メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:ジェイムズ・ヘットフィールド

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    ラモーンズのマーキー・ラモーンがMCを務める「Virgin Radio」にてジェイムズ・ヘットフィールドが「Here Comes Revange」の歌詞についての着想について語っていました。UltimateGuitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    jmz_revenge

    −復讐(Revenge)についての曲があるけど、これは何に着想を得たものなのか?

    ひとりの父親として、以前のように物事や世界がどれだけねじ曲がっているかを見たりするのとは違ったものに影響を受けている。

    でも、それから子供たちがとても賢くなっていることに気付かされたよ。彼らはオープンだし、なんとかなるって感じなんだ。でも俺の父親は「世界は地獄になっちまった!」って言っていたし、彼らの父親(自分)も同じことを言っている。

    それでわかったんだ。それは一種の心理療法だってね。世の中で起きていることについてちょっと不平を言うようになる。

    で、俺たちのファンがいて、彼らの立場に身を置こうとしてみたんだ。とてもたくさんの公演に来てくれたカップルがいてね。彼らがメタリカに興味を持ったのは、若い娘さんが俺たちの大ファンで、酔っぱらった運転手によってひき殺されたからだった。

    それには衝撃を受けたよ。「どうしたら世界でポジティブなものを見出して、自分の娘とまた通じ合うことができるだろうか」それがメタリカであり、彼女が愛した音楽だったんだ。理性がポキっと折れて、冷酷になってこんなことをした奴なら誰でも攻撃をしたくなる代わりにね。

    だから俺は彼らの立場に身を置いて(考えた)、復讐は実行するのに本当に力強く素晴らしいものだと感じなければならないが、その衝動を満たすものではなかったんだ。


    UltimateGuitar.com(2017-09-25)

    インタビュー全編はこちらから。アルバムのプロダクション面や故レミー・キルミスターについても語っています。


    ジェイムズは以前、Metallica.comにてファン会報誌SoWhat!のエディター、ステファン・チラジとのインタビューで『Hardwired...To Self-Destruct』全曲の歌詞について語っており、「Here Comes Revenge」については次のように話しています。
    ステファン
    子どもが殺された悲しい物語についてたくさん読んだのかな?それにどうやって折り合いをつけることができたんだろう?

    ジェイムズ
    そうだね。モーガン・ハリントン(※)がいる。誰かを奪われた家族についてはたくさんのことがある。息子が死んだ友人もいるし、名前は挙げたくないけど、ずいぶん長い間ツアーに帯同してきているカップルがあの曲の助けになったし、俺にとってインスピレーションになったんだ。彼らの娘さんが酔っ払いの運転手にひき殺された。彼女はメタリカが大好きだったんだ。このご家族が娘さんと繋がったままでいる方法がメタリカのショーに来て彼女が楽しんでいたものを楽しむということだったんだ。そうやって繋がっているんだろう。あれには本当に驚かされた。とても強いよ。それは自分にも起きうる傷つく出来事だね。つまり人生をぶち壊し、ただ座って四六時中そのことについて考えては、何度も何度も思いを巡らすんだ。「どうしたら物事を変えられたんだろう?もしこうだったら?ああだったら?」どうしたら怒りを抑えられるだろう?どうしたら子どもの人生を奪った相手に怒らずにいられるだろうか?それは俺にとって本当の強さだと思う。俺がするであろう考え方を書いているからね。復讐が起きるのを祈って、それが答えだと考えるだろう。結局そんなことは起きないとはわかってるけどね。

    ※2009年にメタリカのライヴを観に行った後に行方不明となり、遺体となって発見されたヴァージニア工科大学の学生。事件究明のためにメタリカは有力な手がかりを申し出た者に賞金5万ドルを提供。ジェイムズは事件の手がかりを求める動画メッセージを公開した。後に別の殺人事件の容疑者が当該事件の容疑者として再逮捕され終身刑となった。

    Metallica.com(2016-11-19)

    Here Comes Revenge


    RL72 - The Making of "Here Comes Revenge"


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    2017年9月19日発売の「Metal Hammer」誌はメタリカ(ジェイムズ・ヘットフィールド)が表紙。
    metalhammer2017_0

    内容はWorldWiredTourの北米ツアー特集で、ステージ最前列からバックステージ、メモラビリア展示など全てのエリアを取材しているとのこと。
    metalhammer2017_1

    日本の各店舗での発売は9月末の見込み。
    Metal Hammer(タワーレコード)

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    世界保健機関 (WHO)が9月10日と制定した世界自殺予防デーに、メタリカらが自殺防止キャンペーン「I’m Listening」に参加し、メッセージを寄せています。

    imlistening_metallica

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    やぁ俺たちはメタリカだ。自殺願望は誰にでもいつでも起きうる。そのことについて誰かに話すことが一番大事なんだ。キミは独りじゃない。俺は耳を傾けるよ。

    カーク・ハメット
    落ち込んでいる時に医者に診てもらうことは弱さの証拠なんかじゃない。不幸なことに、うつ病の性質っていうのは家族に話したり専門家の助けを求めたりする欲求やエネルギーを失わせてしまうんだ。もし落ち込んでいたら、キミができる一番勇気ある行動は1-800-273-8255(自殺防止ホットライン)に電話することだよ。

    ロバート・トゥルージロ
    アメリカだけで11.9秒毎に誰かが自殺を遂げている。これは良くないことだ。だからみんな生き続け、心身共に元気になるよう元気づけていこう。

    ラーズ・ウルリッヒ
    キミが感じていることは何も間違っちゃいないってことを覚えておいて。うつ病は最も一般的な精神的な健康障害になっていて、年間2000万人以上のアメリカの成人がうつ病に苦しんでいる。自殺は国際的な問題だし、健康面での大きな懸案事項なんだ。俺は耳を傾ける。1-800-273-8255に電話して。

    Alternative Nation(2017-09-13)



    クリス・コーネル、チェスター・ベニントンと残念な訃報が続き、ジェイムズはインタビューでこの件に触れると繰り返し「誰かに話を聞いてもらうこと」の重要さを説いていました。今回はメンバー全員でこの問題に関するメッセージを発信したようです。

    「I’m Listening」キャンペーンサイト
    http://www.imlistening.org/

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    デンマークのコペンハーゲンから始まった「WorldWired Tour」のヨーロッパツアー。2017年9月4日に行われたオランダ・アムステルダム公演で、ジェイムズ・ヘットフィールドがステージのせりに落下するも怪我はなく、公演も続行されるという一幕がありました。BARKSの記事を転載。

    この日、「Now That We’re Dead」をパフォーマンス中、ギターをプレイしながら歩き回っていたヘットフィールドは、奈落からパーカッション・テーブルを迫り上げるため設置されていた切穴が開いたことに気づかず、そこに落下した。幸い、穴は深くなく、彼は駆け付けたスタッフに助けられ、すぐステージ上に戻り、パフォーマンスを続けた。

    『Billboard』誌によると、ヘットフィールドはこのアクシデントの後、オーディエンスに「みんな、大丈夫か? ああ、俺は大丈夫だ。俺のエゴはそうでもないが、俺ら、大丈夫だ。俺の気持ちはちょっと傷ついた」と話していたそうだ。

    セットにも支障はなかったという。

    BARKS(2017-09-06)

    Billboardの元記事はこちらから。
    http://www.billboard.com/articles/columns/rock/7950193/metallica-james-hetfield-falls-trap-door-stage

    痛々しいですが、せりへの落下シーンはこちらから。


    ジェイムズは以前、映画『Through The Never』の撮影で、吊るされた電気椅子セットやレディ・ジャスティス像の崩壊といった演出の中で公演を行ったことを振り返って

    「パイロとかありとあらゆるものが降ってくる中、カメラに囲まれながらステージにいることに慣れるというのは、ほとんどの場合、生き残るための訓練って感じだったけどね(笑)」

    とインタビューで語っていました。

    MetallicaTVで公開されたコペンハーゲン公演の「Moth Into Flame」ではドローンで「蛾」を表現するなど、今回も演出面で多彩になっており、舞台上で動き回るラウンドステージでいろんな演出を行っているがゆえの難しさがあったようです。


    心配だったのか、終演後にステージを降りてすぐにラーズがジェイムズとハグをする場面もあった模様。
    jmz_lars
    instagramより

    とにかく怪我がなくて何よりです。。

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    映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』のメイキング映像でメタリカのステージセットの裏側を公開

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    メタリカ草創期最大の功労者のひとり、ブライアン・スレイゲルが自らのレーベルMetal Bladeを興し、音楽に身を捧げた半生を綴った『For the Sake of Heaviness: The History of Metal Blade Records』を2017年8月29日に上梓。

    ForTheSakeOfHeaviness

    この著書の中でクリフ・バートン、ジェイソン・ニューステッドをメタリカ加入に繋げた逸話について語られていました。billboardの抜粋記事を管理人拙訳にてご紹介します。

    1982年の後半、私(ブライアン・スレイゲル)は『Metal Massacre II』をリリースしようと楽曲を集めていた。受け取った投稿のひとつにサンフランシスコのトラウマ(Trauma)というバンドからの3曲入りデモがあった。かなり専門的に録音されていて、彼らのマネジメントは(訳注:ハリウッドの伝説的クラブ)トルバドール(Troubadour)でショーをするためにやってきたのだと私に告げていた。そして私に彼らを見に来たらどうだと提案されたのだ。

    ショーに出かけた結果、バンドはまぁよかったが驚くべきものはなかった。ただベーシストはこの世のものとは思えないものだった。彼がいるステージ側では何かが完全に狂っているのを見る事ができた。青いデニムのベストとベルボトムを着ていて、本当に飛び抜けている。私は彼の名前がクリフ・バートンだということを掴んだ。

    クリフには大層感銘を受けてね。トラウマの「Such a Shame」を『Metal Massacre II』に収録することを承諾した。それがリリースされる少し前に、私はラーズ・ウルリッヒと出会って、彼から「新しいベーシストが必要なんだ」と聞かされたんだ。

    Trauma Such a Shame


    より多くの練習して、ミュージシャンとしての各々の能力を磨き始めてみて、メタリカのメンバーはベーシストのロン・マクガヴニーだけが進展していない唯一のメンバーだと気が付いてしまった。ロンは素晴らしい男だったし、すごくクールではあったが、ラーズは自分たちが書いていた新しい楽曲からすると、ロンは技術的観点からそこまでに達していなかったと私に話していた。そしてラーズは私に他に誰かピッタリの人物を知っているか尋ねたんだ。

    私はこう答えた。「そういえば、サンフランシスコのトラウマってバンドのベーシストは目を見張るものがあったね。彼らはまた別のショーでやって来るから、行ってチェックしてみるべきだよ。」とね。

    トラウマの次のLAのショーでラーズとジェイムズに会った。ライヴが始まって5分くらいで、ラーズは私に向かって笑みを浮かべて「あいつが俺たちの新しいベーシストになる」と言っていたよ。

    ・・・新しいバンドを見つけるための主な情報源のひとつは、Metal Bladeに所属する他のバンドたちからだった。例えば、ビッチ(Bitch)がフェニックスでショーをするために出ていて、戻ってきたら彼らがこう言うんだ。「俺たちの前座がフロットサム・アンド・ジェットサム(Flotsam and Jetsam)ってバンドだったんだけど、あいつらすごいぞ。チェックするべきだよ。」

    彼らは当時『Metal Shock』というデモテープを持っていたんだが、私はそれを聴いて恋に落ちたね。それから彼らのライヴを観るためにフェニックスに行ったんだ。彼らはビッチが言っていたようにすごかった。フェニックス滞在中にそのエリアのもうひとつのバンド、セイクレッド・ライク(Sacred Reich)を見出し、Metal Bladeの名簿にサインすることになった。

    当時、レーベルには熟練のバンドがたくさんいたけど、フロットサムのメンバーは既存のバンドよりも経験豊かなようだった。私はすぐにレコードを作るという考えについて彼らと話した。我々には提供する資金があったおかげで、アルバム『Doomsday for the Deceiver』をレコーディングして1986年7月にリリースできた。

    doomsday
    Doomsday for the Deceiver


    フロットサムのアルバムに費やした1万2000ドルはそれまでにレコードに投資した最大の予算だった。我々は彼らが素晴らしい未来の可能性を秘めていると信じていたから、本当に良いと思っていたんだ。実際、それは非常にうまくいった。

    メタリカのクリフ・バートンがその年の後半に悲劇的な死を遂げた時、私はラーズ・ウルリッヒから電話をもらった。「あぁ、ベーシストが必要なんだ」と悲しそうに言っていた。それはクリフが死んでちょうど2週間後のことだった。「誰か知ってる?」私はすでにアーマード・セイント(Armored Saint)のジョーイ・ヴェラが(メタリカ加入に)興味がないと言うのを聞くまでは彼を(メタリカのベーシストに)と考えていた。ラーズがその質問をした時、私はすぐにフロットサム・アンド・ジェットサムでプレイしていたジェイソン・ニューステッドを考え付いた。「キミのために完璧な男を私は知っている」そう彼に言ったんだ。

    同じ頃、エレクトラのA&Rでメタリカとサインをしたマイケル・アラゴがフロットサムのレコードを聴いて、本当に気に入っていた。マイケルと私は双方ともメタリカのメンバーにその楽曲を送っていたんだ。「うん、彼は面白そうだ。俺たちに繋げてくれないか?」と彼らが言ったんで「もちろん、最初に彼に話をさせてくれ。彼が(メタリカ加入に)興味を持っているか確認したい。」と答えたよ。

    私はジェイソンがメタリカの大ファンだということを知っていた。私が電話した時、彼は心底びっくりしていた。でも彼が難しい立場にあるということも言えた。フロットサム・アンド・ジェットサムは彼のバンドだった。彼が曲を書き、全てのことをこなしていた。私にとっても少々ほろ苦いものだった。素晴らしいバンド(フロットサム・アンド・ジェットサム)が素晴らしいレコードを出したばかりなのにってね。でもメタリカのメンバーたちは私の良い友人だったし、彼らにとって明らかにジェイソンは完璧にハマる人物だった。私はジェイソンにとっても、メタリカにとっても、ベストなことを望んでいたが、それを実現するためには何かを失うということもわかっていた。

    「一晩考えさせてくれ」ジェイソンはそう私に言った。翌日、彼は私に電話をして、メタリカ加入の道に進むことを私に告げた。彼はメタリカのために私が引っ張ってきた2番目のベーシストだった。しかし私は物事がどのように進む可能性があるか彼に正確に伝えた。なんと言おうが彼はまだ若く、23歳の子供だったからね。ジェイソンは本当に賢かったが、このメンバーの移行というのは彼にとって簡単なものではないということを私はわかっていた。彼は自分で全てをコントロールしていたバンドからメタリカに行ったんだ。そこでは何についてもコントロールできない。私はこう言ったのをハッキリと覚えているよ。「このバンドにはジェイムズとラーズがいるということを知っておく必要がある。キミは何も言えないだろう。キミはただのベーシストになる。キミはそれでOKとしなければならない。何も貢献できないかもしれない。バンドの方向性に関して何の介入もできないだろう。キミはステージに立ってただベースを弾くことになる。」

    彼は最初はそれでよかったが、15年後に彼がバンドを去る主な理由のひとつはわかっている。身体的にボロボロになっていた事実を除けば、自分自身の楽曲を書き、自分自身のことをすることができなかったということだ。彼は自分の運命をコントロールしたいと思っていた。でも彼が持ちえた功績とキャリアがどれだけ素晴らしいものだったか!

    ジェイソンと彼らを繋ぎ合わせたことは、私とメタリカとの正式な関係の終焉を告げることとなった。我々はいつも親しい友人のままだし、彼らはいつも彼らのキャリア面においてMetal Bladeが果たした役割について信じられないほど感謝してくれている。私がジェイムズに会うたびに、彼は「俺たちにスタートの機会を与えてくれてありがとう。もしあなたがいなければ・・・」と言ってくれるんだから。

    billboard(2017-08-21)

    今回の上梓された著書についてラーズとジェイムズは次のようなコメントを寄せています。

    ラーズ・ウルリッヒ
    Metal Bladeはハードロック界 いつもシーンの最前線に立ち、時代と共に歩み、連勝街道ひた走り、動きの中に身を置き、全ての競合相手より生き永らえた。もちろん、Metal Bladeの中心はブライアン・スレイゲルだ・・・ブライアンの情熱、信頼性、メタルに関する全てのものへの献身は尋常じゃない。
    ジェイムズ・ヘットフィールド
    ブライアンって人はいつも・・・この種の音楽にあまりにも多くのことを果たしてきたから、俺は彼に最高の敬意を持っているよ。レコード業界の浮き沈みや音楽の人気の浮き沈みを通じて、ブライアンは戦い続けて、自らが正しいと感じることを続けているんだ。

    ForTheSakeOfHeaviness
    For The Sake Of Heaviness : The History of Metal Blade Records


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    Podcast番組「Alphabetallica」にて行われたメタリカのベーシスト、故クリフ・バートンの父親、レイ・バートンのインタビュー。Ultimate-Guitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    ray_james

    −受け取っている印税について

    私が受け取っている印税から、彼(クリフ)が通っていた高校、カストロバレー高校の音楽教育のために奨学金として寄付しています。だから奨学金を受け取った子供たちはそのことについて私に感謝している。

    クリフもおそらく自分のお金でそういうことをしていたでしょう。彼は何が何でも教育に逆らっていたわけじゃないですからね。学ぶことが大好きだったので。


    −クリフ・バートンが初めてメタリカで収入を得た時について

    あのアルバム(メタリカのデビューアルバム『Kill 'Em All』)がどんな意味を持つかなんて全く考えたことがなかった。クリフが初めて印税の小切手を受け取った時、これは大事になる可能性があると気付いたのです。

    たしか1500ドルでした。彼(クリフ)は「母さん、父さん、これが俺が初めて受け取った印税小切手だ。さぁ今夜はディナーに連れて行くよ。」と言ってね。「OK、では行こう!」と。カストロバレーのすぐそばにあるヘイワードで、彼が大好きなお寿司の店に行ったんです。それが将来大きくなるかもしれないと思った最初の出来事だったかもしれない。


    −メタリカとしてのクリフ、そして現在のメタリカについて

    ジェイムズとラーズ、そしてデイヴ・ムステインを初めて観たのは、サンフランシスコのストーンでのライヴでした。(妻の)ジャンと私はクリフが新しいバンドで演奏するのを観に行き、彼らはとてもうまく行っていた。彼らは皆、止まらないモップのような髪の毛をしていて、とても楽しませてくれる。そして素晴らしいことに、彼らはいまだに楽しませてくれます。

    私はメタリカのコンサートに行くのが大好きです。音楽は私の好きな(ジャズの)ビッグバンドではないけれども、面白い。音楽というものは楽しいものであるべきで、彼らは確かにそうですからね。

    ジェイムズはシンガーとしてもフロントマンとしても素晴らしい仕事をしている。彼はまさしく完璧な適任者です。一度、彼に高校でチアリーダーだったか訊いたことを覚えてますよ。大笑いしてましたね。彼はチアリーダーとは程遠かったと。

    いつも私を驚かせてくれました。言ってみれば、とても無口で目立たなかった子が、まず素晴らしいギタリストへと変化を遂げて、自身のヘヴィメタルの曲を歌い、群衆を巻き込むようになったのですから。

    −息子クリフ・バートンについて

    彼は格別の子どもだった。私たちにとっては一人の良い人間でしかなかったけど、彼は決して私たちに何か問題を起こすようなことはなかった。ドラッグにはハマっていなかった。ただ、ビールとアルコール類は例外でした。

    一度だけ彼が(友人でドラマーの)デヴィッド・ディドナートと酔っぱらって帰ってきてね・・・(笑)深夜2時にドアがノックされて、(クリフの母親の)ジャンが応対に出た。すると会話が聞こえてくる。ジャンが「レイ、こっちに来て!」と言うので、起きて行ってみると家のなかでデヴィッドがクリフと取っ組み合いをしていた。私たちはクリフを彼の部屋に連れて行った。彼はひどく酔っぱらっていたよ!(笑)

    とにかくジャンは全てのことを心配していた。だから私はジャンに「何回かあったことだから、後は私がやるよ。ベッドに戻りなさい。」と言ってね。クリフをベッドに座らせると、シャツを脱がせて彼が寝る準備をして。彼は18歳かそこらでした。

    私が彼のシャツを脱がせて寝させると、彼は顔に酔った笑みを浮かべて「あなたは世界で最高の父さんだ!」と(笑)アルコールでどうなってしまうのかというのは面白いものだね。

    そんな風に私が本当に素敵な父親であるかのように扱われたから、私はいつもそうあり続けた。もちろん、それは私がそうなりたい、そうしようと思っていたところですが。

    母親、父親との関係にとても好意的な子どもを持つと、子どもについて何もとやかく言えないものだよ。まさにそれがジャンと私の場合でした。

    Ultimate-Guitar.com(2017-08-09)

    インタビュー全編はこちらから。


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    CBSNewsでのメタリカのインタビュー記事。今回のツアーやライヴ中の感覚について語っています。管理人拙訳にてご紹介。

    メタリカは1年半のワールドツアーの真っ最中。アメリカ、アジア、ヨーロッパに渡って96のライヴを行っている。「WorldWired Tour」は、8年ぶりの北米ツアーであり、20年ぶりのスタジアムツアーだ。1983年にデビューして以来、1億1000万枚のアルバム売上げを記録している。

    巨大なステージは設営に3日かかるが、各々のショーは小さな部屋で始まる。ドラムセット、3つのマイク、2つのサウンドモニターには十分な広さだ。ショーの1時間前にはスタジアムの奥にある「チューニングルーム」と呼んでいる部屋にメタリカは集まり、勘を取り戻し、お互いを確かめ合う。

    メタルの巨人にとって、それこそが狭いスペースに詰め込まれた4人の男がジャムをしたり、ブラブラ過ごしたり、友だちとおどけたりしていた、あのガレージバンドの本質に戻っていくやり方なのだ。メタリカの場合、この時間はショーごとに変わっていくレアな曲を練習するためにも使用されている。

    「セットリストはかなり変えているからね」ラーズはCBSNにそう語る。セットリストを決める際、「同じセットリストは二度とやらない。だからいつも数週間くらいやっていない曲は常にウォームアップしているんだ。」

    ラーズはショーごとにセットリストを作っている。それは驚くほど系統立ったプロセスだ。「過去10〜15年間、デトロイト公演の全ての統計に目を通している。そこでどんなレアな曲をやっていたのか?そうやって俺は同じ曲をやっていないことを確かめるんだ。」

    ライヴで欠かせない数少ない曲の1つが「Master of Puppets」だ。ファストでメロディックで複雑な9分の曲はギタリスト、カーク・ハメットを完全に夢中にさせる。

    「自分で演奏しているものに夢中になる。演奏していると、観衆がそこにいるってことを忘れてしまうことがよくあるんだよ。クレイジーだね。ショーのあいだだけそんなことが起きるんだけど、ふと我に返ってまた観客を意識するんだ。」


    フロントマンであり、作詞家でもあるジェイムズ・ヘットフィールドの場合、いつも観衆によって観衆が夢中になることをいつも意識している。

    「俺が書いた曲を誰かがわかってくれていると心底わかると、とても繋がっていると思う。」ジェイムズは語る。「俺は特に若い時に、とても疎外感があって怒りに満ちていた。6万人もの人たちが俺の頭の中の狂気を一緒に歌っている。そうなると繋がっていると思うし、何というか説明のしようがない。同じ一員だという感覚だったり、同じ方向を向いているという感覚だったり、繋がっているという感覚だったりするんだ。」

    バックステージから、ドラマーのラーズ・ウルリッヒは観客との深い繋がりを感じている。「4万5000人だろうが、450人だろうが、裏庭の4人だろうが、バンドと観衆が一体となって、ひとつに感じることができれば、俺たちの一番の目的は達成されたってことだ。」

    でもどうやってスタンド席までファンで埋まった野外スタジアムでそんなことができるのだろうか?「俺は1000ヤードの凝視と呼んでいるんだ。」ラーズはそう語る。「皆を巻き込んでいかないといけない。皆をよく観て、巻き込んでいく。人々をもっと近づけるようにするんだよ。」

    CBSNews(2017-07-31)
    公開された動画ではメタリカの公演前の様子を紹介。ジェイムズのお茶目な一面も(笑)
    CBSN_metallica

    動画はこちらからどうぞ。
    http://www.cbsnews.com/videos/even-in-the-biggest-stadium-metallica-kicks-off-in-a-tiny-warm-up-room

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    ニッキー・シックスがMCを務めるラジオ番組「Sixx Sense」にジェイムズ・ヘットフィールドが出演。

    話題はニッキーがモトリー・クルーとしてメタリカと共に出演したRock in Rioでのエピソード、加齢と共に必要な心身のケア、『Hardwired...To Self-Destruct』、『Master Of Puppets』30周年記念フォトブック『Metallica: Back to the Front』、SNS、スーパーボウルのハーフタイムショー等、多岐に及んでいます。そのなかでUltimate-Guitar.comで文字起こしされていた【曲のタイトルのつけ方】について管理人拙訳にてご紹介。

    sixxsense_jmz

    −曲のタイトルはどう思いつくのか

    特別な方法じゃないよ。何か自分の心を捉えたものだったり、何かを読んでいて急にいくつかの単語が合わさったら「こりゃあすごいクールだな。曲にぴったりハマるかもしれないぞ。」って思ったり。他の曲なんかは、ペットのような感じかな。「どうしてあなたのペットの名前はスクラッチー(scratchy)って言うの?」「どういうわけか、いろんなところ引っ掻く(scratch)からさ!」って具合にね。曲のキャラクターがあって、そこから名前を付ける。そのなかからベストなものを選ぼうとするんだ。

    バンドは俺にそういうことを進んで俺にやらせてくれている。俺は歌詞を書いたり、曲の名前を付けたりしたいんだ。でも俺は「どう?これはどう思う?この曲には3つタイトル候補があるんだけど、どうかな?」って感じだね。

    曲のタイトルというのは、人が見た時にそれについてもっと知りたいと思ってくれるとクールだね。「何?これはどういう意味?」って感じで。解釈が限定されていないものはいつも魅力的だと気付いたんだ。


    Ultimate-Guitar.com(2017-07-25)
    インタビューのフル音声はこちらから。


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