8月25日のインドネシア公演にてアジアツアーを終えたメタリカ。8月24日のシンガポール公演に先がけて行われた記者会見の模様を管理人拙訳にて。

Metallica-Singapore-Artwork_630

−ツアーのための体力面での負荷についてはどう対処していますか?

カーク・ハメット
「俺はよくヨガをやるんだ。俺たちみんな、かなりフィジカルだよ。ロブと俺はサーフィンが好きで、バリで1週間オフをとったときにはサーフィンばっかりしていたよ。ツアーに出るのに体調を維持していくには重要なことなんだよ。よく食べ、よく眠り、自分のエンジンがよく動くことを確かめるのさ。これは本当に重要なことだよ。俺が最後にやりたいことはステージを飛び降りることだからね(笑)」

ロバート・トゥルージロ
「人生において変わっていくことを経験していくんだ。順応していかなきゃならないし、自分の体・魂の声を聴いてそれが何を意味するのか集中しなくちゃいけない。人生を楽しみ、想像もつかないことをやり続けるんだ。つまり、少なくともカークと俺にとっては、正直言ってこれまでよりサーフィンがうまくなっているんだ。今、この歳でね。とてもクールなことだよ。だからステージをより良くするのも同じ原理なんだ。ステージに上がって、がむしゃらにやって、自分の身体のことを知り、自分を痛めつけないように限界を押し広げすぎないことだよ。」

ラーズ・ウルリッヒ
「俺たちのことを首とか腕とか身体全体の柔軟体操の世話をしてくれる2人が下で待ってるよ。彼らはロックンロールで最もハードワークな2人だね。だから俺たちは真剣にそういったこと全てをやるんだ。つまり、俺たちのツアーに積んでいるものを観たら、それはニンジンと変な野菜と気持悪いフルーツのジュースだろうね。ずっと前にはなかったものだよ。ありがたいことにね。でも、俺たちは(健康を保つためのことを)本当に真剣にやっているんだ。」

−いつまでメタリカを続けますか?

ジェイムズ・ヘットフィールド
「もうやりたくないと思うまでだろうね。簡単なことだよ。自分の気持ちがそこにないのに何かやったってしょうがない。でも俺たちにとって自分たちがやっていることが大好きだし、そういう風に思えるのは恵まれているんだ。」


−若者、また今後有望なバンドにアドバイスをするとしたら何ですか?

ジェイムズ・ヘットフィールド
「これからのバンドに俺がアドバイスするなら、『自分に誠実であれ。自分の音楽に誠実であれ。自分の好きな音楽を書け。』ってことかな。簡単なことだろ。誠実さを示せれば、皆は集まってくる。そうなれば、自分が自分のままでいるのはもっと簡単だ。」

BLABBERMOUTH.NETより(2013-08-27)

会見の時の動画。


シンガポール公演のセットリストはこちら。
http://www.metallica.com/tour/aug-24-2013-singapore.asp

インドネシア公演のセットリストはこちら。
http://www.metallica.com/tour/aug-25-2013-jakarta-indonesia.asp

いずれも基本形の中にも熱い選曲です。

最後に、会見でも語られていたライヴ前にヨガを行うカークの写真をご覧ください。
kirk_yoga

ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。

関連記事
メタリカ表紙のQ Magazine買っちまいました。
メタリカ、上海公演の記者会見で中国でのドキュメンタリー撮影に言及