メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:メガデス

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    2011年9月14日にヤンキースタジアムで行われたメタリカ、スレイヤー、メガデス、アンスラックスの“BIG4”によるニューヨーク公演。当時、メガデスのデイヴ・ムステインは首と頸椎を痛めており手術が必要だったため、出演キャンセルとなるはずでしたが、メタリカのマネージャー、ピーター・メンチの一言で参加することになったとのこと。

    dave-mustaine-and-peter-mensch
    デイヴ・ムスタイン(左)とピーター・メンチ(右)

    以下、BARKSの記事から転載。
    ムステインは当時、“長年のヘッドバンギング”が原因で激しい痛みに襲われていた。それを押し切り出演することにした理由をポッドキャスト『The Jasta Show』のインタビューでこう明かした。

    「ヤンキー・スタジアムで“BIG 4”公演をやったとき、俺は首に頚椎カラーを装着し、ゴルフ・カートに乗ってステージへ向かったんだ。ステージには“ヘッドバングはするな”って書いたものを張り巡らした。あの夜、ヘッドバンギングしてたら俺は死んでたかもしれない。なんたって、俺はその2日前、緊急手術室にいて、首のオペを受けるとこだったんだから。で、そのとき、マネージャーのMark Adelmanに電話してこう言ったんだ。“俺はすでにメタリカ、アンスラックス、スレイヤーとプレイしてる。NYでもプレイしてきた。野球のスタジアムでもだ。だから、この公演は俺にとって何も目新しいところはない。それに、緊急手術受けなきゃならないから、キャンセルしないとな”ってね。それで、Adelmanがメタリカのマネージメントにそれを伝えると、あの野郎なんて名前だっけな、ディックとかピーターとかいう奴だ…、ピーターだ! そいつが、俺のこと女々しいって言ったらしいんだ」

    「だから、俺は“よし、わかったぜ。切り上げる。俺はNYへ行く”って言って、首に山ほど注射してもらい、頚椎カラーを着けて、飛び立った。で、プレイして戻ってきたんだ。このことはそいつ以外誰も知らないと思ったね。ホントに女々しいのは誰かってんだ」


    ムステインはこの公演前、『Rolling Stone』誌に「俺は神を信じている。彼が守ってくれるはずだ」と話していた。

    手術から5年以上が経過し、首の調子は悪くはないが、ムステインはいまでもヘッドバンギングには要注意。彼いわく、メタリカのジェイムス・ヘットフィールドやスレイヤーのトム・アラヤも過去に同じ手術を受けており、それぞれツアーに支障をきたしたはずだという。

    BARKS(2017-12-06)

    管理人はこの公演に行っていたのですが、メガデスは体感的にもかなり短い公演でした。当日のメガデスのセットリストはこちら。
    01. Trust
    02. Hangar 18
    03. She-Wolf
    04. Public Enemy No. 1
    05. Head Crusher
    06. A Tout Le Monde
    07. Sweating Bullets
    08. Symphony of Destruction
    09. Peace Sells
    10. Holy Wars... The Punishment Due
    デイヴはMCで、1週間前にケガを負ったこと、本当ならライヴを出来る状態じゃないけど、キミたちのために演るよと語っていました(と言っても当日はこのMCが聞き取れず、全てを知ったのは翌日の新聞を読んだ後のことでしたが)。メガデスが短くなった分、後にステージに上がったスレイヤーが14曲を披露しました。

    2010年6月のSonisphere Festivalで始まったBIG4公演は、デイヴ自身が出演を決めるまで「何度も行きつ戻りつした」と後のインタビューで語っており、イベントとして決まるまで紆余曲折を経ていたようです。そんな経緯もあり、BIG4最後の公演となったニューヨークで出演キャンセルを伝え聞いたピーター・メンチが「女々しい(原文ではPussyなのでもっと強い表現かも)」と思わず口走ったのかもしれません。

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    第59回グラミー賞にて、メタリカはベスト・ロック・ソング部門に「Hardwired」がノミネートされていたものの、受賞を逃しました。かたやベスト・メタル・パフォーマンス部門に「Dystopia」がノミネートされていたメガデスがグラミー初受賞。
    megadeth-grammys-red-carpet-2017-billboard-1548

    名前を呼ばれて会場に流れた曲が皮肉にもメタリカの「Master of Puppets」でした。その他の賞でも受賞者とは直接関係のない有名曲を流していましたが、よりにもよって元メンバーのいる曲を何で・・・。デイヴ・ムステインの反応をハラハラしてみていましたが、当の本人はグラミー初受賞にご満悦の様子。受賞スピーチではジョークを交えて次のように語っています。(BLABBERMOUTH.NETの文字起こしを管理人拙訳にて)

    「素晴らしい!こうなるのに12回かかったよ。前回ここ(グラミー賞授賞式)に来たとき、俺たちはケニー・Gと話していた。彼は俺に何回ここにやってきたのか尋ねたんだ。彼は「まぁ11回ならそんなに悪くはないよ」とこうさ。「あなたは何回かかったんですか?」って訊いたら「21回」だって。俺は「マジかよ。21回もかかったら・・・俺はそこまで生きていられるかわからない」と思ったね。」

    「神に感謝したい。カミさん、子供たち、バンドメンバー全員の妻と子供たちに感謝したい。マネジメント、レーベル、エージェント、弁護士、バンドクルー、みんなにそしてメタル・コミュニティーに感謝したい。俺たちが(主要部門が発表され会場の大半がアフターパーティーに出かけてしまった)69番目のカテゴリーになったのはちょっと変な感じだけど、誰かユーモアのセンスがあったんだろうね。」



    メガデスはWOWOWでのグラミー賞授賞式中継にも出演。その場で2017年5月に来日公演を行うことを明かしています。


    【追記】
    デイヴ・ムステインが登壇時に「Master of Puppets」が流れたことに関してツイッターでコメントをしていました。
    mustaine_dontblame
    「まあ、メガデスの曲を演奏できないからって彼らを責めちゃダメだよ」

    【追記2】
    メガデスの来日公演詳細が発表されました!アンスラックスをゲストに連れての来日です。
    megadeth_anthrax

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    Anthraxのスコット・イアンがパーソナリティーを務めるラジオ番組「Never Meet Your Heroes」にカーク・ハメットが出演。2010年から2011年にかけて行われた「Big Four」、スラッシュメタル四天王と呼ばれる4バンド(Anthrax、Megadeth、Metallica、Slayer)の合同ツアーが近い将来行われる可能性について語っています。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    kirk2017_1

    −「Big Four」ツアーの始まりについて

    「Big Four」って言葉はマスコミによって作られたもので、俺たちは「Big Four」「Big Four」って書かれているのをずっと見続けていた・・・それからいつか「当時みたいに、みんなオリジナルのメタルバンドで一緒にツアーしようぜ」って程度のことだったんだ。俺たちみんなでお互い一緒のツアーをしようと。それから「それじゃあ「Big Four」でやろう」と絞られてきた。それが実を結んだってことなんだ。でも明らかなことは、俺たちが考えたらすぐにコンセプトはまとまったってことだね。「そうだ、俺たちは一緒にツアーをして、俺たちの長い歴史を絶対に祝うべきなんだ」とね。

    −「Big Four」が今後開催される可能性について

    俺たちは今後の「Big Four」の日程について何もアナウンスしてはいないけれど、俺は個人的には将来またやるんじゃないかと思ってる。いつかはわからないけど、将来やるんじゃないかとね。

    俺はあのショーを祝福のようなものとして考えているんだ。お互いへの祝福、俺たちが作り上げてきた楽曲への祝福、俺たちがやってきたことを受け入れてくれた観衆に対する祝福。もうやらない手があるかい?

    BLABBERMOUTH.NET(2017-02-10)
    Megadethのデイヴ・ムステインもBIG4ツアーの再開に触れていますし、4バンドが新しいアルバムを出して、また機運が高まってきているのかもしれません。

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    big4_metallica

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    メガデスのデイヴ・ムステインがRollingStoneの「我が人生の15曲(My Life in 15 Songs)」という企画で各曲について語っています。そのなかでメタリカに関係する話もしていたので抜粋して管理人拙訳にてご紹介します。

    Megadeth_DaveMustaine

    「Ride the Lightning」

    聴けば誰が作曲者のリフかってことがわかるリフがある。俺が曲を書いた時の話をしているんじゃない。「Ride the Lightning」と「Leper Messiah」のある部分と1stアルバム(『Kill 'Em All』)のあらゆるところで、メガデスのギタープレイに似てると言える些細なものがある。楽器で出来ることがこんなにもたくさんあるんだとわかるよ。彼らはあれで素晴らしいことをやったと思う。

    俺は「Ride the Lightning」の全部を作曲したわけじゃない。ラーズがメロディックなイントロを書いて、次のパートを俺が書いた。その次のパートも俺が書いた。そのまた次のパートからはまたラーズのパートに戻ってまた俺の3つのパートに戻るって具合で当時は・・・誰が楽譜を付けていたんだろう?

    ずいぶん前に俺の曲を使う彼らのことは乗り越えた。そんなクソみたいなことに執着することもできれば、放っておくこともできる。何も変わらない。2つの素晴らしいバンドがあるんだ。俺たちは友だちだ。コトが起きちまった。クソだ。俺は1850万ドルの訴えを起こしたエレフソンを許したし、俺の曲を使った彼らについても許すことができる。(中略)彼らは凄いことをやったと思う。本当に俺は彼らを誇りに思っているよ。

    1985年に『Killing〜』アルバムを出す頃には、ふんぎりがついていた。でも俺の気持ちのなか、彼らに見せる機会のなかった俺のカタログのなかには、このことがずっとあった。俺たちはあのバンドとともにとても単純化した道を進んでいったんだ。誰が言ったかは思い出せないけど、誰かがとてもうまいことを言っていたよ。「メタリカにとってのラモーンズって、メガデスにとってのクラッシュみたい」ってね。おそらく俺が聴いたなかで一番よくできた表現のひとつだと思うよ。もうひとつの比較として「メタリカにとってのアイアン・メイデンって、メガデスにとってのレッド・ツェッペリンと同じ」ってのも見たことがある。「そいつは本当に良い見方してるな」と思ったね。俺たちはもう少し曲展開が複雑だから。



    「Mechanix」

    俺がメタリカにいた前から「Mechanix」を書いていた。メタリカに加入した時、俺たちは曲をたくさん持ち合わせてはいなかった。・・・だからキリング・ジョークやスウィート・サヴェージの曲やダイアモンド・ヘッドの曲からたくさんカヴァー曲をプレイしていた。そしてオリジナル曲もやっていた。

    歌詞は欲情したガソリンスタンドの店員について。なぜなら俺がそうだったからな。俺はハンティントン・ビーチに住んでいるティーンエイジャーで、女の子たちがビキニ水着で高い車に乗ってガソリンスタンドにやってきていた。クソッふざけてんのか?って思ったよ。フルサービスを頼まれた時には、彼女たちがビキニで座っているところで窓を拭きながら彼女たちをチェックするようになる。彼女たちは少しも嫌がっていなかったと思うね。もしそうだったら、窓を何かで覆うだろうから。大好きな車と接することができて、同じく大好きな女の子を見ながらできる仕事となれば、もうホルモン増強剤を打たれたキッズだよ。だからそれが曲になったようなものだな。

    「Mechanix」はある日、俺がクリフ・バートンと一緒にリハーサルに行った時に弾いていた曲だった。ラーズがやってきて「おぉ、じゃあ、このパートを変えようぜ」ときた。俺はクリフと車のなかでレーナード・スキナードを聴いていた。それで俺は「OK、「Sweet Home Alabama」を弾いてみよう」って思ったんだ。ラーズは絶対知らないだろうからね。そしたらアイツは「マジか、それはこれまでで一番すげぇパートだぞ」って。俺は「おいおい、マジで言ってんのか?」ってなったよ。だからはじめに「Mechanix」に「Sweet Home Alabama」が合わさったのが、今はなじみ深い「The Four Horsemen」ってわけだ。

    ジェイムズがあの曲と「Jump in the Fire」の歌詞を大きく書き直した。あの曲も書き直していたんだよ。「Mechanix」ほどじゃないけど、彼はあの曲にたくさんあった、性的な意味を暗示させるような表現が好きじゃなかったんだ。だから「jumping into a pit」って俺が言ってたところを「jump into the fire」っていうもう少しぼやかした表現に変わった。何にでも取れるようにね・・・。「pit」って言ったら、ひとつだからな。

    俺がメガデスとしてレコーディングしたバージョンの「Mechanix」は「The Four Horsemen」よりも速い。それは間違いない。あれはアイツらとやってたものとはかけ離れているんだ。その時にはすでにムカつきながら弾いていたからね。



    「In My Darkest Hour」

    クリフ(・バートン)が死んだと聞いた時に書いた曲だ。俺の友人の"メタル"マリア・フェレーロが電話で彼がバス事故に遭ったと教えてくれたんだ。俺はムキになってた。俺は「何てヤツだ、オマエは俺たちがバンドで兄弟だったとよく知ってたはずだ。彼が死んだと他の誰かに電話させなかったのか?」と、胸糞悪く取ってしまった。あの悲嘆に暮れて人がおかしなことをするってことは今は理解できるようになった。だから俺は彼女が俺に電話をしたことに対する自分の考えを改めた。でも当時の俺はとても怒っていて、一気に曲を書き上げて、出来る限りの速さで歌詞に取り組み始めた・・・。あれは本当に痛みを伴う作曲だったよ。

    クリフと最後に話したのは、たぶん俺が行っていた奇妙なショーでだったと思う。アイツらはまだ俺のことを恐れていたから、俺はバックステージパスをもらえなかった。俺はいつもアフターショーのパスをもらっていたから、臆病なヤツらだと思ったよ。俺たちはコンサートに行くたびに、俺とエレフソンはコンサートを観た後、彼らがパーティーをしているところに招待されていた。俺はパーティーには行きたくなかったけど、友だちに会いに行ってつるみたかったんだ。でも俺たちは友だちじゃないと思った。俺がクリフと最後に話したのはおそらく彼らがアメリカでやっていたショーのうちのひとつだったと思う。

    曲のなかの"Darkest Hour"は、独りぼっちだとわかった俺のことだ。歌詞は俺のミューズであるダイアナについて(笑)。「Loved to Death」の時に付き合っていたのがその女性だった。俺が作曲した「Tornado of Souls」「Trust」「This Was My Life」「99 Ways to Die」も全部彼女についての曲だ。俺はカミさんと愛情に恵まれてとても幸せだけど、俺の心の奥底に入り込んでしまっている唯一の他の人間がいるってことだな。俺たちはみんな本当に恋に落ちるっていう関係を持った誰かがいると思うんだけど、それは必ずしも続くわけじゃないんだよ。

    あの曲はたくさんの感情を呼び起こす。あれを最初にプレイしたのはクリフの両親が俺たちのショーに来た時なんだ。スタジオやリハーサルではできていたんだけど、彼らがそこにいたらやり通すことができなかった。あんな気持ちが沸き起こるとは思いもしなかったんだ。なんだこの感情は?って感じだった。曲をやっていたら突然、俺たちはコントロールが効かなくなっていたんだ・・・。クソッ、でも本当のことだよ。俺は彼にさよならを言うチャンスがなかった。彼がどこに埋葬されたかさえ知らなかったんだ。(中略)でも彼とは天国で会えるだろう。それはクールなことだ。少なくともそう信じているよ。



    「Hanger 18」

    「Hanger 18」は俺がメタリカに入る前のバンド(パニック)から持ってきた曲なんだ。「N2RHQ」と呼んでいた。別の惑星の環境についての曲で、メタリカに入って形を変えてあの曲をやろうか決めようとした時、パニックの時のように、俺はメガデスで再検討するまで待つことにした。(その頃には)「Rust in Peace ... Polaris」も完璧に仕上がっていた。当時は「Child Saint」と呼んでいた。もしアイツらに見せていたら、メタリカはたぶんレコーディングしていたんじゃないかな。

    歌詞は「エリア51」についてで、ニック(・メンザ)が書いたものだ。彼は地球外生命体を信じていた。俺は違うけどね。俺は精神的な世界があると信じている。見えるものと見えないものがあるけど、宇宙人に関しては俺は観たことがない。なのにどうやって知るって言うんだ?可能性はあるだろう。素晴らしい曲の素材を作ったなと思ったね(笑)。(中略)

    コードやコードの動きは(メタリカの「The Call of Ktulu」に)似ているけど、全く同じなんかじゃない。インターネットで4つのコードの曲を調べたら300曲だか400曲はみつけられるだろう。「The Call of Ktulu」は完璧に、100%俺の曲だった。彼らが(デモタイトルの)「When Hell Freezes Over」から変える前のあの曲は、全ての音符を俺が書いたんだ。彼らは途中に引き延ばした部分を付け加えた。あれがどこから来たのかはわからない。あれを初めて聴いた時は奇妙な感じだったよ。オーケストラみたいな転調を持ち合わせていたからね。あの部分は俺を大層感動させたもののひとつだった。「おいおい、あの部分が加わって俺の曲が本当にとてつもないものになったぞ」って思ったね。


    RollingStone(2017-01-11)

    かなり早い段階で後の名曲を書いていたのをうかがい知れます。デイヴがメタリカ在籍時に当時持っていた曲を全て披露していたら、それもメタリカの曲になってしまったのでしょうか(笑)

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    Metal Hammer誌のサイト、teamrock.comにて、メガデスのデイヴ・ムステインによるメタリカの『Hardwired...To Self-Destruct』のレビューが掲載。そこで2010年から2011年に行われたアンスラックス、メガデス、メタリカ、スレイヤーの4バンドによるBIG4ツアーの再開の可能性についても語っています。管理人拙訳にてご紹介します。

    mustaine_hardwired

    俺はいつもメタリカの才能を高く評価してきた。どんなバンドでも長所と短所がある。個人的には俺がこれまで聴いたことのあるものからすると、ニューアルバムは良いと思う。たくさんの人たちがカーク・ハメットとロバート・トゥルージロが作曲に関与していないことについて話しているのを聞いたよ。でもそれは時にはやむをえないことだ。2人がもっと曲を書いても気に入ったと思う。俺はインフェクシャス・グルーヴスやスイサイダル・テンデンシーズが大好きだし、カークが書いたエクソダスのラインだってずっとお気に入りだからね。でもスタジオにいたらそんなもんだよ。最高の曲が足切りラインを生む。誰もが最高のものを選びたいと思っているんだ。

    作品を批評するとなると、それは(あくまで)個人的なものだ。ある人にとってのゴミが別の人にとっては宝物だったりする。例えば、たくさんの人がリック・ルービンと彼がプロデュースしたものをとても高く評価していることは知っているし、ザ・カルトのようなバンドとやったものは本当にうまくいっていると思う。それを彼がメタルバンドとやった時に同じように置き換わるとは限らない。『Hardwired〜』は、例えば『St. Anger』とはまったく違うレコードだけど、俺にとってはかなり良く聴こえる。今回のレコードを制作するのに8年かかったことを知っているから、みんなが高く評価しているのを嬉しく思うよ。小さなコミュニティだからね、わかるだろ?

    BIG4の全てのバンドがこの1年かそこらで、素晴らしいニューアルバムをリリースしたというのは本当にクールだよ。今、大きな問題はお偉いさんが俺たち4バンドでまたBIG4のツアー日程を組むのを許可するかどうか。俺たちはたくさんの素晴らしいことが進行中で、来年はアジアとアメリカで準備しているものがある。でももしBIG4ツアーが提示されたら、俺たちはたぶんそのために日程を譲るだろう。そっちの方がもっと楽しいし、言わば別のツアーよりも優先するようなイベントだからね。ファンが同じステージで史上最高のヘヴィメタルバンド4組にありつく。そしてそれは孫の代まで伝えられるものなんだ。


    TeamRock.com(2016-12-06)

    BIG4ツアーでアジア巡ってくれてもいいんですよ!

    次々と発売されたBIG4のアルバムはこちら。

    SlayerRepentless
    Slayer『Repentless』

    2015年9月11日発売

    MegadethDystopia
    Megadeth『Dystopia』

    2016年1月22日発売

    AnthraxForAllKings
    Anthrax『For All Kings』

    2016年2月26日発売

    newalbum_artwork
    Metallica『Hardwired...To Self-Destruct』

    2016年11月18日発売

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    BIG4ニューヨーク公演レポート(メタリカ抜粋版)
    THE BIG FOURの特設サイトを作りました。
    BIG FOUR ライブDVDが2010年10月発売正式決定!
    「THE BIG 4」デラックスDVDセットの全貌が明らかに。

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    ギター・デュオでメタリカのカバーでも知られるロドリゴ・イ・ガブリエーラが8月14日、ロサンゼルスのHollywood Bowlで行ったライヴにロバート・トゥルージロと元メガデスのマーティ・フリードマンがゲスト参加しました。

    rodgab_marty_rob

    ロブとは「Orion」「For Whom The Bell Tolls」「Battery」とメタリカ楽曲、マーティとタンゴの名曲「Oblivion」で共演を果たしています。映像はこちらから。

    Rodrigo y Gabriela "Battery" w/ Robert Trujillo


    Rodrigo y Gabriela "Oblivion" w/ Marty Friedman


    Rodrigo y Gabriela "Orion" w/ Robert Trujillo

    A video posted by @mxdwn on

    A video posted by @mxdwn on


    Facebook上ではバックステージの様子も。




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    RollingStoneにてアンスラックスのスコット・イアンが忘れられないステージの思い出として「Big Four」ツアーでのステージのことを挙げて語っています。まずはRollingStoneの記事を管理人拙訳にて。

    big-four-photo

    4大スラッシュメタルバンド−メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスが「Big Four」ツアーに乗り出してから6年が経った。しかしその思い出はいまだにスコット・イアンのなかでは鮮明だった。ローリング・ストーンの「Had to Be There」シリーズ最新作では、アンスラックスのギタリストに、昔から側でキャリアを重ねてきたミュージシャンたちと初めてステージを共にした感覚、そしてどれだけステージがずっと続いて欲しいと思っていたかを回想している。

    2010年6月16日、ワルシャワで4バンドのツアーが始まった。彼らはその公演に先んじて、メタリカが主催するディナーを共にした。「素晴らしいエネルギーだった。歴史上初めてあの部屋で俺たち全員が集い、強烈な雰囲気だったよ。」ローリングストーンにイアンはそう語る。「みんな各グループから離れてバラバラになってるのを観るのはただただ楽しかった。『見ろよ、カークとデイヴ・ムステインがハグしてるぜ。こんなことが起きるのを目にするなんて考えられなかったな』とか『ジェイムズとデイヴがみんな笑顔でいるぞ』とかいった具合にね。みんな同じ時間に同じ場所から来た、お互いのバンドを楽しんでいる17人の男たちだったんだ。」

    1週間経たずに、ハメットがイアンにメタリカはツアー4日目のブルガリアのソフィア公演で4バンド一緒に演って、それを世界中に放送するために撮影したいと考えているとメールを送った。イアンはこう回想する。「俺は『そりゃいいね。アンスラックスを代表して、答えはYesだ』と言ったよ。ダイアモンド・ヘッドの「Am I Evil?」をカバーしないかと彼らから返ってきたのはその次の日だったかな。俺たちはすでにその曲は知っていたし、練習しなきゃいけないってこともなかった。みんながバックステージでメタリカと一緒にあの曲をリハーサルした。醜態をさらさないようにね。でもみんな得意とするところだったよ。間違いなく素晴らしいものになった。」

    最終的にメタリカ、メガデス、アンスラックスの全てのメンバーはその夜に演奏することができた。それからスレイヤーのドラマー、デイヴ・ロンバードと共に。スレイヤーのケリー・キングはその演奏のあいだ放送のためにスレイヤーのライヴ映像の編集をしており、他のメンバーも参加を見送ることにした。

    それにも関わらず、イアンはあの特別な夜のことを覚えている。「あのステージに立った気分は本当に驚くほど素晴らしい気分だった。あの時の写真を見たり、DVDを観て振り返ったりしているとジェイムズと俺とムステインなんてラインナップが見ることになる。『わぁすげぇなぁ』って感じさ。ほとんど部外者としてあれを観ることができるんだ。ファンの視点からね。するとこうさ。『こりゃあすげぇクールだ』またしてもメタリカからの素晴らしいアイデアってわけさ。」

    RollingStone(2016-06-30)

    このインタビューは音声にオリジナルのアニメ動画付き。BIG4の共演をアニメで再現しています。


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    メガデスのデイヴ・ムステインが、アメリカのデンバー州のニュースサイト「Westword」のインタビュー取材を受け、メタリカに関する質問に答えていました。管理人の抜粋拙訳にてご紹介。

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    −メタリカとの不和について

    メタリカとうまくいかなかったことはこれまでたくさん振り返ってきた。みんなはその確執のところばかり拾ってくるけど、そんな人たちだって何で2つに別れることになったか知らないんだ。俺はメタリカファンに対して何の敵対心も持っていない。俺は両バンドにいたわけだし、ラーズだってジェイムズだって好きだし、みんなが言ってるのとは真逆で、カークはいいギタリストだと思っているんだ。そりゃ苦々しく思っていた当初は、まぁ、クソみたいなことがあちこちであった。彼らは俺を解雇したことを正当化していたし、俺は俺で彼らが間違っていると言っていた。それが何度も何度も繰り返されて長期化していたんだ。それはもう一段落ついたし、あいつらに何の文句もないよ。俺たちは2つの全く違うバンドをやっているんだから。

    −新譜『Dystopia』に対する高評価をどう感じるか

    俺は完璧主義者なんだ。いくつかの点で不満はある。俺はそういうヤツなんだ。俺が大学にいて教授から1章と2章と4章を読んでおくように言われたら、俺は何かを見落としちまうんじゃないかと思って3章を読まずにはいられない。俺は物事に対して超几帳面なのさ。そのことが俺の周りのたくさんの人をクレイジーにさせてきたかもしれないなって思うよ。俺と働いてきた人たちはみんな、自分たちの傷が癒えてからちょっと時が経つと、いつもコロッと意見を変えて「俺たちは良い時間を過ごしたし、たくさんのことを学んだ」ってなるんだ。

    −これまでのキャリアを振り返って

    いつも時の試練に耐えられるようにと願っているよ。アスリートでない限り、動けなくなったり死んだりするまでは意気揚々としていたいね。これには全く違ったタイプの戦いがある。運動能力が全部身体的なものであるのに対して、音楽業界はそれだけじゃない、たくさんのメタルな物事の組み合わせでもあるんだ。みんなが好き好むわけではないものを創り上げて好きにさせなきゃならない。俺が最初に始めた時は、それが恐ろしいことだった。大変だったし、手は痛めるし、俺がこれまでやってきたことを誰もが好むだろうなんて思ったこともない。俺が書いたものを好きな人がいるってことにはいまだに驚かされるよ。戯言に聞こえるかもしれないけど、本当のことだ。みんなが新譜のことを大好きだと俺に伝えてくれるけど、俺ははにかんでしまうよ。

    −度重なるメガデスのメンバーチェンジについて

    みんな、やめたり、解雇されたりだ。(バンドは)生きている組織だからね。調整していかなければならない。クリス(・アドラー)とキコ(・ルーレイロ)はバンドに新風をもたらしてくれた。バンドメンバーとしてキコがいてくれるのは素晴らしいことだ。ドラムについてはまだ流動的だけど、俺たちはうまく回っていると思う。クリスが可能な限り俺たちと一緒に演りたいと思ってくれているし、彼が出来ない時は代わりのヤツを推薦してくれるからね。

    Westword(2016-02-17)

    新譜に対する反響も上々でノリにノっている大佐。メガデスとしても全米を皮切りに8月までツアーの予定が発表されています。メタリカも新譜完成の暁には、本格的な活動をガンガンしてほしいところです。

    megadethdystopia
    Dystopia / Megadeth


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