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更新がすっかり遅れた感がありますが。。
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ブラックアルバム、1991年以降で全米No.1売上げのアルバムに。
Rolling Stone誌読者が選ぶ90年代ベストアルバムTOP10にメタリカのブラックアルバムが選出。
ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その1)プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その2)
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その3)
メタリカのブラックアルバム発売20周年記念のトリビュートCDがMetal Hammer誌の付録に登場予定
Metal Hammer誌のブラックアルバム発売20周年記念トリビュートアルバムを試聴。
メタリカ、ブラックアルバム20周年を振り返る(まとめ)
ブラックアルバム20周年記念トリビュート盤、YouTubeにて全曲アップ。
【メタリカ、2012年の英フェスで〈ブラック・アルバム〉を完全再現】オフィシャルサイトでも「ちょっと待てよ。(91年8月の)リリースから形の上では20周年ギリギリだから本当にクールなんじゃないか。」というコメントを発表しています。
メタリカが、2012年6月にイギリスで開催される世界最大級のヘヴィ・メタル・フェスティヴァル〈DOWNLOAD 2012〉にヘッドライナーとして出演することが決定した。
メタリカが〈DOWNLOAD〉に出演するのは、2006年以来およそ6年ぶりのこと。同フェスは2012年に第10回目を迎え、これを祝うべくメタリカは今回のステージで91年にリリースされたセルフタイトル・アルバム『Metallica』を全曲演奏するとのこと。
〈ブラック・アルバム〉の愛称で知られる本作は、これまでに全世界で1,500万枚以上を売り上げているモンスター・アルバム。メタリカは2006年にも『Master Of Peppets』をフルにプレイしており、昨今の名盤再現ブームを先鞭をつけていた。
OOPS!(2011-11-11)
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ブラックアルバム20周年記念トリビュート盤、YouTubeにて全曲アップ。
エピソード
ボブ・ロックによるブラック・アルバムの全曲解説。
前回の続きから最後の4曲の解説を管理人拙訳にて。
最後の方は曲の解説というより、ブラック・アルバムの制作を振り返る感じになっていますが、これもまた興味深い話でした。
まさにそのとき出会ったからこそできたアルバムだったと思います。

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その1)
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その2)
前回の続きから最後の4曲の解説を管理人拙訳にて。
■Of Wolf And Man
正直に言おう。最初はオオカミについて詞を書くなんてバカげたことだと思っていたよ。「へぇ、すごいね。オオカミについての歌か。いったい何が言いたいんだい?ピラミッドか何かについて書いた方がいくらかマシだよ」ってな具合さ。メタルがこんな領域にまで達したとき、私は違う方向に進むこととなった。
それから、我々がジェイムズの歌詞にのめり込んでからは、この歌がバカげてなんかいないとわかったよ。現実感があったんだ。歌詞を反映するように曲に変化を加えることについて話し合った。時間はかかったよ。完全に行き着くかどうかわからなかったけど、ちゃんとたどり着けたんじゃないかな。
■The God That Failed
これはジェイムズと私のあいだにあった氷を壊してくれた曲だね。我々のあいだには緊張が走っていた。だがたくさん話し彼のことを知るにつれ、この男はなんてたくさんのものを持っているんだって気付かされたね。
「The God That Failed」は深いよ。宗教へのただの卑劣な言動なんかじゃない。彼は非常に複雑なやり方で主題に取り組んだんだ。気持ち的には「Nothing Else Matters」と同じくらいリアルだね。
この曲でカークと取り組んだことは面白かったね。このレコード制作のあいだもそうだったんだけどね。彼がレコード制作最後の数週間にギター・ソロをレコーディングするためにやってきたと聞いた。私はすぐにみんなと話した。「これはやろうと思っていたやり方じゃない。彼は他のみんなのように、その場で演奏させるつもりだ。」
はじめこそ、カークはこのアプローチはやりにくそうだったけど、乗り気になって、彼が考えたガイド・ソロをプレイしたんだ。多くの場合、こういったソロを含め、彼が最初に考えていたのは前のやり方を戻して、多重録音をするときに使うものだったんだ。彼は自然にやり方を学んでいったんだね。
■My Friend Of Misery
この曲はほとんどジェイソンの曲だね。彼のイントロから始まった。この曲を制作していた大部分は曲を飛躍させ、本当に成功させるために素晴らしいリフを発展させることに費やされたんだ。そしてそれは成された。リフがどんどん高まっていく。かなりうまくいったね。
この曲は雰囲気がすべてなんだ。そして、それはとても映画のような感じだね。メタリカは自分たちの力を、むき出しのパワーを知らしめるやり方を知っている。でもこの曲では、もっと雰囲気・空気感を使っている。不吉な感じっていうのかな。そういう雰囲気が効いているね。
■The Struggle Within
この曲もだよ。最初はまったく理解していなかった何かに本当に没頭してしまう自分ってのに気付かされたね。闇とそれにまつわる感情の全て・・・主題はとても捉えづらくなっているよ。
メタリカの世界にどっぷり浸かれば浸かるほど、取り扱うにはキツく、恐ろしく、楽しめるほどやさしくはない主題こそ彼らが探求せざるえないことなんだと理解するようになったよ。
このレコード以後、私が共に仕事したこのバンドはまるで別物だったよ。でもそれは予想できたことさ。彼らは成長したんだ。彼らは大人になったし、父親にも夫にもなった。メタリカであることは彼らにとって今でも極めて重要だ。でもブラック・アルバムを制作していたときは、彼らにとってメタリカが全てだった。私はちょうどいい時期に彼らと仕事できたんだ。
musicrader.com(2011-08-01)
最後の方は曲の解説というより、ブラック・アルバムの制作を振り返る感じになっていますが、これもまた興味深い話でした。
まさにそのとき出会ったからこそできたアルバムだったと思います。

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その1)
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その2)
エピソード
ボブ・ロックによるブラック・アルバムの全曲解説。
前回の続きから4曲の解説を管理人拙訳にて。
(今回はかなり和訳苦戦。。。)
思い出していくだけで楽しくなっちゃう仕事というのが非常にうらやましい(笑)

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その1)
前回の続きから4曲の解説を管理人拙訳にて。
(今回はかなり和訳苦戦。。。)
■Wherever I May Roam
実際、メタリカのメンバーたちは毎日のようにリフを生み出すことができた。できたリフの半分は信じがたいほど素晴らしかったんだ。彼らと付き合いだせば、まぁ、素晴らしいリフと(ディープ・パープルの)「Smoke On The Water」のような(古典的な)リフの違いを聴き始めることになる。メタリカはこのアルバムでいくつかのリフを持ち込んだ。なかでもこの曲は上位にくるだろうと思うよ。
我々が素晴らしいリフから始まって、そこから歌全体に通じたテーマを届ける手助けをすることが私の仕事となった。部分部分にまで心血を注がなければならなかった。他の曲でもそうだけど、「Wherever I May Roam」の決定的瞬間は歌詞が完成したときに来たね。そのとき、全てが意味を成して、ひとつとなったんだ。
(曲のオープニングで使用された楽器)シタールは私の手柄と言いたいところだが、あれはバンドのアイデアさ。あれは曲を美しくさせると思ったね。素晴らしい曲の素晴らしい要素だよ。
<参考>ディープ・パープル 「Smoke On The Water」
■Don't Tread On Me
私にとってこれは奇妙な曲だよ。ザクザク刻むリズム、行進しているような感じ、それが肝心なところだと私は思う・・・。「Don't Tread On Me」の怒りや政治的な立場っていうものに私は最初折り合うことが難しかったな。
この曲は、作詞作曲に関して私が学んだ、ボン・ジョヴィやラヴァーボーイと本物との違いを象徴している。メタリカは私がこれまで出くわすことのなかった深みと情熱のレベルに達したんだ。
それは偉人たちと直接会うことで得られるものだ。たとえその偉人たちが何に関して言っているのかわからなくても、それが意味するところは話すことができる。そして、あのように曲につながっていくんだよ。
訳注:「Don't Tread On Me」への”政治的な立場”についてはこちらをご参考にどうぞ。
■Through The Never
これらの曲について話して、メタリカについて何たるかを理解することで勉強になったことを思い出すのは、何だかおかしいね。
彼らができうる限りのベスト・バンドでいられるよう手助けしているあいだ、私は彼らを動かしてきたことに対してたくさん洞察を得ることができた。毎日、彼らと私の両方ともに新たな発見があったんだ。
「Through The Never」に関しては、私は良い点に気付くのに時間がかかった。しかし、いったん気付けば、こいつはかなりいいぞって思ったね。激しいパンク・ロックのヴァイヴがあるのがいいね。新しい影、新しい色、あれはエキサイティングだよ!
以前、私は彼らが影響を受けてきたものは全てメタルだと思っていた。しかし彼らと話して彼らが(自分と)別の側面を持っていたとわかって本当にハッとさせられたよ。いったん彼らがどのようなところから来たかを理解すると、曲は全てに意味を成したんだよ。
■Nothing Else Matters
ジェイムズが書いたものについて代弁することはできない。でも私にとっては、彼が「Love」という言葉を使わずにラヴ・ソングを書こうとしてできたのがあの曲だ。
面白いよ。当時、私が知っていたあの男・・・彼は愛を確かに感じることができた。しかしそんな言葉を決して言うことはできなかった。ことさらメタリカの曲では。
これが彼の才能だよ。彼に内在する全ての悪魔、全ての怒りにも関わらず、自身のやり方で表現することができ、それ(愛)を本当に意味することができたんだ。私はメタリカのベスト・ソングのひとつだと思うね。
音楽的に我々は大きくしたかった。だが大げさにしたくはなかった。大きさと重みを望んでいた。しかし、80年代のメタル・バンドたちがやってきた趣味の悪いパワー・バラードはやりたくなかった。我々は大きく劇的にするアレンジが成功したんだ・・・でもそれは真の意味で大きく劇的にね。
musicrader.com(2011-08-01)
思い出していくだけで楽しくなっちゃう仕事というのが非常にうらやましい(笑)

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説(その1)
エピソード
プロデューサー、ボブ・ロックによるブラック・アルバム全曲解説。
前回の記事をご覧になっていない方はまずこちらをどうぞ。
ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
一気に日本語訳したろ!と思ってましたがあえなく挫折ということで、まずは4曲分を管理人拙訳にてどうぞ。

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
前回の記事をご覧になっていない方はまずこちらをどうぞ。
ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
一気に日本語訳したろ!と思ってましたがあえなく挫折ということで、まずは4曲分を管理人拙訳にてどうぞ。
■Enter Sandmanコメントの返信はまた後ほど。。
私はバンドがスタジオでライヴをするよう主張したんだ。彼らはそれまでそんなことはしたことなかった。これまで出したレコードは全て各セクションでそれぞれレコーディングしていたんだ。私は彼らにこう話した。「キミたちは素晴らしいライヴ・バンドだ。そのヴァイヴは今回のアルバムにとって極めて重要だ。」とね。「Enter Sandman」では、私はジェイソンにギタリストではなく、よりベーシストとしてプレイするようお願いした。ラーズのドラムが持つ新しい奥行きを押し出し、我々は曲に強烈なグルーヴを持たせたんだ。
はじめは、音楽とリフを鑑みてバンドと彼らのマネジメントは、あの曲を1stシングルにしようと考えたんだ。それから彼らはジェイムズの歌詞を聴いて、乳幼児突然死についての歌だと気が付いた。その点はちゃんとチェックされていなかったんだ。
私はジェイムズと座って、彼に歌詞について話した。「キミの持っているものは素晴らしい。しかしもっと良くなる。それほど文字通りの意味である必要があるかい?」ってね。私はあのシングルについて考えていたわけじゃなかった。
私は彼に曲を素晴らしくして欲しかっただけさ。それは過程だ。彼が自分の望むことを言いながらも、より詩的な詩を書き、やり方を広げるためのね。彼はいくつかの歌詞を書き直して、それが全て盛り込まれたんだ。それが・・・1stシングルさ。
■Sad But True
彼らは私にデモを聴かせてくれた。そして私は90年代版(レッド・ツェッペリンの)「Kashmir」だと思ったと彼らに告げた。あのリフには度肝抜かれたね。私の知る限り、彼らがあれほどヘヴィで、パンチが効いて、パワフルになったことはなかった。私が言えるのは、律動的にみて、あのリフのポテンシャルは間違いなくすごいってことだね!
私たちは編集中、落ち着かなかった。なぜなら誰もこういった手の込んだやり方で彼らに自分たちの曲をやらせてしまうなんてことはかつてなかったからね。それまでも、そして「Sad But True」が出てくるまでの6曲のなかでも。それで突然気付いたんだ。この曲を含めて全ての曲でEのキーがあるってことに。
私はバンドの注意をこの事実に向けさせた。彼らは言ったよ。「で、Eって一番低いキーだっけ?」ってね。だから私は彼らに私がプロデュースして、メタリカも好きだったモトリー・クルーの『ドクター・フィールグッド』を聞かせたんだ。モトリーはキーをDに下げていた。メタリカはそれからキーをDに下げたんだ。そうしたら、あのリフは本当にデカくなったんだ。この力は止めようがないね。なにがあろうとも。
<参考>レッド・ツェッペリン 「Kashmir」
<参考>モトリー・クルー 『ドクター・フィールグッド』
■Holier Than Thou
バンドはこの曲でいまだに私をからかってくる。なぜならこの曲がシングルになる見込みのある曲として私が目を引いた最初の曲だったからだ。歌詞なしのレコードの段階から曲を選び出すときに指摘すべきことは、まず最初に、曲そのものが私に語りかける何かなんだ。この曲はとても攻撃的な方向に揺さぶり、「メタリカ」と私に語りかけ感動させたんだ。
レコード制作に没入していくにつれ、流れが変わって他の曲が開花してきて、「Enter Sandman」みたいに重要になってきたんだ。「Holier Than Thou」って曲がある一方でね・・・。素晴らしい曲だよ。シングルにならなかったけど。
この曲のもつエネルギーとテンポが好きだね。致命傷をグサリとやられた感じだよ。メタリカと会うたび、いつも同じことを私に言ってくるんだ。「えっ?Holier Than Thou だって?」ってね。彼らはあのこと(はじめに目をつけた曲がシングルにならなかったこと)を拭い去ってはくれないのさ。返す言葉もないよ(笑)
■The Unforgiven
ジェイムズがクリス・アイザックの「Wicked Game」にとても夢中になっていた。彼はヴォーカルの豊かで温かみのある感じが大好きだったんだ。この時点でジェイムズは歌いたかったんだよ。彼はそれまでたくさん叫んできていたわけだが、そういったものとは違う方向へ行きたくなったんだ。
過去には、ヴォーカルをいつも二重奏にして歌った。(でも)ハーモニーを歌ってはこなかった。言ってみれば、違う曲をただ同じように歌っていたんだよ。でもこの二重奏の過程では個性は生まれない。本当に。実際、個性を失う機会が多いよ。なぜなら第1ヴォーカルが持つべき深みを第2ヴォーカルが与えられることを望まれてしまうからさ。
私はジェイムズにこう話した。私たちはキミのヴォーカルをレコーディングすべきだ。でも自分の声をヘッドフォンで聴く代わりにスピーカーで聴いて欲しいとね。この違いは驚くべきものだった。彼は(真の意味で)歌を歌った。いつもと違うやり方で自身の声を聴くことで彼の声が全く新しい次元となったんだ。大きくて、深みがあって、温かみがある。そして目を引くものとなった。
<参考>クリス・アイザック 「Wicked Game」
musicrader.com(2011-08-01)

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ブラック・アルバム発売20周年を記念し、プロデューサーのボブ・ロックが解説。
エピソード
早いものでメタリカがブラック・アルバムを発売してから20周年。。
よくランキングネタなどを提供してくれるmusicrader.comが20周年記念としてボブ・ロックにブラック・アルバムについてインタビューしています。
いつもどおりの管理人拙訳にてどうぞ。
以上はプロローグのみですが、参照記事のなかではブラック・アルバムの各曲についてボブ・ロックが解説しています。ちょっと日本語訳は力尽きたので続きはここかメルマガで(苦笑)
ジャケットを真っ黒にしたのもAC/DCの影響かしら。。

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ブラックアルバム、1991年以降で全米No.1売上げのアルバムに。
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いつもどおりの管理人拙訳にてどうぞ。
【ブラック・アルバム全曲解説】
「楽しい、簡単なんてモンじゃないよ、レコードを作るってのは。」
ブロデューサーのボブ・ロックは『ブラック・アルバム』として広く知られる、メタリカのセルフタイトルとなる5thアルバムについてこう語る。
「まぁ自分たちは笑ってたけど、コトは簡単じゃなかった。これが終わったら、二度と一緒に働かないと彼らに話したくらいだ。彼らも私に同じようなことを感じてたよ。」
1990年の秋、ボブ・ロックがメタリカとセッションを始めた頃、バンド(ジェイムズ・ヘットフィールド(vo, g)、ラーズ・ウルリッヒ(dr)、カーク・ハメット(g)、ジェイソン・ニューステッド(b))は既に1988年の『...And Justice For All』がプラチナムを獲得し、カルト・スターから一気にアリーナクラスのヘッドライナーとなっていた。
「彼らはあるレベルまで切り開いてきた。だが、まだメインストリームのラジオではオンエアされていなかった。彼らが私のもとに来たとき、ビッグに、大物になって飛躍する準備は整っていたんだ。たくさんの人が私がバンドを変えたと思っている。私は変えちゃいない。彼らは頭の中で既に変わっていたんだよ。私と会ったときには。」
ただ、ボブ・ロックがグループを上昇させる企てに何の手助けもしていないというわけではない。それまでのレコーディングで欠けていた豊かで大衆的な活力を与えた。レコーディング過程でラーズのドラム演奏の取り組みに関わった。ボブ・ロックはこう語る。「ラーズがジェイムズのギターに合わせてドラムをプレイしているのに気付いたんだ。ずっと(ザ・フーの)キース・ムーンがピート・タウンゼントとプレイしたようにしてたんだ。バンドによっては最適なんだけど、全てのバンドではないんだよね。」
「ラーズはメタリカにもっとグルーヴを望んでいた。AC/DCの『バック・イン・ブラック』はグルーヴを持ち込んだロックのレコードという点においてかなり参考となった。私は彼にあんな感じを出すために、音楽的に焦点を合わせなければならないと彼に言ったんだ。それでいくつかの曲では、バンドはラーズの方を向いてプレイしたんだ。バンドが彼の後に続いてプレイしたんだ。あれは本当に違いが出たね。」
一方、ジェイムズ・ヘットフィールドはさらに大きな変遷を遂げていた。そのなかには意義深い影響を持つものもあった。ボブ・ロックが言うには、「彼は自分の書く歌詞でさらなる深さを求めていた。彼は歌に重要性を持たせたかった。(そこで)私たちはボブ・ディラン、ジョン・レノン、ボブ・マーリーのような優れたソングライターについて話したんだ。そして彼は自分自身のための曲は書くことができるが、さらに他人をも感化させると理解したんだと思った。彼は苦しみもがいていた。でもソングライターとして、とてつもない躍進を遂げたんだ。」
1991年8月12日にリリースされたブラック・アルバムはすぐに芸術的偉業として称賛された。初登場1位を獲得、「Enter Sandman」「Sad But True」「The Unforgiven」「Nothing Else Matters」「Wherever I May Roam」といったラジオのオンエア・ヴァージョンを加えたシングルを生み出した。商業的には、このアルバムは巨大なものとなった。売上げは圧倒的な2200万枚、メタリカは世界的なスーパースターとして確固たる地位を築いた。
次のページから、(それでもなお、結果としてメタリカと5つものプロジェクトを一緒に行うこととなった)ボブ・ロックがリリースから20年を迎えたブラック・アルバムを振り返り、全曲解説を行っている。「私個人としては人生最大の成果かもしれない。」彼は続けて言う。「バンドも同じことを言うと思うよ。」
musicrader.com(2011-08-01)
以上はプロローグのみですが、参照記事のなかではブラック・アルバムの各曲についてボブ・ロックが解説しています。ちょっと日本語訳は力尽きたので続きはここかメルマガで(苦笑)
ジャケットを真っ黒にしたのもAC/DCの影響かしら。。

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