メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:カーク・ハメット

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    「Worldwired Tour」真っ最中のメタリカ。その合間にカーク・ハメットが電話インタビューを受けていました。管理人拙訳にてご紹介。

    KirkHammett_gg

    カーク・ハメットはギターヒーローである。実にシンプルだ。メタリカの伝説は35年間、感受性の強い若者を圧倒し、地平を広げてきた音楽とスタイルにある。彼の情熱と個性、華麗さや繊細さ、メロディー哲学と積極的な熱意は無数の若者に6弦楽器を手に取る動機を与えてきた。60年代後半から70年代にかけて、カリフォルニアで育ったカークにとって、彼の最初の動機付けとなった人は驚くべきものではない。

    「ジミ・ヘンドリックスのドキュメンタリー映画を最初に観た時、彼が視覚的にどんなだったか、どんな弾き方をしていたか、彼の演奏に関係しているものがどんなだったかを、実際に観て度肝を抜かれたんだ。」彼はメタリカの欧州ツアーでの短期間の休暇中に行った電話インタビューでそう回想する。「どれだけ芸術的だったんだと感銘を受けたよ。彼は完全な創造的エネルギーで、エレキギターで彼が望むものを何でも自由にしてみせることができるように見えた。自分の居場所をみつけようとしていた少年の俺にとって、とても魅力的だったんだ。“あれが俺のやりたいことだ!”って思ったよ。それから(レッド・ツェッペリンのコンサート映画である)『The Song Remains The Same』をその頃に見て、ツェッペリンの壮大なステージを見た。あの視覚的なインパクトといったら…あれで音楽はより大きなものになっていった。俺は自分の将来像を永久にヘンドリックスとツェッペリンに決めたんだ!」

    こうして触発されたカークはギターを手に取り、1979年に彼は初めてのバンドを組んだ。エクソダスだ。初期の段階から、10代のギタリストは自身の素材を生み出していた。その過程でヘヴィメタルの歴史の一部となる曲を書いていたのである。

    「1つのリフ、それから付随する2つ以上のものが浮かんできて、メンバーに見せるんだ。俺たちはすぐにそれを演奏していた。なぜなら弾くこと以外の手は何もなかったからね!」愛嬌のある鼻息を鳴らしながら彼はそう強調した。「数曲を(練習して)自分たちのものにしたら、自分たちが落ち着く音楽的基盤があるように感じた。今も俺にとっては同じことで、誰のためでもない楽曲を持っていると、良い感じでね。何かを思いついて部屋に入って、何かを携えて部屋から出てくるときはいつだって、リフやメロディーやコード進行、または何か2つの組み合わせ、そういったものから来る大きな満足感でいっぱいなんだ。とても力がみなぎる。何もないところから何かを創り出したように感じる、その価値は本当に莫大だよ。本当に。いつもみんなに言うんだ。“自分自身のものを作れ!そうだ、聴いてみよう。世界にはもっと音楽が必要だ”ってね。」

    世界は聴いていた。エクソダスが自分たちの曲をライヴで演奏し始めた時、「Die By His Hand」「Impaler」を含むカークの作曲は、爆発的な何かが醸成されていて、メタルを永遠に変えるようなサウンドを形作るのを手助けしていたことは明らかだ。エクソダスの曲は、イギリスから来た新世代のメタルに触発されたものだったが、ベイエリアの若者たちは喜んで、より速く、よりアグレッシヴにしてみせた。

    「NWOBHMは自分たちのギタースタイルを形作った。ああいうテクニックはイギリスから来たものだ。」カークは80年代初頭に最も急進的なサウンドをどのように先導したのかを説明する。「だから俺たちはエリック・クラプトンやジェフ・ベック、ジミー・ペイジを聴いて育ったようなヤツらがやっているようには聴こえなかった。俺たちはB.B.キングは聴かなかった。完璧に別のルーツから来ていたんだ。だから俺たちは際立っていたんだよ。際立っていた間口はたったの2、3年。それが世代間の違いだった。俺よりほんの2歳上のミュージシャンには、そのスタイルやギター演奏を聴きたくもなかったのがいたんだ。」

    カークの仲間たちにはこの斬新なスタイルで苦労している者もいたが、両親はもっと困惑していた。「あぁ、俺の家族はそれを嫌っていたね。」とカークは笑い、恐ろしい父親の印象について話し始めた。「“その男が叫んでいる音楽をかけるな!”って。その叫んでいる男っていうのはポール・ディアノだった!あるいはモーターヘッドをかけていたら、家じゅうのみんなを追い出したりしたっけ。友人たちに嫌な気持ちにさせられることもあった。俺がそういうものを聴いていると“おいおい、こんなものが好きなのか?”ときた。そいつらのなかにはしばらくして俺と話をしなくなったヤツもいる。当時そんなにおかしかったのか?」

    家族や友人たちの賛同を得られずにも関わらず、カークは急成長しているシーンのなかでキープレイヤーとして名をあげていた。1983年にはデイヴ・ムステインの入れ替えでメタリカに加入するという急な話を受けた。当時メタリカはアンダーグラウンドのメタル界において最もホットなバンドであり、アンダーグラウンドのメタル界で最もホットなデビューとなる『Kill 'Em All』のレコーディング前夜だった。脅威的な状況で、かろうじて20代になったばかりの男の自信と成熟によって処理されたのである。

    「すでにたくさんの素晴らしい楽曲のあるバンドに入ったから、自分を強化しないといけないと感じていた。」と認めるカーク。「でもすでに自分が書いていたリフのなかにはとてもすごいリフがあると自負していたから、その過程に自分をどう組み込んでいくかという問題だけだったんだ。でもメタリカの一番良いところは、“高校の頃に始めたバンド”よりも、このメンバーたちと一緒にいる方がピッタリくると感じたってことだね。それは俺にとってほろ苦いことだったけれども、それが現実だった。この音楽の旅路を続けたかったら、信念を貫かなくちゃいけなかった。だからメタリカに入ったんだ。0.001秒から意気投合した。同じ場所から来て、同じものを聴いて、同じ美学、同じ耳を持っていた。だからそれは自然なことだったよ。」

    ジェイムズ・ヘットフィールドのクランチギターに並行して、カーク・ハメットのブルースなリックと歌いやすいリードは、メタリカのサウンドを強力なものにしている。それは彼(の加入)が当初の計画にはなかったと考えるにはいまだに不可思議に思える。それからもちろん、カークの最も象徴的な特徴、つまり彼の愛するワウペダルがある。

    「俺にとってワウは人間の声に似ている。」彼は自分の大好きなオモチャのことをよくわかっている。「いかにも“ワウのサウンドです”っていうんじゃなく、その瞬間にどんなふうに感じてもトーンを操作できるってことなんだ。実際、自分のより深い部分とより良い繋がりを創り出している。ヘンドリックスは実際にワウペダルを使っているのを聴いた最初の人ではなかった。それはシン・リジィのブライアン・ロバートソンなんだ!『Jailbreak』の「Warriors」って曲で気づいたのが最初だった。彼は2、3の音をワウで出していて、俺は友だちに言ったんだ。“あれは何なんだ!?”彼は“あれはワウペダルだよ”ってね。“すげぇ最高!”って俺の心に刻まれたよ。」

    メタリカがメタル界で最大のバンドとみなすサウンドにおいて、彼が要となるのを手助けとなったワウペダルは彼のトレードマークとなった。何年もかけて進化し、適応し続けてきたサウンド、そして2003年の『St.Anger』では、そのカークの特質、つまりギターソロがバッサリ落とされて、かつてないほど論争の的となった。彼はその当時、強く反対し、彼の嫌悪感は落ち着くどころではなかった。

    「当時はそれが適切だったんだろうけど、振り返ってみると、あれは今もってそれほど適切ではなかったようだね!」カークはゆっくりと語った。「俺はいつだってあれに反対するだろうけど、あのアルバムの後にメッセージが帰ってきたと思う。メタリカにはソロが必要だ!ってね。みんなはそれを聴くのを楽しみにしている。だから俺にとっては奇妙な弁明だった。」

    2003年の流行りがギターソロに反対だったが、2018年の流行りはまるっきりギター反対になっているように見える。我々の会話はギブソンが破産した翌日に行っていた。昔ながらの6弦が直面している問題について訊ねると、カークは怒るというより傷ついているようだった。

    「俺はそれが何なのかわからないけど、みんながギターに違う光を見ていると思える。そしてサンプラーやその他のクソのためにその座を明け渡しているようだ。それは時代の兆しなんだろう。すべての楽器がそうであるように、流行りから外れる時はある。80年代初頭、ギターは80年代半ばに再登場した時ほど人気はなかった。俺たちはギターで実際に音楽を創る行為に熱意がある限り、そこから何が起きるか見ていく。俺にとって悲しいニュースだけど、ギブソンが勝つことを願っているよ。彼らは過去にもそうだったんだから。」

    ギターの衰退の証拠は我々の周りにあるが、まだ各ギタリストの運指に喜び取りつかれている、激しい聴衆がいる。彼らはカークがソロアルバムに取り組む日を今か今かと待っている。それについてはどうなのだろうか?

    「俺はあまりに多くの材料を持っているけど、それは明らかにメタリカのものではない。その山はますます大きくなっている。近いうちに正しいと感じる時が来たらね。」カークは考えにふけった。「俺はまだメタリカに寄与できることがたくさんあると感じている。それがもっと仕上がったら、他のことをやろうと思うかもしれない。」温めている彼のテーマ、カークはソロアルバムのLPに我々が何を期待すべきかを検討してくれた。「それはまったくメタルアルバムのようにはならないだろうね。」彼はそう認める。「スタイルはとても奇妙で広範囲なものになるだろうけど、それと同時にまとまったものになると思う。俺はもし俺たち全員がソロをやって独立した自主的な何かをやっても驚きはしないだろうね。それは健康的だし、それどころかバンドに戻る時には、もっと熱意を持って戻ってくることになるだろうし。ちょっとキャンプ旅行に行く感じがするし、いつだって家に戻って暖かいベッドに帰るのはいいもんだよ!」

    物思いにふけって、我々の会話が途絶えてきたなか、カークは自身の楽器がスピリチュアルな凄さが彼にとって何を意味するのかについて考えていた。「自分はギターをラウドにアグレッシヴに弾くために生きている」と彼は強調する。「俺にとって治療的な効果がある。魂の大きな穴を埋めてくれる。手にした最初の日からそうだったし、いまだに上達している。まだ頂点を極めたとは思ってない。発見と経験を繰り返す長い音楽の道だ。音楽的に自分は今まで一番良い場所にいて、とても幸運だと感じているよ。すぐにピークに達する人もいるけど、それだと若かった時のことをやってもやり直しはきかない。自分は続けていきたいし、現状に満足なんかせずに、いつも将来に目を向けているよ。」

    Metal Hammer(2018-09-26)

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    予告されていた『...And Justice For All』のリマスター盤の発売日が発表されました。発売は2018年11月2日。リリースされるリマスター盤仕様は種類が多いですが整理すると次の通り。

    ・Deluxe Box Set
    ・3-CD Expanded Edition
    ・Vinyl
    ・CD
    ・Cassette

    これにそれぞれTシャツ(Men's or Women's)をつけたバージョン、デジタルダウンロード版の3仕様(Deluxe Box Set、Expanded Edition、Remastered)を含めれば全部で18種類です。

    すでにMetStoreにて予約の受付が始まっています。
    https://www.metallica.com/store/justice/

    今回のデラックスBOXSETの開封動画はカーク・ハメットが担当。


    6:00過ぎたあたりからラーズとジェイムズがチャチャ入れに来ますが、7:00ジャストのところで思わず「ちょっと!ジェイムズ!(笑」となってしまったのは私だけでしょうか。

    リマスター音源から「Dyers Eve」、ライヴ音源から「Eye of the Beholder」も公開されています。




    デラックスBOXSET盤には未公開写真を含めた120ページのハードカバーブック、3CD盤には28ページのブックレットが付いてきます。

    開封動画にある通り、今回のデラックスBOXSET盤もこれまで未公開だった音源(楽曲の初期段階のミックス等)を収録。さらには貴重なライヴ音源・映像から伊藤政則氏のインタビューまで、、、てんこ盛りです。

    ajfa-deluxe-box-set

    LP 1 & 2: ...And Justice for All (Remastered)


    SIDE ONE

    1. Blackened
    2. ...And Justice for All

    SIDE TWO

    1. Eye of the Beholder
    2. One

    SIDE THREE

    1. The Shortest Straw
    2. Harvester of Sorrow
    3. The Frayed Ends of Sanity

    SIDE FOUR

    1. To Live Is to Die
    2. Dyers Eve

    Remastered by Reuben Cohen at Lurssen Mastering, Los Angeles, CA
    Vinyl lacquers by Chris Bellman at Bernie Grundman Mastering, Hollywood, CA

    LP 3: "One" 10" Picture Disc

    SIDE ONE

    1. One

    SIDE TWO

    1. Seek & Destroy (Live at Reunion Arena, Dallas, TX – February 5th, 1989)

    Artwork by Pushead
    Remastered by Reuben Cohen at Lurssen Mastering, Los Angeles, CA

    LP 4, 5 & 6: Seattle ‘89

    SIDE ONE

    1. The Ecstasy of Gold
    2. Blackened (Live)
    3. For Whom the Bell Tolls (Live)
    4. Welcome Home (Sanitarium) (Live)

    SIDE TWO

    1. Harvester of Sorrow (Live)
    2. The Four Horsemen (Live)
    3. The Thing That Should Not Be (Live)

    SIDE THREE

    1. Bass Solo (Live)
    2. Master of Puppets (Live)
    3. Fade to Black (Live)

    SIDE FOUR

    1. Seek & Destroy (Live)
    2. ...And Justice for All (Live)
    3. One (Live)

    SIDE FIVE

    1. Creeping Death (Live)
    2. Guitar Solo (Live)
    3. Battery (Live)

    SIDE SIX

    1. Encore Jam (Live)
    2. Last Caress (Live)
    3. Am I Evil? (Live)
    4. Whiplash (Live)
    5. Breadfan (Live)

    Recorded live on August 29th and August 30th, 1989 at Seattle Coliseum in Seattle, WA
    Mixed by Greg Fidelman
    Mastered by Reuben Cohen at Lurssen Mastering, Los Angeles, CA
    Vinyl lacquers by Chris Bellman at Bernie Grundman Mastering, Hollywood, CA

    CD 1: ...And Justice for All (Remastered)

    1. Blackened
    2. ...And Justice for All
    3. Eye of the Beholder
    4. One
    5. The Shortest Straw
    6. Harvester of Sorrow
    7. The Frayed Ends of Sanity
    8. To Live Is to Die
    9. Dyers Eve

    CD 2: Interviews

    1. KSDT Interview with Jason
    2. Circus Magazine Interview with James
    3. KNAC Report from LA Monsters of Rock
    4. KHDX Interview with Kirk
    5. Metal Forces Magazine Interview with Lars

    CD 3 & 4: Riffs, Jams & Demos

    Disc One

    1. Blackened (1987, From James’ Riff Tapes)
    2. Blackened (1987, From James’ Riff Tapes II)
    3. …And Justice for All (1987, From James’ Riff Tapes)
    4. …And Justice for All (1988, From James’ Riff Tapes)
    5. Eye of the Beholder (1987, From James’ Riff Tapes)
    6. Eye of the Beholder (1987, From James’ Riff Tapes II)
    7. One (1987, From James’ Riff Tapes)
    8. The Shortest Straw (1986, From James’ Riff Tapes)
    9. The Shortest Straw (1986, from James’ Riff Tapes II)
    10. Harvester of Sorrow (1987, From James’ Riff Tapes)
    11. The Frayed Ends of Sanity (1987, From James’ Riff Tapes)
    12. To Live Is to Die (1986, From James’ Riff Tapes)
    13. To Live Is to Die (1988, From James’ Riff Tapes)
    14. Dyers Eve (1986, From James’ Riff Tapes)
    15. Dyers Eve (1987, From James’ Riff Tapes)
    16. Blackened (October 1987, Writing in Progress)
    17. …And Justice for All (October 1987, Writing in Progress)
    18. …And Justice for All (October 1987, Writing in Progress II)
    19. One (October 1987, Writing in Progress)
    20. The Shortest Straw (October 1987, Writing in Progress)
    21. …And Justice for All (November 1987, Writing in Progress)
    22. The Frayed Ends of Sanity (November 1987, Writing in Progress)
    23. One (November 1987, Writing in Progress)
    24. Dyers Eve (November 1987, Writing in Progress)
    25. Eye of the Beholder (November 1987, Writing in Progress)
    26. To Live Is to Die (November 1987, Writing in Progress)
    27. The Shortest Straw (December 1987, Writing in Progress)
    28. Harvester of Sorrow (December 1987, Writing in Progress)

    Disc Two

    1. Blackened (November 1987 Demo)
    2. …And Justice for All (November 1987 Demo)
    3. Eye of the Beholder (November 1987 Demo)
    4. One (November 1987 Demo)
    5. The Frayed Ends of Sanity (November 1987 Demo)
    6. Eye of the Beholder (January 1988 Demo)
    7. The Shortest Straw (January 1988 Demo)
    8. Harvester of Sorrow (January 1988 Demo)
    9. Dyers Eve (January 1988 Demo)
    10. To Live Is to Die (January 1988 Demo)

    CD 5: Rough Mixes from the Vault

    1. Blackened (Work in Progress Rough Mix)
    2. …And Justice for All (Work in Progress Rough Mix)
    3. Eye of the Beholder (Work in Progress Rough Mix)
    4. One (Work in Progress Rough Mix)
    5. The Shortest Straw (Work in Progress Rough Mix)
    6. Harvester of Sorrow (Work in Progress Rough Mix)
    7. The Frayed Ends of Sanity (Work in Progress Rough Mix)
    8. To Live Is to Die (Acoustic Intro) (Work in Progress Rough Mix)
    9. To Live Is to Die (Work in Progress Rough Mix)
    10. Dyers Eve (Work in Progress Rough Mix)
    11. Breadfan (Work in Progress Rough Mix)
    12. The Prince (Work in Progress Rough Mix)

    CD 6 & 7: Live at the Troubadour, West Hollywood, CA - May 24th, 1988 + B-Sides

    Disc One

    1. Creeping Death (Live)
    2. For Whom the Bell Tolls (Live)
    3. Welcome Home (Sanitarium) (Live)
    4. The Four Horsemen (Live)
    5. Whiplash (Live)
    6. Fade to Black (Live)
    7. Seek & Destroy (Live)
    8. Master of Puppets (Live)
    9. Encore Jam (Live)
    10. Last Caress (Live)
    11. Am I Evil? (Live)
    12. Battery (Live)

    Disc Two

    1. Encore Jam #2 (Live)
    2. Harvester of Sorrow (Live)
    3. Leper Messiah (Live)
    4. Blitzkrieg (Live)

        B-Sides
    5. Breadfan (Remastered)
    6. The Prince (Remastered)
    7. For Whom the Bell Tolls (Live) *
    8. Welcome Home (Sanitarium) (Live) *
    9. Seek & Destroy (Live) *
    10. Creeping Death (Live) *
    11. Harvester of Sorrow (Live) **
    12. One (Live) **
    13. Breadfan (Live) ***
    14. Last Caress (Live) ***

    * Recorded live at Reunion Arena, Dallas, TX on February 5th, 1989
    ** Recorded live at Seattle Coliseum, Seattle, WA on August 29th, 1989
    *** Recorded live at Seattle Coliseum, Seattle, WA on August 30th, 1989

    CD 8 & 9: Live at the Hammersmith Odeon, London, England - October 10th, 1988 + Radio Edits

    Disc One

    1. Welcome Home (Sanitarium) (Live)
    2. The Four Horsemen (Live)
    3. Harvester of Sorrow (Live)
    4. Eye of the Beholder (Live)
    5. Bass Solo (Live)
    6. Master of Puppets (Live)
    7. Damage, Inc. (Live)
    8. One (Live)
    9. Seek & Destroy (Live)
    10. …And Justice for All (Live)
        *Note: there is a tape cut on this track

    Disc Two

    1. Encore Jam (Live)
    2. Creeping Death (Live)
    3. Fade to Black (Live)
    4. Guitar Solo (Live)
    5. Battery (Live)
    6. Encore Jam #2 (Live)
    7. Last Caress (Live)
    8. Am I Evil? (Live)
    9. Whiplash (Live)

        Radio Edits
    10. Eye of the Beholder (Radio Edit)
    11. One (Radio Edit)
    12. ...And Justice for All (Radio Edit)

    CD 10 & 11: Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA - December 7, 1988 + More

    Disc One

    1. Blackened (Live)
        *Note: there is a tape cut on this track
    2. For Whom the Bell Tolls (Live)
    3. Welcome Home (Sanitarium) (Live)
    4. Leper Messiah (Live)
    5. Harvester of Sorrow (Live)
    6. Eye of the Beholder (Live)
    7. Bass Solo (Live)
    8. Master of Puppets (Live)
    9. One (Live)
    10. Seek & Destroy (Live)

    Disc Two

    1. …And Justice for All (Live)
    2. Encore Jam (Live)
    3. Creeping Death (Live)
    4. Fade to Black (Live)
    5. Guitar Solo (Live)
    6. Battery (Live)

        Live at UIC Pavilion, Chicago, IL - November 18th, 1988
    7. Last Caress (Live)
    8. Am I Evil? (Live)
    9. Whiplash (Live)

    DVD 1: ...And Camcorder for All & "One"

    ...And Camcorders for All
    Featuring previously unreleased footage shot on Lars' camcorder

    1. Intro
    2. Barcelona
    3. Leiden
    4. San Francisco
    5. San Antonio
    6. Dallas
    7. Philadelphia
    8. Buffalo
    9. Auckland
    10. Osaka
    11. Hoffman Estates
    12. Richfield
    13. Thornville
    14. Greenville
    15. Atlanta
    16. Biloxi
    17. Concord
    18. Irvine (Night #2)
    19. Irvine (Night #3)
    20. Sao Paulo (Night #1)
    21. Sao Paulo (Night #2)

    "One"

    1. 2 of One Introduction with Lars
    2. One
    3. One (Jammin’ Version)
    4. One (Live at the 31st Annual GRAMMYR Awards)

    "One" B-Roll
    Previously Unreleased

    1. Intro
    2. Band
    3. Lars
    4. Kirk
    5. James
    6. Jason
    7. More Band

    DVD 2: Live at Shoreline Amphitheatre, Mountain View, CA - September 15th, 1989

    Previously Unreleased

    1. The Ecstasy of Gold
    2. Blackened
    3. For Whom the Bell Tolls
    4. Welcome Home (Sanitarium)
    5. Harvester of Sorrow
    6. The Four Horsemen
    7. The Thing That Should Not Be
    8. Bass Solo
    9. Master of Puppets
    10. Fade to Black
    11. Seek & Destroy
    12. …And Justice for All
    13. One
    14. Creeping Death
    15. Guitar Solo
    16. Battery
    17. Encore Jam
    18. Last Caress
    19. Am I Evil?
    20. Damage, Inc.
    21. Blitzkrieg
    22. Breadfan

    DVD 3: Live at the Stone Balloon, Newark, DE - August 7th, 1989
    Previously Unreleased Fan-Shot Footage

    1. Backstage Shit
    2. The Ecstasy of Gold
    3. Creeping Death
    4. For Whom the Bell Tolls
    5. Welcome Home (Sanitarium)
    6. The Four Horsemen
    7. Harvester of Sorrow
    8. Phantom Lord
    9. Bass Solo
    10. Master of Puppets
    11. Fade to Black
    12. No Remorse
    13. Seek & Destroy
    14. Last Caress
    15. Am I Evil?
    16. Motorbreath
    17. Hit the Lights
    18. Blitzkrieg
    19. Damage, Inc.
    20. Breadfan

    DVD 4: Justice On Wheels, Masa Ito Interviews, Raw Live Footage

    Justice On Wheels - A MuchMusic Documentary

    1. Intro
    2. The Road Crew
    3. The Fans
    4. The Band
    5. The Video

    Masa Ito Interviews
    Previously Unreleased

    1. Lars
    2. James
    3. Jason
    4. Kirk

    Raw Live Footage (Live at JFK Stadium, Philadelphia, PA – June 11th, 1988)
    Previously Unreleased

    1. Whiplash
    2. Fade to Black
    3. Seek & Destroy

    Raw Live Footage (Live at RPI Field House, Troy, NY – March 15th, 1989)
    Previously Unreleased

    1. Master of Puppets
    2. One

    Raw Live Footage (Live at Copps Coliseum, Hamilton, Ontario – April 8th, 1989)
    Previously Unreleased

    1. Master of Puppets
    2. One
    3. Seek & Destroy

    Metallica.com(2018-09-06)
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    前回の「So What!」の続きから。

    WorldWiredTourで定番化したカーク・ハメットとロバート・トゥルージロのご当地曲コーナーについて、メンバーが思うところを語ってくれています。管理人拙訳にてご紹介。

    20180628_194210_7549_7088

    ステファン
    ロブとカーク(のパート)は発展していったよね、つまりちょっとしたジャムからセッションになり(訳注:原文ではnoodleからdoodleになったとある)、今や1つのモノになっている。そうでしょ?

    ラーズ
    デュエットだよ。

    ステファン
    ショーのポイントになっている。

    ラーズ
    (ロブとカークの方を向いて)この(休暇中の)夏に2人がロードに出て、全ての国でそんなことをやるかもしれないね…

    ロブ
    それはないな!

    ラーズ
    計画するなら協力するよ。

    カーク
    家族がそんなことをするのを望んでいるとは思わないね。

    ステファン
    ショーにもたらしたことは何かを話してよ。

    ジェイムズ
    そこに自分がいないってのが最高だね!このバンドの他の誰かがアイデアを思いついて、そうなっているっていうのがさ。実を結んだけど、(こういうことは)有機的に起こっているんだ。ステージ上のラップみたいにね(ラップ:ジェイムズは曲のあいだのMCのことを言っている(So What!編集部))。「そのラップはあれよりも良かった」「あれはうまくいったけど、あれはちょっとね」なんて言っているかもしれない。でも俺が言うことを信頼してくれていると思うし、実際に起きている。何が言いたいのかと考える。うまくいくときもあれば、いかないときもある。より心地いいときもあれば、長くなったり、短くなったりするかもしれない。でも俺も話好きになっている。俺が思うに、(カークとロブの)セクションも同じじゃないかな。本当にクールなものを思いついたね。

    本当にうまくいくこともあれば、そうじゃないときもある。当たったり、外したりだけど、それをやっているという事実はそのリスクにも共感しているんだ。「地球最大のメタルバンド」なんてのが、a-haの曲でおふざけしてたり、俺が小さな子どもに向かって「やぁ」なんて言ったりすること、人間的側面と崇敬される側面を見せていることでみんなに共感されていると思う。結局のところ、良いニュースはそこを離れてもまた戻ってくる。(良し悪しを)評価する人を持とうとしてしまうけど、そんな人はそこにはいない。そんな人は楽しい瞬間を体感していない。だから俺は毎晩何が起きるのか見ることは、とてもエキサイティングだとわかったんだ。素晴らしくなる保証はどこにもない。

    ラーズ
    でも今やみんなが実際に楽しみにしているというのも本当にクールなことだよ。以前は冗談で言ってたし、誰を軽視することもなく言えることなんだけど、ドラムソロ、ベースソロ、ギターソロってのは間違いなくトイレ休憩(の時間)だった。あるいは「Tシャツ売り場に行こう」とかね。今やみんながそれについて話している。俺たちがミート&グリートをやるとさ…「今夜のロブとカークは何をやるの?」って。

    カーク
    そう、いろんな予想があるよ。

    ラーズ
    「来週は何が起きるの?」って。今やこういう他のことがそれ自身の命を宿している。それが本当にクールなんだ。俺にとってそれがショーの期待の一部であるっていう事実は素晴らしいことだと思う。

    ジェイムズ
    しかも俺たちは休めるしね!

    ロバート
    まぁ自分にとっては、成長・学習っていうコンセプトやこの歳で今ツアーが出来ていることにいつも感謝しているよ。リスクを冒して、ハンガリーとかプタペスト出身のバンドやバルセロナ出身のペレットと呼ばれているカタルーニャのルンバのアーティストについて学べることも楽しめている。本当にいい感じだ。自分が気づかなかった曲のなかにも興味をそそるものがあるってことに気づかされた。加えて言葉のこともある。ドイツ語で歌うよう練習するのは本当に興味深い。俺の義母はドイツ人だから彼女の助けを借りたり、妻のクロエに訊いたりしている。そういう面白いことがあるね。だから全てがかなりの冒険になったわけだけど、ジェイムズの言うようにそれはリスクでもある。「Halo On Fire」を弾いてるあいだにちょっとビビったりするよ。「あと2分後にはチェコ語でこの歌を歌わないといけないな」なんて考えちゃってさ。それで深呼吸するってわけ…。

    ラーズ
    俺なんかは「あと2分で引っ込んでお休みだ」って感じだね。彼が訳の分からないことをするぞ!!!って。

    ジェイムズ
    チェコ語で歌わ「なければならない」。これはやる必要はない。自分でやりたがってるわけだから。

    ロバート
    でもやりたいんだ。なぜだかわかる?

    カーク
    彼は今日フィンランド語で歌うよ。

    ロバート
    そう。いいかい、これは俺が本当に信じてやってることなんだ。

    ジェイムズ
    今夜で歌うのは終わりかな???(訳注:インタビュー当日はヨーロッパ公演最終日)

    ロバート
    実際、そうだね。

    カーク
    今夜でね。

    ロバート
    すぐにでも言いたいのは、俺にとって、ベストを尽くしているってことだよ。あと、普通に感じているのは、そこにいる人たちが何が起きているかをわかっているってことなんだ。そう頻繁じゃないけど、どういうわけかわからない時っていうのはある。俺の言ってることわかるよね?だから仕事の倫理は強くなくちゃならない。この2公演は本当に頑張っているよ。カークと一緒に、この挑戦がさらに良い方向になるよう挑戦して仲間意識を持つことを楽しみにしているよ。特にヨーロッパでは、みんなは少なくとも何を体験することになるのかわからない状態で来て、突然「あぁこれか!」ってなるんだ。

    先日も俺はここにいるみんなに言ったんだ。「俺たちa-haの曲をやるつもりなんだ。最初はブーイングがくるだろうね。覚悟しといて。それからそれが大好きになるはずさ」まぁ、よかったのはブーイングはなかったってことだ。どういうことかわかる?俺はそれがわからなかった。俺は自分自身の最悪の批評家なんだ。もし俺がそこで(本来のメロディを弾かずに)激しく弦を連打してたら、何よりも自分にダメ出ししてただろうね。だから少なくとも100%捧げることがわかっていれば、誰が何を言おうと気にしない。「ベストを尽くした。それを誇りに思う。」とね。

    ジェイムズ
    そう、それがまさにメタリカだ。それがメタリカなんだ。



    ロバート
    イチかバチかやってみて、(結果は)それはそれだ。

    ジェイムズ
    わかってると思うけど、ロブから、マイクの近くにいても恐れを感じる。

    ロバート
    そうだよ。

    ジェイムズ
    彼は加入した頃から…俺が歌の助けを望んでいていたことを彼は知っていた。もっと安心できるようにとヴォーカルレッスンを受けていたよ。今や俺がやりたいとも思わないことをやっている。チェコ語で歌っているんだから!!

    ロバート
    外国語でっていうのはクレイジーだね。でも全てが楽しいし、新鮮だし、こうなるはずじゃなかったんだ。有機的に起きていて、素晴らしいよ。

    カーク
    何かクールなことをやりたいってだけで完璧な成果になったね。ある時点でロブと俺は膝を突き合わせて、俺に訊ねたんだ。「それぞれ別々の日に、こういう曲をやりたくない?」俺はそれを見て「いいじゃん」となった。俺はすぐに何かを学んで、それをうまいことやり遂げるって挑戦は好きなんだ。俺にとってクールなことだった。さまざまなスタイルを学ぶ挑戦も好きだしね。そういうもののなかにはチェコの「Jožin z bažin」みたいに超ローカルなものもあった。

    ラーズ
    …地元のクールな曲でちょっとしたツアーでもやるか?最初に地元のクールな曲を選んで、それから日取りをブッキングしよう。

    ジェイムズ
    ヨーロッパで本当に素晴らしいのは、スポーツ、サッカーチームみたいに、そういう曲をとても誇りに思っているってことだね。何か愛国心があるというか。

    ステファン
    アンセムがあるよね。

    ジェイムズ
    スポーツ、言語、曲。「これは俺たちにとっての歴史的な曲だ」っていうね。だからアメリカやオーストラリアとかに行くときにも挑戦するよ。国自体がもっと広大だからね。どうやったら地元の誇りに触れられる?

    カーク
    そのことについて昨日話していたんだ。次のツアーの最初の3、4ヶ月は実際やってみたんだ。1か所に複数のアーティストがいる場合に自分たちができることについてアイデアや提案をしながらね。マッシュアップとかメドレーとか、どうやったらうまくいくか話していたんだ。

    ロバート
    …これを時間内に収めながら、1分だったり1分半でこれ、1分半であれをやるって感じだね。とても面白いものになるよ。だってアメリカじゃ、多種多様な都市にいると複雑になるからね。

    カーク
    そうそう、デトロイトとかシカゴとかね。

    ロバート
    まさしく。ミシガンなら一般的に、すでにたくさんの人たちがいるでしょ?つまり、とても多くの可能性があるってことなんだ。少なくとも2018年にはそれをちゃんとマッピングして、先を見ながら、本当にクールなものになるよう、どんな挑戦になるかがわかるだろうね。

    カーク
    アメリカには「地元愛」がある。俺が「地元愛」と言えば、このバンドとこの街、このバンドとこの州であり、この町のことだね、一緒にやってきたことがたくさんある。

    ロバート
    (サウスダコタ州)スーフォールズとか(ノースダコタ州)グランドフォークスみたいに、クールなものがあってそれを見つけた時なんて「うぉぉぉ!こりゃいいね!」ってなるんだ。全てサプライズになる。

    ステファン
    そうなると訊かなきゃならないのは、こういう風に発展して行った時に、ラーズとジェイムズに「ねぇ今夜はこの曲をやろうと思うんだ」とか何とか伝えていると思うんだよね。ラーズとジェイムズにとって、信じがたい曲とかピンとこない曲を出されたら、どれほど耐えがたいものなのかな?何も言わずにいることはどれほど難しいものなのかな?

    ラーズ
    さっきジェイムズが言っていたように、俺たちはそこに関知していない。

    ジェイムズ
    俺は信頼しているよ。俺が2人は紹介する時はね。「ハロー!俺たちは大きなクソロックバンドだが、本当にバカになることだろう…さぁ一緒に!」ってね。そういう単純なことだよ。もしそれをやらなかったら、機会を逃すことになる。どうぞやってくれ。

    ステファン
    正直言って、それはこのバンドの成長の大きな証だと思う。

    ラーズ
    俺は関与しないよ。信頼してるし、気になったり、興味をそそる時はあるけど、関与はしない。俺はそれを判断したりはしないんだ。

    カーク
    不可避な要素の1つは、ロブと俺が「Poppy」とか「Off kilter」の曲をやると決めたら、それは俺たちというフィルターを通したものだってこと。だから99%違うサウンドになる運命なんだ。

    ジェイムズ
    超ポップだったり、超パンクだったり、俺たちのジャンル外のものをやる方がよっぽど簡単だよ。人があまりジャッジしないからはるかにやりやすい。「わぁ、あれは面白かったな!」ってなるからね。

    カーク
    不意をつかれるからね。

    ジェイムズ
    地元のロックとかメタルのような別の同年代のバンドをやろうとするくらいなら、自分たちの枠外から出た方がいいだろう。

    ロバート
    こんなことこれまでやったことないだろう?こないだアメリカから知人がメールをくれたんだけど、そこには「こりゃあ、すごくイイね!」って書いてあった。「…キミらのやってることは最高だわ」ってメッセージをアメリカからたくさんもらっている。この友人は(フランク・)ザッパがこういうことをやっていたと言ってた。俺は「そりゃすごい。ザッパは最高だ。ザッパは歌ったりしたの?ハンガリー語とかチェコ語で?」と言ったら「いいや、それは彼もやってないよ」って。だからこれまで誰もやってないんだ。特に俺たちがやっているようなことをバンドでっていうのはね。

    ステファン
    最後の話題に進む前にもう少し質問を。1人ずつ、これまでやったなかでお気に入りのカバー曲は何かな?

    ラーズ
    マンチェスターで(オアシスのカバー)「Don’t Look Back in Anger」をやったのは、感情を揺さぶられて最高だったな。

    カーク
    あれは最高だった!

    ラーズ
    あの時点で起きていたこと(訳注:アリアナ・グランデのマンチェスター公演終演後の自爆テロ)があったから、違う次元で心打たれたよ。

    カーク
    あぁ本当にそうだね。

    ラーズ
    あの曲が持つ歴史と最近マンチェスターで起きたことがその理由だろうね。

    カーク
    より大きなものを意味していたり、関係していたりという点では、あれは俺たちがやったなかで一番感情を揺さぶられる時間だったよ。

    ジェイムズ
    そこにはカップルがいたんだ。つまり、観衆が束の間の一時をどこにいるのか忘れて、だからメタリカのショーに参加しているんだけど、何が起きたのかを忘れたがっていた。そんななかで、彼らは自分たちがいる場所に、彼らが知っているあの曲に敬意を払うんだ。大声で歌っている時はいつだって、最高だ!そこには繋がりがある!ロブが地元の言葉で歌おうが歌うまいが、そのメロディーによって、観衆はそれを理解して大声で歌ってくれる。あれは最高の気分だよ。

    ステファン
    クールだね。

    Metallica.com(2018-07-05)



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    一身上の都合により更新が滞っておりましたが、ボチボチ再開できればと思います。
    まずは「Metallica Night」の話題から。

    現地時間2018年4月25日にサンフランシスコのAT&Tパークにて、サンランシスコ・ジャイアンツとのコラボ企画「Metallica Night」が行われました。今回はなぜかジェイムズ・ヘットフィールドはイベントに不参加でしたが、例年通り国歌演奏、始球式が行われました。
    MetallicaNight2018

    カーク・ハメットのアメリカ国歌演奏


    ラーズ・ウルリッヒの始球式


    いつもはジェイムズが行っている選手紹介アナウンスはロバート・トゥルージロが担当した模様。
    rob_2018_an

    欠席したジェイムズ以外のメンバーのサインが入った、カークが国歌演奏で使っていたギターのプレゼント企画が行われています。下記エントリー用URLからメタリカの慈善団体「All Within My Hands Foundation」に10ドル寄付を行うことでエントリーとなります。


    エントリー用URL
    https://www.crowdrise.com/o/en/campaign/metallicaguitar

    またMetStoreでは、「Metallica Night」仕様のベースボールキャップが発売中です。
    https://www.metallica.com/store/14694/sf-giants-two-skulls-snapback-hat?category=clothing/hats

    'Talllica Japanのページでは、現地リポートもあがっていますので合わせてどうぞ。
    https://www.facebook.com/Tallica.Japan/posts/1465509880243999




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    カーク・ハメットがデイヴ・カロンと共に創設したギターペダルメーカーKHDKエレクトロニクスが物販サイトを始動。
    KHDKgoods

    Tシャツ、フーディーやポスター、スマホケース、マグカップまでグッズ展開をしています。

    KHDKエレクトロニクス
    https://www.khdkelectronics.com/

    KHDKエレクトリニクス物販サイト
    https://khdk.threadless.com/

    以前にダーク・マター・コーヒーとコラボして自前のブレンドコーヒーを出した際に、パッケージデザインが描かれたフーディーを出したのが好評だったのかもしれません。
    https://www.darkmattercoffee.com/collections/apparel/products/ghoul-screamer-hoodie-unisex
    ghoulhoodiefront_largeghoul_back_large

    カークファンはチェック必須です。
    KHDK


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    カーク・ハメットがゲスト参加したマイケル・シェンカー・フェストのアルバム『Ressurection』が発売されることを以前こちらでもお伝えしましたが、カークが参加した曲「Heart And Soul」が公開されました。

    Heart And Soul


    曲中でカークはロビン・マッコーリーとゲスト参加。マイケル・シェンカーとギターソロを分け合う形で弾いています。

    『Ressurection』は国内盤は2018年2月28日、輸入盤は2018年3月2日に発売。国内盤は、ボーナスDVD付きエディション、500セット数量限定版(CD+ボーナスDVD+Tシャツ付)も発売されます。

    MSF_Ressurection
    Ressurection


    ボーナスDVD付きエディション

    500セット数量限定版(CD+ボーナスDVD+Tシャツ付)

    以下、トラックリストとメンバー。
    01. Heart and Soul (feat. Robin McAuley & Kirk Hammett)
    02. Warrior (feat. Gary Barden, Graham Bonnet, Robin McAuley & Doogie White)
    03. Take Me to the Church (feat. Doogie White)
    04. Night Moods (feat. Graham Bonnet)
    05. The Girl with the Stars in Her Eyes (feat. Doogie White)
    06. Everest (feat. Graham Bonnet)
    07. Messin' Around (feat. Gary Barden)
    08. Time Knows When It's Time (feat. Robin McAuley)
    09. Anchors Away (feat. Doogie White)
    10. Salvation
    11. Livin' a Life Worth Livin' (feat. Gary Barden)
    12. The Last Supper (feat. Gary Barden, Graham Bonnet, Robin McAuley & Doogie White)

    【ボーナスDVD収録予定内容】
    01. ウォリアー(ビデオ)
    02. ザ・ドキュメンテーション
    03. インタビュー
    04. LOUD PARK 2017 来日ドキュメンタリー

    【メンバー】
    マイケル・シェンカー(ギター)
    ゲイリー・バーデン(ヴォーカル)
    グラハム・ボネット(ヴォーカル)
    ロビン・マッコーリー(ヴォーカル)
    ドゥギー・ホワイト(ヴォーカル)
    クリス・グレン(ベース)
    テッド・マッケンナ(ドラムス)
    スティーヴ・マン(ギター/キーボード)

    作品解説はこちらから。

    これまで公開されてきた予告編は以下の通り。

    Warrior


    予告編(日本語字幕付)


    予告編第2弾(日本語字幕なし)


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    アンスラックスのギタリスト、スコット・イアンが、自叙伝『I’m the Man: The Story of That Guy from Anthrax』に続く2冊目の著書『Access All Areas』を出し、販促イベントがニューヨークで行われました。

    クリフ・バートンにまつわるお気に入りの思い出を聞かれたスコットは、麻薬売買の疑いでクリフとともにロンドンで逮捕されて、もう少しでメタリカがロンドンで借りていたアパートから大麻が押収されるところだった時の話を披露しています。以下、管理人拙訳にて多少かいつまんでご紹介。

    scott_cliff

    「クリフがウォークマンが欲しいって言うんで一緒にアパートを出たんだ。寒さの酷い84年のロンドンでのことだ。ウォークマンを買おうと地下鉄でトテナム・コート・ロード駅まで行った。2人の警官が来て俺たちは逮捕された。その警官は俺たちが髪が長いもんだから、ドラッグの運び屋に違いないと思ったんだ。俺たちはそうじゃないと言っていたにもかかわらず、ヤツらは『まぁキミたちに疑いを持っているんでね』ってもんさ。俺は『あんた方がもっといい方法がないとわかってるのはいいことだ』って具合でね。すっかりご機嫌ななめだ。俺はドアにちっちゃい窓のついたコンクリートの小部屋に連れて行かれて、下着姿にさせられ、凍るような寒さだった。6時間もそこで座らされてさ。

    クリフはアパートに大麻入りの大きなバッグを置いてきていた。「ヤバイ」って顔しててね。
    (クリフとともに警官がアパートに出向き、家宅捜索で麻薬を探し回っていて)クリフが数時間後に刑務所に戻されると、俺は着ていた服を返されて、署長が会いたいと言っていると伝えられた。署長室に出向くとクリフが(先に署長室にいて)半笑いの顔を俺に向けて、署長が俺たちに謝罪し始めた。『麻薬を売っているヤツらのいろんな問題を我々は抱えていて、さらに今日はサッカーの大きな試合があるので・・・とか何とかベラベラ言ってきたんで俺は『ちょっと待て、何にもなくて俺たちはOKってことだろ?』と言ってキレちまった。3分くらいそいつにどなりつけてやったよ。『弁護士呼ぶぞ!』ってね。クリフは俺の足を蹴って『黙ってろ、俺たちはもう釈放なんだ』って感じだった。

    とにかく俺たちは刑務所を去ったわけだけど、あの大麻入りの袋はどうなったんだ?ちょっと会場のみんなやFacebook Liveで見ている人たちに訊いてみたいんだけど、10人の警官が2つの寝室のある部屋で大量のドラッグを探すのに、まずどこを探そうとする?どこに隠したんだと思う?冷蔵庫?違う。そう!マットレスの下だ!まさにマットレスの下に大麻入りの大きなバッグを隠していたんだ。ヤツらはマットレスの下を見なかったんだよ。間違いなくロンドン史上最悪の警官だよね。(隠し場所としてはありきたりの)マットレスの下を見てなかったんだからさ。

    10人の警官がクリフと一緒にアパートに来た時、カークがソファでギターの練習をしていた。(いきなりの出来事に)固まっていたそうだ。カークは、俺たち終わったな、クリフの大麻入りバッグが見つけられちまうって思ったみたい。信じられないよね。見つからないなんてさ。それで結局、クリフはウォークマンを手にすることが出来なかったんだ(笑)」


    Loudwire(2018-01-18)
    動画はこちらから。


    scottian_2nd
    Access All Areas: Stories from a Hard Rock Life


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    年も明けまして今年もよろしくお願いいたします。

    大晦日に誕生日を迎えたアンスラックスのスコット・イアンがインタビューでこのほど出版された2冊目の著書『Access All Areas: Stories from a Hard Rock Life』の紹介をしていました。そのなかに書かれたカーク・ハメットとのエピソードについて語っています。BLABBERMOUTH.NETの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    anthrax_scottian

    本の中には1つ(面白い)話があるよ。アンスラックスの他のヤツらとメタリカのメンバーの何人かで「カークの激怒」って呼んでる話でね。サンフランシスコでアンスラックスのショーをやったある深夜のことで、俺たちはストリップクラブやら何やらに出かけていって午前2時半になっていた。全員がかなり酔っぱらっていて、音楽をプレイできるところを探していたら、「この街にはカークが住んでる」って気づいたんだ。

    彼はすでに去っていた。彼は自宅で対処するいくつかの個人的な問題を抱えていたから、俺たちは彼には告げずに彼の家に忍び込むっていう大人の決断をしたのさ。「マークがいるじゃないか」と決めたんだ。デス・エンジェルのマーク(・オセグエダ)だ。マークはカークが家の鍵をどこに置いているか知っていたから、俺たちは家に侵入して地下にあるスタジオでジャムろうとしたんだ。良いアイデアだと思ったんだけどね。午前3時、カークの地下室で酔っぱらったブラック・サバスがジャムってるのは、彼にとって不満だったんだな。あの時点で俺は彼と10年来の仲だったけど、あれほど怒っているのは見たことがなかったよ。

    カークは人生で出会ったなかで一番穏やかなヤツなんだけど、あの夜は全く違った。さながら怒った後、失望した親父のようだった。彼は俺の最高の親友のひとりだったから、彼は「オマエがこんなことするなんて信じられないよ」って具合だった。話には続きがあって、ハッピーエンドなんだ。この話の後半で壊れることになる超高価なガラスのドアがあって、悲惨さが加わってしまうんだけど、俺はもう少し詳しいところをまとめようとしていた。何かの拍子に「あの家にどうやって入ったのかとか誰か覚えてる?」ってなってたくさんメールのやりとりをしてね。だから「誰がこれをやって、誰があれをやった?」っていう詳細をまとめることができたんで、その5、6人にこの本の最後で謝辞を述べたんだ。


    BLABBERMOUTH.NET(2017-12-30)
    インタビュー全編の動画はこちらから。


    スコット・イアンの著書は英語版のみ発売中。
    scottian_2nd
    Access All Areas: Stories from a Hard Rock Life


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