メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:メタリカ

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    ユニクロをはじめ、ファストファッション、各種ブランドでメタリカ他HR/HMのTシャツ等が取り上げられるなか、メタルファッションについて真正面から分析した電子書籍『メタルファッションを読み解く〜NWOBHM、LAメタル、BIG4、BABYMETALを追って〜』がAmazon、楽天Koboにて発売中とのこと。著者はへヴィ・メタル文化研究者の長谷川修平氏。

    序章ではNWOBHM、LAメタル、スラッシュメタル、以降細分化が進んでいったメタルファッションの流れや背景について分析。以後の章ではギタリスト編・バンド編に分けてアーティストの具体例を挙げて、メタルファッションについて楽曲との関連性にも触れながら分析しています。終章ではファンの服装としてのメタルファッションについても分析。メタル愛の表現、ドレスコードとしてのメタルファッションについて触れています。以下、目次を引用。

    metalfashion

    はじめに
    メタルファッションの流行と時代 

    ―ギタリスト編―
    衣装としてのギター
    スラッシュ:過去を感じさせないオールドスクール
    ザック・ワイルド:王道を行くアメリカン・ギターヒーロー
    ケリー・キング:大胆にイメチェンした野獣系ギターヒーロー
    イングヴェイ・マルムスティーン:わが道を行く俺流ギターヒーロー
    マイケル・シェンカー:喜びと悲しみの黒
    ZZ トップ ビリー・ギボンズ:テキサスのトレンドオヤジ
     
    ―バンド編―
    キッス:メイクが意味するもの
    ロブ・ハルフォード:ブラックレザーをまとったメタル司祭
    レミー・キルミスター:時代に合わせたオールドスタイルとオンリーワン
    レミー・キルミスター:ミリタリーロックンローラー
    モトリー・クルー:バッドボーイズのイメチェン術
    メタリカ:アンダーグラウンドから全米1位へ、サンフランシスコから世界へ
    パンテラ:異種交配によるニューメタルスタイル
    BABYMETAL:メタルのニュースタイル

    おわりに
    ヘッドバンガーズ、俺たちのメタルファッション

    「音楽知らなくたって着ていいじゃん、ロックT」のスローガンが論議を呼んだ昨今、改めてメタルファッションについて向き合うことのできる良書です。

    Amazonはこちらから
    楽天Koboはこちらから

    またモーターヘッド愛好家でもある同著者がレミー・キルミスターの一周忌を過ぎて著したレミー追悼記『モーターヘッドのレミーが遺したもの〜アティチュード、サウンド、ファッション、ライフスタイル、唯一無二の生き方〜』も合わせてAmazonから発売中。

    motorhead_lemmy_legacy

    実際にレミーと親交があり、レミー自伝『レミー・キルミスター自伝 ホワイト・ライン・フィーヴァー』巻末の日本語版補章を担当した著者だけにレミー愛にあふれた一冊となっています。

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    更新ご無沙汰です。

    すでにH&M等ファストファッションでも取り上げられているメタリカTシャツですが、2017年3月27日(月)からユニクロのTシャツブランド「UT」で新たにメタリカのTシャツが発売されるとのこと。

    ROCK SQUAD(ロック・スクワッド)と名付けられた今回のシリーズでメタリカと同時に発売されるのはエアロスミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、セックス・ピストルズ。

    ut2017_01

    この記事を書いている現在、発表されているものは全て女性仕様のTシャツとなっています。詳しくは下記リンク先からどうぞ。
    http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ut/rocksquad/

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    メタリカが現在行っている「Worldwired Tour」の日程が一気に発表されました。今回発表されたのは2018年5月までのヨーロッパツアーで、ノルウェー出身のKVELERTAK(クヴァラータク)がスペシャルゲストとして参加します。以下が発表された日程。
    2017_0316_7549_5947

    2017年9月4日
     オランダ・アムステルダム(Ziggo Dome)
    2017年9月6日
     オランダ・アムステルダム(Ziggo Dome)
    2017年9月8日
     フランス・パリ(AccorHotels Arena)
    2017年9月10日
     フランス・パリ(AccorHotels Arena)
    2017年9月12日
     フランス・リヨン(Halle Tony Garnier)
    2017年9月14日
     ドイツ・ケルン(Lanxess Arena)
    2017年9月16日
     ドイツ・ケルン(Lanxess Arena)
    2017年10月22日
     イギリス・ロンドン(The O2 Arena)
    2017年10月24日
     イギリス・ロンドン(The O2 Arena)
    2017年10月26日
     イギリス・グラスゴー(The SSE Hydro)
    2017年10月28日
     イギリス・マンチェスター(Manchester Arena)
    2017年10月30日
     イギリス・バーミンガム(Genting Arena) 
    2017年11月1日
     ベルギー・アントワープ(Sportpaleis)
    2017年11月3日
     ベルギー・アントワープ(Sportpaleis)
    2018年2月1日
     ポルトガル・リスボン(MEO Arena)
    2018年2月3日
     スペイン・マドリッド(Wizink Center)
    2018年2月5日
     スペイン・マドリッド(Wizink Center)
    2018年2月7日
     スペイン・バルセロナ(Palau Sant Jordi)
    2018年2月10日
     イタリア・トリノ(Pala Alpitour)
    2018年2月12日
     イタリア・ボローニャ(Unipol Arena)
    2018年2月14日
     イタリア・ボローニャ(Unipol Arena)
    2018年2月16日
     ドイツ・マンハイム(SAP Arena)
    2018年3月27日
     デンマーク・ヘアニング(Jyske Bank Boxen)
    2018年3月29日
     ドイツ・ハンブルグ(Barclaycard Arena)
    2018年3月31日
     オーストリア・ウィーン(Wiener Stadthalle)
    2018年4月2日
     チェコ・プラハ(O2 Arena)
    2018年4月5日
     ハンガリー・ブタペスト(Sports Arena)
    2018年4月7日
     ドイツ・シュトゥットガルト(Schleyerhalle)
    2018年4月9日
     ドイツ・シュトゥットガルト(Schleyerhalle)
    2018年4月11日
     スイス・ジュネーヴ(Palexpo)
    2018年4月26日
     ドイツ・ミュンヘン(Olympiahalle)
    2018年4月28日
     ポーランド・クラクフ(Tauron Arena)
    2018年4月30日
     ドイツ・ライプツィヒ(Leipzig Arena)
    2018年5月2日
     ノルウェー・オスロ(Telenor Arena)
    2018年5月5日
     スウェーデン・ストックホルム(Ericsson Globe)
    2018年5月7日
     スウェーデン・ストックホルム(Ericsson Globe)
    2018年5月9日
     フィンランド・ヘルシンキ(Hartwall Arena)
    2018年5月11日
     フィンランド・ヘルシンキ(Hartwall Arena)

    Metallica.com(2017-03-16)

    デンマーク公演やメキシコ公演ですでに行われているオプション付きチケットも発売されるとのこと。詳しくはこちらから。
    http://www.cidentertainment.com/events/metallica-europe-tour-2017/

    MetClubのチケット先行販売は、Legacyメンバーは3月21日(日本時間18:00)から、通常メンバーはその1時間後から(先行販売にはMetallica.comログイン後のプロフィールページに表示されている販売コードが必要になります)。

    来日公演はまたひとつ遠ざかった感がありますが、、、来年以降のオセアニアとのパッケージに期待することにします。

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    2016年12月17日、オークランドのFOXシアターでライヴを終えたばかりのジェイムズ・ヘットフィールドがThrasher Magazineのインタビューで多岐にわたって語っていました。管理人拙訳にてご紹介します。

    Metallica_Intro
    −あなた方は巨大スタジアムでのツアーやフェスティバルをやってきましたが、最近は小さな会場に戻ってきました。FOXのような会場でやることで、80年代の「かぶいて」いた時代に戻っていませんか?

    (笑)そんなところだ。とても楽しいよ。これがプロモツアーの最後日なんだ。ニューヨーク、LA、ロンドン、パリ、ベルリン、そしてここと、至るところで盛り上げるべく小さなギグをやって宣伝してきた。新曲を演奏したり、みんなを興奮させたり、楽曲を公にする。そう、メタルをね。俺は小さな会場でバンドを見る方が好きなんだ。この会場も大好きだよ。FOXは本当にすごい。ここでたくさんのライヴを観るために子供たちを連れて来ていたんだ。最近やったクラブのなかでは一番大きいんじゃないかな。これまでに150くらいは行ったけど、楽しかったよ。ロンドンでは、ハウス・オブ・バンズでやった。

    −私はそこに行っていました。あれは素晴らしいショーでしたね。

    クールだったよ。最高の音とはいかなかったけど、すごいトンネルにいたね。

    −本当にロンドンの迷宮のようでした。あのショーはバッジー(Budgie)の「Breadfan」で始まりました。他のバンドに敬意を表し、ルー・リードのような他のアーティストとコラボレーションしていることは素晴らしいと思います。こういった曲をカバーしたり、アーティストと一緒に仕事をすることはあなたにとってどういう意味を持つんでしょうか?

    あぁ、俺たちが影響力を持っているように、全ての世代が自分たちの影響力を持っている。俺たちが誰かに何かを教えなければならないというわけじゃない。俺たちにとって、そんな人たちと仕事をするのはエキサイティングなんだ。そういう人たちは既成概念に捉われない。俺たちにとってカバー曲をやるのはいつだって楽しい。メタリカへの道を進むなかで俺たちの助けとなった全てのバンドに敬意を表するよ。わかるだろ?ミスフィッツから、ラモーンズ、モーターヘッド、ブルー・オイスター・カルト、全てのNWOBHMのバンドまでね。だから俺たちが人に教えなきゃならないわけじゃないけど、何と言うか、自分は違うやり方で子供たちに教えていると思う。車で学校に送るときに「じゃあ今週はビーチ・ボーイズ、来週はラモーンズ、その次の週はAC/DCだ」って具合に何かを流している。子供たちがそれを好きにならなくてもいいけど、少なくとも知る必要があるんだ。

    −あなたが運転しているとき、誰もラジオに触れたりしないんですか?

    まぁ俺のホットロッド(カスタムカー)の大部分はラジオがどこにあるのか子供たちがわからない代物だからね。全て隠されているんだ。

    −メタリカもThrasherも1981年に始まって、たくましくなってきました。長く続く秘訣は何ですか?

    正直さ(が欠かせないこと)は間違いないよ。自分がしたいことをして、良いと思うものを演奏する。自分が良い感情を押し出して、アートに正直さを表せば、(そのアートを見出す)人が現れる。俺たちは自分たちの仲間がないことをかなり早い時期にわかった。だから自分たちの仲間を作ったんだ。パーティーをやってみんなを招待する。もしその仲間が好きじゃないなら来ないでくれ。単純なことだよ。Thrasherも同じだと思う。最近では大きな影響を与えている。俺の息子はThrasherのものを着ているしね。俺はそんなこと知らなかったから訊いたよ。「あれはどこで手に入れたんだ?」って。息子は「うーん、クールだと思ったんだよ」って感じだったな。

    −あなた方は『Hardwired...To Self-Destruct』のリリースで古い型をぶち壊しました。誰もがこのデジタル世界でアルバムをリリースするベストな方法を見つけようとしています。あなた方は先を行って、全ての曲のミュージックビデオをリリース直前に公開しました。こういうアプローチをとった理由は何でしょうか?

    わからない。あれはその時あったいくつかのアイデアの組み合わせだよ。ルールなんてないからね。少なくとも今はルールなんてものはない。もうちょっと伝統的な時代に戻れば、これがアルバムをリリースする方法、これが始める方法とかそんな感じだった。でも今は人に音楽を届けるための方法がたくさんある。俺たちは間違いなくYouTubeが今どんな位置にあるのかわかっていた。つまり、俺がやり方を学ぶために必要なものは、YouTubeで調べて誰かがそれについて教えてくれたんだ。もし俺が新曲を聴くとしたら、YouTubeで何かを観たいと思うだろう。俺もとにかく誰かがやるだろうと思った。アルバムのカバーや写真なんかで、誰かが自分の曲でビデオを作るんだ。だからそれを正しいものにしよう、良いものにしようってね。

    −でもオンラインに全てを出すことによって、オンライン上での著作権侵害に屈したように感じませんか?ナップスターとの争いの後、たとえどんなに著作権を侵害されても、管理していた方がマシだと思いますか?

    そうだな。ある意味ではそう思う。自分たちのものを奪う人たちと争っていたのは、道徳的な争いだった。テクノロジーや便利さとの争いじゃない。俺たちは金庫を開けられたように感じたんだ。押し入って老人の有り金を全てつかんで窓の外に投げ始めるちびっこギャング(原題:The Little Rascals)のようだった。お金についてじゃないけど、多少はお金についての問題でもある。俺は趣味でこんなことやってるんじゃないんだ。俺は自分がやっていることが大好きだけど、それは生きる糧だ。これが趣味だったら違った見方をしていたかもしれない。俺は趣味だと言っているヤツに自分の車のブレーキをいじって欲しくはない。プロにやって欲しいと思う。救急隊員が自分の家に「これは私の副業なんです。楽しくてやってます!」なんて言ってやってきたら、「おいマジかよ」ってなるだろ。大好きだし、自分たちや家族を支えるからやっていることなんだ。もちろんテクノロジーは素晴らしいよ。俺たちはそれによって起きていることも大好きだしね。物事がどうなるかわかったら、俺たちはそれを受け入れてきた。自分たちのコントロールの範囲外なんだから、活用してユニークなことをしよう、それが全てにおいて俺たちがやってきたことなんだ。違ったものをやってみたい。それが全てだよ。

    −人が音楽を聴くのにどれくらい便利で使いやすいものになっているのかを考えるとクレイジーですね。人はほとんどの場合、どこにいてもどんな曲でも聴くことができます。アナログ盤の売上げが伸びているという事実は驚くべきことです。なぜ人はまだアナログ盤に惹かれるのだと思いますか?

    かなりすごいことだね。俺の子どもたちもアナログ盤が好きなんだ。最初は「へぇ、これはレトロだ」って目新しさでアーバン・アウトフィッターズ(訳注:アメリカの衣服メーカー、家具・雑貨等も扱っている)でレコードとプレイヤーを買った。でも子供たちはそれが好きだし、あれにはその、儀式があるのが好きみたいだね。レコードを置いて、針を落として、聴くっていう。実際にアナログ盤を聴くんだ。外だったり、運転してたり、(いつも)音楽を聴いているような場所じゃないけどね。レコードを置いて座って音楽を聴く。アナログ盤は決して消えないし、間違いなく人気だよ。誰かが俺に言っていたな、1日だか1週間だかアナログ盤がデジタル音源の売上げを上回っているってね。それを聴いた時は本当に素晴らしいと思ったね。いろいろあるのが良いんじゃないか。

    −人は(実際に)何かを手にして見るのを持っているのが好きなのではないかと。

    それは疑いようがないね。何かを手にしてそれに時間をかけるというのはいつの時代もクールだよ。オンラインだと、いつも「ちょっとここで時間を無駄にしたな」って気持ちがあるし。アナログ盤は単純に大きなプラットフォームでもある。よりクールなアートワークで、よりエキサイティングなものになるんだ。

    −どのようにして『S&M』でサンフランシスコ交響楽団と関わるようになったのでしょうか?

    あれはマイケル・ケイマンとやったことだ。彼はそれまでに何組かのロックグループと仕事をしたことのある指揮者だった。それがピンク・フロイドだったかどうかはわからないけど、ブライアン・アダムスだったのは知っている。マイケルはその(クラシックの)世界を持ち込んだ人だったし、それが彼のビジョンだったんだ。彼はメタルバンドをやりたかった。そうして彼が俺たちのところにやって来たとき、俺たちは「そりゃあいい、やってみよう」ってなった。それには多くのことが必要だった。サンフランシスコ交響楽団と一緒に演奏するってなると、バークレーに移動しなきゃならなかったんだ。サンフランシスコでアコースティック楽器のための音響設備が揃っているところだからね。俺たちがプラグをつないでみると誰も何も聞こえやしなかった。ゴチャゴチャしてたんで、サウンドを適切なものにするためにたくさんのことをやらなきゃならなかったよ。あれにはたくさんの力がいった。それが俺たちがつながった場所なんだ。本物の音楽家と演奏するのは俺にとってはかなり緊張したね。なぜ彼らを本物だと思ったのかはわからない。譜面を読めるとかそんなところかな。俺たちは譜面の読み方はわからなかったけど、感じたんだ。(音楽の)力が大好きだし、それが俺たちに作用することも好きだ。そこまでつながろうとね。彼らは間違いなく同じことを感じていた。タイムカードを押して、座って演奏して自分の分の譜面を読んで、またタイムカードを押して帰るなんて人も間違いなくいた。大部分の人たちは自分たちがしていることが間違いなく大好きで、そうじゃなかったらそんなことやらなかっただろう。彼らはそれまで以上に力強く感じるサウンドになるのを助けてくれたんだ。

    −メタルソングを演奏するのにがっかりしているクラシック音楽純粋主義者はいなかったんですか?

    知っての通り、NOだ。もしそうだったとしても俺たちにそんなところは見せなかったね。確かに仕事としてやってるだけって人もいたけど、他にも「なんてこった!私はウチではヒーローだよ。子供たちはこの企画のことが大好きなんだ。」なんて人もいた。ハープ奏者の人は、タキシードの下にメタリカTシャツを着ていて、さらにその下にはタトゥーが彫ってあった。彼は交響楽団でハープを演奏する、タトゥーをしたバイカーだったんだ。あれはすごかったね。

    −スポーツチームのようにベイエリアでホームアドバンテージを感じることはありますか?

    ホームにいるのはいつだって心地いい。そのエリアだと感じるよ。俺はもうここには住んでいないけど(訳注:ジェイムズはコロラド州に引越しをしている)ここでたくさんの時間を過ごしてきて、間違いなくホームだと感じている。FOXシアターのように何回も来ている場所もあるし。心地がいいんだ。俺たちはどこに行っても心地よく過ごしているけど、家に帰って自分のベッドで寝るのはいつだって最高だよ。

    −あなた方には「Enter Sandman」を喜んで繰り返し聴く頑強なファンがいますが、CIAがあなた方の楽曲を囚人を拷問するために使っていたことに対して怒っていますか?

    (笑)俺たちは長いあいだ、みんなを拷問してきたわけだ。CIAよりずっと年季が入ってる。それについては本当に何も言うことはないよ。もしそうだとしたら、自分の国が自分たちの安全を守るために何か使ってるっていうことは名誉なことだと思う。でも繰り返しになるけど、一度音楽を世に出したら、もう自分のコントロールは効かない。ちょうど誰かがオンライン上で表に出すようにね。彼らがすることのために使うんだ。メタリカのカバーバンドはいっぱいある。「Enter Sandman」「Nothing Else Matters」をグレゴリオ聖歌風にしたり、ブルーグラス風にしたり、ケルトハープのコンボだったりとね。音楽はそこにあって、為すがままに使われるんだ。

    −ケリー・キングはインタビューでスレイヤーの方がもっと恐ろしいから、より効果的だと話していましたよ。

    同意するよ。それについては疑いようがないけど、スレイヤーよりも恐ろしいものも他にまだある。そこにはかなり強烈にクレイジーなものがあるんだ。

    −最近のショーの多くは地元の慈善団体と結びついてますね。

    ごく簡単なことだよ。長いあいだやってきたことだけど、『Death Magnetic』のツアーのあいだでより慣習的なものになった。コンサート、バックステージ、ケータリングで食べ物が余っていたら、それを使ってみよう。お金なら送るのはもっと容易い。食べ物の場合、悪くなってしまうことを心配しなければならない。誰かが傷つくのは嫌だからね。ここで良いことをしようとする。最終的には無駄がなくなるんだ。(残った食べ物が)ゴミ箱に放り込まれたら、何とかして地球に戻っていく。ウジ虫が大好きで、それがハエに変わり、サイクルが続いていく。それを人間まで到達させるのは使命だ。

    −素晴らしいです。Thrasherの読者に言いたいことはありますか?

    俺たちはニューアルバムへの反応、みんながどれだけ新譜を好きなのかを目の当たりにして信じられないほどの衝撃と驚きを感じている。35年経ってなお、ステージに出て全精力を尽くすのが楽しいのと同時に自分たちをアスリートのように感じている。50代になってなおスケーターとしてやっている人を知っているけど、最高だよね。だからそういう限界を超え続けて欲しいな。

    Thrasher Magazine(2017-03-03)

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    メキシコのテレビ番組のインタビューにて、ドナルド・トランプ米大統領がメキシコからの不法移民の流入を防ぐためにメキシコ国境に築こうとしている壁について、ラーズ・ウルリッヒが答えていました。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    larsulrichmetallicawall2017

    世界にどんな壁も必要だとは思わないけど、俺たちはみんなをひとつにする必要があると俺は思ってる。メタリカは世界中を旅して、音楽を通じてみんなをひとつにしようとしているんだ。だからメキシコにいようが、アジアにいようが、ヨーロッパにいようが、いろんな背景を持ったいろんな人たちと一緒になって、音楽や人生や文化、そしてこれら全ての経験を共有しようと働きかけている。だから一人のデンマーク人として意見を求められるなら、どんな壁だろうと必要とは思わないし、メタリカがこの美しい地球を旅している限りは、音楽で障壁をぶち壊すんだとますます思うよ。

    BLABBERMOUTH.NET(2017-03-06)

    テレビ番組のインタビュー動画はこちらから。


    以下、文字起こしされていなかったところのざっくり概要など。

    ・メタリカにとってメキシコが特別な場所。
    ・最も驚くべきことは35年経った今もメタリカに関心を持ってくれる人たちがいること
    ・自分たちが50代になっても若い新しいファンがメタリカのライヴに初めて来てくれることは最高
    ・今回のプロデューサー(グレッグ・フィデルマン)は初めてのアルバムプロデュースだったがいい仕事をしてくれた
    ・(メキシコでの大きな成功について)ありがとうありがとうありがとう
    ・(長く続ける力や気持ちの持ちようについて訊かれて)ローリング・ストーンズ、ニール・ヤング、ポール・マッカートニー、ボブ・デュランといった人たちがまだ現役だが、メタリカほど肉体的にキツい音楽ではない
    ・続けたい気持ちは持っているので、うまくいけばあと15〜20年、身体が持つ限りはと思っている

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    メキシコのフォロ・ソル(Foro Sol)で3夜にわたって行われたメタリカの公演。3日目の2017年3月5日に行われた公演で、イギー・ポップがゲスト参加。ザ・ストゥージズの楽曲「TV Eye」で共演しました。

    ファン撮影の動画をご紹介。




    こちらは開演前のバックステージでの写真。
    metallica_iggypop
    カークのシャツがまたシャレてます。

    なお、この日は『Hardwired...To Self-Destruct』から新たに「Dream No More」がライヴで初披露されました。こちらもファン撮影の動画をご紹介。


    この日のセットリストはこちら。
    0305_setlist

    今回のメキシコ公演では、同じく新譜からの「Now That We're Dead」で、メンバー4人でドラムを叩く試みも行われました。(6分頃から)


    さらにステージとは別に、スネイクピットの突端に設置されたドラムセットでラーズが叩いています。(ちなみにロブのシャツはメキシコ仕様の緑)
    20170302_090257_7549_971476

    メタリカのメキシコ公演と言えば、ライヴDVD(Orgullo, Pasion y Gloria: Tres Noches En La Ciudad de Mexico(邦題:ライヴ・イン・メキシコ 栄光の一夜!))が発売され、映画『Metallica Through The Never』の極盛ステージセットでライヴが行われていますが、それに相応しい激アツなファンがいっぱい。今回の新曲も歌詞を覚えていて大合唱なところが本当にすごいです。こちらはほんの一例。


    激アツなファンにまた新しい試みで応えてみせたメタリカ。次は何を見せてくれるのか楽しみです。

    【追記】
    公式動画もアップされました。




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    関連記事
    メタリカ、メキシコ公演DVD『Orgullo, Pasion y Gloria: Tres Noches En La Ciudad de Mexico』販売開始。
    メタリカのメキシコ公演が想像以上にヤバイ件。

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    毎度こちらでの告知が遅くてすみません(汗

    2017年3月5日(日)に西横浜EL PUENTEにて'Tallica Japanのチャプターパーティーとして「METALLICA NIGHT」を開催いたします!

    20170305

    今回は本家公認のトリビュートバンド、Hattallicaのワンマンギグ、「Worldwired Tour」のアジアツアー遠征報告、震災復興支援のチャリティー販売、パエリア等スペインビュッフェのお食事付きと盛りだくさんです。

    ・Hattallicaのワンマンギグ
    韓国から始まった2017年の「Worldwired Tour」のアジアツアーを彷彿とさせるセットリストを用意!

    ・「Worldwired Tour」のアジアツアー遠征トークショー
    ライヴ雑感から遠征よもやま話まで、次の来日公演への期待とともに予習がてらお話しさせていただきます。

    ・震災復興支援のチャリティー販売
    本家公認の'Tallica JapanのTシャツ、ワケありアウトレット(‪1枚1500円、3枚以上で1枚1000円!)、そしてMetClub本部のご厚意で送られた半券やバックステージパス、メンバー用含むセットリスト(価格未定)を販売予定です。

    outletTshirts

    charity_2017_1charity_2017_2charity_2017_3

    その他、Hattallica×喜国雅彦先生のコラボTシャツ(3000円)、カーク・ハメット本人の手にも渡ったメタリカ情報局のカークお会計Tシャツ(2000円)も販売します。

    hattallica_kikuni01hattallica_kikuni02kirk_checkplease

    3月5日は全商品とも売り上げの一部を被災者に寄付します。(寄付の詳細はまた継続的にご報告する予定です。)
    ■会場
    西横浜EL PUENTE(西横浜駅徒歩1分)

    ■日時
    2017年3月5日(日)

    16:30 Open
    17:00 Hattallica Gig
    18:30 Dinner
    19:30 Talk show w/ メタリカ情報局
    20:00 Metallica Session
    20:30 購入者特典プレゼント争奪じゃんけん大会

    チケット40名予約優先
    前売当日共に 2000円 +1ドリンク
    (チケットは食事代込み、1ドリンク別)

    ご予約は hattallica@hotmail.com まで。

    【追記】
    企画の詳細が決まりましたので追記です。まずはMetClub本部から送られてきた品々を1000円チャリティーパックとして10コ限定で販売します。パックの内容は、下記グッズを1つずつ封入。
    ・バックステージパス
    ・ステッカー
    ・ピック
    ・南極公演セットリスト複製
    ・『Kill 'Em All』『Ride The Lightning』LIVEセットリスト複製
    charity_2017_4

    また当日物販お買い上げ1000円ごとにメタリカギターピックを1枚進呈します。さらに、イベントの最後にピックを持っている方限定でじゃんけん大会を行い、勝ち残った方にプレゼントを用意いたしました!プレゼント予定のものはこちら。
    ・「Hardwired」を初披露したミネアポリス公演のツアーTシャツ(M・Lサイズ各1枚)
    ・アジアツアーTシャツ(Lサイズ1枚)

    20:00からはメタリカセッション。予定している曲は以下の通り。
    Enter Sandman
    Fuel
    Whiplash
    For Whom The Bell Tolls
    Creeping death
    ボーカルのみ引き続き募集中とのことなのでぜひご参加ください。
    ※タイムテーブルも追記しました。

    重ねてになりますが、ご予約は hattallica@hotmail.com まで。よろしくお願いします!

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    少し前の記事ですが、2017年1月20日に行われた香港公演のライヴレポートの記事で、ジェイムズ・ヘットフィールドが中国の検閲についてインタビューで語っていました。管理人拙訳にて紹介します。

    jameshetfield_image_hires

    何千もの香港のメタルヘッドたちは、この金曜日に初めてやってきたスラッシュの巨人メタリカを目撃するために姿を現した。メロイックサインの海に大声であいさつした後、アメリカのロッカーたちは、ニューアルバム『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲だけでなく定番曲もたっぷりのセットリストでソールドアウトしたアジアワールド・エクスポの屋根を吹き飛ばす勢いだった。

    「ここに来られて感謝している・・・今のところコレがツアーで一番のショーじゃないか」リードシンガーでギタリストのジェイムズ・ヘットフィールドはそう観衆に語った。それは検閲によって中国のショーがどうにか一時間以上というところまでカットされ、いくつかヒット曲を削ぎ落とされてきたことを考えれば驚くべきことではなかった。

    Master of Puppets、One、Hardwired、今週の北京と上海での日程でとりわけ欠いていた曲で(訳注:北京公演ではOneをピアニスト、ラン・ランと共演)検閲無しのセットリストを祝って誇り高くラウドに爆発した。ただし最も挑発的な曲が痛烈にスポットライトを浴びたというわけではない。ヘットフィールドはショーの前に行われたインタビューのなかで中国本土の法律を尊重することを強調した。

    フロントマンの彼は検閲や中国本土でプレイできなかった曲があることで、中国政府を腹立たしくは思わなかったと述べている。彼はこう語る。「ゲストとしてライヴをやるために招待されている時に、彼らの文化を尊重するべきじゃないと思うかい?俺たちは敬意を表したいと思うし、俺たちが違うことをやってるからといって、他の人もそうしろっていうことじゃない。でもうまくいけば、また戻ってくるし、彼らが俺たちのことを政治的な脅威ではなく、音楽で国境を越えてみんなが曲を楽しむってことを除けば何の意図もないってことに気が付くだろう。俺たちは誰にも隠れたメッセージを伝えようとしているわけじゃない。」

    (後略)

    South China Morning Post(2017-01-21)
    政治云々抜きにして、とにかくいろんなところでライヴをやりたいというところでしょうか。香港メディアは中国本土と違って規制のないセットリストでやってくれたと喜んでいるようです。
    中国本土のセットリストがいつもとどう違うのか、セットリストはこちらからご確認ください。

    2017年1月15日上海公演
    https://metallica.com/tour/29097

    2017年1月18日北京公演
    https://metallica.com/tour/27818

    2017年1月20日香港公演
    https://metallica.com/tour/26169

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