メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       

    カテゴリ: エピソード

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    メタリカには珍しく政治的な話題をガッツリ振られたインタビュー。管理人拙訳にてご紹介。

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    −ニューアルバムを聴くたびに、この世の中に流行っているものと同じ気持ちで聴くことができませんでした。メタリカのエネルギーの多くは敵対的です。バンドの音楽が世に流布しているものを一新したように感じますか?

    それは難しいな。最も端的にメタリカがやってることを噛み砕いて言うなら、クソ最高なロックソングを書く、少なくとも書こうとしているってことだね。そういうことを超えて、具体的な社会的・政治的関連のこととなると、俺は気まずくなる。俺たちは説教臭いバンドじゃないし、楽曲を出す前に誰かのために何の解釈もしないように努めているんだ。キミが俺たちの音楽を聴く時は、キミのニーズに合っているべきであって、俺たちのニーズじゃない。


    −リスナーがポール・ライアン(訳注:医療保険制度改革(オバマケア)廃止法案に署名した共和党議員)だったとしても?あなた方は手ごろな料金での医療に関する慈善活動をしてきた一方、彼は高齢者医療制度を骨抜きにするよう最善を尽くしてきました。彼もまたメタリカのファンです。そういったことをあなたのなかで折り合いをつけるのは難しいのではないですか?

    俺は『Some Kind Of Monster』を生き抜いてきたから、分けて考えるのはかなり得意だよ。しかも俺は座って「あなた方の楽曲を囚人への拷問に使用した米軍についてどう思いますか?」なんて質問に答えなくっちゃならなかったんだ。つまり、そういうことは俺を身もだえさせるとはいえ、マスターテープをFedExの人に手渡して、楽曲が世界に出て行ったら、なるようになるのを放っておかなきゃならない。人が気に入っていようがいまいが、それに対処する方法を見つけるだけなんだよ。だからもしポール・ライアンがメタリカのことを好きなら、ハレルヤ!問題ない。


    −ジェイムズ・ヘットフィールドは自分のことを政治的にはやや保守的だと言っていて、選挙前にあなたはドナルド・トランプが大統領に選ばれたら、出身地のデンマークに帰るかもしれないと冗談で言っていましたが、あなたとジェイムズは政治的な議論をするのですか?

    誓って言うけど、俺はこの地球上のほとんどのことについてジェイムズ・ヘットフィールドと話した。でもこれまでアイツとわざわざ政治的な会話をしたことはないと思う。俺たちは35年一緒に過ごしてきた。同じ部屋に一緒にいたら、政治の話に会話が向いたこともあったろうけど、ジェイムズと俺が同じ部屋で膝突き合わせて、手ごろな料金での医療制度みたいなことについて俺たちの意見を討論したかって?そんなことはないよ。

    −35年間も誰かと一緒に働いて、政治について一切話さないというのは奇妙ではありませんか?

    理解しなきゃいけないのは、メタリカが4つの異なる場所から、今いるところからずいぶん違う道をたどってきた4人で構成されているってこと。俺たちを結び付けているのは、俺たちがやっている、4人全員が自分は何なのか理解しようとアウトサイダーのように感じていた音楽への愛なんだ。文化や政治的な何かについて疑問に思っていたから一緒になったんじゃない。俺たちは全員、自分の拠り所を少しばかり失って自分たちよりも大きな何かに属している感覚を得ようとして一緒になったんだ。俺はキミと一晩中、政治について座って話すこともできるけど、インタビューでそんなことをする必要はないと思ってる。メタリカは共同体だけど、俺たちはバンドで「OK、俺たちの世界の共通認識は何だろう?」なんて膝突き合わせて話すなんてしたことがないよ。

    −それでは「あなた」の最近の世界の見方はどうでしょう?

    俺は社会民主主義のなかで育った。「私」って言葉より「我々」って言葉の方がポピュラーな国で手ごろな料金の医療制度のなかで育った。だからまじめな話、このことについては自分の意見を持っている。だけどそんなことを屋根の上から叫ぶ必要はない。おそらくいつかはそうするかもしれないし、そうしないことが難しいなんてこともあるだろう。俺は真実や事実が陳腐化してしまって、自分たちが好ましいと思わないものを見るとそいつらが「あれはメディアが作ったんだ」なんて言っているのには唖然としているよ。でも個人の生活のなかでこのことについてはたくさん叫び声をあげているね。

    −あなたはアートコレクターです。これは単純に比較できない話かもしれませんが、我々の芸術評論家、ジェリー・サルトはトランプが大統領になることがいかにしてアーティストに刺激を与えているかを著しています。あなたのバンドは全米No.1のアルバムがあり、おそらくツアーに出て毎晩何万人もの人に向けてライヴを行うことでしょう。もっと広い世界にうなづく責任を感じていますか?それとも、あなたの持っているプラットホームの大きさであっても、政治状況に対処するという考えは、メタリカが心地よく感じるものではないとみなすのは正しいでしょうか?あなた方は80年代の終わりには、(訳注:法の下の平等を象徴する)レディ・ジャスティスの像がショーのクライマックスで崩れ落ちるというツアーを行っていました。そうなると、何らかの政治的声明を出すことは、バンドにとってあながち柄にもないというわけでもないと思うのですが。

    俺は今トロントのスカイラインを観ている。先週はドイツ、フランス、デンマーク、イギリスにいた。数週間前にはコロンビア、エクアドル、コスタリカ、グアテマラだ。どこへ行っても、この手のことについてはたくさん訊かれるね。間違いなくアーティストはいつでも行く場所で持てる限りの力でベストを尽くすのが重要なんだ。音楽は人とある意味でつながる時がある。惑星が一列に並ぶか、並んでいないかのごとくね。アートは人が必要とする機能を提供する。だから俺たちがアメリカでツアーをする時、来年5月から始めようと思っているけど、俺たちにとってはステージ上に全てを残しておくだけの問題だ。俺たちはキミたちを癒すためにここにいるんじゃない。そんな(政治的な)ことを言うのは俺にとってお高くとまっているようなんだ。バンドがそういう方向に行くときは思い上がっていると俺は思う。

    −すみません、政治的なことをくどくど言うつもりはなかったんですが。

    そうだね。俺は実際この手の話をするのを楽しんでいるよ。


    −それでは、ちょうどあなたが言っていたことについて。そのようなミュージシャンも一方でいるわけです。例えば、ブルース・スプリングスティーンは明白な政治的な立場をとっていますし、ドナルド・トランプをマヌケと呼んでいます。そのようなアーティストは一線を越えていると思いますか?

    ブルース・スプリングスティーンがそう感じたら、彼はそう言うべきだよ。俺は彼がそうするのを支持する。コトは、俺がアメリカ市民じゃないってことなんだ。俺はここ(アメリカ)で税金を払っているけど、投票はできない。だから俺がこの国の政治についてコメントすることは奇妙なものがあるね。ブルース・スプリングスティーンには愛と敬意しかないよ。俺は彼の本(自伝)を数週間前に読み終えたところなんだ。彼がやりたいことをすべきとかすべきじゃないとか俺が言うべきことじゃないけど。

    −あなたがファンであるブルース・スプリングスティーンそしてU2は、その時その時で自身の役割が何であるかを考え、その瞬間に対処する責任を感じていると私はかなり確信しています。一方、楽しい時間を過ごし、良いショーを提供し、大金を稼ぐために存在するローリング・ストーンズのようなバンドもいます。2016年のメタリカはどうでしょうか?何かそれ以上の目的があるのでしょうか?

    U2は俺が最も尊敬しているバンドだし、バンドを続けたいと最も触発されるバンドなんだ。でも音楽が癒しであると言うことと俺たちが癒していると言うことには違いがある。俺は音楽が癒しではない、あるいは癒されるべきじゃないと言っているんじゃないんだ。1人の人間として「メタリカは分裂しているアメリカにとって困難な時期にツアーで廻ろうとしている。これが俺たちの意見だ。」みたいなことを言うのは、俺にとっては難しいと言っているだけなんだよ。俺は他の3人と一緒にバンドをやっている。スティングやニール・ヤングやブルース・スプリングスティーンなら、自分自身のことを話すだろう。U2を偉大なものにしているのは、12歳からダブリンの同じ地域でお互いに知り合っていた4人だからなんだ。彼らは全員、同じ石から彫り出されたようなもんだよ。メタリカの状況とは違う。メタリカの目的は何だって?音楽を演奏して、音楽を通じてアイデンティティー感と所属感を与えるってことだね。

    (後略)

    Vulture(2016-12-02)

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    カーク・ハメットがメタリカと元メンバーであるデイヴ・ムステインとの関係について語り、その発言にムステイン本人が反応という出来事。まずはBARKSさんの記事で経緯を転載。

    hammett_mustaine

    ポッドキャスト『World Of Wheeler』に出演したハメットは、ムステインとメタリカの現在の関係を問われ、こう答えた。「デイヴのことは、俺はデイヴとの間に問題を抱えたことはない。俺はずっとデイヴのことを、メタリカとの状態についてものすごい悲しみ、そして怒りやフラストレーションを感じてきた人だと思っていた。彼はそれらを解き放つことができなかった。俺はいつだって彼に多くの共感や、彼が怒っていることに理解を示してきた。生涯の女性が去っていったのに等しい。バンドから追い出されたってことはさ…。俺は追い出されたことはないが、それがひどい体験だっていうのは想像できる。とくに、ものすごく情熱を持っていたバンドだったら。だから、俺はデイヴの窮状が理解できる」

    「でも、こうも言っておくよ。俺らがフィルモアで30周年記念公演(2011年12月)をやったとき、『Kill ‘Em All』の曲を一緒にプレイしようとデイヴを誘い、彼との共演はものすごくよかった。デイヴがギター・ソロをプレイする間、俺はジェイムスのところへ行き、彼とリズムのパートをプレイした。俺はそれに全く問題なかった。それに、俺はデイヴの顔や態度から、これが彼にとってスーパー・デトックスになっているのが見て取れた。彼の助けになっていることがわかったよ。それに、あれ以降、デイヴと俺らの関係はちょっと良くなった。俺は、癒える必要のあった傷が癒えたんじゃないかと思いたい」

    この発言を知ったムステインは日曜日(12月4日)、こうツイートした「俺は、@KirkHammettをものすごくリスペクトしているし、彼の見解に感謝している。彼はほとんど100%正しい…九分通りだ。彼の幸運を祈る」
    mustaine_comment_kirk

    BARKS(2016-12-05)

    ほとんど(almost)というのがちょっと引っかかるなぁと思っていたら、大佐は上記のツイート前にこんなツイートをした後、数分後に削除していた模様。

    mustaine_comment_kirk2
    これでカークがどう言っているのかわからないけど、もし俺がMetallicaから解き放たれることができないなんてことを言っていたとしたら、とても悲しいことに誰かが間違っているね。

    RockFeed(2016-12-04)
    カークの発言を確認する前にツイートしていますが、おそらくフィルモアのずっと前からメタリカに対する悪感情やこだわりはないということを言いたかったのかもしれません。

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    オンライン版「So What!」で、ジェイムズ・ヘットフィールドが語る『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲の歌詞。ようやく最後までたどり着きました(汗)。管理人拙訳にてご紹介します。


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    −「Am I Savage?」

    ステファン・チラジ
    これは熱狂的狼男マニアのボクの琴線に触れたね。さらに背後には何かあるのかもしれないけど、完全に狼男の物語があって、他の曲よりも多少寓意を感じたよ。

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    あぁ。見えているかもしれないものよりもはるかに深いことを意味しているんだ。「受け継いだモノ」についての歌詞もある。それはこのアルバムで俺にとってとても強い言葉だった。良かれ悪かれ、何かを受け継いでいる。それは遺伝子だったり、血だったり、銀行口座だったり、外見だったり。いろんなものを受け継いでいるんだ。10代の息子がいると、父親として時おり難しい時がある。息子のことを誇りに思うけど、娘とはまったく別の話でね。娘と母親のあいだにも問題があるし、息子と父親のあいだにも問題がある。なぜなら彼らは成長して親のようになるだろうけど、彼らは親のようにはなりたくない。他の何かになりたいと思っている。自分自身の何かになりたいと思っているんだ。まぁ俺は(息子の)キャスターには俺のようにならないように頑張っているところだけど。じゃなきゃ「親父はそんなことちっとも教えてくれなかったら、こいつを学ばなきゃならないじゃないか!」となるんだと。父親としての俺の意義は「もし息子に物事を教えなかったら、俺自身がダメな親父だったってことになる」と感じていたんだ。最終的には息子は自身の望むことをする。俺が身を引いた時に彼は開花する。自分の望むことをして、自分の人生を登っていくんだ。だから全体としては「良き意思のせいによる怒り」ってとこかな。ここでいう良き意思っていうのは、何かを教えるってことで、それが(教わる側には)望まれてないと俺は怒り出す!そう、まさに俺のことだよ。俺の親父は家の中で言うことを聞かせるための強力なツールとして怒りを使っていた。俺と同じだ。それが俺の受け継いだものだったんだ。俺はそのことを息子に伝え始めた。そして止めたんだ。かなり大きな出来事だったね。

    ステファン
    自分自身はそのような「受け継いだモノ」を理解することに近づいたと思う?自分は「受け継いだモノ」に近いと感じる?「鏡の中の狼」を見ることができるようになって、より自信を持つと感じるようになると思う?

    ジェイムズ
    うん。俺は家族にも許可をしたんだ。「父さん、落ち着いて」この言葉が俺を他のことへと誘発する。でも人間だからね、少なくとも俺のなかにある人間性の一部なんだ。俺の中で機能している。以前よりもずっとね。


    −「Murder One」

    ステファン
    レミーだね。

    ジェイムズ
    そう。「Murder One」だ。「Murder One」が何なのか知っている人はほとんどいない。俺は深く掘り下げて、間接的に、極端にダイレクトにならないように彼について話そうとしている。でも、そう、「Murder One」は彼のお気に入りのアンプの名前なんだよ。彼は他にも使っていたものがあるのは知っているけど、俺にとってはあれが際立ったものだった。レミーには敬意を払うよ。彼がいなかったら、メタリカは存在しなかったと思うし、おそらく他の多くのバンドにとってもそうだろう。彼はインスピレーションだった。彼は揺るぎない強さがあったけど、近寄りがたい人じゃないんだ。すごい地に足が着いていたし、本物だった。人生に素晴らしい哲学があった。彼は愛すべきキャラクターだった。彼は威嚇するような風貌だったにも関わらず愛すべき人なんだ。本当に寂しいよ。だから彼と彼の人生を俺たちの曲で讃えないなんてって思ったんだ。あれは俺にとって意味のあることだよ。


    −「Spit Out The Bone」

    ステファン
    そして、レコードの結びはまた別の猛烈なリフで、マシンとAIが取って代わるところまで飛びつく未来を示唆しているね。

    ジェイムズ
    あぁ。G.B.H.の「spit out the bone(骨を吐き出せ)」の歌詞に感謝だね(G.B.H.の「Passenger on the Menu」という曲に「spit out the bone」という歌詞が出てくる)。彼らの曲はちょっと(テーマが)違うことはわかってる。彼らのはドナー隊とカニバリズム(※)についての曲。こっちはちょっと違って、人間に何が起きているのかという戸惑いと恐怖なんだ。そんなに遠い未来に飛ばなくたって、ターミネーターの可能性とかそういったものについては知っての通り。俺たちはスマートな時計を身に着けているし、コトは俺たちのなかにもっともっと近づいている。なんで自分の頭の中に四六時中インターネットを持たないんだ?「感情」や何か全てのことを心配しなきゃならないんだ?恋に落ちて、失恋するか?それは誰にとっても良いことじゃない。心と血だって?それは効率的なやり方だろ!コンピューターが助けてくれるだけなら、俺たちはもっと効率的な人種になるかもしれない。俺たちを助けてくれるとして、そうなるのはどのくらいだ?そんな狂気だね。つまり「Spit Out The Bone」はオマエの骨など必要ないってことさ。ヤツらは(人類を)破壊する!

    ※アメリカ東部からカリフォルニアを目指した19世紀の開拓民グループ。旅程の遅れからシエラネバダ山脈での越冬を余儀なくされ、生存者は人肉食に走らざるえなかったという。

    Metallica.com(2016-11-19)
    「Am I Savage?」


    「Murder One」


    「Spit Out The Bone」


    G.B.H. 「Passenger on the Menu」


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    TVK(テレビ神奈川)の「伊藤政則のROCK CITY」2016年12月2日放送分からラーズ・ウルリッヒのインタビューの続きを。これまで同様、ラーズ・ウルリッヒの表情とともにご紹介。

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    −『Death Magnetic』の曲に比べるとニューアルバムの方がバンドのライヴ感、ライヴのグルーヴ感を強く感じるのはなぜだと思いますか?

    僕もそう思うね。(しばらく考えて)グレッグ・フィデルマンのおかげだ。ここでレコーディングしてその時のマイクもまだ立っているし、セッティングがほとんど変わっていない。もうずっとグレッグが僕らのライヴものをミックスしてきたから、どうしたらMETALLICAのサウンドがベストな状態に聴こえるのかわかっている。

    このアルバムのサウンドというのは・・・また言うけど僕はリック(・ルービン)が大好きで仲の良い友達だから、悪口みたいな事は一切言いたくないんだけど、リックはもう少しドライなサウンドにしたい人なんだ。もっと中音域が活きたサウンドというか、僕らはもっと広大なサウンドにしたかった。このマイクを見るとわかると思うけど、この部屋の音環境を上手く活かしている。僕らは自分達のサウンドをもう少しビッグな感じにしていきたい。『Death Magnetic』はミキシングでちょっと乾いた感じになってしまった。
    リックがそういうサウンドを求めていたからね。
    lars_03_02

    グレッグにはもっとルーズな感じでと話をした。ラフなエッジが感じられて、全てがあまり完璧すぎないようにね。そういったサウンドがこのアルバムでは聴くことができる。エッジがルーズな感じになっているって多くの人から言われるね。

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    −まぁでもボクはハッキリ言いますけど、ここ10年、15年のなかのメタリカのベストアルバムだと思いますけどね。

    ありがとう。ありがとう、それは嬉しい。歳を取ってこんなものに誰かが注目してくれているということが素晴らしいことだ。アルバムを作って、やることをやって、世界中を飛び回って、クレイジーなことをやりまくって人生を謳歌して、こういうことについて考える暇なんてまったくないくらい突っ走ってきた。そして年齢がいってハッと気がつくと、まだ注目してくれているのが異常だと思うんだ。METALLICAは多くの人達と高いレベルで共鳴し合っていて、それには驚かされてる。歳を取るほどこれが非現実的だなと思うんだ。まだ注目してくれているということに驚いている。

    今年は大きなショーを2つやってきた。サンフランシスコのAT&Tでスーパーボウルのウィークエンドショーをやって、ミネアポリスのバイキング・スタジアムのオープニングでも演奏した。5万人の前で演奏することができて、5分とか10分で売り切れたんだ。クレイジーだよね。年齢層も若い人から年怜のいっている人まで、あらゆる人達が来ていてみんながまだ注目してくれているということが凄い。ミネアポリスは福岡や札幌ぐらいのアメリカでは中ぐらいの都市なんだけど、そこのプロモーターとコンサートが終わってから話していたら、50%のチケットはミネソタ州以外の人達が買っているようなんだ。
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    他の州から観に来てくれている。それってクレイジーだよ。わざわざライブを観に来る為に旅をするなんてさ。人々がそういったことをまだやっているということが凄い。
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    君のコメントにはとても感謝しているよ。どの曲かはあえて言わないけど、(マネージャーの)クリフ(・バーンスタイン)が言っていたよ。ニューアルバムには『Black Album』以来のベスト・ソングが入っているって。それがどの曲か皆で当てて欲しい(笑)


    自分も若い頃、さんざん外国でライヴ観に行ってたじゃないか!とツッコミ入れたくなりましたが、その状態を長く続けられていることに単純に驚いているようです。


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    オンライン版「So What!」で、ジェイムズ・ヘットフィールドが語る『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲の歌詞。DISC 2の3曲についての「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話の続きを管理人拙訳にてご紹介。

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    −「Confusion」

    ステファン・チラジ
    これはまさにPTSDになった時だと思い当たるんだけど・・・。

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    その通り。一般的にはPTSDだ。軍隊での戦闘ストレス反応(シェルショック)や恐ろしい状況に放り込まれるのは明らかにPTSDの兆候だ。そんなところから家に戻る。家に帰ってきて、まだ生きていると、内に抱えて家に持ち帰ってしまったトラウマとして、ひどく影響を受けてしまったものを見る恐れがある。映画『アメリカン・スナイパー』はそういうものを本当によく描写していた。「同胞を守らなきゃ、俺が戻らないと彼らは死んでしまう」というところはコレだと思った。戦争中毒となり、家族を顧みない言い訳として、そのような「殉教者」というテーマをまた使っている。だから他の曲にも結びつくんだけど、PTSDというのはどこにでもあるだよね。子どもの頃だったり、スポーツ選手だったり、制服を着た誰かだったり、外に出向いて奉仕の人生を思い描く人だったり、そこには兵器や力を使って「現場に行って殺してやる。現場に出向いてやっつける。」って人もいる。PTSDには様々な形があるし、バンドにしたってそうだ。不平不満に聞こえるかもしれないけど、これは決して不平不満じゃなくて、ツアーに出るとはどういうことなのかを伝えているだけなんだけど、ツアーに出るだろ。これが訪問地リストです。これがあなた方のやることです。これがあなた方への取材です。これがああですこうですってね。全てが俺たちのために計画されている。ここがあなた方が食べる場所です。ここが寝る場所です。ではそのステージに立って良い時間をって具合に全てが計画されていて、素晴らしいショーだったとキミたちは褒めそやす。そこから家に帰るとふと、こう思うんだ。「俺自身の計画は何だ?俺は今日何をやっていたんだ?」ちょっと戸惑いつつ、家族と電話を繋ぐ。家族は「もしもし?どこにいるの?」ってね。万事対処済ってわけだ。なぜ俺は必要なんだ?俺なんか要らないじゃないか!こういうことは延々と話すことができるよ・・・

    −「ManUNkind」

    ステファン
    これはつくづく聖書の黙示録のように感じたね。つまり「ゼロにリセットする」ことに満ちていて、ディストピア的でかなり荒涼としている。ちょうどボクたちが好きなやつみたいにね!

    ジェイムズ
    そうだね・・・聖書でいうところのエデンの園だよ。「全て手にしているのにまだ何か望むのか?」全ての素晴らしいものを手にしていたのに引きはがされてしまった・・・それが聖書の物語・・・でも人間の善良さに立ち戻ろう。人間は罪深く、這い出て何とか取り繕おうとしなければならない。俺たちがいつも大いなる力の監視下にいて、日々何度も何度も自分たちが悪者でないと証明しなければならない。誰もが自分のことばかりのこの世界で、信念を持つこと。数々の物事のなかで否定的な面を見つけるけど・・・結局は人を信じることだ。人のせいにするんじゃなくてね。なかには思いやりのない(Unkind)人もいるけど、信念を持つことはそれを理解したり、そこから学んだり、問題ではなく何らかの形で解決策の一部になったりするんだ。

    ステファン
    ジェイムズは何年もの間、こういうこと全てにおいて一方的に判断するよりももっと観察的な態度になっていると思うんだけど、これは合ってるかな?

    ジェイムズ
    そうだね。自分でもそう言うよ。経験してきたことを通じて、戦っている相手にも思いやりを持ち、争いの結果を見るだけじゃない。「ヤツはあれを盗んだだけ」とか何とかみたいなことには一歩下がって判断を下す代わりに何が起きているのかを見る。何か共通となるものはないかを探すんだ。

    −「Here Comes Revenge」



    ステファン
    子どもが殺された悲しい物語についてたくさん読んだのかな?それにどうやって折り合いをつけることができたんだろう?

    ジェイムズ
    そうだね。モーガン・ハリントン(※)がいる。誰かを奪われた家族についてはたくさんのことがある。息子が死んだ友人もいるし、名前は挙げたくないけど、ずいぶん長い間ツアーに帯同してきているカップルがあの曲の助けになったし、俺にとってインスピレーションになったんだ。彼らの娘さんが酔っ払いの運転手にひき殺された。彼女はメタリカが大好きだったんだ。このご家族が娘さんと繋がったままでいる方法がメタリカのショーに来て彼女が楽しんでいたものを楽しむということだったんだ。そうやって繋がっているんだろう。あれには本当に驚かされた。とても強いよ。それは自分にも起きうる傷つく出来事だね。つまり人生をぶち壊し、ただ座って四六時中そのことについて考えては、何度も何度も思いを巡らすんだ。「どうしたら物事を変えられたんだろう?もしこうだったら?ああだったら?」どうしたら怒りを抑えられるだろう?どうしたら子どもの人生を奪った相手に怒らずにいられるだろうか?それは俺にとって本当の強さだと思う。俺がするであろう考え方を書いているからね。復讐が起きるのを祈って、それが答えだと考えるだろう。結局そんなことは起きないとはわかってるけどね。

    ※2009年にメタリカのライヴを観に行った後に行方不明となり、遺体となって発見されたヴァージニア工科大学の学生。事件究明のためにメタリカは有力な手がかりを申し出た者に賞金5万ドルを提供。ジェイムズは事件の手がかりを求める動画メッセージを公開した。後に別の殺人事件の容疑者が当該事件の容疑者として再逮捕され終身刑となった。

    Metallica.com(2016-11-19)

    「Confusion」


    「ManUNkind」


    「Here Comes Revenge」


    映画『アメリカン・スナイパー』予告編


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    オンライン版「So What!」で、ジェイムズ・ヘットフィールドが語る『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲の歌詞。「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話の続きを管理人拙訳にてご紹介。

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    −「Moth Into Flame」

    ステファン・チラジ
    名声vs空虚な衝動の誘惑、全ての人にある瞑想のように見えるんだけど。

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    あぁ「Moth Into Flame」はかなり文字通りの歌詞だよ。最近じゃ誰もが・・・有名になること、人気者になることに夢中だと思う。Facebookのアカウントか何かで通りを歩いてたり、誰かが自分たちのセルフィーを撮っているのを見たりする。それで?なにをやってるんだ?自己陶酔に夢中になっているのか?でも次世代になっていくと物事を承知して、そういったものも受け入れるようになると思う。主なインスピレーションは、エイミー・ワインハウスの映画『AMY』なんだ。あの映画ではある意味、彼女は洗脳されていた。彼女は「信じること」から始めた。彼女がアパートを出るシーンは本当に心をかき乱されたよ。彼女が何かをしに出かけると、パパラッチがそこらじゅうにいて「やぁエイミー、今日はどうだい?お友だちは?」とベラベラ喋ってはカシャカシャカシャカシャ(カメラのシャッター音)だ。「俺たちはキミの友人だよ」なんて言いつつ「おっとカシャカシャカシャカシャ」だもんな。あれには参った。あぁあんな環境の変化に自分がいるのをどうやって知るんだ?何が本当で何がそうじゃないのかどうやったらわかるんだ?周りにいる人たちは「Yes, Yes, Yes」って言うだけ。彼女は自分を見失った。完全に迷子になった。彼女はそのYesを信じ始めた。名声こそが最高のものだと信じた。そしてリムジンが霊柩車に変わってしまったんだ・・・

    Amy_movie
    AMY


    ステファン
    かなり文字通りなものになってるね。いくつかは事実だし。

    ジェイムズ
    まぁオープニングの一節もそうだね。ギグの後、素晴らしいことをした会場で、全て(の観衆)に繋がった。それからみんなの前を通り過ぎてリムジンに乗り込んでドアを閉める。そのなかに必要なもの、飲みもの、友だち、何だってある。そうして狂気からさらに苦しい狂気へと向かっていくんだ。

    −「Dream No More」

    ステファン
    これは悪夢モノの「Enter Sandman」からの概念的な続きか何か?

    ジェイムズ
    面白いね。

    ステファン
    原始的なリフ、原始的な雰囲気がある。おそらくメタリカによってこれまで書かれた曲のなかで最もスローな曲のひとつだろうけど、とてもヘヴィだよ。

    ジェイムズ
    俺も大好きだよ。いいリフだし、特にあの「Turn To Stone」のコーラスがね。あの言葉を言った時は、メディアのようなものを想定していた。その場に座って、目を背けることができずに、恐怖を、現実に起きている恐ろしいことを見ている。目をそらさずにいると最後には全て麻痺してしまう。でも、俺にとっては基本的に「The Call Of Ktulu」の続きでもある。クトゥルフ神話の回答だよ。神話の中でヤツは起き上がり、もしヤツの姿をじっと見てしまったら、ヤツのおぞましさ、恐ろしさにこっちは石になってしまうんだ。

    −「Halo On Fire」

    ステファン
    これは何か心の中の闇とかうつ病と戦うために正面から向き合ってるものだと感じたよ。

    ジェイムズ
    本当にそういうものにも繋げることができる。「Halo On Fire」では明らかに俺たち全員の良い面、悪い面が並列して並んでいる。それがいつ出てくるのか、姿を現すのか?真の聖人として演じている人もいれば、闇を抱えているからこそ、余計に聖人として振る舞わなければならない人もいる。そうなると、本当に悪いものだと考えている全てのことを補うように真の「自分」から基本的には離れて行ってしまうんだ。

    こうも思うんだ・・・あれは何だったかな?『Fifty Shades of Grey(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)』だったかな?俺は観たことないんだけど、こういうハイライトは観たよ。「おぉ成功した男がいるなぁ」と。そしたら彼は自分の快楽のために拷問部屋を地下室に持っていて、みんなそこに堕ちていくことを望んでいた。結局最後は、両者とも血を流すことになった。誰にとっても良いことじゃなかったんだ。


    fiftyshadesofgrey
    フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ


    Metallica.com(2016-11-19)
    「Moth Into Flame」


    「Dream No More」


    「Halo On Fire」


    映画『AMY エイミー』予告編


    「The Call Of Ktulu」


    映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』予告編


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    Metallica.comで掲載される形となったファン会報誌「So What!」で、ジェイムズ・ヘットフィールドが『Hardwired...To Self-Destruct』収録曲の歌詞について1曲ずつ語っています。「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話を管理人拙訳にてご紹介。

    20161119_061846_7549_961243

    −「Hardwired」

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    えぇっと、あれは最後に書かれた曲だね。俺たちが曲としてまとめた時、最初の数字は「2」でかなり際立っていたね。ラモーンズかミスフィッツの長さだって話していたんだ。

    ステファン・チラジ
    2分ってこと?

    ジェイムズ
    そう。

    ステファン
    なんてこった。

    ジェイムズ
    それからもう少し長くなったけど、4分未満っていうのは、どうあろうと最高だね。とてもシンプルだし。歌詞の書き方をどんなに考えようと、シェークスピアじゃないってことは確かだ。でもアルバム全体の概要になっている。あの曲でレコードのタイトルをどういう路線で行くのか、ちょっと方向性が見えたんだ。レコードの全てのパートをまとめてみよう。人類は本当に正しい行いをしているか?時間の歴史の中で俺たちはささいな存在だ。俺たちは死に行こうとしているのか?俺たちは電子機器に取って替わられるのか?電子機器になろうとしているのか?人間を人間たらしめるためのエゴやら何やらのために、自己破壊しようとしているのか?俺たちはロボットになるべきか?その方が良いのか?SF小説に熱中するとそういう類のことに夢中になるけど、人類が始まった時、そんな発想だったのだろうか?

    そういったこと全てを表す文章が、俺の友人から発せられた「Hardwired...To Self-Destruct」だった。彼は苦しんでいる中毒者としてその言葉を投げかけた。「それは何なんだ?それは俺たちのためになるものなのか?俺たちが想定していたよりも早く死んじまうのは初めから決まっていた事なのか?自分の命をぶち壊すような、俺たちは生まれついての自己破壊者なのか?(Are we "hardwired to self-destruct?")」その言葉が俺の耳を捉えたんだ。


    −「Atlas, Rise!」

    ステファン
    あれは殉教についての曲だと思ったよ。自分で創り出した殉教に対する順守かなとボクは感じたんだ。

    ジェイムズ
    そうだね。世界の重荷を背負うことを余儀なくされた、ただのアトラスの神話だよ。それが彼の遺産であり義務だった。そういうライフスタイルで生きることを信じている人たちがいる。話すことのできない人たちのため、あるいはこれのため、あれのため、これを残せ、あれを残すなと自分たちを殉教者だと思って生きている人たちだ。責任を少々負いすぎて、信じていなかったり支持しなかったりする人がいるとそんな他者をこき下ろす。どうしたらこれを支持せずにいられるんだ?と。殉教と罪悪感で、ある意味、自分が負っているよりも多くの責任を持っていると考える人たちの戦いみたいなもんだ。そして「大丈夫、そのクソを取り除くか、それを私に渡してくれれば」ってこうさ。あの曲は「Put the load right on me」っていうちょっとしたところから全てが始まった。基本的には「負荷を(全て)背負う必要はない。それを(少しは)私にくれ。人生は本当に困難かもしれないけど、私はキミを助けるつもりだ。」ってとこだね。でもそこから気付くんだ。「ちょっと待て、彼らは他の誰かやあれやこれやにそんな負荷を与えていたぞ。おぉっと、そうかわかった。そんな殉教者みたいなことで自分の悲痛なことを使うのはやめてくれ。」と。

    ※アトラス:ギリシャ神話に登場する神。ゼウス達との戦いに敗れて、両腕と頭で天の蒼穹を支える役目を負わされることとなった
    Titanen_Atlas,_Nordisk_familjebok

    −「Now That We're Dead」

    ステファン
    (この曲は)全て根源は同じ、自分たちの死における信仰や安らぎの問題だと思ったよ。

    ジェイムズ
    うん、最期っていうのは俺たちみんな同じだ。信じるものが何かあるなら、来世があるかもしれない。たぶん現代版ロミオとジュリエットが欲しいと思って始まったんだ。一緒になって、人生を通して助け合う。そして「Now That We're Dead」っていうのはたくさんのことを意味する可能性があるってことだ。実際、死んでいるんだよ。そうして次の人生にいる。あるいはカップルで何か恐ろしいことを体験して、今や向こう側へ行ってしまったとか。そうして別の人を信頼する。最期には自分の行い、何をやってきたとしても、それはただの行いに過ぎない。行いを改めることもできるし、補うこともできるし、一緒に綺麗な良心で行動もできる。「次のことはわからない、でもそうだ、試しにやってみよう」みたいな冒険心みたいな感覚もそこにはある。

    Metallica.com(2016-11-19)

    「Hardwired」


    「Atlas, Rise!」


    「Now That We're Dead」


    今回はここまで。また後日、3曲ずつ紹介予定です。

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    リツイートだけして、こちらでご紹介するのが遅くなってしまいましたが、、、

    ラウドロックのポータルサイト、激ロックにて『Hardwired...To Self-Destruct』発売を記念して特別サイトが開設。
    metallica_special

    ラーズ・ウルリッヒの最新インタビューが掲載。『Hardwired...To Self-Destruct』に迫る鋭い質問にラーズが答えています。

    激ロック メタリカ特設サイト
    http://gekirock.com/special/metallica/

    ラーズ・ウルリッヒの最新インタビューはこちらから。
    http://gekirock.com/interview/2016/11/metallica.php

    さらにラーズのサイン入りアルバム・アートワークのプレゼント企画を実施中とのこと。締め切りは2016年12月1日(木)まで。



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    『Hardwired...To Self-Destruct』発売を受けてメタリカ表紙のフリーペーパー配布中

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