メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    タグ:インタビュー

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    カーク・ハメットが6月4日に行われたセントルイス公演を前に受けたインタビューで、ガンズ・アンド・ローゼズ再結成について語っていました。

    以前、カークはLos Angeles Timesのインタビューでガンズ再結成について「残念ながら彼らは幾分、懐古的なものになってしまった。俺にとっては悲しいことだ。」と語って波紋を呼んでいましたが、その真意についても説明しています。管理人拙訳でご紹介。※YouTube動画の字幕をどうにかこうにかなので誤訳等あれば何なりと・・・

    kirk_20170605

    −あなた方はサンフランシスコ・ジャイアンツのファンなわけですが、ここブッシュ・スタジアムはセントルイス・カージナルスのホームスタジアムです。ジャイアンツとカージナルスはポストシーズンでお互い活躍してきていますが、(敵地である)ブッシュ・スタジアムでやるというのは奇妙な感じがするんでしょうか?

    その質問は訊く人間を間違えているよ。そう、ジェイムズへの質問だ。だって俺の頭の中はこの半年、太平洋でのサーフィンとか(サーフィンの世界大会)Fiji Proのことで・・・

    −私はFiji Proのことはよくわからないんですが・・・1985年にメタリカは初めてセントルイスで公演を行いました。その頃のセントルイスでの思い出は何かありますか?

    俺の記憶が正しければ、『Ride The Lightning』のツアー中だったと思うんだけど、俺たちはレコード会社の人間と会ったんだ。当時、レコード会社の人が来て、ディナーを一緒にどうかと言われてね。俺たちみんな飛び上がったよ(笑)これでデニーズとはおさらばだってね。それでプレイボーイ・クラブだったかな、確か。そこで大いに時間を過ごした。前触れもなくプレイボーイ・クラブでディナーをとって、そこからナイトクラブに直行、そのまま楽屋に入って、ギターをつかんでステージに出たんだ。ウォームアップも練習もナシでね。ステージを見回して何が起きているのか見ていた。(準備も出来ずにステージに上がる羽目になって)俺たちはみんな本当にイライラしていて、ストレスが溜まっていた。少しばかり怒っていたんだ。まぁ結果的には本当に良いショーができたよ。

    −WASPと一緒でしたね。

    そうそう。クレイジーだったなと思うよ。俺たちは(会場が)混乱していると思ってたんだ。だって俺たちは時間が押していたし、基本的に持ち時間を全部使っていたからね。でも結果として素晴らしいショーをすることとなった。セントルイスでの『Ride The Lightning』ツアーは驚くべきものだったよ。だって俺がどうしたかほとんど覚えていないんだから(笑)


    −奇縁だと思ったのは、あなた方が以前公演を行ったドームで今度はガンズ・アンド・ローゼズが7月末に公演を行うことです。ブッシュ・スタジアムであなた方が公演を行い、セントルイスでこの2ヶ月のあいだに両バンドが公演を行うことになります。奇縁だと思いませんか?

    1993年よもう一度、みたいだね。彼らがツアーをやることは嬉しいよ。俺が彼らをレトロなアクトなんて呼んだことで彼らをムッとさせてしまったけど、そういう意味で言ったわけじゃないんだ。俺は彼らに(新しい)アルバムを作ってほしいだけで、彼らが戻ってきたことや、とても近しい編成になったことは嬉しいよ。アクセルとスラッシュが一緒になったことも嬉しい。素晴らしいことだよ。彼らは知っての通り、良いコンビネーションだからね。

    −当時あなた方は友だちだったのが、どこかで関係が途切れたということは?

    友好的な2つのビッグなバンドで、ビッグなライバルで、(ビッグなエゴだったり?)そうだね、そんなギブ・アンド・テイクだの、押し引きだの、愛憎だの、そんなものも少しはあっただろう。でも振り返ってみると、スラッシュはホラー映画に夢中で俺も同じものが好きだし、当時はそんなことも知らなくて完全に違った関係だったんだ。知っての通り、彼は素晴らしいギタリストだし、ギターへの情熱をイキイキと持ち続けていて、本当にすごいと思っている。彼らがまた一緒にやり始めたことは嬉しいし、俺は新しい曲を聴きたいと思っているんだ。

    インタビュー動画はこちらから。


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    順番が前後しますが、北米ツアーが始まる前に書かれたVarietyによるメタリカについての記事を管理人拙訳にてご紹介。

    metallica2017

    メタリカは誰もが認めるツアースケジュール・マラソンのチャンピオンだ。それはボルチモアのM&Tバンク・スタジアムで水曜(2017年5月10日)から始まるアヴェンジド・セブンフォールド、ヴォルビート、ゴジラと共に行う北米でのスタジアムツアーでも何ら変わらない。

    「俺たちはツアーに出るのが大好きなんだ。このバンドの集団DNAだね。」1983年以来毎年ツアーを行っている結成36年を迎えたバンドのリードギタリスト、カーク・ハメットはそう語る。実際、2016年発表のアルバム『Hardwired...To Self-Destruct』のツアーは少なくとも来年の5月まで続いていく。

    ロードに出ていく4人組がツアーに入る前に、メタリカは「Now That We’re Live」と称した特別なリハーサルを西部時間9時(日本時間、5月10日(水)午前10:00)からFacebook Liveでストリーム独占中継で行う。(中略)

    ラーズ・ウルリッヒはメールで次のように述べている。「世界中の友だちとリハーサルや最終形に至るまでの流れを共有することが出来るのは本当に最高だよ。俺たちはエンジンを始動させているぞってね。」

    多くのファンは『Hardwired...To Self-Destruct』にはメタリカの初期のアルバムの感じがあると語る。ハメットは1983年の『Kill 'Em All』に触発されて最初の頃の感覚に戻ったと認める。「短くて楽しくて速くてハードな曲のアイデアに戻りたいと俺たちは思ったんだ。通常の1セットで3つ4つの拡張されたリフってよりも1時間に6つ7つのヘヴィなリフチューンに近いね。」

    短くてタイトな曲を欲しているにも関わらず、「Halo On Fire」「Spit Out The Bone」のような6分を超える新しい叙事詩が存在することは、この4人組が結成から35年以上経とうとも、いまだに熾烈であることを示している。

    「「Spit Out The Bone」はニューアルバムのなかでもエベレストで、一番難しい傾斜かつ最高峰なんだ。」ハメットはヘットフィールド/ウルリッヒのコンビで書かれた壮大な曲についてこう語る。「残りの曲については俺のソロは即興演奏なんだけど、あの曲は違う。あの曲のインスト部分はすごくタイトだから同じ精度でソロをしたいと思ったんだ。」

    「どれだけ難しいかって?俺たちがまだライヴでやってないわけだから。」彼はこう続ける。「俺たちは夏までにはと言っている。本当にそれに取り組まなきゃならない!」

    Variety(2017-05-08)

    6月4日のセントルイス公演前にも「Spit Out The Bone」のリハーサルを繰り返すメタリカ。


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    6月4日に行われたミズーリ州セントルイス公演を前にインタビュー取材を受けたカーク・ハメット。次のアルバムのリリースについての質問に答えていました。BLABBERMOUTH.NETの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    kirkinterview2017_6

    −もう8年待たずに次のアルバムはリリースされるのか?

    そうだといいね。俺たちがそれだけの間、何もしないとは思わないよ。『Load』『Reload』『Garage Days Re-Revisited』(※原文ママ)『S&M』の頃は、アウトプットに本当に集中していた期間だったと思う。そうなるといいね。アルバム制作の裏で活発にツアーをやっていたわけだから。

    ツアーとは色合いを変えた類の他のことをやることで、これまでと違うクールな曲、違った要素を取り込んできたんだ。『S&M』が出た時なんか、俺たちは突然、交響楽団と演奏したわけ。それまでと全く違ったことだった。だからそういうことが出来たら素晴らしいけど、(メタリカが)本当に大型機械みたいなものだからね。純粋な慣性の法則から、こっちの方あっちの方と舵を切るには時間がかかることがある。それには努力が必要だよ。


    BLABBERMOUTH.NET(2017-06-06)
    インタビューの全編動画はこちらから。


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    メタリカの『Hardwired...To Self-Destruct』のプロモツアー中に行われた、ドイツの「Radio 21」によるカーク・ハメットへのインタビューが公開されていました。UltimateGuitarの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    kirk_rum2017

    俺はストーンズがまだ活動しているという事実が気に入っている。チャーリー・ワッツが80歳近いってこともね。2ヶ月前にバディ・ガイを観たんだけど、彼なんか80歳だからね!2人の80歳の男がまだ元気にやっている。彼らが出来て、なぜ俺は出来ないっていうんだ?

    引退はしたくない!出来るだけ長く、ギターを弾き、曲を書き、ライヴをしていたいね。いつもアーティストとして成長したいと思ってるし、常に創造して演奏していたいと思ってるよ。

    バンドが終わりになろうがなるまいが、俺はそれを受け入れなければならない。でも俺は辞めないだろうね!(笑)

    もし何らかの理由でバンドが終わりになっても、おそらく俺はまだ活動を続けていく。そうは言っても、身体が続く限り俺たちみんな続けていくと思うよ。

    俺たちは全員、身体に問題を抱えている。俺は膝、手首、肘、肩に問題がある。全部、演奏で酷使してきたせいだよ。ジェイムズもそうだし、ラーズもそうだし、ロブもそう。みんな身体の問題なんだ。

    こういう身体的な障壁を乗り越えられる限りは、ステージに上がって「Fight Fire With Fire」とか「Hardwired」のような曲をこれからもやっていくだろうね。


    UltimateGuitar(2017-05-27)

    インタビューのフル動画はこちらから。


    その他にもスコーピオンズへの熱い思いや、有名になったと実感した瞬間として、『...And Justice For All』かブラックアルバムの頃に本屋で漫画を漁っていた時に顔バレした話などいろいろ語っています。

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    ジェイムズ・ヘットフィールドがNEW YORK POSTのインタビューに答えていました。健康法、グラミー賞でのマイクトラブル、趣味の養蜂、ジャスティン・ビーバーがメタリカのTシャツを着ていた件など多岐にわたって語っています。管理人拙訳にてご紹介。

    metallica1a

    「ウチのかみさんなら、俺がツアーに出る4日前ぐらいにちょっとテンパって不機嫌になることをわかってるよ。心もとない感じになる。ギターネックがゴム製になってるバカげた夢をよくみるけど、不安はいいサインなんだ。俺たちがどれだけまだこのバンドを気にかけているかってことを示しているからね。」


    日曜日にメットライフ・スタジアム、水曜日にナッソー・コロシアムで、彼らの黙示録さながらの新譜『Hardwired...To Self-Destruct』のツアーが行われる。ここで53歳のヘットフィールドはグラミー賞(でのパフォーマンス)、ジャスティン・ビーバー、そして危険な養蜂の世界について語った。

    −昨年、ラーズは特製パンケーキがエネルギーをアップさせる手助けになっていると語っていました。あなたは健康のために何か食べたり、特別なことをやっていたりしますか?

    デンマークのチョーク・ケーキと呼んでるものだね。アイツはそこにヨーグルトをのせるんだ。本当に真っ白だよ。ひどい味ではないけど、いつもそんなものを食べる気が知れないよ。今やラーズはもうちょっと手を広げていて、食事全部にこだわってる。シェフのことを新しいロックスターだと思ってるんだ。俺は適度に何かを食べているんだろうけど、メタリカのなかじゃ、そのことは多くを口にする話題ではないね。

    −グラミー賞でのメタリカとレディー・ガガのパフォーマンスはその日の話題をかっさらいました。マイクの誤動作はさらにエキサイティングなものにしたと思いますか?

    恥ずかしいと思ったよ。あれだけ怒ったのは久しぶりだ。俺がコントロールできることじゃなくても、上手くいかなきゃピリピリするよ。過去の経験から他のものを使えばいいってことはわかってる。でも(あの時は)どうすることもできないと思ったんだ。(でも)同感だよ。結果的には良かった。レディー・ガガと一緒のマイクで歌うことになったからね。たぶん彼女が望んだ以上になった。おかげでより本物のコラボレーションのように感じたよ。

    −あなたは養蜂を最近ハマっている趣味のひとつだと言っていました。何か危ない目にあったことはありますか?

    あぁいくつかネタがあるよ。一度、巣箱を動かさなきゃならないことがあって、一匹のハチを混乱させて、全匹(巣箱から)追い出した。俺はハチ用の防護服を着ていた。すべては完璧だったんだ。暑いからといって俺がブーツを履いていなかったこと以外はね。俺の足首の辺りが露出していたもんだから、20回も刺される羽目になった。もし一か所でも刺されようものなら、ハチたちみんなが感知してそこに集まってくるんだ。あれは愉快とは言えなかったね。俺は氷のバケツに足を突っ込まなきゃならなかったよ。

    −今やメタリカのTシャツを着ている有名人を観ることは珍しくなくなりました。そのことでこれまで頭を悩まされたことはありますか?

    ジャスティン・ビーバーがメタリカのTシャツを着ていたことがネットで口々に言われていた時、俺は「それがどうした?」って思ったよ。ここはアメリカだ。着たいものを何でも着ればいいんだよ。彼がバンドの歴史を知らなかろうがどうだろうが、構わないよ。俺はいろんなものを着るけど、その歴史なんて全然知らない。ただロゴが好きなだけなんだ。みんなは時おり、俺にショックを与えようとするんだ。「俺のお祖母ちゃんがあなたの音楽でヘドバンしているよ、彼女は120歳なんだぜ!」とか「生まれた赤ちゃんにあなたの名前を取って名付けました」とかね。俺は「OK、クールだ」って感じだね。どんな人がメタリカを好きになろうが、驚きはない。誰だって大歓迎だ。ゆりかごから墓場まで、俺たちがキミたちをカバーするよ!

    NewYorkPost(2017-05-11)

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    ジェイソン・ニューステッドが2017年5月3日から7日にかけて行われた「Art Miami」主催の現代美術展、第3回「Art New York」と第2回「CONTEXT New York」に『RAWK』というタイトルの絵画作品12点を出展。50か国、150以上のギャラリー、1200人以上のアーティストが参加する国際現代美術展へのデビューを果たしたジェイソンにGuitarWorldがインタビューを行いました。アートとの関わりやメタリカについて語っています。管理人拙訳にてご紹介。

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    写真は同展示にて『ROCKERS』というシルクスクリーン作品を出展したロックフォトグラファー、ボブ・グルーエンと。

    −今年のArt New Yorkにはどのような経緯で関わるようになったのでしょうか?

    Art Miamiのオーナーと会う機会があってね。彼はメタルが大好きで、会った時に俺が手がけた絵をいくつか見せたら招待してくれたんだ。それで俺はここ数週間、アメリカのさまざまな場所を旅行してきて、過去7、8年のなかからキャンバスを持ってきた。国際展なんて初めてのことで、俺はとても興奮しているよ。

    −アートは子供の頃からいつも興味を持っていたものだったんでしょうか?

    若い頃、農村部で育って、そういう授業を受けていたよ。そこでアクリル絵の具と色を混ぜるということに出会ったんだ。それから3年ほど経って音楽に衝撃を受けて、がっつり30年もの間はその他全てのことが二の次になってしまった。

    −絵を描くことに戻ったのはいつ頃ですか?

    いったんメタリカに入って、その他のプロジェクトに取り掛かり始めると、俺はいつもいろんなことをやって、たくさんの機材の周りを動き回って自分をメチャクチャ忙しくしていた。(結局)俺は肩を痛めて手術が必要になってしまった。回復している間、俺がこれまで慣れ親しんだやり方で楽器を演奏することができなくなっていた。両手を必要に応じて使うことを練習しなくちゃならなかったんだ。俺にとって、音楽はフルタイムでやるものだった。それが出来なくなった時、俺はいつも音楽に注入していた創造的なエネルギーの全てを両手を使うことで放出し始めた。

    俺は片腕でモンタナにある牧場をやっていた。そして納屋に行って塗装する必要があると思ったんだ。そこで古いドラムヘッドとそこらにあった塗るもの−ラスト・オリウム(訳注:防錆塗料)と緑と黄色のジョンディアのトラクターをみつけた。それからスノーブラシに色を染み込ませて、塗装していたものの上に塗料をぶちまけたんだ。

    丸や顔や形をかたどるためにキャンバスにさえ触れる必要のないところまで行ってしまったんだ。それが始まりだった。それから両手の状態も良くなって、キャンバスにもっと触れ始めた。だからイカしたメタル・モンスターからキャンバスの上へとエネルギーが転移したんだ。作品を持っている人たちは、絵が音楽のように見えるというのがほぼ一致した意見だ。


    −創造的なプロセスにおいて、あなたが一番好きなところは何ですか?

    (自分の手で描かれて)出てくる生き物、色、タペストリーのイメージは、目の前にするまで自分の心の中にも存在しているとはわからなかったものなんだ。自分の中から飛び出して、他の目で見ているような感覚なんだよ。実際の意図されたものなんてのも決してない。どこから始まってどこで終わるのか決してわからないんだけど、出てくるものはいつも楽しい驚きなんだよ。

    −絵画作品に土を混ぜるというアイデアはどこから来たんですか?

    そういうことをたくさんやっていたジャン・デュビュッフェ(訳注:20世紀のフランス画家)の多くの影響を受けたんだ。(塗料を)適切な配合で砂の中に混ぜると、成形したり彫刻したりできるペーストになる。どんな色が飛び出してくるのか全く予測不可能なんだ。

    −最初に正式な芸術作品に触れたのは何でしたか?

    俺はラーズに真剣にしかるべき敬意を伝えるつもりだ。彼は国際的な教育環境にあったんで、早くから本当にクールな作品に触れてきた。彼の家に初めて行った時のことを覚えているよ。彼は子供のアートのようなゲーム部屋にそういう額縁の絵を飾っていた。実は精神的な障害を持つ大人によって描かれたアートなんだと俺に言ったんだ。俺にとってすごい新鮮で、本当に面白かったね。それで階を上ると、彼が結局売ることになったあのバスキアの絵(訳注:映画『Some Kind Of Monster』でも登場する「Profit I」)があった。ストーブの上に日用雑貨のように掛けてあったよ(笑)。本当に大きくて、あの簡潔さと複雑さが魅力的だった。ラーズを通じて俺は多くの人たちに紹介された。だからこの作品を披露することで、彼に対して最敬礼しようとしているんだ。


    −音楽について少しお話させてください。Newstedの後、あなたは音楽活動を休んで、ソーシャルメディアから離れました。そのような決断に至ったのは何だったのですか?

    もともと、自分で50歳になったら自らに何かを証明しなければならないと自問していた。だからNewstedのためにたくさんのものを結集して曲を書いた。それに没頭して楽しい時間を過ごし、たくさんのことを学んだ。いったんやってみると、俺はソーシャルメディア全体に流れる雰囲気と不誠実さに少し落胆した。そうすることになったのは、俺はいつだってプライベート・ガイ(人前に出たがらないヤツ)だったってことだ。

    でも去年はChophouse Bandでアコースティック・ベースを携えて30回、今年はフロリダで同じ衣装でさまざまな音楽仲間といくつかのショーをやった。同じ雰囲気と強さ、そしてちょっと違う感覚だね。曲を集めてギターをプレイすることは、まだ俺にとってとても重要なことなんだ。


    −あなたがメタリカと共にあった時間で、最も印象的なことは何ですか?

    その質問をされると、加入した初期の先駆的なことが思い浮かぶ。パッと思いつくのは、それまで俺たちみたいな音楽をやったことないような場所で俺たちが初めてやったということだね。1986年に日本に行った時のように、何が起こるのか知らないような人たちの頭を吹き飛ばすんだ。以前にそういう音楽を演奏したことのない国々に行って、そこの人たちに来てもらうというのは最良の方法だった。そういう壁を壊して、それ以降に起こる全てのことのための道を開いたんだ。

    GuitarWorld(2017-05-02)

    展示に参加したジェイソンのその他の写真はこちらから。
    http://www.pacificpressagency.com/galleries/20194/jason-newsted-debuts-his-artwork-at-art-new-york-

    以下、関連リンク。

    Art New York
    http://www.artnyfair.com/

    CONTEXT New York
    http://www.contextnyfair.com/home

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    2017年4月29日にペルーのリマで行われたKornのライヴで、ロバート・トゥルージロと12歳の息子、タイ・トゥルージロがKornの定番曲「Blind」で共演を果たしました。既報の通り、タイ君はKornの南米ツアーにて、フィールディの代役でベースを担当していました。

    korn_rob_tye_2017

    ちなみに昨年1月、HuffingtonPostに掲載されたインタビューのなかでロバートは息子について次のように語っています(管理人拙訳)。

    素晴らしいベーシストだし、本当にすごい作曲家なんだ。彼が書いたベースラインとリフを聴くと、俺は「おいおい、俺もそんなものが書ければなぁ」って思うくらいに。彼自身のものを考え出しているけど、同時にジャコ・パストリアスやマイルス・デイヴィス、ブラック・サバスとかレッド・ツェッペリンに影響を受けているね。

    (吸収力は)スポンジみたいなんだ。ファンクが大好きで、ジェームス・ブラウンも大好き。12歳という若さでこれだけいろんな音楽を吸収して取り入れている。それは彼が自分のバンドで曲を書くにあたっての創造性の一助になっていると言えるだろうね。


    Huffington Post(2016-01-05)

    以下、動画をいくつかご紹介。








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    Metal InjectionのPodcastにてジェイソン・ニューステッドがインタビューを受けていました。ジェイムズ・ヘットフィールドがマイクのトラブルに見舞われたグラミー賞でのメタリカとレディー・ガガの共演について語っています。こちらもUltimateGuitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    livecast-newsted

    うん、あのパフォーマンスは観たよ。俺は彼らの兄弟として、同志を支持する観客として観たんだ。だからファンとして俺は本当に頭にきたよ・・・あの機材トラブルという無礼な扱いにはね。あれは俺には了解しがたいものだった。本当にクソだよ。でも彼らにとってチャンスを得る何かを持っているなら、賛同しようがしまいが、俺たちがとやかく言うべきことじゃない。もしレディー・ガガほどの才能に恵まれ、パワフルな誰かと一緒にやるチャンスを得たいと思えば、そうすべきだ。彼らは彼女と同じ器の持ち主なんだ。彼女は彼らと一緒にやれてラッキーだったね。

    俺たちはこのことをペチャクチャと議論できるけど、あのパフォーマンスの勝利は、機材がヘマったことでジェイムズとレディー・ガガがあの瞬間を強いられて、お互いにエネルギーを出し合い、経験豊かなスーパースター・パフォーマーとしての地位を上げられたことだね。20何回だかのリハーサルをして彼らが計画していたものより、もっとパワフルなパフォーマンスになった。彼らはあの機会を盛り上げて、互いをこれまでの自分たちよりもずっと先の地平に押しやったんだよ。素晴らしかったね・・・。あれは大きな大きな輝かしい王冠もののパフォーマンスだよ。人が何で出来ているかを示したんだ。あんなクソみたいな状況になったら、あんな逆境を与えられたら、パフォーマーの大部分は(訳注:失禁か冷や汗で)水たまりのなかにいることになっただろうね。


    UltimateGuitar.com(2017-05-02)

    フル尺のインタビューはこちらから。
    http://www.metalinjection.net/podcasts/livecast/livecast-409

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