of Summer」−を日曜の夜行われたコロンビア・ボゴタ公演で初披露した。バンドとしては、2008年の『Death Magnetic』のアウトテイクから生まれた2012年の『Beyond Magnetic』EP以来、初めてのオリジナル曲だ。メタリカは"Metallica By Request"と呼ばれる南米、ヨーロッパ、カナダを廻り、ファンが140曲相当の彼らの全作品のなかから(「The Lords of Summer」の1曲を除いて)セットリストに入れる曲に投票するツアーの最初の一歩を踏んだ。

    この新曲は「The Lords of Summer have returned(夏の覇者が帰ってきた)」というラインを含んでいる。しかし、メタリカが自身について語り、80年代半ば頃からのグループの基本として用いられた類の長いスラッシュに合わせた曲と考えて差し支えないだろう。重苦しいリフから始まり、分厚く速いスラッシュリフにとって変わり、まもなく炎と地響きなどメタリカの楽曲でも知られる黙示録的なもろもろについてフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドが歌うのだ。

    しかし、よく練られた曲が鳴っているあいだもウルリッヒは変わっていくと語った。「2006年にたくさんの公演を行ったときも同じことをしたんだ。俺たちは別々の2曲を書いて演奏したんだけど、夏のツアーを終えた後、レコード(『Death Magnetic』)には1つも収録されなかった。1つは「New Song 1」と呼んでいた。創造的な危険を冒して、もう1つを「New Song 2」と呼んでいた。「New Song 1」の一部から「All Nightmare Long」の中間部となったもの、「The End of The Line」のイントロ部となったものがある。そうやってきたんだ。曲の一部は入れ替え、移動させられ、別の曲の一部になったり、残りは捨てられたりして「Song 5」のイントロになったりするのさ(笑)」

    「だからこの曲がどうなっていくのか誰もわからない。でもスタジオを離れて曲作りに本格的に動き出している。今、俺たちはツアーに出て、演奏し、汗をかき、共有している。みんなに投げかけたい新しい曲を俺たちは持っている。ヨーロッパに行く頃には、違う曲、あるいは違うもの、違うアレンジをやることになるかもしれないね。まぁ誰もわからない。ちょっとずつ引っ張り出すよ。」


    RollingStone(2014-03-17)

    やはり以前と同じように今回も完成形の曲ではなく、あれこれ試しながらやっていくようです。ラーズの話しっぷりだと小出しに他の曲も出てきそうで非常に楽しみです。

    ちなみにインタビューで語られていた2006年の「New Song 1」はこちら。


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    メタリカ、南米ツアー初日のコロンビア公演にて新曲披露。

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    もうお聴きになりましたか!
    管理人はやっと先ほど聴きました。

    今回のツアーは「Metallica By Request」ということでセットリストに入れる曲をリクエストで決め、さらに1曲新曲を披露すると宣言していました。そして、ツアー初日のコロンビア・ボゴタ公演から「公約」どおり新曲が披露されました。新曲の仮タイトルは「The Lords of Summer」。

    さっそくアップされた映像&音源をどうぞ。


    オーディオのみ


    リクエストによって決まったコロンビア公演のセットリストはこちら。

    01. Blackened
    02. Master Of Puppets
    03. Welcome Home (Sanitarium)
    04. Fuel
    05. The Unforgiven
    06. The Lords Of Summer (new song)
    07. ...And Justice For All
    08. Sad But True
    09. Fade To Black
    10. Orion
    11. One
    12. For Whom The Bell Tolls
    13. Battery
    14. Nothing Else Matters
    15. Enter Sandman
    Encore
    16. Creeping Death
    17. Ride The Lightning ("Vote Of The Day" song)
    18. Seek & Destroy


    Metallica.com(2014-03-16)

    17曲目の「Ride The Lightning」は、"Vote Of The Day"ということでライヴ当日にセットリスト当落線上の3曲「Whiskey In The Jar」「Ride The Lightning」「The Day That Never Comes」からファンが投票して決まった曲とのこと。メタリカがステージに上がった時は「Whiskey In The Jar」がリード。しかしジェイムズが「Ride The Lightning」に投票するようにほのめかしていたとか。

    ファンを誘導するんじゃない!ジェイムズ(笑)

    早くも公式サイトにアップされた写真には、うらやま死にそうなこんな写真も。
    2014_03mar16_pic42

    披露された新曲はまだ次のアルバムに収録されるかは未定とのこと。ツアー中に曲を書く意向のようですが果たして2曲目の披露はあるのか。目が離せません!

    【追記】
    スタジオのデモバージョンも公式チャンネルでアップされました。


    Melt.4さん情報ありがとうございます!

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