グローバル・シチズン・フェスティバル出演でニューヨーク入りしたメタリカ。ラーズ・ウルリッヒがNew York Postのインタビューに答えていました。管理人拙訳にてご紹介します。

metallica_lars

ドラマーのラーズ・ウルリッヒはアンチの投稿に対してこう語る。「時おり、気休めに誰かが書いたバカげたことを見ようと下にスクロールしてみる。『アイツらがメチャクチャだった頃よりはマシだな』とか『アイツらは始める前から何もいいことなんてやっちゃいない』とか言ってるわけだ。けっこうだね。それが影響を与えることはない。」

(中略)

−なぜグローバル・シチズン・フェスティバルの出演を望んだのですか?

ここ数年、フェスティバルは俺たちの関心事だった。(コメディアンの)スティーヴン・コルベアの番組を観ていたら、ヒュー・エヴァンス(グローバル・ポバティ・プロジェクトの共同創設者)が出演していた。俺は彼の情熱と器量に超感動したんだ。良い行いにランク付けするわけじゃないけど、下心があるんじゃないかと疑問に思うことがあるだろ。でも彼は人に伝染するような熱意を持っていた。それに彼のやっていることは政治的に中立傾向にある。

−リアーナやケンドリック・ラマー、メジャー・レイザーやデミ・ロヴァートと出演することになります。誰と一番コラボしたいと思いますか?

俺はそういった全てのアーティストを尊重するだけだよ。でも、もしケンドリックがやってきて、メタリカのリフでフリースタイルラップをしたいって言うなら、俺は大いに関心があるね。それってどんだけヤバいんだ!?

−ニューシングルの「Hardwired」はかなり肯定的な反応です。ファンはアルバム『Hardwired...To Self-Destruct』ついても同じように感じると思いますか?

俺たちの予想を超えて、内輪での反応はとても肯定的だよ。でも2016年っていうのは音楽にとっては西部開拓時代みたいなもんでね。アルバムを出した時に何が起きるかは誰にもわからない。俺たちは全ての情報にアクセスを持っている。iPhone 7で先週の(前のバージョンの)iPhoneよりも早く俺たちにつながることができる。でも欠点はみんなが約9秒間の集中力になったことで、それから次に集中力が移ってしまうってことだね。だからこのアルバムがどう通じていくのか誰がわかるっていうんだ?

−歌詞のなかで「Hardwired」はとても差し迫った破滅に向かう感覚が強調されています。あれがアルバムのテーマなんでしょうか?

俺たちは時事問題を書いたりしないけど、衝突や疑問、脆弱性、不確実性といったものを持った曲がたくさんある。みんなに関係するものがたくさんあるよ。俺はまだ全てを理解したわけではないけど、ジェイムズの最高の歌詞って普通はより曖昧なものなんだ。

−メタリカのドラムを務めることは52歳ではたやすくはないでしょう。どうやってペースを維持しているんでしょうか?

まぁ俺はほとんど毎日30分から45分は走っている。それは予想できる回答かな。でも食生活の重要な部分で言えば、オート麦のパンケーキを食べることだね。卵白、オート麦、無脂肪のヨーグルトとちょっとのステビアから出来ている。あれが俺の摂る炭水化物。レシピはフランスの栄養士ピエール・デュカンが考えたものだよ。一日20枚は食べる。俺はいつだってパンケーキから6フィート以上離れることはないね!これはメタリカのドラミングのための燃料なんだ。

New York Post(2016-09-22)

ラーズが語るピエール・デュカン博士の考えるレシピによる「デュカン・ダイエット」は、海外セレブのあいだで人気となったダイエット法。具体的には食べてよい食品が4段階で変わるダイエット方法だそうです。詳しくはこちらをどうぞ。

フランスから生まれた革命的ダイエット!? デュカン・ダイエット
https://www.cubeny.com/beauty_dukan.htm

ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。

関連記事
ラーズ・ウルリッヒ「気持ち的にはもう100年やれる」
メタリカ、2016年9月にグローバル・シチズン・フェスティバルに出演、YouTubeストリーミング配信あり
メタリカ出演のグローバル・シチズン・フェスティバル2016が生中継開始