メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:メガデス

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    悪ノリタイトルですみません(汗

    かねてより、メタリカ+メガデスのスーパーグループを組むことを提案していたムステイン大佐。この提案に対してやんわり断ったととれるジェイムズ・ヘットフィールドの発言は前回ご紹介したとおり。

    そんなジェイムズの発言についてデイヴ・ムステインが再びコメント。
    Artisan Newsのインタビューから拙訳にてどうぞ。

    「俺はすでにテキスト・メッセージを(ジェイムズに)送ったんだ。そのなかであんなことを言って悪かった、二度とあんなことは言わないよと言ったんだ。俺はジェイムズが好きだし、アイツが言ったことはお世辞も混じっていたと思う。反対方向へ行って、また戻ってきたようなものだ。それでいいさ。俺はつまり、彼らのことが大好きだし、(メタリカを離れたことで)寂しく思っていたし、ライヴを共にして楽しかったということを彼らに知ってほしかったんだ。もし互いにそう思っていないのなら、仕方がない。俺はアイツのことを今でもリスペクトしているし、気にかかる存在だ。もしアイツがもうこれ以上(俺と一緒に)やりたくないってんなら、それもクールだ。もし俺が言った提案が望まれてないのなら、それもいいさ。起こりえると俺が言ったようには行かなかった。実現できればと思っていたんだけれどね。でも、もうそれでいいさ。起こりえそうもないだからね。生きているうちにやっておきたいリストから外したよ。」

    「俺がああいうこと(スーパーグループ案)をたぶん言うべきじゃなかったんだ。なぜなら、俺が思うに、一部の人間にとっては俺が宣伝に利用しようとしていると思うかもしれないからね。だから、そういう感情が湧くのはわかる。だがそれは俺の意図するところじゃない。」


    BLABBERMOUTH.NET(2012-05-11)

    あーいじけちゃったよ、ムス大佐。。
    でも大佐は以前、こんなことおっしゃってませんでしたっけ?

    「俺はラーズとジェイムズと俺とデヴィッド(・エレフソン)が一緒にスー パーグループを組んでレコーディングをすることについて話したんだ。まぁジェイムズは「NO」とは決して言わなかったけど、まだそんなんじゃないって感じ だったな。俺はしつこくでも説得し続けるよ。生きているうちには成し遂げたいな。」

    BLABBORMOUTH.NETより(2011-08-10)

    ドンマイ大佐。
    mustaine_l

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    メタリカからジェイムズ・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ。メガデスからデイヴ・ムステインとデイヴ・エレフソン。そんなメタリカ+メガデスの「スーパーグループ」をチャリティープロジェクトとして組むことを提案していたデイヴ・ムステイン。

    2月にミネソタのラジオ局93Xで行われたインタビューでデイヴ・ムステインは次の通り語っていました。

    「まさに俺が話していたことさ。ジェイムズとラーズがそのことに興味があるかはわからない。クールだろうし、以前に彼らにも話した。そんなことをする時間がないほど彼らは忙しいと思うけどね。俺のワイフとジェイムズのワイフは友人同士でよく話をしているんだ。俺が知っていることから始まり、彼らがやっている、またはやってきた、たくさんの仕事があり、ツアーもたくさんこなしている。だから、そういったプロジェクトを彼らが引き受けるには奉仕活動じゃなきゃダメだと思っている。もちろんデイヴィッド(・エレフソン)と俺はやるつもりだよ。また彼らとジャムるのは最高だからね。」

    「メガデスは今現在、本当にいい状態にある。俺は誰からも好意を求めるための場所にはいない。今、俺が俺であることを気に入っているし、自分のキャリアに満足している。でも思い違いをして欲しくないんだが、俺たちがもし一緒にプレイできたら、本当にクールだと思うんだ。もちろんメガデスのようなものでもないし、もちろんメタリカみたいなものにもならないだろうね。でも俺たちは何が起こるか見ることになる。充分な数の人たちが彼らにこのプロジェクトをして欲しいと求めるかもしれない。(そうすれば)彼らは本気で取り掛かるだろうね。(笑)」


    これらのコメントに対する回答としてジェイムズ・ヘットフィールドがメタリカ30周年の「So What!」特別号のなかでこう語っています。

    「以前のメンバーとかそういったことに関する限り、ロックの殿堂入り授賞式から成熟と恩寵について学んだ。特に他のバンドたちが売れて、馬鹿げたことで口論するのを見てきた後ではね。そういったバンドたちは全体が見えていなかったんだよ。(口が悪くて)すまないね。でも多くの人たちがあのラインナップを楽しんでくれたし、あのラインナップとともに成長してきたんだ。それを祝わずしてどうする?なぜ自分たちの歴史の一部として受け入れない?それは悲しいことだし利己的だと思った。だからこそ俺たちはデイヴ(・ムステイン)とジェイソン(・ニューステッド)とボブ(・ロック)とその他俺たちの歴史の一部をともにした全ての人たちに(フィルモアの30周年ライヴの)舞台に上がってもらった。俺たちは口論することを超えて、30周年を祝うことができたんだよ。」

    「デイヴに関して、アイツとの全ての諍いについては特にそう思うよ。俺には今アイツが以前より健全そうに見えるし、前よりもひどいヤツじゃなくなっていると思う。でもアイツが俺たちとジャムってアルバムを作ると話しているのをマスコミでたくさん見てきてもいる。これはクレイジーなことだな。そんな記事を読んだ俺は自分にこう言い聞かせたよ。“ちょっと待て。これは俺たちが少しばかり忘れておきたかったあのデイヴだぞ。行け行けゴーゴーのあのビッグマウスだぞ”ってね。でもアイツがこのことを話すとき、信憑性がそこにはあるんだ。アイツは自分で何かする前にさほど考えていない。事前の準備なく言っているんだ。付け加えると、アイツがそんなことを言うときは良かれと思ってやっているってことなんだよ。」

    BLABBERMOUTH.NETより(2012-05-10)

    海外の反応をみると「クレイジー」「ビッグマウス」という部分が強調されているようですが、よく読んだらジェイムズはムス大佐の提案を半信半疑ながらも好意的に受け取っているという感じでしょうか。
    プロジェクトとして現実に進むかはやっぱりラーズ次第?

    mustaine-hetfield
    ムステイン、メタリカ在籍時の2人

    mustaine-hetfield_2011
    フィルモア公演後の2人

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    目新しいことは言ってませんが、また例のプロジェクトの話もしてたんでつい。
    metofficialfinal_mustaine

    【デイヴ・ムステイン、束の間のメタリカ再加入】

    (前略)

    「俺は(フィルモアで)4、5曲演奏したんだ。俺とジェイムズ、ラーズ、ロバート、カークと“おまけ以上”のことをね。カークはいい顔していなかったけど、あいつは話のわかるヤツだったよ。」

    「みんな互いに有益なことだったって晴れやかになってたのがわかったと思うよ。俺たちみんな何かマジックが起きると思っていたし、実際起こった。俺たちは俺が10代のうちに書いた最初のレコードとして収録されなかったものを演奏した。満喫したよ。」

    長年の確執が終わったことを意味しているのか?ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックとバックストリート・ボーイズがNKOTBSBになったように、このメタルモンスターたちもMegatallicaになるのだろうか?

    「あいつらと演る別の機会をもちろん楽しみにしているよ。争いは終わったんだ。ジェイムズとラーズとデイヴ・エレフソンとレコーディングしたいね。そんなことがあるかどうかはわからないけどね。(やるとしたら)チャリティーか何かのためのシングルかもしれない。」

    Chicago Sun-Times(2012-02-09)

    だいぶ薄まったとはいえカークへの毒も忘れない大佐(笑)
    大佐から繰り返し発せられるメッセージはメタリカに届くのだろうか。

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    こちらをたびたびご訪問されている方はすでにご存知でしょうが(苦笑)、まずはメタリカ30周年記念ライヴ最終日のセットリストを。

    01. Orion
    02. Through the Never
    03. Ride the Lightning
    04. The God That Failed
    05. Welcome Home (Sanitarium)
    06. Rebel of Babylon
    07. Blackened (w/ MetClubbers Dennis & Annette Diaz)
    08. Dirty Window (w/ Bob Rock)
    09. Frantic (w/ Bob Rock)
    10. Sabbra Cadabra (w/ Geezer Butler)
    11. Iron Man (w/ Ozzy Osbourne & Geezer Butler)
    12. Paranoid (w/ Ozzy Osbourne & Geezer Butler)
    13. King Nothing (w/ Jason Newsted)
    14. Whiplash (w/ Jason Newsted)
    15. Motorbreath (w/ Hugh Tanner)
    16. Phantom Lord (w/ Dave Mustaine)
    17. Jump in the Fire (w/ Dave Mustaine)
    18. Metal Militia (w/ Dave Mustaine)
    19. Hit the Lights (w/ Lloyd Grant, Dave Mustaine, & Ron McGovney)
    20. Seek & Destroy (w/ Jason Newsted, Dave Mustaine, Lloyd Grant, Ron McGovney, Hugh Tanner, Mark Osegueda, and the Soul Rebels)

    Metallica.com(2011-12-10)
    ゲストはファンの期待通り、ムス大佐のご登場です!
    連日のジェイソン・ニューステッドの他、以下の通り。
    説明いらない人たちばっかりかもしれませんが一応。

    ・ボブ・ロック・・・ブラックアルバムを始めメタリカのアルバムのプロデュースを務めた
    ・ギーザー・バトラー(ブラック・サバス)・・・クリフが敬愛していたベーシスト
    ・オジー・オズボーン(ブラック・サバス)・・・メタル界のカリスマ。メタリカを前座にしたツアー(86年)から交流あり
    ・ヒュー・ターナー・・・ジェイムズがメタリカの前に活動していたバンド、「Leather Charm」のギタリスト
    ・デイヴ・ムステイン(メガデス)・・・メガデスのフロントマンにして、メタリカのリードギタリスト前任者
    ・ロイド・グラント・・・メタリカの初代ギタリスト
    ・ロン・マクガヴァニー・・・メタリカの初代ベーシスト
    ・マーク・オゼグエダ(デス・エンジェル)・・・ベイエリア・スラッシュの雄、デス・エンジェルのヴォーカル

    ライヴの前にはフェイス・ノー・モアのマイク・ボーディンと鶴次郎先生がクリフの思い出を語ったとのこと。

    それにしてもムス大佐がここまで何曲も参加してくれるとは・・・連日の未発表曲披露に加えて、まさに30周年ライヴ最終日にふさわしいセットリストではないかと思いました。

    というわけでアップされたライヴの模様をいくつかご紹介。

    Iron Man / Paranoid (w/ Ozzy Osbourne & Geezer Butler)


    Phantom Lord / Jump In The Fire (w/ Dave Mustaine)


    Hit the Lights (w/ Lloyd Grant, Dave Mustaine, & Ron McGovney)


    いやぁ生きてるうちに見れて良かったですよ。。


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    先日(2011年9月14日)行われたBIG4ニューヨーク公演のバックステージで行われた『Rolling Stone』のインタビュー動画をご紹介。


    以下、ラーズが語ったところの概略
    (リスニング苦手なので間違ってたらすみません、訂正お願いします)

    ・2年前から始まったBIG4楽しー
    ・ヨーロッパでBIG4やったとき、こりゃアメリカ本国でもやらなきゃと4月に開催
    ・アメリカでのBIG4はステージ内外、観客、メディアの反応まで最高だった
    ・数週間後、ヤンキース側から「エミネムやJay-Zのコンサート実績あるよ、やらない?」とオファー
    ・4月のコーチェラでの成功を考えたらやらない手はない
    ・ニューヨークのロックの体験といったら大概はジャイアンツ・スタジアム、メドウランズ・スタジアム(※)だ
    ・メタリカは他と違うことをいつもやろうとしてきたから、ヤンキースタジアムでやるってのはユニークだしイケてる


    ※いずれもアメフトのニューヨーク・ジャイアンツの本拠地(実際はニュージャージー州にある)

    さらにBIG4のメンバーがそれぞれのライバル関係について語っています。


    こちらはとりあえずラーズのみ大体の内容を。
    (他の人たち聞き取りにくい。。ヒアリングできる方いらっしゃいましたら補足お願いします。。)

    ラーズ・ウルリッヒ
    砂場から出て、人が成長するとき、他の誰かが何をしているかなんて気にしない。自分が何をするかに時間を費やそうとする。(それと同じように)俺にとって、競争っていうのは内在的なものなんだ。それが20年前から大きく変わったことさ。

    なんかデイヴ、痛々しいですね。。
    これから新譜に伴うツアーもあるでしょうから早く回復してね。

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    BIG4ニューヨーク公演レポート(メタリカ抜粋版)
    BIG4NY公演、メタリカのオフィシャル動画公開など
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    まずはBIG4ニューヨーク公演のレポートを書くべきところですが、
    いったん管理人がニューヨークに行っているあいだのニュースを。

    米『Guitar World』誌2011年11月号にてBIG4特集号が組まれています。
    表紙はこちら。
    guitarworld_201111


    気になる内容ですが、

    ■スラッシュ鼎談
    デイヴ・ムステイン、ケリー・キング、スコット・イアンによるヤンキースタジアムのBIG4公演やスラッシュ黎明期の昔話

    ■メタリカ
    ジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットのBIG4の始まりと今後についてのインタビュー

    ■メガデス
    デイヴ・ムステインとクリス・ブロデリックによる新譜『TH1RT3EN』についてのインタビュー

    ■アンスラックス
    ジョーイ・ベラドナ復帰作、新譜『Worship Music』について

    などなど。
    新譜の動きがないためか、スレイヤーのみの特集記事はなさそう。
    さらにBIG4から各1曲ずつ楽譜が付録となるとのこと。

    ■メタリカ:「Blackened」
    ■メガデス:「A Tout le Monde」
    ■アンスラックス:「Madhouse」
    ■スレイヤー:「Black Magic」

    そして別売りのBIG4ポスター(8枚組)もお目見え。
    Big4_Cover_v2

    というわけで帰宅後即買いとなりました(苦笑
    ネット通販はそれぞれこちらからどうぞ。

    ■Guitar World 2011年11月号

    ■BIG4 ポスター(8枚組)

    お値段その他の詳細は通販ページをご覧くださいませ。

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    アンスラックスのスコット・イアンがラーズ・ウルリッヒとヤンキー・スタジアムのBIG4公演で何やら企み中。
    REVOLVER「THE BIG FOUR 特集号」(外部サイト)

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    メガデスのデイヴ・ムステインが最新のインタビューでBIG4やメタリカとのプロジェクトについていろいろ語っています。インタビュー全訳は物量が多すぎて断念しましたが、ニヤけポイントを抜粋してご紹介。
    ムス大佐、「絶口調」です。

    Q:あなたにとってようやくアメリカに「BIG4」公演がやってくることはどんな意味をもっているでしょうか?

    そうだな。今のところ、歴史書にただの2つのショーということ以上のことがあったと載ることを願うばかりだね。来年の夏ももっと日程を組みたいぐらいさ。でも考慮に入れておいて欲しいのは、そういったデカイ一団があちらこちらに動くってことだね。(※訳注:簡単に身動きできないという意味合いっぽい)

    Q:出演している全てのバンドのあいだは平穏そのものという事実を受け入れられない人がいるのはなぜだと思いますか?

    そういった人たちを気の毒に思うよ。何が彼らを動かすのかと思うだろうね。朝起きて、キッチンに行って、フライパンで自分の顔を殴るのか?どうしてそれほど無知になったのか?俺にはわからない。人々は生きがいを必要としている。俺はバンドについてのゴシップや誰が好きじゃないかなんてことを話すのに躍起になる代わりに人々の生活に幸せをもたらすことができるかどうか確かめる日々を過ごすようにしているよ。

    Q:ブルガリアでのBIG4初公演で膨大な数のオーディエンスを前にして、全てのバンドとステージを共にし、とりわけメタリカと「Am I Evil?」をやったときはどう感じましたか?

    正直言って、この答えは君たちをたぶんガッカリさせるだろうね。ブルガリアで俺たちみんながステージに立って初めて共演した時、俺の頭に浮かんでいたのは「クソッ、ジェイムズ(・ヘットフィールド)のマイクの位置が高けぇよ」ってことだった。だって俺が歌おうとするとき、普通は足を少し広げてキメるのに、まっすぐ立たなきゃならなかったからね(笑)。俺よりあいつの方が背がデカいし、マイクスタンドはあいつの位置に合わせていたんで俺は変えようがなかったんだ。まぁそんなことを考えていたよ!

    演奏は楽しかった。でも何公演か後に「Helpless」をやったときがもっと楽しかったな。俺がメタリカにいた頃にやった曲のひとつだったからね。ステージへ歩いていくと、カーク(・ハメット)が「ソロをやってみないか」って俺に言ったんで、俺は”おまえが俺のトイレを詰まらせた”みたいな顔をしながら彼を見て「もちろん俺がやる!」って言ったんだ(笑)。残念なことに俺たちは音響担当にそのことを告げてなかったから、俺はエア・ギターのソロをして、誰もそれを聴くことはなかった。カークがソロをとると思われていたから、彼は耳をつんざくようなボリュームでリズムギターを弾いていたね。それで俺は学んだんだ。次のときは俺がこう言うべきだとね。「これが俺のファッキン・ソロだ!」って(笑)。いやいや冗談だよ。俺はたくさんの異なるレベルとたくさんの異なる手段をもつメタル音楽はいいなぁって思うんだ。ラーズ(・ウルリッヒ)は今日、あることについて俺の意見を聞きたいと尋ねてきたんだ。それで今日、電話で話したんだけど、俺が電話に出たときあいつは「やぁ。キミの親愛なるドラマーちゃんだよ。」なんて言うんだよ。思わずニヤけちまったな。

    Q:メタリカはルー・リードとアルバムを制作すると発表し、レイ・デイヴィスともスタジオ入りしました。あなた自身が彼らと同じようなプロジェクトをできると思いますか?

    まぁメタリカとは大昔にすでにプロジェクトをしたよ。(訳注:メタリカに在籍していたことを指している)あっキミが言っているのはメタリカとのさらに別のプロジェクトってこと?わからないね・・・。もし彼らが一緒にロックする古株を探しているんなら、それは俺よりちょっと歳のいった人たちだろうね。俺はそんなプロジェクトをするにはAARP(全米退職者協会)のカードを持っていなきゃいけないかもしれないな(笑)。いやいや、もちろん俺はやるつもりだよ。(メタリカは)俺のバンドだったしね。メガデスは俺の音楽キャリアのなかで次の必然的な一歩だったんだ。それは自然な流れだったわけだけど、もしまた俺たちがやる機会が来たら、俺はそれが望ましいと思っているし、ジェイムズにも以前このことについて話してきたんだ。彼と俺とラーズと(メガデスのベーシストの)デイヴィッド・エレフソンが一緒にレコードを作って何が起こるか見るべきだってことにジェイムズは「NO」とは言わなかった。バンドだとか何だとかとしてじゃなくてチャリティーに寄付するような何かかな。俺たちみんな、今こうして歳をとってきた。俺たちがこういうことを話した事実自体が素晴らしい一歩なんだ。一緒にやることでさらに良くなる。俺たちが一緒に何かするというアイデアは俺のちっちゃな脳みそで扱うにはいろいろありすぎて、爆発するかもしれないね。

    The Boston Phoenix(2011-08-26)

    最近、すごい丸くなった感のあるムス大佐ですがこういうキツめの冗談とかみると思わずニヤけてしまう自分がいます(笑)

    Ray Davies 「See My Friends」

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    デイヴ・ムステイン、メタリカのジェイムズとラーズに「スーパーグループ」を組もうと提案

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    今回はラーズではなく、ムス大佐ことデイヴ・ムステインのリップ・サービス?
    デイヴがメタリカのメンバーとのレコーディングについて言及しました。
    ラジオ(97.1 The Eagle Rocks)でのインタビューから抜粋してどうぞ。

    ギタリスト、マーティ・フリードマンはなぜメガデスに戻らないのか?

    「まず、第一に彼はお呼びではないんだ。つまり、歓迎しないっていうんじゃなくて、ただ(今のメガデスに)彼のポジションがないってことなんだよ。そしてマーティはクリス(・ブロデリック)ほど良くはない。第二にマーティはポップ・ギタリストになろうとしていた。彼は日本の女の子のいるバンド(※)に加入するために去ったのさ。いずれにしろ、最も重要なラインナップってわけじゃなかったんだ。現時点でのラインナップは今までのヤツらがこれまでやってきたことよりも多くのことを成し遂げてきたよ。考えてもみなよ。何もないところからバンドを再びイチから築き上げていくってことをさ・・・。マーティとニック(・メンザ)がバンドに入ったのは、すでにバンドが巨大になってからなんだよ。」

    ※相川七瀬のコンサートツアーへの参加を指していると思われる。

    同じバンドメンバーだったメタリカのラーズ・ウルリッヒとジェイムズ・ヘットフィールドとのよみがえった友情について

    「俺はラーズとジェイムズと俺とデヴィッド(・エレフソン)が一緒にスーパーグループを組んでレコーディングをすることについて話したんだ。まぁジェイムズは「NO」とは決して言わなかったけど、まだそんなんじゃないって感じだったな。俺はしつこくでも説得し続けるよ。生きているうちには成し遂げたいな。」

    BLABBORMOUTH.NETより(2011-08-10)

    これって悪魔の辞典でも取り上げているメガリカ(Megallica)のことじゃないですか!
    ラーズはともかくムス大佐が乗り気だとは思わなかった。。

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