メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    カテゴリ: レビュー

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    先ごろ発売されたGuitarWorld誌別冊のメタリカ30周年記念ムック「Metallica: 30 Years of the World's Greatest Heavy Metal Band」のご紹介。

    guitarworld30years
    Metallica: 30 Years of the World's Greatest Heavy Metal Band


    全176ページ、厚さ1センチの大容量本です。過去のGuitarWorld誌のメタリカ・アーカイヴ的な内容。掲載インタビューはもちろん全て英語なので読むには苦戦する部分もありますが、写真を見るだけでも買う価値はあるなと。比率的に昔の写真多めでこんな青春映画みたいな写真も。
    guitarworld30years01

    ギター誌のため、写真はメンバーショット以外はジェイムズとカークに焦点が当っています。メタリカのなかでも特に彼らのファンという方は手元において絶対に損はないでしょう。

    まだちゃんと読めてないですが、ジェイムズ・ヘットフィールド×トニー・アイオミ、カーク・ハメット×ジョー・サトリアーニの対談インタビュー企画が個人的には興味深いです。

    以下、簡単な目次。

    ■Encyclopedia Metallica
    結成から「Death Magnetic」までのメタリカの歴史をざっくり振り返る

    ■Talking Thrash
    デビューからブラックアルバムまでをメンバーや関係者インタビューで振り返る

    ■Hammer Time
    「Kill 'Em All」特集(カーク・ハメット独占インタビュー)

    ■Master Piece
    「Master of Puppets」特集(インタビュー、各アーティストからのコメント)

    ■Metal Militia
    「...And Justice For All」特集(カークのインタビュー)

    ■Black Dynamite
    ブラックアルバム特集(インタビュー他)

    ■Iron Man
    ジェイムズ・ヘットフィールド×トニー・アイオミの対談

    ■Class Reunion
    カーク・ハメット×ジョー・サトリアーニの対談

    ■Born Again
    「Load」特集(ジェイムズ&カークのインタビュー)

    ■Cover Story
    「Garage Inc.」特集(ジェイムズ&カークのインタビュー)

    ■Symphony of Destruction
    「S&M」として収録されるコンサートについての特集

    ■Fixxer
    「St. Anger」特集(インタビュー他)

    ■Monster's Brawl
    映画「Some Kind Of Monster」特集(インタビュー他)

    ■The Phoenix
    「Death Magnetic」特集(カークのインタビュー)

    ■Bad Religion
    カーク・ハメット×アダム・ジョーンズ(トゥール)の対談

    ■Diamond Life
    カーク・ハメットのハワイ生活

    ■Lord Of The Strings
    カークによるメタリカの楽曲エピソード語り

    ■100 Greatest Metallica Songs
    Guitar World誌によるメタリカの楽曲ランキング

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    メタリカのベスト100曲を選曲!(米『GuitarWorld』誌)
    『Guitar World』誌にてBIG4特集
    Guitar Worldの「BIG FOUR」特集号、メタリカのインタビュー抜粋。

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    昨日2013年11月8日、吉祥寺バウスシアターで行われた爆音収穫祭の「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」のプレミア上映会に行ってきました。

    まず、映画本編上映に先駆けて行われたトークライブ。以前お伝えしたとおり、トークライブ出演者はこちらの方々。

    ◆トークライブ司会
    増田勇一さん(音楽ライター)
    https://twitter.com/youmasuda

    ◆トークライブゲスト
    冠徹弥さん(ヘビーメタルバンド「THE 冠」主宰&ボーカル)
    http://www.thekanmuri.com/

    道尾秀介さん(作家)
    https://twitter.com/michioshusuke

    カーズ・ハメットさん(METALLICA公認トリビュートバンド「HATTALLICA」ギター&リーダー)
    http://hattallica.com/

    司会の増田さんから試写会で映画を観た感想を求められた道尾さん。風邪を引き熱がある状態で試写当日を迎えてしまったが、映画を観たら治ったとのこと。

    すかさず、増田さん
    「ということは早めのパブロンではなく、メタリカですね。」

    道尾さん
    「早めのメタリカですねぇ。で、ないときはハッタリカで。」

    まさかの処方箋です(笑)

    冠さんは、いわゆるLAメタルにハマっていた高校当時に「世界一激しいバンドを教えたるわ!」と『Master of Puppets』を聴かされて衝撃を受け、「LAメタルちゃらいなぁ〜」とスラッシュメタルへハマっていったというエピソードを話してもらいました。

    Kirzさんは、サマソニのMeet & Greetで果たしたメンバーとのご対面について。メタリカと出会って20年、ハッタリカとして10年やってきた思いを伝えられてよかったという話をしてもらいました。(増田さんの「これが人生のピークにならないように」との叱咤激励付き(笑))

    その他、ジェイムズのボーカルについてやメタリカから受けた影響、これからメタリカに望むことなど、短い時間ながらもそれぞれメタリカに対する思いが伝わる話が聴けてよかったです。

    トークライブの最後はカメラマンによる撮影。
    一番普通の格好した道尾さんが逆に浮いているという貴重なショット。
    bous

    冠さんが鎧に身を固めた格好なのは、増田さんと並ぶと丸刈り2人になってしまうため、区別をつけるためとのこと(笑)トークライブ中も、もちろんこの格好でした。

    メタリカ初期にはジェイムズをギターに専念させるため、ボーカル候補に上がっていたジョン・ブッシュ(アーマード・セイント、アンスラックス)が当時のアーマード・セイントの格好でメタリカ加入してたらこんな感じのメンバーショットになったのかなぁ(笑)
    johnbush

    映画本編では、まさに爆音バージョンで、試写とは違う迫力の音響を全身で浴びることができました。特に「Ride The Lightning」のときに違いが顕著にわかって痺れました。拳振り上げられなかったヘタレですが、改めて体がウズウズしてしまって座ってみてるのがもったいない、そんな映画だと再確認。早くIMAX劇場でも観たいという思いも膨らんだ次第です。

    皆様、遅くまでお疲れ様でした。

    【追記】
    トークライブの模様が動画でアップされました。



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    まずは『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の前売りチケット情報から。10月19日(土)から全国IMAX劇場全館にて前売券が販売開始とのこと。数量限定の米国版ボスターの特典付き。

    映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』 IMAX3D プレミアムチケット 特別鑑賞券

    【発売日】2013年10月19日(土)

    【料金】2,000円(当日一般2,200円)

    【特典】米国版ビジュアルB2ポスター (数量限定/先着順)

    【販売場所】全国IMAX劇場全館
    http://metallica-never.jp/theater.html

    ※本前売券はIMAX劇場のみで使用可能

    そして、試写会のご報告。メタリカ情報局をご覧になってくださった映画関係者の方に『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の試写会に招待していただきました。管理人ひとりでは心細いし、いろいろと荷が重過ぎるので日頃メタリカ関連でお世話になっている方々にもお声かけして都内某所の試写会に行ってまいりました。

    以下、やや長文になってしまいましたが、管理人レビュー。

    メタリカを好きでいながら、さらに劇場へ観に行ける環境がありながら「ブルーレイ・DVDで観ればいいや」と考えている人へ。あえて言おう、カスであると。理由は簡単。この映画は劇場で観るべき作品だから。「どうせ無料で試写会に招待されたから提灯記事でも書いているんだろう」と思ったそこのあなたにこそ是非、劇場で観て欲しい。そして確かめて欲しい。

    映画本編を見た後、予告編を観るとしょぼく見える。劇場で観た同じシーンがそこにあるにも関わらず。それだけ本編が与えた衝撃は強烈でした。個人的にこれが3D映画初体験だったということは要因の1つに間違いなくあるでしょう。でもそれだけじゃない。

    この映画を観終わってからの放心状態から正気に戻ってまず思ったのは、メタリカがこれまで提示し続けてきた【予定調和の破壊】。「スラッシュメタルアルバムを作ってくれ」「Battery Part2を作ってくれ」という声を背にブラックアルバムを作ったし、「Rocktallica」と揶揄されながらも『Load』『Reload』を作った。オーケストラとも共演したし、ルー・リードと『Lulu』を作った。メタリカはマンネリを嫌い、常に新しいことに挑む、予定調和では収まらないバンドです。

    ずっとメタリカを追い続けて「Full Arsenal」の内容を大方知っている人にとっても、黙示録的な世界に主人公が巻き込まれるストーリーが絡まることでこれまでのライヴ映画のイメージ、予定調和をぶっ壊されることでしょう。メタリカの映画を通じた新たな次元の挑戦に対して、観た人それぞれがその意味を考え、観た人どうしでいろいろと話せる作品になっていると思います。

    この映画は劇場で観ないと、もっと言えば、作り手が元々念頭にあったIMAX3Dの劇場で観ないと本当に正しい評価はできないと思う。その意味では試写会はIMAX3D対応の劇場ではなかったため、まだこの映画の「完全体」を目にしていません。こうして管理人は試写会の後、IMAX3D劇場用前売りチケットをまんまと買ってしまいました(笑)

    Through The Never Ticket

    四の五の書きましたが、要は「劇場で、出来ればIMAX3D劇場で観てくれ!」ということです。公開期間は今のところ2週間とのこと。「チャンスの女神には後ろ髪がない」といいます。11月22日のいい夫婦の日、全国公開。エンドクレジットまで席を立てない映画であることを保証します。

    管理人だけではこの映画についてうまく語りきれないというわけで、一緒に試写会に参加したcowboybluesさんにもレビューを書いていただきました。

    『覚悟はいいか。』
    この言葉には2つの意味が込められている。
    メタリカの映画をIMAX3D劇場で体感できるという観客へ向けて。 そして、ストーリーの中でのキーワード的な意味の一つとして。。。

    映画を観てポスターに書かれているこの言葉の強さをハッキリと感じました。

    この映画は是非とも劇場で観るべき作品であり、それを狙って作られている作品です。メタリカはまた新たなフィールドに挑戦し今まで観たことのないバンドの姿を見せてくれます。

    ストーリーを補うようにライブパフォーマンスが繰り広がる時もあれば、ストーリーをリードしていく時もあり馴染み深い曲も映像と重なる事でスリルにそして新鮮に感じます。過去のツアーの演出の再現は勿論、曲単位でもイメージさせるシーンもあり最新武装のメタリカがそこにあるのと同時に過去のメタリカもそこに存在しています。

    映像の迫力は凄く例えば、ジェイムズのオーディエンスを煽る場面は目の前にいるかのように、カークのソロの時などではギターのネックが自分の視界の右から左へと霞めていくシーンには思わず手が届きそうな気がするほどです。

    そうなんです!この作品は主人公トリップがローディとして雇われストーリーが進みますが、観ている我々一人一人もトリップと同じ目線、又はステージ上にいるかのような錯覚を起こさせてくれます。

    観てる側も主人公になれる作品でありトリップが与えられたミッションはもしかしたら観てる人にも同じミッションが与えられているように感じました。これは昔からのメタリカのメッセージである、作品を手にした人それぞれが自分の感情で感じてくれ、という事に結び付くのではないかと。

    このミッションを皆さんは劇場でどのように受け取るか、それは皆さん次第です。
    覚悟はいいか!


    今回このような試写会に参加させて頂く機会をくださったthingyさん並びに関係者の皆様に感謝致します。

    cowboyblues

    個人的には映画館の方にも静かに観たい人と回を分けるなど配慮していただいて、この映画が最も「騒げる」映画になって欲しい。なにせジェイムズをはじめとするメンバーからの煽りに体がウズウズしてしょうがない(笑)

    この映画をまた「体験」したいし、もう一度観て確かめたいシーンもあるので、試写会で一回観たとはいえ公開日が待ち遠しい管理人でした。

    この場を借りて、試写会に招待していただき、関係者の皆様方に重ねて感謝いたします!

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    METAL HAMMER誌の続き。この号では前半は上海公演、映画について後半は「Blackened Recordings」や新譜について書かれていました。今回取り上げるのはその後半部分です。管理人拙訳にて。※文章ちょい長めにつき、お時間あるときにどうぞ。

    (前略)

    彼らの映画界の偉業は決して、2013年にメタリカを推進する唯一の努力ではない。新しいレコードレーベル「Blackened Recordings」は、時流に乗り、これまでになく進化している現代の音楽業界の景色がもたらす無限の可能性を受け入れるスラッシュのレジェンドの決意を(3D映画とともに)いま一度確認できるひとつの冒険である。ロバート・トゥルージロによると、このレーベルのビジネスの本質は、まだはっきりと定義されていない。しかし、このプロジェクトはメタリカの未知なるものに恐れずに飛び込む終わりなき情熱と完璧に合致しているという。

    「それ(Blackened Recordings)は多くのことのうちの1つになっちゃったね。間違いなく『Through The Never』のサウンドトラックが俺たちが最初にやることだったんだよ。それは新しい領域だったけど、同時にとてもエキサイティングなんだ。たくさんの可能性があるからね。みんなこう尋ねるんだ。「(Blackened Recordingsに)新しいバンドを連れてくるつもりなの?どうなりそうなの?」って。まぁ、答えとしては、Blackenedがどんな方向に俺たちを連れて行くのか実際にはわからない。でも俺たち全員終わりなき可能性にとてもエキサイトしているんだ。でも俺が言わなきゃならないことは、俺たちの次のチャレンジはとても明確だってこと!俺たちはレコードを作るんだ!」


    メタリカの最後のスタジオアルバム『Death Magnetic』のリリースから5年が経った。それからメタリカはありとあらゆるプロジェクト、そしてツアーにすこぶる忙しく過ごしてきた。しかし最も忍耐強いファンも今こそまさしく彼らがスタジオに戻って次のアルバムを作るときではなかろうかと思わなくてはならない。良い知らせは、メタリカが2012年のあいだに本格的に始めた曲を書くプロセスを続行する計画をはっきり定めたということだ。しかし『Through The Never』を実現させるまでに関係してきた仕事の圧倒的な大きさのため、不意に削減されていた。ロブはこう語る。

    「去年、俺たちが実際に数回集まって、たくさんの楽しいジャムセッションをしたときはちょっとした勢いがあったね。そこではたくさんのアイデアがあった。俺にとっては『Death Magnetic』は出発点なんだ。俺たちはバンドで『Death Magnetic』を制作しているあいだに5人の子供が生まれたんだ。俺は2人、カークも2人、そしてラーズが1人だ。それだけ長いあいだ続いていた。そして全ての経験はかなり長ったらしいものだった。強烈だったけどね。俺たちはお互いやエンジニア、そしてリック・ルービンとの仕事について多くのことを学んだ。この次のレコードは、俺が思うに、とても特別なものになるだろうね。俺たちはそれはもうたくさんのジャムセッションをした。とんでもない数のリフもある。ジェイムズ・ヘットフィールドがギターのトーンノブをいじって、ギターをチューニングしたらいつだって、信じられないほど素晴らしいリフを考え出すんだ。彼はもう800ものリフがあるんだ!彼の最悪のリフでさえ、おおかたのバンドが考え出すことができればなぁと望むものだよ!」


    「俺たちはリフCDで10分の1の素材まではやり終えたかな。」とジェイムズ・ヘットフィールドはLoudwire.comで最近語った。「アルバム1つには充分だ。機器に接続して、傑作にするために削ぎ落としていく充分な時間がとれていない。俺は昨日にもそれをやっておきたかったけどね、願わくば!今時点ではこの映画が俺たちを忙しくさせているし、多くの時間と努力を必要としているんだ。俺たちは辺ぴな場所でツアーをしてきた。俺たちがしようとしていることは、この映画に注意を向けることだったから、ツアーをすることで俺たちはそこに入り込んでレコード制作を終わらせないでいられた。」

    (中略)

    ジェイムズが8月、MSNエンターテイメントに語ったところによるとこうだ。「結局のところ俺たちはアーティストであり、探検家なんだ。注意を引くために出歩いてるわけじゃない。他人が俺について考えていることってのは俺には関係ないことだ。俺たちは自分自身でこれをしようと決めている。もし楽しめないなら、やるな!ってことだ。キミに気に入ってもらいたいと祈ったりはしない。それは生きてるって言わないからな!だから俺たちが来て欲しいファンはオープンマインドで人生で新しいことを体験するのが好きな人たちだね。」

    ロブはこう主張する。「人々がこう言う。「俺にとってはオールドスクールで初期のメタリカが全てだ!」でもわかるかい?俺たちはそれをやってきたんだよ。今年『Kill 'Em All』を完全再現した。去年初めてブラックアルバムを全曲やった。あれは本当に楽しかったね。そして『Master of Puppets』でも同じことをしてきた。なるほど。俺は『Ride The Lightning』も気に入っている。全アルバムのなかでもお気に入りのアルバムのひとつだ。でも『Death Magnetic』も大好きなんだ。わかるでしょ?」

    もはやメタリカにとって残されていることと言えば、シニカルなファンがそれを気に入るかどうかに関わらず、ロブとその同志たちが2014年以降に望んでいるバンドの本質を封じ込めた新しい音のランドマークを構築するために彼らの新しいアイデアを絞り込み、磨きをかけるよう再びジャムルームに集まることだけだ。ありがたいことにメタリカはすでに、少なくとも名目上は、頑固なスラッシュ愛好家から『Death Magnetic』時代に乳離れしたような若いファンまで皆を楽しませるべき新譜のための音楽的価値を築いてきているようだ。

    ロブは言う。「俺たちからしたら、グルーヴがなきゃね。つまり俺たちみんなが感じる何かってこと。グルーヴは必須なんだ。グルーヴの力は音楽を素晴らしいものにしてくれる。新しいこと、これまでと違うことをやるのもいつだって重要だね。最後には俺たち自身がハッピーになり、やってきたことについて素晴らしいと感じる。それもまた俺たちにとって重要だ。願わくば、ファンにもこういうことを受け入れて欲しいね。俺たちはするべきことに挑むべく時間をかける。でも前回の作曲とレコーディングの過程で俺たちは5人もの子供が生まれた。今回はおそらくそういうことにはならないと思うよ!俺たちはとてもエキサイトしているし、(アルバム完成まで)いずれたどり着く。2014年はもちろん新しいメタリカの音楽に従事するよ。それもこのバンドにいてエキサイティングな時間なんだ!」

    ぶっちゃけると、このメタリカ特集、ロバート・トゥルージロ以外のメンバーの発言は他のメディアでの発言からの引用が多いです。もしかして独占インタビューとれたのロブだけなんじゃないか?(笑)そして特集にふさわしい文章量にすべく再構成したという印象です。(中身はそれなりに興味深いけど)

    ただ、前回紹介した豪華特典や他で見ない写真(特に「ジェイムズがかわいい」写真多め)を見れるだけでも買う価値はあるかと。そんなジェイムズのかわいい写真を1枚ご紹介して締めたいと思います。

    jmz_onegai

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    METAL HAMMER誌でメタリカ&『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』特集
    METAL HAMMER誌のメタリカ&「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」特集号が届きました

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    先日お伝えしたMETAL HAMMER誌が届きました。
    まずは特典いっぱいのメタリカ特集号の開封の様子を。
    ※今回は恒例の大きさ比較用ニベアは無し。

    雑誌を包む封に『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』印。
    metalhammer_01

    帯を取ります。
    metalhammer_01a

    よく見ると「Enter Sandman」の子守唄の部分が(真裏にはサビ部分)。
    metalhammer_02

    特典その1。特大ステッカー(A4サイズ)。
    metalhammer_03

    特典その2。「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」特別冊子。
    主演俳優のデイン・デハーン、監督のニムロッド・アーントル、プロデューサーのシャーロット・ハギンズのインタビュー。そして中面にはミニポスター付き。
    metalhammer_04

    特典その3。リバーシブル特大ポスター。「Full Arsenal」公演と、
    metalhammer_06

    「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」。
    metalhammer_07

    そして特典その4の付録CDと本編。
    metalhammer_05

    以下、管理人拙訳にて『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』についてロバート・トゥルージロが語っている部分を抜粋。

    「俺たちはこの映画、この新たな挑戦でドアをぶち破ってもっと多くの人が俺たちと接してもらえればと思っているんだ。一般論として、メタリカのことがよく知られている場所では、まだファンじゃないって人たちがたくさんいる。だからこの類のない3D体験でバンドを認めてもらい、将来俺たちがロードに出たときにライヴやこのショーをチェックしてもらえればと思う。願わくば、そういった人たちに飛び跳ねてもらいたいね。この映画はそれには本当にもってこいだよ。俺はいつも言うんだけど、メタリカでいることっていうのは本当に手に汗握る生活なんだ。何か創造的な、例えばルー・リードとやった実験的なことみたいなのをやろうとなった時、難しい挑戦なんだけど、本当に楽しくもある。ファンは明らかに「何だこれ?」ってなるだろうし、ちょっと戸惑ってしまったかもしれない。この映画のプロジェクトも同じことで「OK。で、これまでの彼らは何だったんだ?」「アルバムは作れないのか?」ってなるだろう。それは俺も理解しているよ。でも同時にそういったことがメタリカを何年にも渡って特別なものにしているんだ。それが『S&M』でオーケストラと一緒に演奏することであろうと、30周年を祝うショーであろうと、その他のもろもろであろうとね。俺たちはただ水に飛び込んで泳ぎ始めるだけなんだ。」

    他にもメタリカの独自レーベル「Blackened Recordings」や新譜について語っている部分もありますが、それは次回以降に。

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    休日出勤分の振替休日がとれたため、Rock in Rioのメタリカ公演生中継を目にすることができました。というわけで画質悪いですが、キャプ画とともに振り返ります。

    オープニングはいつもどおり、AC/DCの「It's A Long Way To The Top (If You Wanna Rock 'n' Roll)」から「Ecstacy of Gold」。その前にはA7Xがかかっていました。
    rockinrio_001

    あのイントロから「Hit The Lights」
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    暑い中、バンドワッペンのベスト。
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    以前の記事で紹介したESPのホワイトゾンビギター。
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    なんとカークの1回目のソロタイムではSTAR WARSのテーマ、ダースベイダーのテーマを弾いてしまう自由っぷり。

    暑いので「One」の前には脱ぎました。
    rockinrio_007

    「The Memory Remains」では最後のコーラスを観衆が合唱。なかなか止まらないのでジェイムズが投げキッスする一幕も。

    鶴次郎先生、ソロで両手使ったスラップ。こちらもかなり自由にやらせてもらっている模様。
    rockinrio_009

    3Dな演出。
    rockinrio_011

    ジェイムズのギターで最後の音をひっぱるのも恒例になってきましたね。この日は曲の間をためる演出もいつもより多めだった気がします。
    rockinrio_012

    RR1985?てっきりレッドリボン軍かと思ったけど(苦笑)。誰か真相教えて!
    rockinrio_013

    いい2ショット。
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    いい3ショット。
    rockinrio_016

    今日の鶴次郎先生は黒靴下です。
    rockinrio_017

    カークのいつものギター。
    rockinrio_019

    これで現地時間午前1:30過ぎです・・・。
    rockinrio_020

    この観衆の数、次の日(現地だと金曜日)どうするの・・・。
    rockinrio_023

    ホワイトゾンビギターもアップで。(ジェイムズのギターはブレ画像だったのであえなく却下)
    rockinrio_024

    アンコール前には、サマソニでもやっていた「帰る帰る詐欺」がパワーアップ。ジェイムズがハンドルを持って「車で帰っておねんね」までをジェスチャーで披露。ギターストラップをかけたり外したりの「Yeeeaaah!」「Booooo!」の繰り返しはここでもやってました。

    「Seek & Destroy」でおなじみ、クルクル鶴次郎。
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    コーラスも大変です。
    rockinrio_026

    終演。ピック撒き、ラーズの聖水はうがい付き(苦笑)最後にジェイムズの手拍子ヘイヘイ締め、カークのありがとーに空耳する「オブリガード」、鶴次郎の「フーッ!!」、そしてラーズの「2年前に来たけど、今度もVery Fucking Soooon!! 」いただきました。
    rockinrio_029

    今日も素晴らしいパフォーマンスをありがとう!
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    去り際のジェイムズ(笑)
    rockinrio_030

    この日のセットリスト。
    01. Hit the Lights
    02. Master of Puppets
    03. Holier Than Thou
    04. Harvester of Sorrow
    05. The Memory Remains
    06. Wherever I May Roam
    07. Welcome Home (Sanitarium)
    08. Sad But True
    09. ...And Justice For All
    10. One
    11. For Whom The Bell Tolls
    12. Blackened
    13. Nothing Else Matters
    14. Enter Sandman
    -encore-
    15. Creeping Death
    16. Battery
    17. Seek & Destroy


    実はRock in RioのInstagramアカウントでライヴ前にセットリストが公開されていた模様。
    ※cowboybluesさん情報毎度です。
    rockinrio2013_setlist
    Instagram

    やっぱりホントは生でこの目で観たいけど、中継もいいもんですね。
    今度、中継するときは休日のときにお願いしますね・・・

    この日の公演早くYouTubeでアップされないかしら。

    【追記】
    さっそくアップされてました。


    ※クルクル鶴次郎の曲間違ってました・・・訂正しました。

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    ESPギター、『Kill 'Em All』を含むメタリカの新シグネチャーモデルを公開

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    上海公演のニュースもちらほらと入ってきているので、まずはサマソニ振り返りに区切りをつけましょう(苦笑)

    2013年8月11日、朝から新幹線に乗り、大阪へ。
    カークのサイン会で並んでいるあいだに話した大阪会場の様子、Twitterで聞いたサマソニ大阪初日の様子を聞く限り、通常ルート(桜島駅からシャトルバス)は時間がかかるとのご指摘。

    手前のユニバーサルシティ駅からタクシーを拾うプランに。先にホテルに大方の荷物を預け、ホテルの入口に立っていたメタリカTシャツを来たカップル&お兄様の3人組にタクシー同乗をお願いしました。(大阪の電車網に詳しい方々で非常に助かりました。この場を借りてありがとうございます。)ユニバーサルシティ駅にはタクシー乗り場がなく、タクシーを拾うまで少々手間取ってしまいましたが、流しのタクシーを捕まえてタクシー代ひとり400円ちょっとで会場に到着。

    プラチナチケットのリストバンド装着し、サマソニ大阪がようやく開幕です。
    oosaka01

    今思えば、ここですぐに物販コーナー行けばよかったんですが、こんなときでしか見る機会がないと思い、まずプラチナラウンジの下見を兼ねてPerfumeのステージへ。日陰がほとんどない大阪のステージにおいて少しでも涼が取れるラウンジに入れるというのは自分の体力的にかなり大きかったです。

    Perfumeのステージは曲間のMCで「はみがきじょうずかな」の歌を放り込むなど、何でもありの状況で最高潮の盛り上がりを見せていました。
    oosaka_perfume

    初日はミーグリをご一緒したMETALLIFUXな方に差し入れしていただいたおにぎり一個でどうにか乗り切りましたが、今回はステージの前方に攻め込む予定だったので腹ごしらえが大事。鶏塩ステーキ丼を注文して出てきたのがこれ。
    oosaka_lunch
    なんか肉の量が見本写真と違うような・・・

    気を取り直して、大阪のMETALLIFUXな方にご対面を果たし、物販コーナーへ。
    このときすでにサマーソニックの公式Tシャツは販売終了。
    メタリカTシャツも「問題」の日本仕様2種類以外は、Mサイズは売り切れの模様。

    すっかり物販の写真を撮り忘れていたので、他の方のinstagram(恐らくサマソニ東京の物販写真)から拝借させていただきます。
    summersonic_merch
    http://instagram.com/p/c0DeI5Eh88/
    日本独自仕様がAとD、他は「ASIA 2013」と刻印されたアジアツアーTシャツ。Dは「菊の御紋」が胸のど真ん中に入っていて、とても恐れ多くて着れないとパス。必然的にAを選択。

    そうです。話題を呼んだメタリカのカタカナ表記Tシャツです。

    バックプリント拡大。
    T_001
    「メタリカ」情報局をやってるし、まぁこれも何かの縁でしょう(笑)

    それにしてもカタカナもそうですが、この雲なのか噴煙なのかわからない文様!
    (よもや最寄り駅の桜島駅を鹿児島の桜島と勘違いしたんではあるまいな)

    フロント柄も拡大。
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    どっかで見覚えあると絵と思ってたら、BIG FOUR特集の「Revolver」誌別冊版表紙でした。
    T_003

    ちなみにこれを描いたのはパスヘッドではなく、「John Dyer Baizley」という方です。(画像検索するとなかなか面白いアート描いてます)

    話が脇道にそれましたが、物販コーナーからラウンジに戻り、東京からの遠征組としばしおしゃべり。クーラーの効いたトイレで用を足し充分な休憩後、両ポケットにペットボトル、鞄にもペットボトルを詰め、フォール・アウト・ボーイのステージからプラチナエリア最前列のステージ中央寄りポジションを狙っていざ出陣です。

    じりじりとした日差し、一般エリアほどではないにしても人の圧があり、汗ダラダラです。結局7時間ほど立ちっぱなしになるんですが、メタリカのアンコール前には全て飲み干して汗で出し尽くしてました。

    リンキン・パークのステージが始まる前に目当ての最前列ポジションをゲット。
    早くもメタリカボールが設置されていました(これで帰る帰る詐欺には騙されない)。
    002

    ステージ中央を見ようとするとこの角度。
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    ステージ横のマイクスタンドはこの角度で。
    010

    一方、その頃ラーズとカークはBABYMETALのステージに行っていたようです。
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    http://www.momoclomatomez.com/article/784.html
    隣にいる背の高いお姉さんは婚約者ですね。その隣はツアーに帯同しているカメラマン、ロス・ハルフィン。

    カークはBABYMETALと一緒に写真に。
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    https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/366554272688640002
    これのために大阪のミーグリ当選者はかなりの時間、メンバーが現れるのを待ったとか。何やっとんねん!

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    https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/366596755111952384
    ってロス・ハルフィンも!あんた撮る側の人間でしょうが!一緒に写ってどうする(笑)

    とまぁ裏ではこんなことになっていたようですが、そんなことは露知らず定刻をやや過ぎたころ、メタリカ開演です。最前列に陣取っていたため、写真は撮る状況じゃなかったですが、メンバーとの距離が相当近くで楽しめました。

    大阪のセットリスト、どれだけ変えてくるのだろうか?

    「Hit the Lights」「Master of Puppets」と2曲目までは同じ展開。距離の近さもあって昨晩以上に興奮!ここから「Ride the Lightning」「Havester of Sorrow」と変化をつけられて「おぉぉぉこうきたか!」と声と腕を振り上げます。

    そしてジェイムズのギターが静かに奏でるイントロから「Fade to Black」へ。カークも昨晩よりは安定しているようで一安心(笑)続いての「The Memory Remains」では終盤に観衆の大合唱!(自分はもう音程メチャクチャでしたが。)そして、デス・マグネティックからは「Cyanide」。すーさいど!あもれでぃだい!さらに「Welcome Home (Sanitarium)」をもう一度聴ける個人的にグッとくる展開に。

    この後、ジェイムズが「何を演ってほしい?」と観衆に問いかけ。ここでは「Heavyなのが欲しいか?’Tallica Gives You Heavy Baby!」からの「Sad But True」となるお約束なわけですが、自分は「Whiplash! Whiplash!」など、その他いろんな方が好きな曲を叫んでジェイムズの苦笑を誘う(笑)だって聴きたかったんだもん。結局、通常の流れどおり「Sad But True」が演奏され、次にまさかの「...And Jusitce For All」という展開。前回の来日公演2日目がフラッシュバックしました。

    ここから「One」「For Whom the Bell Tolls」「Blackened」「Nothing Else Matters」「Enter Sandman」と昨晩と同じ展開で本編フィニッシュ。異常なほど興奮したせいか、外国人カメラマンにワンショット写真を撮られました(SoWhat!に掲載されたりして)

    アンコールは東京ほど焦らさずにメンバー再登場。ジェイムズのコール&レスポンスによる観衆イジリ、「イチ!ニ!サン!シ!」からの「Creeping Death」


    ここから2晩続けての「Battery」で再び狂乱し、「Seek & Destroy」で本当のフィニッシュ。。まるで夢だったのではないかという時間が過ぎていきました。ラーズのスティック投げ、他のメンバーによるギター・ピック撒きが行われちょっとした奪い合いに(笑)自分はカークが撒いたピックをゲット!と思ったらなぜかロブの柄のピックだったというオチまでついてました。
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    大阪でいろいろとお世話になり、最前列をお供したMETALLIFUXな方はなんと今年公開決定のメタリカ3D映画「Through The Never」のピックをゲット!うらやましい!
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    結局、夜2時前まで語り明かしてメタリカ公演を終えました。ミーハーかもしれませんが、大阪公演を振り返って何が一番嬉しかったってカークがマイクスタンドもない自分の正面で何度もギターを披露する雄姿を見せてくれたこと!自分の事に気付いてもらえたかは正直わからないけど、最高の瞬間でした。

    本当に楽しい時間をありがとう!メタリカ!そしてMETALLIFUXな皆様方!

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    2013年8月10日サマーソニック メタリカ ライヴレポ(主観暴走版)

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    ※記憶おぼろげ、かつワーギャー言っているだけの主観レポになってますのであらかじめご容赦ください。(こんな楽しみ方もあるということでどうか温かい目でご覧ください。)

    前回の続きから。

    メンバーに会えた歓喜とジェイムズに会えなかった落胆を抱えながらミーグリを終え、お知り合いのMETALLIFUXな皆さんとの合流を模索しながら物販コーナーへ!

    物販、終わってた・・・。

    たびたびお世話になっているcowboybluesさんとなんとか合流し、ミーグリで撮った写真にキャッキャウフフした後、そろそろ千葉マリン会場内に移動すべき時間帯に。

    お知り合いのMETALLIFUXな皆さんはプラチナ組かアリーナ特攻組に分かれ、プラチナ買いそびれ組は独り・・・。まぁ自分はカークサイン会のグッズやミーグリでサインをもらったブツが汗まみれになるのを回避したいし、翌日(大阪)もあるしね!と自分に言い訳しながらスタンド席へ!

    席、埋まってた・・・。

    結局、スタンド席ほぼ立ち見状態のぼっちスタイルに。

    リンキン・パークのライヴが終わるとアリーナの人数がグングン減って「えっマジで!?」状態になるも時間を追うごとに客層が入れ替わっているのが見て取れました(ステージ向かって左のエリアから見てましたが、6割以上入れ替わっていたような)。

    開始前に大画面に計器みたいのがうつったのでてっきり「Fuel」でもやるかと思っちゃいましたが、これただの初期画面だったようで(苦笑)
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    あたりも暗くなってきて、横長電光掲示板もNextメタリカの様相。
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    パンテラやアリス・イン・チェインズ、セックス・ピストルズなどSE(その他分かれば教えてくださいませ)が流れた後、AC/DCの「It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'n' Roll)」が流れて手拍子開始。前回の来日公演時はサクソンの「Heavy Metal Thunder」「Ecstacy of Gold」前のSEでしたが、今回は従来の形に戻してきましたね。(おそらく前回来日時はラーズがサクソンのドキュメンタリー映画に出演していたためと推測。)スタンド席の方たちはなぜこの曲で手拍子かと「?」マークが浮かんでる人もいましたが、そんなこと構わず手拍子です!

    そして開始を告げる「Ecstacy of Gold」で場内のボルテージが上がります。

    さぁ1曲目は?おなじみのイントロからラーズが登場し、「Hit The Lights」。ひっざらい!(1曲目にして喉チ○コ飛びました)・・・てことはもしかして、この流れで2曲目は今年の豪州公演や南ア公演でみせた「アレ」ですか?ギャー!「Master of Puppets」やっぱりだ!マスター!マスター!(スタンド席だって、独りでだって、吼えるもんは吼える)

    ここから先は事前の傾向と対策は皆無。「Holier Then Thou」「The Four Horsemen」、そしてカーク先生のギターソロと続き、「The Day That Never Comes」へ。速報でも書きましたが、今回は2段ステージの台にあたるところまで映像がうつる仕掛けになってました。
    110

    ここでジェイムズから「フェスだから特別なものやるぜ」のMC。もしかして最近やりだしたあの曲か!「Carpe Diem Baby」・・・レア曲だけどライヴではノリにくいんだよな・・・うん・・・続いて『Mission: Impossible II』のサントラ提供曲「I Disappear」。冒頭の「Hey Hey Hey〜♪」がマイクOFFになっていてヒヤッとしました・・・。

    続いてお決まりの「'Tallica Gives You Heavy Baby!」のMCで「Sad But True」。そのまま鶴次郎先生のゴリゴリベースソロへ。低い構えと白靴下のまぶしさは健在です(そういえば、ミーグリで「メタリカの新たなスタンダードとなるベースリフを聞かせてくれ!」って言いそびれたんだよなぁ)。「Welcome Home (Sanitarium)」「Orion」と前回の来日公演で聴きたくて聴けなかった曲でテンションUP!そのまま定番曲「One」へ。パイロや炎演出はなかったけど、やっぱりすごい曲です。

    そんななか撮れた奇跡の一枚。(どの曲で撮ったかは不明)
    111

    その後、ラーズ先生と鶴次郎先生によるイントロから「For Whom the Bell Tolls」。そして冒頭に来るかもしれないと思っていたうちの1曲「Blackened」へ。ここで通路に立っていたワタクシは座席との仕切りの冊を両手でつかんで狂乱ヘドバン開始です。スタンド席でそこまでやっている人はいないだろうと思ってたら、顔も見知らぬ隣の人もやっていて心の中で(同志よ!)と叫んでいました。続いて、カークの美しい旋律ソロからの「Nothing Else Matters」。カークのイントロミス!完全に「やっちまった」顔している!両手まで挙げて!どうすんの!?このまま最初からやり直すんじゃないかと息を飲むもどうにかこうにか続行。遅れて登場したジェイムズがニヤついている!(笑)


    本編最終曲の「Enter Sandman」でいったん締め。ここからメタリカがなかなか出てこない(笑)まだまだこっちは余力残してあるぞー!(スタンド席ならではの余裕)

    ステージ横の楽屋っぽい場所の明かりがつき、観客が再び沸く。
    122

    メンバー再登場。ジェイムズの「ちゃんとデカイ声出せよー」なMCの後「Creeping Death」。カークのソロからの〜死ね死ね団!腕を振り上げ!来たれ、筋肉痛の世界へ!次はカバー曲かなと身構えているとまさかの「Battery」きました!(伊藤政則氏が事前のインタビューでリクエストしていたとか)今日イチのヘドバンをするしかない!

    最後はジェイムズが時計を見たりギターを外したりと観衆を散々もてあそぶ「帰る帰る詐欺」から客電をつけての「Seek & Destroy」。アリーナではメタリカボールが放たれ、「Running!」「Hiding!」「Dying!」「サッチーンシーケンデストローイ!」で最後の喉力を使い果たしました・・・。
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    完全燃焼です。本当にありがとうございました。
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    大阪編(もうちょっと周辺情報書きます(苦笑))へ続く。

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