メキシコのテレビ番組のインタビューにて、ドナルド・トランプ米大統領がメキシコからの不法移民の流入を防ぐためにメキシコ国境に築こうとしている壁について、ラーズ・ウルリッヒが答えていました。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

larsulrichmetallicawall2017

世界にどんな壁も必要だとは思わないけど、俺たちはみんなをひとつにする必要があると俺は思ってる。メタリカは世界中を旅して、音楽を通じてみんなをひとつにしようとしているんだ。だからメキシコにいようが、アジアにいようが、ヨーロッパにいようが、いろんな背景を持ったいろんな人たちと一緒になって、音楽や人生や文化、そしてこれら全ての経験を共有しようと働きかけている。だから一人のデンマーク人として意見を求められるなら、どんな壁だろうと必要とは思わないし、メタリカがこの美しい地球を旅している限りは、音楽で障壁をぶち壊すんだとますます思うよ。

BLABBERMOUTH.NET(2017-03-06)

テレビ番組のインタビュー動画はこちらから。


以下、文字起こしされていなかったところのざっくり概要など。

・メタリカにとってメキシコが特別な場所。
・最も驚くべきことは35年経った今もメタリカに関心を持ってくれる人たちがいること
・自分たちが50代になっても若い新しいファンがメタリカのライヴに初めて来てくれることは最高
・今回のプロデューサー(グレッグ・フィデルマン)は初めてのアルバムプロデュースだったがいい仕事をしてくれた
・(メキシコでの大きな成功について)ありがとうありがとうありがとう
・(長く続ける力や気持ちの持ちようについて訊かれて)ローリング・ストーンズ、ニール・ヤング、ポール・マッカートニー、ボブ・デュランといった人たちがまだ現役だが、メタリカほど肉体的にキツい音楽ではない
・続けたい気持ちは持っているので、うまくいけばあと15〜20年、身体が持つ限りはと思っている

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