メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:ジェイムズ・ヘットフィールド

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    前回記事の続き。同じくメキシコで行われたファンを交えたQ&Aセッションの続きをLoudwireさんが文字起こししてくれたので管理人拙訳にてご紹介。

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    ー『Kill 'Em All』『Ride The Lightning』そしてブラックアルバムを過去にライヴで完全再現をしているが、『...And Justice For All』の完全再現は行わないのか?

    ラーズ・ウルリッヒ
    俺たちがやりたいこと全部やる時間はないっていうさっきの回答を覚えているかい?『...And Justice For All』もその一つだよ。リストのどこかにはあるけど、うまくいけば手がつけられるかもしれないけど・・・

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    (ラーズに割って入って)難しすぎるよ!(場内・笑)

    カーク・ハメット
    ロブ(トゥルージロ)はどうするんだい?もし『...And Justice For All』を全曲やるんだとしたら、ロブは何をやればいい?あのアルバムにはベースがないんだぜ!(笑)

    Loudwire(2016-10-31)

    インタビューの該当部分は37:30あたりから。


    その他、かなり面白い話をしているようで、、自分のヒアリング能力のなさが残念です。。

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    また順番が前後した記事になりますが、、2016年10月29日にメキシコシティーのポリフォルム・シケイロスにて当選した500人のMetClub会員が参加したQ&Aセッションが行われました。BLABBERMOUTH.NETさんで文字起こしされていたので管理人拙訳にてご紹介。

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    ーニューアルバム『Hardwired... To Self-Destruct』の制作で一番影響されたことは何ですか?

    カーク・ハメット
    影響したのは、たぶん俺たちのアルバム制作が遅れたことだよ(笑)

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    それが俺たちのやっていることだ。つまり音楽を作るということをね。時間がかかったよ。みんなを怒らせてしまった。ジャーナリストにアルバムを聴いてもらった時にわかったんだ。新しい楽曲を生み出すことは本当に最高の気分だってことと、他の人たちが新しい楽曲を聴いて感じたことを知ることで俺たちも嬉しくなるってことにね。なんでこんなにも待たせてしまったのか俺にはわからない。もうそんなに長く待たせないようにしようぜ、OK?

    ラーズ・ウルリッヒ
    『散々待たせちゃダメ』ってタトゥーを彫って、俺たちにそのタトゥーをメールしてくれよ(笑)

    ーアルバムで人生が変わったことは?

    カーク・ハメット
    個人的に俺にとっては、アルバムを出すたび、確かに人生が変わっているよ。つまり、俺たちがアルバムをリリースするたびに、いつもこう思えるんだ・・・俺たちは人生のさまざまな部分、自分たちのキャリアの過程が変わっていく状況の中で自身を見い出すんだとね。アルバムを出した時というのは、ジェイムズが言っていたように、みんなが本当にいい方向に影響を受けたりっていう感情的なものなんだ。それは俺にとって見ていて一番驚くべきことだよ。

    ー35年間一緒にバンドをやってきて直面した一番辛い状況とは何ですか?

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    そう、一緒に成長してきたし、一緒に人生におけるたくさんのことを経験してきた。すごい偉大な山に登ることもできたし、深い谷も経験した。知っての通り、クリフ(・バートン)の死は俺たち全員にとって本当に困難な状況だった。それと映画『Some Kind Of Monster(メタリカ 真実の瞬間)』は間違いなくバンドにとっても俺個人にとっても本当に困難な時期のハイライトだ。自分の音楽に正直であること、アーティストとしての自分に正直であること、音楽というのは実に素晴らしいセラピーだね。俺の闇が君たちの闇と繋がることができるというのは、俺にとって重要な意味を持っているし、大丈夫だと感じさせてくれるんだ。

    BLABBERMOUTH.NETより(2016-10-30)

    Q&Aセッションの模様はこちらからどうぞ。(冒頭の話は16:20あたりから)



    ラーズ・ウルリッヒは伊藤政則氏とのインタビューの中で、早くも「Hardwiredが次作へのいいヒントになった」と言っていたとか。次のアルバムはもしかしたらそう遠くない日にお目見えするかしれません。

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    2016年11月10日発売予定の「YOUNG GUITAR」2016年12月号は、ジェイムズ・ヘットフィールド表紙の特大メタリカ特集が掲載されるとのこと。

    youngguitar201612

    以下、メタリカ特集分の内容を抜粋。

    ◇FEATURES◇[SPECIAL COVER EDITION]
    8年の時を経て、遂に新作『HARDWIRED…TO SELF-DESTRUCT』が完成!
    4曲のギター・スコアを含む特大メタリカ特集をここにお届け!!

    METALLICA メタリカ
    ★[PART-1]James Hetfield最新インタビュー ジェイムズ・ヘットフィールド
    ★[PART-2]ESP & MESA BOOGIEスタッフの証言
    ★[PART-3]ヒストリー&ディスコグラフィ
    ★[PART-4]メタリカ・サウンド再現実験 DVD連動
    ★[PART-5]メタリカ最新奏法分析

    ◇THE SCORE◇
    Hit The Lights/METALLICA
    ヒット・ザ・ライツ/メタリカ
    Fight Fire With Fire/METALLICA
    ファイト・ファイアー・ウィズ・ファイアー/メタリカ
    Battery/METALLICA
    バッテリー/メタリカ
    Nothing Else Matters/METALLICA
    ナッシング・エルス・マターズ/メタリカ

    YOUNG GUITAR(2016-11-03) 
     
    その他、Loud Park 16やエクストリームの来日公演総括、メタリカのメンバーも敬愛するマイケル・シェンカーのインタビューなどが掲載予定となっています。詳しくは、YOUNG GUITARのサイトまで。

    youngguitar201612
    YOUNG GUITAR 2016年12月号


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    BURRN! 2013年10月号の表紙は創刊以来初のライヴ写真
    BURRN! 2011年12月号の表紙はジェイムズ・ヘットフィールド

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    モトリー・クルー、SIXX:A.M.のニッキー・シックスがパーソナリティーを務めるラジオ番組「Sixx Sense」にて、ジェイムズ・ヘットフィールドが電話インタビューに応じています。主だったところをBLABBERMOUTH.NETさんが文字起こししてくれたので、管理人拙訳にてご紹介します。

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    −メタリカの音楽について他の人の意見にはあまり注意を払っていない

    言っておくけど、いつも俺たちのためにやっているんだ。俺たちはただ自分たちが気に入った楽曲を書きたい。それくらいシンプルなことだよ。いまだにみんなには驚かされるよ・・・すぐ向こうにいた6歳の子どもが「Master! Master!」って歌っているんだ。「おいマジか?本当にこの曲が好きなのか?わぉ!OK」って感じだね。でも俺たちは自分たちが気に入った楽曲を書いている。それで他にも聴きたいと思ってくれている人がいるのは十分すぎるほど幸運だ。

    −ツアーについて

    ツアーを請われて必要とされるのは嬉しいね。俺はもちろん大好きだし、どこでも可能なところで公演できるのは最高だよ。心も体も健康でいるには、体と魂が続くよう自分たちで気をつけなくちゃならない。俺たちはできる限り強力かつシャープでありたい。だからツアーは・・より短く、よりスマートに、より強力にと、そうしていきたいんだ。知っての通り、今日では俺たちの年齢も・・・今じゃあらゆるバックヤードで演奏しようなんてするつもりはない。だからもう少し場所を選ぶことになるだろう。でも、できる限りたくさん行こうとは思っているよ。だからできればみんなが全ツアーパッケージを旅行して楽しむことができればいいね。それでも俺たちはできうる日時と場所でプレイするつもりだよ。言っておきたいのは、ライヴをするっていうのは、バンドにいることの最もクールなことのひとつなんだ。他の22時間は移動するかそういったことをやっているってわけじゃないけど、2時間ステージに立っている。それは俺にとって輝かしいものだ。俺たちはライヴをやることを大事にしているし、俺たちにとって貴重なんだ。だから俺たちはライヴが大好きだし、バンドでいることの大きな刺激のひとつになっているよ。

    −前作『Death Magnetic』から今作『Hardwired...To Self-Destruct』まで8年のあいだが空いたことについて

    俺たちは一体何をやっていたんだ?神様、人生はハプニングだと思いますってね。知っての通り、メタリカは決して急がない。俺たちはメタリカ時間のなかにいる。そこらに置いておくたくさんの誇りを俺たちは持っている。一般に信じられているのとは逆でね。俺たちはいろいろ試して、最高のものを何でも出して、できる限り最高のことをやる。それは時には時間がかかったり、かからなかったりする。でも知っての通り、他の生活が日々ある。全てのことにベストを尽くして、生活を送り、子供を持ち、そういった他の全てのことが日々起こって、対処しなきゃならない。だからいいバランスを保とうとしてきた。そして言っておきたいのが、人生は素晴らしい、正しい心がけでいれば人生は美しいってことだ。このアルバムは全くもって適切なタイミングで出る。今になるようになっている。こういうことになって感謝だよ。(新曲を)聴いてくれる人たちがいて俺はとても興奮している。だからアルバムについてまだ期待感があるというのは嬉しいよ。


    −『Hardwired...To Self-Destruct』が2枚組となったことについて

    12曲あって、それが全て「Hardwired」のような3分半の曲じゃない。長いのもあれば、短いのもあるし、その中間ぐらいのもある。知っての通り、メタリカは多様になっているし、俺たちはそういうのが大好きなんだ。最大で75分か80分くらいあると思う。音質は、ビニール盤では特に厳しい感じで始まる。俺はCDが賢明だと思う。最大値があまりに上にあるからね。俺たちは音を良くしたかった。最後には俺たちが大好きな曲の束が出来上がった。だから起こるべくして起きたんだ。追加の予算は2枚組にするのにかかった。俺はその価値はかなりあると思う。

    −公の場でファンと会うことについて

    俺は本当に誰かを怒らせるのではとビビっていたところがあった。「いや、今は子どもがここにいて、家族の時間を楽しんでいるんだ」と俺が言ったら、(声をかけた)その人たちが態度を変えて「クソ野郎、それがロックスターってか」なんて言うんじゃないかと心配してきたんだ。でも言っておきたいのは、(声をかけられた)今は(構っていられない)マズいって時に直面すればするほど、俺は写真を撮ったり、サインをしたりせずに、握手したり、5分話してみたりするんだ。そうする方が少しばかりプライバシーを盗んだ奴なんかよりも印象のようなものが残る。(プライベートの時の写真やサインは)俺にとって生産性を見いだせないし、ムシャクシャした気分に陥ってしまう。それから俺は怒り始めて、みんなと話すことさえしたくなくなってしまうんだ。だから俺はむしろ、何かアイドルみたいなものじゃなくて人として彼らと話をしたいね。

    BLABBERMOUTH.NETより(2016-10-01)

    インタビューのフル音声はこちらから。


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    メタリカがアメリカの人気TV番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon(通称:Fallon Tonight)」に出演。発表されたての新曲「Moth Into Flame」を披露しました。



    さらに同番組の楽屋裏で、各メンバーがツアーで起きたエピソードについて語った動画もアップされています。
    metallicatalesfromtourtonight




    メンバーが明かしたエピソードの概略は以下の通り。

    カーク・ハメット:『Ride The Lightning』のツアーの際に洗濯ついでに靴下を履きながらシャワーを浴びていた。

    ラーズ・ウルリッヒ:1988年『...Justice For All』のツアーでスペインに訪れた際、ツアーマネージャーもいないなか自分で真夜中にマドリッドに向かうためにタクシーを拾ったら、一車線の高速道路を400キロで走ってくれた。

    ロバート・トゥルージロ:1991年にインフェクシャス・グルーヴスとしてオジー・オズボーンとツアーを行っていた頃、オジーがライヴを行っている裏でケーブルの束にずっこけてPAシステムの電源を切ってしまった。

    ジェイムズ・ヘットフィールド:80年代にメタル・チャーチとカナダを廻っていた頃、大雪で移動バスが立ち往生し、外はひどく寒くトイレもいっぱいになっていたため、みんなでバスの周りをどれだけ長く用を足しながら回れるかという「おしっこゲーム」をした。


    ラーズの400キロはだいぶ盛ってる気もしますが(^^;

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    ニューヨークのラジオ局SiriusXMで行われたリスナーから質問を受ける「Town Hall」コーナーにメタリカが出演。放送はアルバム発売日直前とのことですが、RollingStoneが主な内容をリークしてくれました。収録内容のうち最も興味深いことを10項目に分けて紹介していたので管理人拙訳にてご紹介します。

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    1.ロック以外のジャンルのプロデューサーを考えていた

    ヘットフィールドはこう語る。「俺たちは誰を起用するか議論した。誰か新しい人、名のあるプロデューサーを起用するのはどうか?『いろいろ探してみよう。思わぬ方向へ外れたっていいからロックを知らない人でも声をかけてみよう。』とね。」バンドは2008年の『Death Magnetic』のエンジニアを務めたグレッグ・フィデルマンを起用することを決めた。「結局、俺たちはグレッグのことを知っていたし、彼も俺たちのことをよく知っていた。それに(映画)『Through The Never』のサウンドはとてもパワフルで最高だった。彼を起用しないのは間違いだったと感じたんだ。」

    2.メタリカはリフを生み出す能力に自信を持っている

    良くない曲のアイデアを排除する方法について尋ねたところ、ウルリッヒはそれはほとんど問題にならないと説明した。「俺たちが抱える最も大きな問題は・・・曲の材料があまりに多すぎるということだよ。ジェイムズがギターを抱えるたびにリフができているんだから。ギターをチューニングしだしたらこうさ。『ちょっと待って、それ録音するから。』俺は『1月27日2時53分』ってメモ書きするんだ。」すかさずヘットフィールドが口を挟む。「ホント迷惑だよ。俺はギターのチューニングさえできないんだから。」ウルリッヒは続けてこう語る。「問題は、何が“AAA+”のリフなのか?ってことだ・・・何百もすごいリフがあるかもしれない。でも1曲に使えるのはたった20だ。ドミノ現象が起きてしまうからね。『どうやってリフからヴァースやブリッジやコーラスに行くんだ?』って。・・・でもすごいリフ?これはガレージセールの話だ。もし他のバンドが使いたかったら使ってもらおうって話だよ。俺たちはすごいリフに圧倒されているんだ。」

    3.メタリカはなぜブラックアルバムがこれほど成功を収めたかという質問をされたくない

    1991年のセルフタイトル・アルバムは全米だけで1600万枚以上を売り上げた。過去25年で他のどのレコードよりも売れている。しかし彼らはなぜここまで売れたのか考えたくないようだ。ウルリッヒは言う。「俺たちのマネージャー、クリフ(・バーンスタイン)の理論では、通過儀礼の要素があるみたいだ。13歳になったら、あれは思春期の経験のひとつなんだと。俺はこの手の話は分析されすぎないのがベストだと思うよ・・・。どういうわけか固定化されて、シンバルゴリラ(※)のおもちゃみたいにずっと続いているんだよ。」

    ※原文は「Energizer Bunny」太鼓を叩き続けるウサギ、電池のCMキャラクター

    4.メタリカファンは彼らのアイドルに近づいた時、境界がないことを知っている

    観衆のファンの1人が各メンバーが知っている最も変わった場所について尋ねると、メンバーが驚くべき回答をした。カークはこう語る。「ブラックアルバムが出た頃、俺はここ(ニューヨーク)のアップタウンの衣料品店で試着していたら、誰かが自分のところに歩み寄って来るのが視界に入ってきた。『やぁ元気かい?カーク』って声が聞こえてきた。そっちを振り返ったら、声の主はブルース・スプリングスティーンだったんだ。彼が俺の名前を知っているもんだから、本当に奇妙なことだと思ったよ。」ヘットフィールドは「彼は試着室まで入ってきたのか?」とツッコミを入れた。

    トゥルージロはスイサイダル・テンデンシーズでベースを弾いていた頃の話を共有した。歯医者に行って医者が離れた隙に歯科衛生士がファンであることがわかった。「俺が見えているのは彼の眼だけ。彼はマスクをしていたから口は見えなかったんだけど、彼が『スイサイダル、スイサイダル』とつぶやいているのが聞こえてきたよ。そいつのことを見やると、俺の口のなかに装置を突っ込んでた。彼は処置中ずっとそれだけ言ってたんだ。」ヘットフィールドは笑って、再びツッコミを入れる。「そりゃあ助けを求めていたのかもしれないな。」

    5.メタリカについての知られざること

    ウルリッヒはブラックアルバムのツアーでミュンヘンでライブを行った時の話をした。そのライブでは彼が聴いて育ったお気に入りのバンド、ディープ・パープルのメンバーがステージ正面の“スネイクピット”にいた。「バックステージで彼らと連れ立って一緒にビールを飲んで本当に興奮したよ。ステージから戻ったら、イアン・ギランのメモが置いてあった。そこにはこう書いてあった。『キミたちは素晴らしかった・・・我々の就寝時間が来てしまった。帰ってミルクとクッキーを口にすることにするよ。』あれは10時45分くらいだったな。」

    ヘットフィールドはトゥルージロのように医療関連だが、あまり愉快ではない話をした。「息子が絡んだ交通事故があって、俺は大急ぎで病院に行った。息子は病院にいて軽い手術受けていた。俺が立っていると息子を処置した看護婦がやってきて俺にこう言ったんだ。『私にサインをしてもらえませんか?』最悪の気分だったね・・・どうなるか想像できるだろう。」

    6.『Lulu』でメタリカとコラボした時にルー・リードは多くのことをジェイムズ・ヘットフィールドに教えた

    「歌詞の部分、俺が学んだのは歌詞の力だ。」彼は言う。「あれは詩だった。俺たちは彼の詩、プレイ、何だって音楽にしていった。1つの長い物語でもあり、それが全ての小さなパーツでもあった。俺にとってみんなの生活や事柄についての物語を曲にしようとすると、結局はとても安っぽくてつまらないものになってしまった。でもルーのやり方は歌詞の多くの部分で確かにダークで衝撃的だった。また俺にとって韻を踏まないことを充分理解するのは難しいことだった。彼は何かの構造を持ったり、韻を踏んだりしていなかった。何かを語っていたんだ。物語を語るというよりは歌っているという具合だ。それで俺は学んだんだ・・・言葉や歌詞にもう少し自由になることをね。言いたいことを言えと。」

    7.・・・しかしメタリカは他の誰かとまたコラボしたいとは思っていない

    あるファンがメタリカは誰かとツアーやコラボしたいかと尋ねると、メンバーはしばし沈黙。ウルリッヒは言う。「俺はこいつら(メンバー)が好きだ。俺自身はと言えば、このメンバーたちとプレイする以上の願望は持ち合わせていないんだ。」その他のメンバーも、他のミュージシャンとジャムったりするのは楽しいとしながらも、ドラマーの感情を共有していた。

    8.レミーがいなかったらメタリカはなかった

    『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲「Murder One」はモーターヘッドのフロントマン、故レミー・キルミスターへのトリビュートソングで、歌詞には彼の曲のタイトルがたくさん使われている。バンドメンバーはレミーがメタリカに決定的な影響を与えたと語っている。ヘットフィールドはこう語る。「モーターヘッドにはメタリカが今ここでやるべきことがたくさん詰まっていた。でもレミーは父親像の一種として存在していた。彼はたくさん俺たちのことを助けてくれたよ。彼は恐れ知らずだった。一人のキャラクターであり、彼そのものだ。俺たちみんながすごい尊敬していた。彼は最期まで自分のことをやりきっていた。どんなヤツだろうと、そのことに触発されないヤツがいるか?」

    9.メタリカはたくさんの若いバンドが好きなようだ

    あるファンはヘヴィメタルの未来を担うのは誰かと尋ねた。ちょっとの沈黙の後、ヘットフィールドが冗談めかして言った。「えぇっと・・・デモテープ持ってる?」一方、ハメットは自分の好きな新しいグループについて語った。「数日前にあるバンドのビデオを見て、本当に感動したよ。名前が難しいんだよね。『Horror』って発音するんだけど字面は『Ho99o9』なんだ。」

    ヘットフィールドはこれまで触発されてきたメタルを最近それほど聴いていないと語った。「シンコペーションはどこだ?ハートはどこにいった?頭にくるよ。願わくば、誰かが俺みたいにむかついて、何かを思いついて次のクールな違うものをやっていけばいいんじゃないかな・・・違う何かを書くのに十分なくらい誰かはむかついているだろ。」

    10.・・・それにも関わらず、ロックの将来について心配している

    ハメットは言う。「次世代のアリーナ級のバンドがどこにいるんだ?誰か答えてくれないか?」トゥルージロはブラック・サバスのギーザー・バトラーと最近同じ話題について会話をしたと言う。「ロンドンからカリフォルニアに向かう飛行機のなかで偶然会ったんだ。彼はこうさ。『誰が先導するんだ?メタリカもやった。俺たちもそうしてきた。これからは誰がやるんだ?』とね。俺は『それについてはちょっと考えさせてくれ』って感じだったよ。」

    RollingStone(2016-09-27)

    レミーへのトリビュートソング「Murder One」はもちろん、その他の曲もルー・リードに影響を受けたという歌詞に注目です。

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    フロリダ州オーランドのラジオ局WJRRの電話インタビューを受けたロバート・トゥルージロ。新譜や来年のツアーについて語っています。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介します。

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    −2008年の『Death Magnetic』から新譜『Hardwired...To Self-Destruct』まで長い時間が空いたことについて

    流れに乗って対処していっている。これが正式には
    (オリジナル・アルバムとして)俺にとってこのバンドで2枚目のレコードだし、それがどれだけ(長い)かってのは俺にはわからないよ・・・前作から8年ぶりかそこらだっけ。

    創造的プロセスは面白いよ、たくさんジャムったからね。ツアーでショーをやる時、俺たちにはジャム・ルームと呼んでいるものがあって、思いついたどんなアイデアも記録できる移動式レコーディング機材があるんだ。ジェイムズ・ヘットフィールドは文字通り、ギターケーブルをプラグに差し込んで、つまみを回したら、一瞬でイカしたリフを思いつく。もしレコーディング機材が何もないと、そのアイデアは永遠に消えてしまうんだ。つまり彼と一緒に座って、レコーディング機材が周りになくても、俺は彼が弾くものを聴けるんだけど、「ちょっとそのままそのまま!」って感じなんだよ。

    俺が初めてバンドに入った時もそんな感じだったのを思い出すよね。当時はカセットだった。自分のカセットレコーダーを手に入れて、「あれをもう一回弾いてくれ」とか何とか言うんだ。

    そんな感じだった。取捨選択していくプロセスでリフやアイデアは自然に生まれてくる。そうじゃない時もあるけど。あるものに取り組んでいて、リハーサルか何かで持ち寄る時もある。そこから曲を書き始めるんだ。問題はあまりにもリフが多いから、本当に素晴らしいものでも(最後まで)残らないものもあるってこと。別のバンドだったら最高のリフになるかもしれないね。まぁ嬉しい悩みだよ。


    −『Hardwired...To Self-Destruct』のツアー計画について

    間違いなくツアーに出るし、ハードになるよ。これは新たな赤子みたいなものだ。アルバムのリリースでセットリストも見えてくるし、それにはとても興奮してもいるし、時間がかかる。ショーも同じように仕込んでいくには、視覚的な演出からサウンドのデザインまで全部だからね。俺たち全員、マネジメントも含めて本当に興奮しているよ。普通、アメリカでは本当にステージに立って実験的なことはない。真正面からガッチリやっていきたいっていうのがある。だから来年のアメリカでのツアーで持ってくための演出をまだ発展させていっている最中なんだ。俺たちはあちこちで何回かショーをやってきた。最近だとミネアポリスでやったし、同じようにサンフランシスコでも最近やった。だからここでまたマシーンに燃料補給している。アルバムの仕上げやミキシング、マスタリングに時間がかかったことはわかっている。リリースはもうすぐ、すぐそこだ。でも同時に俺たちは今、ショーをいいものにしようと奮闘している。全てうまくいくと思うよ。

    BLABBERMOUTH.NETより(2016-09-19)

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    ジェイムズ・ヘットフィールドがフィラデルフィアのラジオ局93.3WMMRのインタビューで新譜『Hardwired...To Self-Destruct』や今後のことについて語ってくれました。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介します。

    JamesHetfield__

    −『Hardwired...To Self-Destruct』が『Death Magnetic』以来8年ぶりのアルバムとなったことについて

    俺たちはこれまで休みを取っていないと思う。そりゃあ少しは休みを取っているけど、時間はメタリカにいる俺たちにとって大きな要素じゃないんだ。俺たちはメタリカ時間で物事を行っている。皿の上には別のことがいつだって目一杯乗っかっている。だから自分たちや新譜を待っている人たちを痛めつけてきたわけじゃないんだ。このバンドで何かが起きて、他のことが起きて、ツアーをやって、単発ライヴをやってという具合に、ただ物事が起きる。そう、それに俺たちには家庭の時間もある。それが明らかに優先されるけど、ここまで時間がかかる理由じゃない。俺たちは物事にただ時間がかかるんだ。

    −「Hardwired」はアルバムのサウンドを指し示す曲なのか

    あれは実際に・・・「Hardwired」は最後に書かれた曲なんだ。だからアルバムの雰囲気や詩的な部分やアイデアの観点で概要というか要約みたいなものはある。でもあれは間違いなくアルバムのなかでも短い曲のひとつだ。俺たちは長い曲があることで知られていて、このアルバムにもそういうものがいくつかある。多様な雰囲気があるし、俺たちがやっていて大好きなものだ。俺たちはファストなものも、スローなものも、ミドルテンポなものも、その間にあるものも全部やっていて好きなんだ。

    −『Hardwired...To Self-Destruct』は今、公式に完成しているのか

    あぁ、OK、俺たちのことを完璧主義者と呼ぶのをお望みなら、俺もそうなんだと思う。でもそういうことはいつもあるんだ。つまり「あぁこれはちょっと長ったらしいな。これはカットしよう。これはもっと激しくしてみよう。」とかね。俺たちは職人だ。できるだけ鋭く強力なものにしたいと思っている。だから最後の最後までずっと、コトが進んでしまってからでさえそうだ。出来うる限り、ベストで最も激しいものにしようといつも考えているんだ。そんなわけでどうにか曲に関しては終わっているよ。アートワークや些細なことはまだ残っているけどね。

    −『Hardwired...To Self-Destruct』後のツアーについて

    まぁこれでツアーに出ることになるのは疑いようがないね。俺はどこに行く予定なのか、これがどこでみんなの耳に生で届くのか全くわからない。俺はどこでだって可能な場所でライヴをやるのが大好きだ。でも今日では、俺たちはまたできるだけ鋭く強力なものをやりたいと思っている。だから場所を選んだツアーになるだろうね。確実に俺たちが健康で、全ての場所でエンジン全開でいいものを届けられるようにする。だから数は少なくなるけど、よりスマートでより強力なツアーになるよ。

    −『Hardwired...To Self-Destruct』は2枚組だが

    そう、さっき言った通りさ。さっき俺が言った通り曲が・・・長い曲もあるし、12曲あってベストのサウンドにしようとして、そうなった。サウンドを素晴らしいものにしたい。だからどんな方法であろうとも、やろうと思ったんだ。

    −メタリカが今日までいまだに「売り切れだ」と非難するファンがいることについて

    あぁ今、オンラインでは違うバージョンのものをみかけるよ。俺たちのことを嫌いな人たちや苦情のある人たちのね。そういう人たちは・・・知っての通り、何をやっても出てくる。10年前から恨みを持っていて、このニューアルバムでそれを育むんだ。まだ聴いてさえいないのにね。「了解。これは音楽の批評じゃない。これは誰かが怒っていて、それを外に出す必要があるんだな」って具合だ。だから俺たちは屁とも思わない。俺たちは自分たちがやっていることが大好きだし、やりたいからやっているんだし、聴きたいと思う音楽を作っている。俺たちはアーティストだ。それと同じくらいシンプルなことだ。自分たちが望むもの全てを判断することができるし、俺たちは自分たちに適っていると思うことをやっていくつもりだ。

    −35年間でメタリカのサウンドは進化していっているか

    まぁ俺は俺たちはここまで進化してきていると思うよ。確実に進化している。でも言えるのは、俺は、誰かがこれがアーティストだと決めつけたり、やって欲しいと思うことをやったりするようなヤツじゃないってことだね。もし何度も何度も同じようなアルバムを作ったら、それはその人のやりたいことだし、その人のセーフティボックスだし、すごいことだし、信頼性は高い。だから何が出ても良いものというのは常にある。俺たちは冒険家だから、違ったことをやってみたり、限界を押し広げていくのが好きなんだ。

    −メタリカにとって達成すべきものがまだ残っているのか、あるいは現在の状況を楽しむことが全てなのか

    まぁ両方がちょっとずつってとこかな。俺たちにとって、冒険家であるには、すべき何か・・・さて次の冒険は何だろうね?言えるのは、そういう冒険が俺たちの前に現れる。マネジメントの申し出であれ、それが何であれ、いつも俺たちの前に現れて、乗り気になるような冒険があるんだ。初めてのことをやりたいし、ポシャった初めてのこともかなりの数ある。それから俺たちが殺されそうになったものもあるよ(笑)。あの映画とか、まぁその・・・財政的なそういうやつだ。でも俺たちは新しいことに挑戦して、そういうことを楽しくして、ファンに笑顔をもたらすことをやりたい。それが俺を笑顔にさせるんだから。

    −メタリカは将来引退するのか、「倒れるまでロック」するのか

    わからないよ。俺はまだその時点にはいないと思うけど・・・そこにルールなんてない。アーティストとして、いつやめるのか?いつやめることになるのか?もしやめるなら、死ぬ時なのか?レミーを見ろよ。あの人は最後の最後まで最高だった。それは俺にとって尊敬すべきことだ。でもそれはレミーの場合だ。つまりそれが彼なんだ。それが彼の愛したやり方で、彼の生き方なんだ。どこか別のロッキングチェアに座って死んでいくか?彼はああいう風にするのが大好きで、それが彼に合っていた。俺たちにとってはどうなのかまだ俺にはわからない。

    −もはやメジャーレーベルとの契約をせずに、バンド自身のレコード会社「Blackened Recordings」を通じてメタリカのアルバムをリリースすることについて

    言っておくけど、「Blackened Recordings」は俺のなかではかなりメジャーだぜ(笑)。俺たちにとって自分たちのレコード会社を持つことは大きな出来事だった。実際持ってみると・・・俺の子ども達はこのことについて理解できないようだ。「自分たちの楽曲を自分たちが持つってどういうこと?何でそんなことしてこなかったの?」って感じでね。俺は彼らにそれが当時の物事のやり方だったってことや俺たちは自分たちのマスター音源を持っていて、少なくともそのことについては自分たちの運命を決められるって事実を説明しているよ。どんなクールなパッケージを一緒にできる?(と考えることができる)俺たちは今、実際に自分たちのビニール盤のためのレコードプレス機を持っている。それって超クールだよ。そんなわけでとても興奮している。それはメタリカにとって創造的になるための、もう一つのクールな一連の出来事なんだ。


    BLABBERMOUTH.NETより(2016-09-14)

    来年あたりに来日公演もぜひお願いしたいところです。

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