メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:エクソダス

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    2017年10月25日にFacebookでサンフランシスコのMetallica HQから生中継されたBritishGQのインタビュー。エクソダスからメタリカに加入したことについて語っていたところが文字起こしされていたので管理人拙訳にてご紹介。

    kirk_exodus

    15歳か16歳でエクソダス(Exodus)を結成した。俺が20歳になるまでに、俺たちは人事異動を経験してきた。バンド内で俺と他のメンバーでいくつかの問題があったね。彼らは俺がやっていたのとは違うドラッグをやり始めたんだ(笑)。それが分裂を招き、メタリカに加入しないかと誘いが来て、俺はそれに飛び乗った。その時点でエクソダスでは物事がそこまでうまく運んでいなかったけど、彼らは俺が去った後に自身を立て直してうまくやり遂げたんだ。

    それに俺はメタリカのライヴを観た後に自分はおそらく彼らと一緒にやった方が良いと思っていた。実際そうだったんだ。(メタリカを)観て、とても冷静に考えていた。「彼らは本当にすごい。彼らは俺とだったらもっと良くなる。」実際そう考えていたんだ。

    それで文字通り、その2週間後にバンドに加入しないかと電話があった。それは運命みたいなものだった。友だちが「ニューヨークへ来いよ」と言っているのを聞いた時って、俺が期待していた電話や誘いとまるでほとんど変わらないものだったんだ。

    不思議な気分だったね。今振り返って見ると、自分自身の運命を果たしていて、運命を果たす意識みたいなものが本当に働いていたように感じるよ。


    UltimateGuitar(2017-11-18)

    インタビュー全編はこちらから。
    https://www.facebook.com/BritishGQ/videos/10155255212686051/

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    カーク・ハメット、エクソダス脱退・メタリカ加入の経緯について語る。

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    MTVの番組で知られるマット・ピンフィールドによるインタビューにて、カーク・ハメットがメタリカ加入時(1983年)のことを振り返っていました。これまで何度も語られてきた話ではありますが、カークの詳細な記憶によってこれまでの話を補完するものとなっています。UltimateGuitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    metallica_1983_4

    メタリカがカリフォルニアを発って、アルバム制作のためにニュージャージー州に行くって頃には、シーンの誰もがわかっていた。彼らが(ベイエリアのスラッシュメタルシーンのなかで)実際にスタジオ入りしてレコードを作る最初のバンドになるだろうってことをね。(だからカリフォルニアを去るにあたって)みんなで彼らのためにお別れパーティーをやったんだ。

    文字通りその4、5日後に俺はメタリカのサウンドマンから電話をもらった。電話の主は当時、たまたまエクソダスのマネージャーでもあったマーク・ウィテカーだった。彼は「やぁカーク、彼らはデイヴ(ムステイン)とうまくいっていないんだ。彼には個人的な問題があってね。だから他のギタリストを探し始めようと考えている。俺がエクソダスのデモテープを流したら、彼らは気に入ってね。キミで試してみることに興味を持っているから、「No Life 'Til Leather」を送るよ。」って言ったんだ。




    それから「それはもう持ってる」「じゃあ曲を練習しといてくれ」「もう何曲かは知ってるよ」「いいね、じゃあ残りの曲も練習していて」って具合で(笑)

    5日後、俺はサンフランシスコ発ニューヨーク行きの飛行機に乗っていた。マーシャルのキャビネットとヘッドを手荷物に入れてチェックインできたんだ(笑)。今じゃ考えられないよね・・・忘れられないよ。空港に迎えに来たのはマーク・ウィテカーとクリフ・バートンだった。ジェイムズとラーズは寝るのに忙しかったからね。マークは俺に会うなり「キミのバッグはどこだ?」って言ったんで、俺はコンベアベルトの小さな入口で詰まってるマーシャルのキャビネットを指さした。マークはコンベアベルトに飛び乗って、キャビネットを右に傾けて通すことができたんだ。

    それからバンに乗ってクイーンズ区ジャマイカ地区にあるミュージック・ビルディングにいる彼らに会いに行った。着いた頃には夜の6時半過ぎで、彼らはもう起きていた。俺は思ったね。「コイツら、すでにロックンロールなスケジュールなんだな・・・」って。

    俺がアンプをセットしていると、彼らはすっかり目を覚まして「どの曲を知ってる?」って言うから「全部わかると思うよ」って答えた。

    最初に一緒に演奏したのは「Seek and Destroy」だった。演奏し始めたら、俺は本当に困惑したよ。ジェイムズとラーズが顔を見合わせてニヤニヤしていたからね。俺は何で笑っていたのか分からなかったよ!俺が曲を間違えていたとか!?ってね。

    演奏を終えると、彼らは俺を見て「OK、他に知ってる曲は?」ときた。結局、全ての曲を一通りやると、彼らは「いいねぇ、もう何回かリハーサルをするよ。金曜日にショーがあるんだけど、できそう?」って聞くんで「あぁできると思う」と答えて、実際そうなったってわけさ・・・


    UltimateGuitar.com(2017-04-11)

    インタビュー全編はこちらから。
    https://audioboom.com/posts/5426524-069-kirk-hammett-on-his-earliest-guitar-memories-joining-metallica-and-their-sixth-1-hardwired-to-self-destruct

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    レコードストアデイ大使として、地元サンフランシスコのラスプーチン・ミュージックでインストアライヴを行い、その様子を世界に配信したメタリカ。ライヴの後、メタリカが1980年代に住んでいた「Metallimansion」として知られる家に近親者のみで集まったとのこと。Metal Hammerの記事を管理人拙訳にて。

    メタリカ、全ての始まりである1980年代の家に帰還

    Metallimansion_Metallica

    レコードストアデイにメタリカは草創期にホームと呼んでいたサンフランシスコのベイエリアの家に戻ることで自分たちのルーツへと再訪した。

    リマスター・デラックス・エディションとして4月15日に発売された1983年のデビューアルバム『Kill 'Em All』と1984年の『Ride The Lightning』の収録曲から9曲、55分のライヴをカリフォルニア州バークレーのラスプーチン・ミュージックで行った後、4月16日にバンドはカリフォルニア州エルセリートのカールソン大通り3132に戻ってきた。

    メタリカはベーシストのクリフ・バートンと共にプレイをし、エルセリートのガレージで彼らの2ndアルバム、そして1986年の『Master Of Puppets』の曲を書き、リハーサルをするためにロサンゼルスからベイエリアに引っ越してきた。

    バンドは家族、友人、スタッフたちと帰還し、市長のグレッグ・ライマンはメタリカはこの街がルーツであることを宣言した。

    ジェイムズ・ヘットフィールドは、こう返した。「この場所に戻れて信じられないほど素晴らしいよ。俺たちは自分たちの歴史で起きたたくさんのことを忘れてしまったと思う。こうやって記憶を呼び起こし、ここにいるみんなの顔をみることは素晴らしい方策だとも思う。ここにいるみんな、そして俺たちと共にこの一部を担ってくれたみんなに感謝したいと思う。」

    「これだけ年月が経っても、まだロックしていられることに本当に感謝したい。自分たちがやりたいことをやれている・・・それは誰にでも起きることじゃない。」

    ラーズ・ウルリッヒはバンドが不純な動機でエルセリートを再訪する計画を立てたことを暴露した。

    ウルリッヒは集まった人々にこう語った。「数年前に俺たちはここに立ち寄って、住んでいた人たちからガレージを買えるかどうか確認するのはクールだと思ったんだ。この海岸地方に本部を置くつもりだったんだけど、ガレージはとうになくなっていたんだ。」

    「誰がガレージを所有していたとしても、自分たちの手に取り戻そう。あのガレージならニューアルバム(の制作)をもっと早く終わらせることになるもしれないからね(笑)」

    Metal Hammer(2016-04-24)

    「Metallimansion」、サンフランシスコを訪れた際にはぜひ行ってみたい場所です。インストアライヴの舞台裏と「Helpless」「Jump in the Fire」そしてMetallimansion帰還の様子がYouTubeの公式アカウントでアップされています。


    この時撮影された写真がメタリカのFacebookのプロフィール写真にされています。
    rasputin_metallica

    「Metallimansion」の集まりには、クリフ・バートンのお父さんやカークのお母さんの姿も見える他、エクソダスのトム・ハンティングも訪れていた模様。
    Lars_James_Tom
    instagramより

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    4月1日はエイプリルフールという認識がすっかり定着しましたが、カーク・ハメットがメタリカ加入を誘われた記念日でもあります。米サイトLoudwireでこの33年前の4月1日について振り返った記事が掲載されていたので管理人拙訳にてご紹介します。

    Exodus-With-Kirk-Hammett
    エクソダス時代のカーク・ハメット(中央)
    1983年4月1日の午後、エクソダスのギタリストだったカーク・ハメットがトイレに入っていた時に電話が鳴った。彼が電話に出ると、電話の主はバンドのマネージャーのマーク・ウィテカーだった。冗談を交わした後、ウィテカーは本題に入り、ハメットにメタリカのオーディションを受けたいか尋ねた。

    この電話をエイプリルフールのいたずらと判断したハメットは「あぁもちろん」と答えて電話を切った。ウィテカーは電話をかけなおし、エクソダスとメタリカの両バンドが親しかったことから、メタリカのマネージャー、ジョニーZがハメットを呼び出すことを望んでいるのだと説明した。ポール・ブラニガンとイアン・ウィンウッドによるメタリカのバイオグラフィー『Birth School Metallica Death Volume 1』によると、ハメットがなぜメタリカがデイヴ・ムステインを追い出したがっているのかウィテカーに尋ねると、ウィテカーは「彼は×××野郎だから」と答えたという。「彼のトーンは×××だし、彼の演奏は・・・彼は酔っ払い××野郎だからね。」

    ウィテカーはハメットにメタリカの『No Life ‘Til Leather』のデモテープのコピーを翌日到着便で送るから、収録曲をマスターするよう言った。到着便を待つ代わりに、ハメットは何人かに電話をかけてテープ交換仲間を通じてデモのコピーを入手した。4月2日の午前0時までに、彼は収録曲の半分をマスターしたのである。

    エクソダスのギタリスト、ゲイリー・ホルトは、ハメットがメタリカのオーディションに行くと言い出した時、最初はビックリしていた。二人は無二の親友である。さらにハメットは彼をギターに誘い、作曲の仕方を教えた一人でもあった。しかし、エクソダスはハメットの創造的な手段であり、ホルトはこのギタリストがいなくなれば、グループの将来的な方向性に対するコントロールを自分がつかむことになると気付いた。ホルトはこう語る。「俺はバンドでもっと速い曲をやりたかったんだ。楽曲はもっとヘヴィで不快なものにしたかった。だからカークが去ったら、俺がやりたかったことをやりたいままできるってわけ。そいつはクールだったね。」

    ハメットのメタリカへの出立を祝って、エクソダスはこのギタリストのためにパーティーを開き、みんなで大層酔っぱらった。それからホルトとヴォーカルのポール・バーロフは、ハメットが写ったエクソダスのプロモーション写真の束を切り出し、ウォルドーフ・クラブ(Waldorf Club)の至る所にピンで留めまくった。ホルトはこう語る。「カークはあの写真を剥がそうと駆けずりまわっていたよ。女性の化粧室にまで駆け入って、トイレのなかからあの写真を引っ張り出してた。なんであんなに必死になってたのかわからないけど、あれは可笑しかったな。」

    1週間後、ハメットはサンフランシスコからニュージャージー州ニューアークへのフライトのあいだ不安だった。彼は自分のアンプとマーシャルヘッドを箱の中に詰めていたのだ。それらの機材をタオルで包み、しっかりとダクトテープで留めていたが、それでもどこか壊れたり盗まれたりしないだろうかと心配していたのである。ギターについては手荷物入れにしまい込んでいたため、いくらかマシだった。飛行機が滑走路に着陸し、ハメットはウィテカーと空港で落ち合い、機材を無事回収した。それからハメットがオーディションに易々と合格するところとなったミュージック・ビルディングへと向かった。メタリカに残されたことは、バンド共同創設者であり、ソングライターでもあったデイヴ・ムステインに(バンド解雇の)話を切り出すだけだった。

    Loudwire(2016-04-01)

    これまでも何度か語られてきたカーク・ハメットの加入エピソードですが、写真の一件は初めて知りました。そこから33年経って、いまだ両バンドとも健在というのはただただ敬服の一言です。

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    エクソダス、そしてスレイヤーとして活躍するゲイリー・ホルト。彼が昔からの友人であるカーク・ハメットとのエピソードをラジオ番組「Full Metal Jackie」のインタビューのなかで披露しています。後半はカークでもメタリカでもなく、完全にエクソダスとスレイヤーの話題ですが興味ある部分なのでつい訳してしまいました。管理人拙訳にて。

    −『Blood In Blood Out』でエクソダスは最高潮だと言える部分はどこですか?

    それは答えるのに常に難しい質問だな。つまり、俺たちは好きだと思えるアルバムをただ作ろうとしているだけだからね。たぶん、そのために自分たちが満足するということは難しいことだしね。そう、だから俺たちはやるべきことをやって、自分たちを失望させないように、そして結局は俺たちのファンを失望させないようにしているだけなんだ。アルバムはまさにやべぇ出来だ。フレッシュで生きてるって感じだ。それはつまりキーはアルバムを・・・アルバムに命を宿すか、アルバムを種無しとか見せ掛けだけのものにするのか?こういうことが俺はいまだに大好きなんだ。それが音楽に表れていると思う。

    −エクソダスの『Blood In Blood Out』は、オリジナルメンバーであるギタリストのカーク・ハメット(現メタリカ)が初めてエクソダスのアルバムで実際に弾いているものとなりました。彼のオリジナルメンバーとしての貢献で、今日のエクソダスのサウンドの一部として続いていることはどんなものがありますか?

    そうだね、カークは俺にギターを弾くってことを教えてくれた。俺に初めてのコード、初めてのフレーズを弾いて見せてくれたよ。俺は彼がやるようにピックを持つんだ。それが俺がいつもそうやるもんだと思っていたやり方だったからね。俺は他の持ち方があるなんて考えもしなかったよ。カークがそういう風に俺に見せてくれたから。そして知っての通り、彼はいつだって俺の親友のひとりなんだ。そして年月を重ねるに連れて・・・ここ数年で本当にまたつながりを持てた。彼がやってきたんで「レコードで弾いてみないか?」となったのさ。彼は興奮してただただ張り切っていたよ。元に戻ったかのようだった。彼はついに自分が創設メンバーだったバンドでレコーディングされている時に弾くことができたんだ。あれは本当に最高だった。やべぇよ。俺もワクワクした。

    −今年、初めてあなたが参加するスレイヤーの新しいレコードが出ますね。スレイヤーとエクソダスのアルバム制作で何か似ている部分はありますか?

    まぁ類似点ってのは俺が思うに音楽にあるね。俺たちは互いに自分たち特有のスタイルを持っている。どちらもずっとそばにある。俺たちはこのスラッシュメタルってジャンルの生みの親なんだ。でも俺たちがアルバムを制作するやり方は大幅に違っている。なぜならケリー(・キング)とヤツらは休むことなくノンストップで、何ヶ月も何ヶ月もレコードを作るって感じなんだ。個人的に、もし俺がそうしてあまりに長く過ごしていたら、本当にアルバム制作病にかかっちまう。エクソダスは、いつも自分たちのスタジオで組み立てていく。ちゃんとしたスタジオでドラムを録って、それからトム(・ハンティング)が住んでるヤギの牧場で他のパート全てをレコーディングしたんだ。スレイヤーは一流のスタジオでセットアップして、そこを長いあいだ使うんだ。俺はいったんレコーディングしたら、ひと月で終わりみたいなもんさ。俺はアルバム制作がとにかく終わったと考えたことはなかった。(ここまでが限界だと)諦めるようなことだったんだ。でもそれはアルバムごとにより良いものにしようと努力し続けるってことでもあるんだけどね。俺は一度作ったものは本当に聴かないから。『Blood In, Blood Out』もミックスを終えてから聴いたことがない。CDを入れたことがないんだ。でもスレイヤーのアルバムはやべぇ出来だよ。みんな吹き飛ばされるだろうね。ある日、俺は9つのソロを弾いた。左手首に痛みが走ったまま弾き続けたよ。突き刺すような、腱をつねったような、そんな感じの痛みさ。それでも弾き続けて、次の日には手首が動かなかったよ。俺はやったと喜んだね。だって数日は弾けないから。そしたらケリーが俺に、アルバムを完成させる前に何か再検討したいことがあるか尋ねたんだ。俺は楽曲を聴いて、これはやべぇって思ったよ。だからそれで終わりさ。ちょうど今、ミキシングの段階だと思うよ。


    −『Bonded By Blood』をレコーディングした当時のまだ子供だったあなたにとって、メタルがこうして進化・成長するということは思ってもみなかったことですか?

    みんなが俺たちがやっていることをいまだに楽しんでくれているなんて想像もつかなかったよ。『Bonded By Blood』をレコーディングした時、もっと具体的に言うと、俺たちがイカれた野郎の集まりだった時、コントロールの効かないただの若者たちが自分たちの聴きたい音楽を作ったんだ。そして30年後、このアルバムはいまだにスラッシュアルバムの指標として考えられているなんて思ったか?全然、思わないよ。俺たちのことを知ってる誰もが驚いている。メタルを健康的にできるのはいいことだ。特に今日のレコード売上げが減少している時代にはね。若いバンドたちにとっては成功するには本当に難しいよ。(自分たちが若い頃と)比較しても本当にレコード売上げがないから。俺がまだこうしてやれていることに感謝だな・・・(幸運すぎて)おーくわばらくわばら(笑)

    BLABBERMOUTH.NETより(2015-03-17)

    BLABBERMOUTH.NETさん、毎度文字起こし感謝です。最後にカークとゲイリーの仲の良さがにじみ出ている写真を2つ。
    Kirk-Hammett-and-Gary-Holt-in-the-80s

    kirk_gary

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    カーク・ハメットがレコーディング参加したエクソダスの楽曲「Salt The Wound」の歌詞付き動画が公開

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    エクソダスの新譜『Blood In, Blood Out』収録曲の「Salt The Wound」にカーク・ハメットがゲスト参加することは以前お伝えしましたが、その歌詞付き動画がNuclear Blast Recordsから公開されていました。



    ソロ部分はまさにカークの真骨頂といった具合ですぐにわかりますね。過去に在籍していたということもあってエクソダスとも息がバッチリ合っているようです。

    エクソダスはつい先ごろ、ヴォーカルのロブ・デュークスが脱退し、スティーブ・ゼトロ・スーザが復帰したばかり。日本盤は2014年10月8日発売予定。

    bloodinbloodout


    以下、トラックリスト。

    01. Black 13 (featuring Dan the Automator)
    02. Blood In Blood Out
    03. Collateral Damage
    04. Salt The Wound (featuring Kirk Hammett)
    05. Body Harvest
    06. BTK (featuring Chuck Billy)
    07. Wrapped In The Arms Of Rage
    08. My Last Nerve
    09. Numb
    10. Honor Killings
    11. Food For The Worms
    12. Protect Not Dissect (featuring Rat from THE VARUKERS/DISCHARG) ※日本国内盤のみ

    ちなみにiTunesなどのDL版のボーナストラックとしてNWOBHMの代表的バンドで、ラーズも大佐も大好きなAngel Witchの「Angel Of Death」のカバーが収録予定。(※Slayerじゃない。)

    さらに初回限定盤DVDにはサンディエゴで行われたコミコンのアフター・パーティーとして行われたFearFestEvilでのカーク・ハメットとの共演も収録されるとのこと。

    ご予約はこちらからどうぞ。

    通常日本盤
    http://amzn.to/1nXhI0U

    初回限定盤DVD付
    http://amzn.to/1qWwDf2


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    カーク・ハメット、エクソダスとFearFestEvilで再び共演、アルバムにゲスト参加も

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    順番が前後してしまいましたが、カーク・ハメットがサンディエゴで開催されているComic-Con International(以下、コミコン)に参加した件をまとめて。

    まずはRollingStone誌から、カークがエクソダスの新譜に参加の報。

    今日(2014年7月25日)はメタリカのデビューアルバム『Kill 'Em All』の31周年記念日だ。しかし、ギタリストのカーク・ハメットは今夜、サンディエゴのComic-Con International(以下、コミコン)のFearFestEvilのアフターパーティーで『Kill 'Em All』前の彼の人生を自身初めてのバンド、エクソダスとともにライヴで祝福する。このギグはエクソダスと再び「Piranha」やブルー・オイスター・カルトの「Godzilla」を披露した2月開催のFearFestEvilのカーク・オンステージの拡張版だ。カークによると、今度の再結成ステージはさらに大きなものにつながったと言う。「エクソダスのニューアルバムで俺はギターソロを弾いているよ。」RollingStoneにそう語ったのだ。

    エクソダスのドラマー、トム・ハンティング、ギタリストのゲイリー・ホルトとくつろいでいたら「Salt in the Wound」という曲を弾く好機がやってきたとカークは発表した。「本当に気取らなくてクールだと思った。まるで俺たちがたむろしていた1980年に戻ったかのようだった。俺にとって、あいつらのアルバムでソロをレコーディングするってことは、とても大きなことなんだ。多くの人が聴いたエクソダスのデモテープを除けば、俺がエクソダスとレコーディングした唯一の機会だったんだ。俺にとっては大きなことだったんだよ。」とカークは言う。

    80年代後半から90年代初頭にかけてのバンドのヴォーカリスト、スティーヴ・スーザの復帰作であるレコードに収録されるという、曲そのものについてカークは「スーパー・ヘヴィ」なリフがあると言う。「俺はかなりクールなソロを弾かせてもらった。それからゲイリーも入って別のソロを弾いている。それで何だってんだい?」カークは尋ねた。「俺はその曲を聴いて思ったんだ。「おぉ、1982年を最初からやり直して、俺たちがここにいるようだ。ゲイリーと俺が互いのギターソロを撫で切ろうとしてやがる」とね。この30年でほとんど変わっていなかった。それが最高だったね。あいつらは最高だ。人生のほとんどのあいだ、俺はあいつらをただ知っているにすぎなかったから、こうしてようやく一緒にレコーディングできて本当に嬉しいよ。」

    (中略)

    カークが今年のコミコンに参加した主な理由は、彼が手がける「Kirk Von Hammett Toys」でボリス・カーロフ、ベラ・ルゴシ、そしてもちろんホラー狂信者であるカーク自身の象徴的なホラーポーズをとったフィギュアを出したからだ。今年、自身のゾンビ・フィギュアを発表し、今日と明日(2014年7月25日、26日)に彼がフィギュアにサイン会を行う。

    「俺にとってただただ本当に楽しいことなんだ。人生の大半をおもちゃのコレクターとして過ごした。こういったフィギュアを作ることは自分が大好きなもの、つまりホラーに対する俯瞰した考えを俺に与えてくれる。俺はこれに関してはたくさんの楽しみを持っている。しばらくこのシリーズでやっていこうと思っている。たぶん1年に2、3個出していくかな。」

    カークがホラーに深く傾斜していったのは、自身のホラーに関するメモラビリアの膨大なコレクションの写真を載せた2012年上梓の『Too Much Horror Business』だった。以前にも彼は別の計画があると語っていたが、RollingStoneに現在もっと差し迫った問題について語ってくれた。「バンドはアルバム制作を必要としている。遥か地平に浮かんでいる大冒険だよ。アルバムを作ることはいつだって山に登るようなものだ。でも今回は待てば待つほどその山がでかくなっていくように思える。俺たちは長いあいだ遊んでしまったから、今やその山はヒマラヤ級になっちまった(笑)」

    今年のはじめ、メタリカは新曲「Lords of Summer」を南米とヨーロッパの(8月にモントリオールで行われるHEAVY MONTREALを含む)「Metallica By Request」ツアーで初お目見えした。カークは、バンドがあの曲を新譜のスタート地点として見ていると言う。「あの曲が実際に「Lords of Summer」として聴こえようが聴こえまいが、残っていくだろう。まだ曲は書かなきゃならないからね。でもそれが俺たちが進んでいる全体的な方向性だ。俺はすぐにでもアルバムを作りたいけど、それは現実的ではないだろうことはわかっているよ。」

    RollingStone(2014-07-25)

    だいぶ先になるであろう新譜の話はさておいて、コミコンでは既報のサイン会も無事行われた模様。
    https://www.facebook.com/FearFestEvil/photos/a.585254351537263.1073741826.254491651280203/721832507879446/?type=1

    eBayでさっそくカークのサイン付フィギュアが出品されていましたが・・・(苦笑)

    そして、アフター・パーティー当日。1時間ほどのエクソダスのライヴセットの後、カークと事前に発表のあったロバート・トゥルージロ、マーク・オセグエダ(デス・エンジェル)に加え、リチャード・クリスティ(元デス)、スティーヴン・パーキンス(ジェーンズ・アディクション)がゲスト出演したとのこと。

    kirk-von-hammett-fear-festevil-13

    さらにケリー・キング(スレイヤー)、ジョン・ドルマヤン(システム・オブ・ア・ダウン)らも会場にかけつけ、朝4時までパーティーは続いたようです。

    YouTubeにアップされたカークとエクソダスの共演動画はこちら。


    その他、当日の写真はこちらから。※音出るので注意
    http://www.scionav.com/2014/07/29/photos-from-kirk-von-hammetts-fear-festevil-party/

    セットリストを知りたかったのですが、調べきれず・・・。カークはカバー曲をやると事前に明かしており、「ロブも俺も好きだからやるかも」言っていた曲は以下の2曲ですが実際にやったのかどうかはまだわかってません。(わかり次第追記予定)

    The Real Me / Who
    Jungle Boogie / Kool and the Gang

    【追記】
    公式Facebookにて3曲公開されていました。

    「Mountain Song」(Jane's Addiction)
    https://www.facebook.com/video.php?v=725832407479456&set=vb.254491651280203&type=2&theater

    「Trapped Under Ice」(Metallica)
    https://www.facebook.com/video.php?v=728578413871522&set=vb.254491651280203&type=2&theater

    「Purple Haze」(Jimi Hendrix)
    https://www.facebook.com/video.php?v=728673770528653&set=vb.254491651280203&type=2&theater


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    「Kirk von Hammett's FearFestEviL」レポについて

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    サンディエゴで行われる「Comic-Con Internatinal(以下、コミコン)」会場近くの「F6ix」にて、エクソダスとカーク・ハメット、そしてサプライズ・ゲストによるライヴが行われるというニュースをすっかり取り上げ損ねてました。このライヴのアフター・パーティーに10組を招待するVIP抽選が行われるとのこと。

    抽選応募資格は、@ScionAVのTwitterとInstagramのアカウントをフォローして、「#ScionxFearFestEvil」のハッシュタグをつけて下記の画像投稿するだけ。非公開のいわゆる「鍵付き」アカウントはこの抽選にエントリーはできません。

    sdcc

    詳細はこちらから。(音楽が流れるので注意)
    http://www.scionav.com/fearfestevilrules/

    それにしてもサプライズゲストって誰のことなのか気になります!


    さらにコミコンについての話題をもうひとつ。コミコンでゾンビ版カーク・ハメット「Kirk von Hammett」のフィギュアが300個限定で発売されると先日お伝えしましたが、さらに別バージョンのフィギュアも発売されるとのこと。

    以前ご紹介した300個限定フィギュアは肌が緑色の「Nuclear Blast Green」でしたが、
    kirkvonhammett_figure

    今回は100個限定、紫色の「Purple Flesh」。
    only100_kirkvonhammett_figure

    アップ画像。
    only100_kirkvonhammett_figure_up

    Toy Tokyoとのコラボで実現したバージョンで、MINDstyle(ブースNo.4845)かToy Tokyo(ブースNo.5337)のブースで購入可能。購入者はMINDstyleのブースで現地2014年7月26日(土)11:00から行われるカークのサイン会に参加できるとのこと。ちなみにこちらのフィギュアのお値段は$29.99です。

    FearFestEvilはサイトよりもFacebookの方が更新頻度高いようなので、続報はこちらからチェックした方がよさそうです。
    https://www.facebook.com/FearFestEvil

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