Magic Bullet Recordsの創設者ブレント・アイストーンが自身のinstagramで、ロバート・トゥルージロとリック・スミス(フロリダ出身のヘヴィロックバンド、トーチ(Torche)のドラマー)とその他のミュージシャン2人と共にレコーディング・スタジオにいる写真がアップされました。

RobertTrujillo_with_MagicBulletRecords
instagramより

写真に添えられたメッセージによると、今回のプロジェクトはトニー・ホーク財団とメタリカのサポートを得ており、写っている場所はロック・バンド、ブラインド・メロンが所有しているスタジオで、ドラムキットはこれまたメルヴィンズ、ビッグ・ビジネスから借りて使用しているとのこと。

メタリカのメンバーのサイド・プロジェクトと言えば、以前ジェイソン・ニューステッドが立ち上げたエコーブレインが思い起こされます。このサイド・プロジェクトを始めたことがジェイソン脱退のキッカケになったと言われていますが、今回は大丈夫なのか?そんな憶測や疑問に写真をアップしたブレント・アイストーンはMagic Bullet Recordsのサイト上で次のように答えています。

・「スーパーグループの結成」ではない。旧友と新しい友人とでチャリティー精神を念頭に一緒に音楽を作っている。(後日、適当な時期にプロジェクトの詳細を明らかにする。)

・メタリカの新譜制作過程の邪魔にはなっていない。(これを書いている間も彼らはHQで文字通り、リハーサルをしている。)

・メタリカのメンバー間でおかしなことにはなってない。

Magic Bullet Records(2015-02-10)

同記事によると、そもそもトニー・ホーク財団とのチャリティーのためにブラック・サバスのカバー「Symptom of the Universe」をジャム・セッションしていたところ、熱を帯びて曲の半分も行かないうちに当初の計画をやめて新しいものをアドリブで弾き始めてから今回のプロジェクトが始まったようです。

ちなみにトニー・ホーク財団とメタリカと言えば、昨年に財団の慈善イベントにラーズとロバートが参加していました(関連記事参照)。さらに時系列さかのぼると、プロスケートボーダーであるトニー・ホークのスケートボード・アクション・ゲーム『Tony Hawk's Pro Skater HD』の中でスペシャル・キャラクターとしてジェイムズとロバートが登場するというコラボが行われていました。

YouTubeのゲーム実況動画によると、ジェイムズは「エアギター」「ギター破壊」「メタリカ・パワースライド」、ロバートは「ヘドバン」「クラウドサーフ」という独自の技を使えるようです(笑)(※やや動画の読み込みが遅いです。)

ジェイムズ・ヘットフィールド編


ロバート・トゥルージロ編


ちょっと話がズレてきましたが、今回のプロジェクトに関わっているMagic Bullet Recordsも年間売り上げの5%をトニー・ホーク財団に寄付している実績もあることから、今度も売上げの一部か全部をトニー・ホーク財団に寄付する形で一時的にグループを組んで音源を出すのではないかと推測されます。

参考リンク
Magic Bullet Records donates 5% of annual web sales to Tony Hawk Foundation

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