ジェイムズ・ヘットフィールドはカスタム・カーの愛好家でも知られていますが、今回はその最新車がお目見えするとのこと。今回ショーに出展する車についてジェイムズが語ってくれました。

blackpearl

「アートを創るのが好きなんだ。あと車もね。どういうわけか、何の特徴もない車を運転するのは恐いんだ。」

マリン・カウンティの住人であり、ビートニクス・カー・クラブのメンバーでもあるヘットフィールドは、2008年以来、カスタム・カーで受賞歴のあるパートナーのリック・ドーレとカスタムを行った4台を含む7台の車をデザインしてきた。

彼らの最新車である「Black Pearl」はアラメダ・カウンティ・フェアグラウンドでこの土日(2014年3月29日から30日)に行われる予定で、全米から愛好者が集まった第32回グッドガイズ ロッド&カスタムショーのハイライトとなる。この車はエントリーされた40台のなかで今年のグッドガイズ・マザーズ・カスタム賞にと考えられていた。

金属の加工家のマルセルとルク・デレイによりアルミニウムの板から手作りされた、ヘットフィールドの流線形の比類ない「Black Pearl」は、1920年代、30年代の伝統的なアメリカン・カスタムとヨーロッパの特注クラシック・カー・スタイルをミックスさせている。滑らかで漆黒の外観は、後輪の上に突出したフェンダー・スカートを特徴としている。ダッシュボード・ゲージは高級なアールデコ・スタイルに仕上げた。

しかし、おそらくこの車の最もユニークな特徴は、何かのモデルとして識別できそうにないということだ。ヘットフィールドのデッサンからデレイたちが見本を形作ったのだ。

ヘットフィールドはこう語る。「俺たちは左ハンドルの1948年製ジャガー・サルーンから取り掛かったんだ。俺たちが描き続けてきたような欲しかったものは手に入れることができなかった。リックはマルセルとルクに連絡を取った。ゼロから始めるためにね。」

2014年時点で「Black Pearl」はカリフォルニア州ポモナで行われたグランド・ナショナル・ロードスター・ショーやサクラメント・オートラマで多くの賞をかっさらった。

グッドガイズのスポークスマン、ジョン・ドラモンドはこの創造物について「画期的だ」と語る。

「こんな形をした車を最後に見たのはいつだったか思い出せない。彼らはここで新境地を探っているんだ。」

(後略)

ContraCostaTimes(2014-03-25)

残念ながらプレザントンのショーでは受賞を逃したようですが、ジェイムズのカスタム・カーは過去2回カスタムメイドのトップの賞を勝ち取っていて、その車はOrionフェスで展示されていました。

ひとつは2010年に受賞した、1936 Auburn Speedster 「Slow Burn」
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もうひとつは2011年に受賞した、1937 Lincoln Zephyr 「Voodoo Priest」
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ちなみにプレザントンのカスタムカー・ショーのお知らせはこちらから。
https://good-guys.com/?p=7433&option=com_wordpress&Itemid=220

またこの車たちと一緒に来日してくれないかなぁ。。

【訂正・追記】
「Black Pearl」はプレザントンのカスタムカー・ショーでカスタム・オブ・ザ・イヤーを受賞していました。すいません。。詳細はこちらからどうぞ。ショー開催前の記事を誤読してしまい、重ねて失礼しました。。
http://www.barks.jp/news/?id=1000102149

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