メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:ジェイムズ・ヘットフィールド

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    メタリカからジェイムズ・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ。メガデスからデイヴ・ムステインとデイヴ・エレフソン。そんなメタリカ+メガデスの「スーパーグループ」をチャリティープロジェクトとして組むことを提案していたデイヴ・ムステイン。

    2月にミネソタのラジオ局93Xで行われたインタビューでデイヴ・ムステインは次の通り語っていました。

    「まさに俺が話していたことさ。ジェイムズとラーズがそのことに興味があるかはわからない。クールだろうし、以前に彼らにも話した。そんなことをする時間がないほど彼らは忙しいと思うけどね。俺のワイフとジェイムズのワイフは友人同士でよく話をしているんだ。俺が知っていることから始まり、彼らがやっている、またはやってきた、たくさんの仕事があり、ツアーもたくさんこなしている。だから、そういったプロジェクトを彼らが引き受けるには奉仕活動じゃなきゃダメだと思っている。もちろんデイヴィッド(・エレフソン)と俺はやるつもりだよ。また彼らとジャムるのは最高だからね。」

    「メガデスは今現在、本当にいい状態にある。俺は誰からも好意を求めるための場所にはいない。今、俺が俺であることを気に入っているし、自分のキャリアに満足している。でも思い違いをして欲しくないんだが、俺たちがもし一緒にプレイできたら、本当にクールだと思うんだ。もちろんメガデスのようなものでもないし、もちろんメタリカみたいなものにもならないだろうね。でも俺たちは何が起こるか見ることになる。充分な数の人たちが彼らにこのプロジェクトをして欲しいと求めるかもしれない。(そうすれば)彼らは本気で取り掛かるだろうね。(笑)」


    これらのコメントに対する回答としてジェイムズ・ヘットフィールドがメタリカ30周年の「So What!」特別号のなかでこう語っています。

    「以前のメンバーとかそういったことに関する限り、ロックの殿堂入り授賞式から成熟と恩寵について学んだ。特に他のバンドたちが売れて、馬鹿げたことで口論するのを見てきた後ではね。そういったバンドたちは全体が見えていなかったんだよ。(口が悪くて)すまないね。でも多くの人たちがあのラインナップを楽しんでくれたし、あのラインナップとともに成長してきたんだ。それを祝わずしてどうする?なぜ自分たちの歴史の一部として受け入れない?それは悲しいことだし利己的だと思った。だからこそ俺たちはデイヴ(・ムステイン)とジェイソン(・ニューステッド)とボブ(・ロック)とその他俺たちの歴史の一部をともにした全ての人たちに(フィルモアの30周年ライヴの)舞台に上がってもらった。俺たちは口論することを超えて、30周年を祝うことができたんだよ。」

    「デイヴに関して、アイツとの全ての諍いについては特にそう思うよ。俺には今アイツが以前より健全そうに見えるし、前よりもひどいヤツじゃなくなっていると思う。でもアイツが俺たちとジャムってアルバムを作ると話しているのをマスコミでたくさん見てきてもいる。これはクレイジーなことだな。そんな記事を読んだ俺は自分にこう言い聞かせたよ。“ちょっと待て。これは俺たちが少しばかり忘れておきたかったあのデイヴだぞ。行け行けゴーゴーのあのビッグマウスだぞ”ってね。でもアイツがこのことを話すとき、信憑性がそこにはあるんだ。アイツは自分で何かする前にさほど考えていない。事前の準備なく言っているんだ。付け加えると、アイツがそんなことを言うときは良かれと思ってやっているってことなんだよ。」

    BLABBERMOUTH.NETより(2012-05-10)

    海外の反応をみると「クレイジー」「ビッグマウス」という部分が強調されているようですが、よく読んだらジェイムズはムス大佐の提案を半信半疑ながらも好意的に受け取っているという感じでしょうか。
    プロジェクトとして現実に進むかはやっぱりラーズ次第?

    mustaine-hetfield
    ムステイン、メタリカ在籍時の2人

    mustaine-hetfield_2011
    フィルモア公演後の2人

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    新しい形のフェスということで、多様なジャンルからの出演者の参加や、カスタム車の展示を行うことなどを発表してきた「Orion Music + More」フェス。今度はロック・グッズ・コレクションの展示及びコレクション展示参加者エントリーについて発表がありました。

    pickcollage

    コレクション展示ブースは「Ktulu’s Rock ‘N’ Roll Emporium」と名づけられ、コアファン垂涎のレコード盤やポスター、楽器などが並ぶ予定。コレクション展示の参加者も同時に募集されています。
    http://www.orionmusicandmore.com/ktulu-rock-n-roll-emporium/

    カスタム車の展示参加者募集のときも思ったんですが、新しい「参加型」のフェスになりそうです。
    以下は「Orion Music + More」フェスについて語るラーズ、カーク、ジェイムズのコメント。

    ラーズ・ウルリッヒ
    「音楽は、俺たちにとって、本当に多様なんだ。全ての領域に広がっている。もし俺たち4人を捕まえて、(持っている)iPodを調べられたら、音楽が多様性に満ちていることがわかるだろうね。だからこのフェスティバルで俺たちはこのスピリットを持ってこようとしているんだよ。

    多くのヨーロッパのフェスやロラパルーザやボナルーのようなアメリカ以外で行われているこういったフェスは本当に多様性に富んでいて、それぞれ違う体験ができる。そこに行けば、そんなに知らないバンドのことをチェックするし、初めて観るバンドのことをチェックするんだ。パンクからスラッシュ、カントリーまで大勢いるし、オルタナティヴ、正統派ロック、ブルースまである。でもこれは多様性ってことなんだ。」

    カーク・ハメット
    「俺たちはみんなの関心の焦点を広げていきたいんだ。俺たちを観に来たかもしれないが、ブルースやカントリーのバンドを(新たに)発見することになるだろうね。」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「全てバランスなんだよ。ものごとを新鮮にさせておくにはね。」

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    「俺たちのキャリアはフェスと共にあった。何がみんなを毎年毎年戻って来させるんだと思っていたが、戻って来なければならない場所だったからなんだ。俺たちもそんな場所を創ることができるかもしれない。」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「長年、たくさんの多様な音楽とお祭り騒ぎをミックスした俺たち自身のライフスタイルを反映したフェスティバルをやろうというアイデアがあった。ようやく今年、全てが実際にそろって、「Orion」フェスをファンや友人、興味をもっている人たちに届けられるのが楽しみでしょうがないよ。2011年12月にカルフォルニア、サンフランシスコのフィルモアで俺たちの活動30周年を祝った、信じられないほど素晴らしい1週間の後、あのイベントのスピリット、和み、可能性、ファンと双方向の要素、そして(キミ自身がこの空白を埋めてくれ)をフェスティバルに詰め込むことは、自分自身を抑えがたいほど興奮しているよ。」

    BLABBERMOUTH.NET(2012-03-28)

    キーワードは多様性と新体験って感じですかね。

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    ラーズ・ウルリッヒ、新譜の制作状況とメタリカ主催フェス「Orion」について語る
    メタリカ主催フェス「Orion Music + More」でジェイムズ・ヘットフィールド所有のカスタム車展示。

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    2012年6月23日、24日の2日間に渡ってアトランティックシティーで行われるメタリカ主催フェス「Orion Music + More」にてジェイムズ所有の車を含むカスタム車の展示を行うとのこと。

    同フェスの公式サイトにてジェイムズがカスタム車についての思いを語っています。


    ジェイムズが展示車として提供するのは、
    1936 Auburn Roadster Slow Burn Kustomと
    1611_WCCOY
    画像提供(HotRod & Restoration

    1937 Lincoln Zephyr Voodoo Priest Kustom。
    Zephyr
    画像提供(How to Build a Time Machine

    いずれの車も世界的カスタムビルダーのリック・ドアがデザイン。
    リック・ドアの動画もご参考までに。


    同フェスで展示するカスタム車の募集も行っています。
    条件は1972年以前の車のカスタム車であること。エントリー料は無料で、展示車として選ばれると「Orion Music + More」の2日通し券がもらえるとのこと。エントリーの締め切りは2012年5月15日まで。
    エントリーフォームはこちら
    2日間のファン投票により、部門別のベスト・カーも選出するとのこと。

    以前、ラーズ・ウルリッヒがOrionフェスで「音楽以外の体験もできる」ようなことも語っていたかと思いますが、このカスタム車展示もその一環として行われるものでしょうね。

    ちなみにジェイムズ所有のカスタム車のなかには2008年に横浜で行われた第17回「YOKOHAMA Hot Rod Custom Show」で来日した車もあります。


    さらに2010年に行われた第19回「YOKOHAMA Hot Rod Custom Show」ではカーク・ハメット所有の「Metallicoupe」も来日しています。
    ※「Metallicoupe」を観にいった時の写真などはこちらから。

    カークの車は展示しないのかしら。。

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    YOKOHAMA Hot Rod Custom Show 2010にてカーク・ハメット所有の車、Metallicoupeが来日。

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    メタリカ本筋の活動とは違いますが。。2012年2月2日、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われた3D映画『ジャーニー2:ザ・ミステリアス・アイランド』試写会にジェイムズが家族で訪れました。

    これがそのときの写真。
    x340

    そして、ジェイムズだけでなく鶴次郎ことロバート・トゥルージロも参加です。
    x350

    ジェイムズと鶴次郎にはさまれたご婦人は、シャーロット・ハギンス。この映画のプロデューサーであり、メタリカが製作を計画している3D映画のプロデューサーも務めるといわれている人物です。

    それにしても最近、ジェイムズ兄貴、痩せてきた?

    ちなみにこの映画の予告編と撮影風景など。


    【撮影風景】
    http://cia-film.blogspot.com/2010/11/3d2.html

    cowboybluesさん、情報アリガトウゴザイマス。

    【追記】
    写真追加。
    x360

    doyさん、情報アリガトウゴザイマス。

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    メタリカが3D映画制作に着手?
    メタリカが3D映画プロジェクトを公式に認める。

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    おらがカリフォルニア州のブレアはメタリカの起源だ、ということでブレアの地元紙がジェイムズ・ヘットフィールドのブレア帰還を報じています。

    30年前、メタリカ結成はブレアのイヴニング・キャニオンにあるデイヴィッドとローレインのヘイル兄弟の自宅から始まった。1981年、ブレア・オリンダ高校の卒業生、アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、メタリカのリズム・ギタリストでバンドの創設メンバーであり、メインのソングライターであり、リード・ヴォーカリストでもあるジェイムズ・ヘットフィールドは、デイヴィッド・ヘイルの腹違いの兄弟だ。ジェイムズは数週間前、デイヴィッド・ヘイルの還暦の誕生日祝いとバンドの30周年を祝いにブレアにやってきた。

    彼らはブレアにある「Virtuo Music Studio」で2時間、ジャムを行った。このスタジオのオーナーであるダンとカルのパヴィリオ兄弟は練習部屋を貸していた。ジェイムズは練習部屋の壁に貼られたメタリカのポスターを見つけて、オーナーに知られぬようサインをした。ジェイムズとデイヴィッドの兄弟はこれまで一緒に演奏したことはなかったが、セッションを満喫した。才能豊かなブレアの住人、ゲイリー・ハンプソンがベースを、デイヴィッドの高校時代の友人でガレージ・バンドのメンバーでもあったエド・ソートーがリード・ギターを、そしてデイヴィッドがドラムを務めた。エドはジェイムズが子供の頃、初めてギターを教えた人物でもある。デイヴィッド・ヘイルの息子、ダニエルもドラムを叩いた。彼らはメタリカの曲や60'sからの曲を演奏した。言うまでもなく、みんなにとって良き時間となったし、ロックスターとなったジェイムズ・ヘットフィールドがブレアにまた帰ってくれてよかった。

    metallica-group-pic1
    (左から)ゲイリー・ハンプソン、デイヴィッド・ヘイル、ジェイムズ・ヘットフィールド、エド・ソートー

    metallica-together1

    metallic-jamming1

    Breaoldandnew.com(2012-01-12)

    みんな、いい歳のとり方してやがるぜぃ。


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    メタリカの30周年記念ファンクラブ限定ライヴのセットリストがヤバイ。
    30周年記念ライヴで披露した未発表曲「Hate Train」の歌詞とか。
    メタリカ30周年記念ファンクラブ限定ライヴ2日目も未発表曲披露でヤバイ。
    メタリカ30周年記念ファンクラブ限定ライヴ3日目も絶好調。
    メタリカ30周年記念ライヴ最終日はデイヴ・ムステインらが参加。

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    更新ご無沙汰してます!
    年末の忙しさに吐き気もよおす今日この頃の管理人です。

    久しぶりの更新がちょっと複雑な話題ですが。。
    いつもどおり管理人拙訳にて。

    【メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、ウルグアイのプンタ・デル・エステでパパラッチと激突!】

    ウルグアイのプンタ・デル・エステでクリスマス休暇を過ごしているメタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドは数人のパパラッチに悩まされているようだ。

    息子キャスターとプンタ・デル・エステの田舎で原付自転車に乗っていたところ、パパラッチが付きまとったため、自ら彼らの行いを止めようと動き出した。

    ジェイムズは数人と対峙し、いらだって石を投げさえしたのだ。彼は筋金入りのロッカーであり、パパラッチに悩まされていることは理解するが、石を彼らに投げつけるべきではなかった。パパラッチも家族を養っていかなければならないのだ。

    starfeine.com(2011-12-27)

    そのときの写真は元ネタサイトからどうぞ。
    そりゃ石投げたのはマズイかもしんないけど毎年休暇先まで来られたらキレるだろ。。

    cowboybluesさん、情報ありがとうございます。

    あと、ついでというのはナンですが、メタリカ30周年記念ライヴの模様が3日目までオフィシャルで動画が公開されています。

    1日目(12/5)
    http://www.metallica.com/tour/dec-05-2011-san-francisco.asp

    2日目(12/7)
    http://www.metallica.com/tour/dec-7-2011-san-francisco.asp

    3日目(12/9)
    http://www.metallica.com/tour/dec-9-2011-san-francisco.asp

    4日目(12/10)※記事掲載時は動画未公開
    http://www.metallica.com/tour/dec-10-2011-san-francisco.asp

    ライヴ音源のダウンロード販売も始まっています。
    「LIVE DOWNLOAD」と書かれたリンク先に飛べば、購入可能です。
    残るは最終日となった4日目のみですね。
    ムス大佐との共演を果たした音源もDL必至だな、、こりゃ。

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    ラーズ・ウルリッヒやアクセル・ローズにストーカー行為を行っていた女性が再逮捕。

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    ロンドンで行われたこのインタビューはイギリスのBIG4公演が終わってすぐに行われたものとのこと。まずはインタビューPART1、ルー・リードとラーズとジェイムズのインタビューをどうぞ。

    Q..2009年10月のRock And Roll Hall Of Fameでの共演がきっかけで今回アルバムを作ることになったのでしょうか?

    ルー・リード
    「君が言った日に共演することになったんだが私は彼らの事がとっても気に入ったんだ。」

    Q.メタリカはいかがでしたか?

    ラーズ・ウルリッヒ
    「全く同じだったよ。2009年にニューヨークで2日間ほど共演しお互いの事を心から気に入ったんだが、そのマディソン・スクエア・ガーデンでのパフォーマンスが終わりお互いそれぞれの所に帰っていく時、別れ際に廊下の向こうから「一緒にレコードを作ろう」と叫んだんだ。あれから2年経った今、ここに集まり君とその話をしているというわけさ。」

    ルー・リード
    「元々マディソン・スクエア・ガーデンでプレイ出来るというのだけでも嬉しい事だった。特にその時の状況を考えるとね。まあそれは良いが初めて一緒にプレイした瞬間から我々はこのソニックアドベンチャーをずっと続けていくべきだと確信した。」

    Q.ルーからデモを送ったそうですが...制作過程は?

    ラーズ・ウルリッヒ
    「デモという表現は相応しくないな。」

    ルー・リード
    「私はちょうどフランク・ヴェーデキント(ドイツの劇作家)作の『ルル』という戯曲用に自分のバージョンとしての作詞作曲をしているところだった。」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「素晴らしいね。」

    ルー・リード
    「ありがとう。ベルトルト・ブレヒト(ドイツの劇作家)がオベラを作ったんだが、それが最も有名なバージョンだ。同作品の映画版として最も有名なのは『パンドラの箱』だ。監督・振付師・照明デザイナーであるロバート・ウィルソンがベルリーナ・アンサンブル劇場というブレヒト本人が立ち上げた劇場で上演した。それはドイツで最も古くからあるシアターカンパニーだが私はその為に音楽と歌詞を作ったんだ。その後、私とメタリカが一緒に仕事をするという話になり、元々はこれまで未公開の作品をやろうという事になっていたが、この作品をやるという機会があったので、それまで自分なりに考えていた音楽をラーズとジェイムズに送り「こういうのを一緒にやらないか」と持ちかけたんだ。130人のドイツ人を除いてはこれを聴いた者はいないと言ってね。これを試してみる気はないかと聞いたんだ。普通の構造ではないぞと言ったんだが、彼らはとても楽しいと思うから是非やりたいと言ってきた。「僕達のスタジオでやろう」と言われたので「それは最高だね」と答え、彼らのスタジオでやる事にした。」

    Q.あなたが既にやってきた『ルル』は既にベルリンで上演されています。今回のものはメタリカバージョンという考え方なのでしょうか?

    ルー・リード
    「これは『ルル』のステップ2だ。『ルル・キューブド(Lulu Cubed)』、いや5は何と言ったかな?」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「僕に聞いているの?9年間しか学校に通った事がないので分からないよ。」

    aaa

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    「ローマ数字でという事?」

    ルー・リード
    「そうだ。」

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    「Vだよ。そうだね。同じ詩、歌詞でルーがずっとやってきたものをヘヴィにプレイするべきだと思った。歌詞の持つ説得力、そしてその歌詞に音楽がマッチしなければならないと僕は感じたんだ。だから彼がそのプロジェクトを送ってくれた時にはとてもしっくりきた。既にある曲の中のどの曲をやろうかとか、これをやったら彼は気に入ってくれるかなとかやっていると、まるで誰かの心臓を操作している様なものだが、これだと0から我々独自のものを作る事になるからね。歌詞が既にあって、僕達がそのまわりに音楽を持って来る事が出来るという事だ。歌詞が僕達にどういう影響を与えたのか、どんな風に感じさせたのか、どうやってこの様な歌詞を増幅させていったら良いんだろうといった事が僕達の貢献できる事だった。」

    Q.メタリカとは全く違ったアプローチだったのでしょうか?

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    「そうだ。ギターで始まるわけではない。」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「歌詞で始まる。」

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    「歌詞で始まるんだ。」

    ラーズ・ウルリッヒ
    「今まで夢に見ていたどんなものよりもパワフルな歌詞だった。最高に詩的な歌詞の力があって同時に僕達がどんな方向に行っても構わないというまっさらなキャンパスがあるんだ。そんな状況にいた事はこれまでなかったので素晴らしいものだったよ。開放感を味わいベースをいくつかのパターンでやってみて、ルーがスタジオに入ってきた時、そのノリをとても気に入ってくれた。そのわずか5分後には既にレコーディングをしていたよ。1週目でもう7曲も見事に完成したんだ。最初の1週間というのはお互い顔合わせをして一緒に過ごしアンプはどこに置くかとか、ホテルにチェックインするといった準備に費やす事になると思っていたが、その様な自由だけでなくそれだけ早く自然に物事が決まって行くというのを経験した事がなかったのでド肝を抜かれる様な体験だったね。実際にそうやっている時はあまりにペースが速かったので、その週の週末になって初めて「すごい時間だったんだ。テープレコーダーが回っていて良かったな」と思ったものだよ。」

    取り急ぎ、インタビューその1でした。
    すごいいい雰囲気がお互いから伝わってきます。
    写真とか後で追加するかも。画質悪くてすみません。

    lulu_cover_lg
    LULU

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    「Shockwaves VideoCast」第3回にて草創期メタリカのレアグッズの収集家、John Kornarensさんが次々と紹介する動画が公開されました。

    動画はコチラ。


    実質、メタリカのデビュー盤となったコンピレーション・アルバム『Metal Massacre, Vol. 1』のテストプレス盤や、初期のレアTシャツ、ムス大佐が身につけていたものと同じ型のベルト、ラーズ直筆のトラックリストが書かれたオリジナル・デモ・テープなど。

    metmas1
    Metal Massacre, Vol. 1

    自作のメタリカ・スクラップブックには初期メタリカのフライヤーやジェイムズ直筆のセットリストが次々と出てきます。

    当時メタリカは(後にアンスラックスのヴォーカルとなる)アーマード・セイントのジョン・ブッシュに加入するよう働きかけており、ライヴのゲストとして本人を呼んでいた証跡やメタリカ初のデモ・テープ『Power Metal』などにも話が及んでいますね。

    メンバーの電話番号も書いてある手帳ってどっから手に入れるんだ(笑)

    しかしよくもまぁ、ここまで持っているもんですなぁ。

    サクソンのチケットにラーズが直筆で「特別ゲスト:メタリカ」と書いたっていう話を実物のチケットを見せながら話すところなんかはもうファン冥利に尽きるって感じなんだろうなぁ。

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