まずは『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の前売りチケット情報から。10月19日(土)から全国IMAX劇場全館にて前売券が販売開始とのこと。数量限定の米国版ボスターの特典付き。

映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』 IMAX3D プレミアムチケット 特別鑑賞券

【発売日】2013年10月19日(土)

【料金】2,000円(当日一般2,200円)

【特典】米国版ビジュアルB2ポスター (数量限定/先着順)

【販売場所】全国IMAX劇場全館
http://metallica-never.jp/theater.html

※本前売券はIMAX劇場のみで使用可能

そして、試写会のご報告。メタリカ情報局をご覧になってくださった映画関係者の方に『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の試写会に招待していただきました。管理人ひとりでは心細いし、いろいろと荷が重過ぎるので日頃メタリカ関連でお世話になっている方々にもお声かけして都内某所の試写会に行ってまいりました。

以下、やや長文になってしまいましたが、管理人レビュー。

メタリカを好きでいながら、さらに劇場へ観に行ける環境がありながら「ブルーレイ・DVDで観ればいいや」と考えている人へ。あえて言おう、カスであると。理由は簡単。この映画は劇場で観るべき作品だから。「どうせ無料で試写会に招待されたから提灯記事でも書いているんだろう」と思ったそこのあなたにこそ是非、劇場で観て欲しい。そして確かめて欲しい。

映画本編を見た後、予告編を観るとしょぼく見える。劇場で観た同じシーンがそこにあるにも関わらず。それだけ本編が与えた衝撃は強烈でした。個人的にこれが3D映画初体験だったということは要因の1つに間違いなくあるでしょう。でもそれだけじゃない。

この映画を観終わってからの放心状態から正気に戻ってまず思ったのは、メタリカがこれまで提示し続けてきた【予定調和の破壊】。「スラッシュメタルアルバムを作ってくれ」「Battery Part2を作ってくれ」という声を背にブラックアルバムを作ったし、「Rocktallica」と揶揄されながらも『Load』『Reload』を作った。オーケストラとも共演したし、ルー・リードと『Lulu』を作った。メタリカはマンネリを嫌い、常に新しいことに挑む、予定調和では収まらないバンドです。

ずっとメタリカを追い続けて「Full Arsenal」の内容を大方知っている人にとっても、黙示録的な世界に主人公が巻き込まれるストーリーが絡まることでこれまでのライヴ映画のイメージ、予定調和をぶっ壊されることでしょう。メタリカの映画を通じた新たな次元の挑戦に対して、観た人それぞれがその意味を考え、観た人どうしでいろいろと話せる作品になっていると思います。

この映画は劇場で観ないと、もっと言えば、作り手が元々念頭にあったIMAX3Dの劇場で観ないと本当に正しい評価はできないと思う。その意味では試写会はIMAX3D対応の劇場ではなかったため、まだこの映画の「完全体」を目にしていません。こうして管理人は試写会の後、IMAX3D劇場用前売りチケットをまんまと買ってしまいました(笑)

Through The Never Ticket

四の五の書きましたが、要は「劇場で、出来ればIMAX3D劇場で観てくれ!」ということです。公開期間は今のところ2週間とのこと。「チャンスの女神には後ろ髪がない」といいます。11月22日のいい夫婦の日、全国公開。エンドクレジットまで席を立てない映画であることを保証します。

管理人だけではこの映画についてうまく語りきれないというわけで、一緒に試写会に参加したcowboybluesさんにもレビューを書いていただきました。

『覚悟はいいか。』
この言葉には2つの意味が込められている。
メタリカの映画をIMAX3D劇場で体感できるという観客へ向けて。 そして、ストーリーの中でのキーワード的な意味の一つとして。。。

映画を観てポスターに書かれているこの言葉の強さをハッキリと感じました。

この映画は是非とも劇場で観るべき作品であり、それを狙って作られている作品です。メタリカはまた新たなフィールドに挑戦し今まで観たことのないバンドの姿を見せてくれます。

ストーリーを補うようにライブパフォーマンスが繰り広がる時もあれば、ストーリーをリードしていく時もあり馴染み深い曲も映像と重なる事でスリルにそして新鮮に感じます。過去のツアーの演出の再現は勿論、曲単位でもイメージさせるシーンもあり最新武装のメタリカがそこにあるのと同時に過去のメタリカもそこに存在しています。

映像の迫力は凄く例えば、ジェイムズのオーディエンスを煽る場面は目の前にいるかのように、カークのソロの時などではギターのネックが自分の視界の右から左へと霞めていくシーンには思わず手が届きそうな気がするほどです。

そうなんです!この作品は主人公トリップがローディとして雇われストーリーが進みますが、観ている我々一人一人もトリップと同じ目線、又はステージ上にいるかのような錯覚を起こさせてくれます。

観てる側も主人公になれる作品でありトリップが与えられたミッションはもしかしたら観てる人にも同じミッションが与えられているように感じました。これは昔からのメタリカのメッセージである、作品を手にした人それぞれが自分の感情で感じてくれ、という事に結び付くのではないかと。

このミッションを皆さんは劇場でどのように受け取るか、それは皆さん次第です。
覚悟はいいか!


今回このような試写会に参加させて頂く機会をくださったthingyさん並びに関係者の皆様に感謝致します。

cowboyblues

個人的には映画館の方にも静かに観たい人と回を分けるなど配慮していただいて、この映画が最も「騒げる」映画になって欲しい。なにせジェイムズをはじめとするメンバーからの煽りに体がウズウズしてしょうがない(笑)

この映画をまた「体験」したいし、もう一度観て確かめたいシーンもあるので、試写会で一回観たとはいえ公開日が待ち遠しい管理人でした。

この場を借りて、試写会に招待していただき、関係者の皆様方に重ねて感謝いたします!

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