ドラキュラ伯爵役で知られ、近年では『ロード・オブ・ザ・リング』や『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』にも存在感のある役で出演していたクリストファー・リーが2015年6月7日に93歳で亡くなりました。

ホラー映画の大ファンでもあるカーク・ハメットがサンフランシスコ地元紙「SF Weekly」の取材でクリストファー・リーについて語っています。カークのインタビュー部分を抜粋、管理人拙訳にて。

ChristopherLee

「クリストファー・リーはホラー・アイコンだった。」
ベイエリアの住民であり、クラシックホラーの有名なファンであり、メタリカのギタリストとして何百万人に愛されているカーク・ハメットはこう語る。「スター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リングで彼が最近演じた役でさえ、説得力と威厳に満ちた存在感があると思ったよ。」

カークはリーの最も有名な役について振り返る。「彼はスクリーン上で血が滴るのを見せた初めての吸血鬼だった。(初めて観た時である)7歳の目にとって、この光景はあまりに強烈だった。」その後何ヶ月も布団をかぶって悪夢を見たと言う。

「クリストファー・リー、寂しくなるよ。俺にとっての真のレジェンドだし、他の何千もの人たちにとってもそうだと俺は知っている。」カークはそう語る。「伯爵よ安らかに。」

SF Weekly(2015-06-12)

FearFestEvilのツイッターアカウントではカーク所有のクリストファー・リーのポスター写真を掲げて追悼しています。


最後にクリストファー・リーがラプソディー・オブ・ファイアのアルバムに参加したMVを。

"The Bloody Verdict of Verden" Rhapsody of Fire


ご冥福をお祈りします。


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