ディスカバリーチャンネルのナレーターやテレビ司会者、そして学業支援財団の創設者として知られるマイク・ロウが、本人を前にしてジェイムズ・ヘットフィールドのことをラーズ・ウルリッヒと間違えてしまったことをFacebook上で懺悔して話題を呼んでいました。懺悔エントリーを管理人拙訳にてご紹介。

James+Hetfield+Lars+Ulrich

地元バンドのある男

親愛なるジェイムズへ

すまない、私はバカみたいだ。普通、自分がバカだと感じても、その気持ちは時と共に落ち着いてしまう。でも我々が会った昨日の午前中、あなたが実際に何者かわかってから頭が真っ白になった。その後、自分をバカだと思う気持ちはずっと残り続けるどころか、明日のこの時間も自分がどれだけバカだったのか感じるであろう所までに達している。

ホントのところ、私は通常、顔と名前の覚えは良い方なんだ。特に過去35年間、私を楽しませてくれた人たちに関しては。だいたい私が伝説的な(私が多くの曲を覚えている)バンドを観に出かけていたら、数年後に通りで見かけても、その人がリードシンガーだとわかる。でもあきらかに数杯のミモザカクテルを飲んだ暖かい土曜日の後とあっては、その能力をもはや持ち合わせていなかったんだ。テリアの雑種である私のマヌケな犬が伝説的なロックスターにただ挨拶するために攻撃をしかけようとしたのと同じく、私は一時的にバカな状態になっていたんだ。

とにかくあなたが私の財団について優しく言葉をかけてくれたことについて感謝の意を述べたい。私はとても光栄です。それに謝りたいです。あなたをちゃんと認識していなかっただけでなく、あなたの前にいたブエノスアイレス出身のあなたのかわいい姪っ子さんも認識していなかったことに。彼女にとっては、ロックンロールの歴史における最も偉大なシンガーのひとりである自分の叔父さんが精神異常の犬を連れたどこの誰かもわからない男に自己紹介するようなところを観て、とても不思議だったに違いないんだ。特にあなたにとっては愉快なことだったことでしょう。私の脳内シナプスが悪い情報を放ち始めて、頭に浮かんだ最初の名前、ラーズ・ウルリッヒとあなたのことを呼んで埋め合わせようとした時には。

こんなことを言っても何の足しになるかわからないが、私はメタリカがラーズ・ウルリッヒ以外の人たちでも構成されていることを知っている。でも今週初めに誰かが私にラーズが近所に住んでいると話すのを聞いていたから、メタリカのリードシンガーと話しているのだとようやくわかった時に頭に浮かんだ名前が彼の名前だったんだ。要は、私はあなたのことをラーズと呼ぶ前からあなたがラーズでないことはわかっていたんだが、とにもかくにもあなたのことをラーズと呼んでしまった。これには前述のバカさ加減と私自身の記憶を辿る遅さを思い返した次第だ。とにかく我々がまた会った時にはちゃんと誰であるかを把握している。約束するよ。

一方で、当分の間このことは私のお気に入りのしくじった出会いとして持ちこたえることになりそうだ。そこで私が詳細を忘れないよう、記憶がハッキリしているうちに後世のために我々の会話を記しておく。

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屋外。昼近く。たくさんのタトゥーのある黒いサングラスをかけた大柄の男が通りの向こうから、マイク・ロウがミモザを飲んでいる屋外のテーブルに向かって歩いてくる。

タトゥーの大男:邪魔して申し訳ない。あなたはマイク・ロウですか?
マイク・ロウ:そうです。
タトゥーの大男:あなたのショーを楽しんでいるのをただ伝えたかったんだ。あなたのやっている熟練の仕事は本当に素晴らしいと思うよ。
フレディ(犬):ワン!ワン!ワン!ガウ!グルルルル!ガウ!ワン!ワン!ワン!
マイク・ロウ:フレディ、黙りなさい。悪い子だな!すいません。あなたは地元の方?
タトゥーの大男:この辺に住んでいるよ。ソフィアはアルゼンチン出身だけど。
フレディ(犬):ワン!ワン!ワン!ガウ!グルルルル!ガウ!
マイク・ロウ:それはいいですね。アルゼンチンのどこに?
ソフィア:ブエノスアイレス。
マイク・ロウ:数年前に行ったよ。綺麗な場所だよね。
ソフィア:うん、そうなの。
マイク・ロウ:この辺りで何をやってるの?
タトゥーの大男:地元のバンドで演奏をしているよ。
マイク・ロウ:クール!地元のバンドは大好きだよ。どんな音楽を?
タトゥーの大男:ロックンロールを。
マイク・ロウ:素晴らしい。何と言うバンドを?
タトゥーの大男:メタリカ。
フレディ(犬):ワン!ワン!ワン!ガウ!グルルルル!ガウ!ウ〜
マイク・ロウ:なんてこった、もちろん知ってるよ。あなたはラーズ・ウルリッヒか。これは失礼した。この辺りに住んでいると聞いてたんだ。会えて嬉しいよ。
タトゥーの大男:俺の名前はジェイムズだよ。ジェイムズ・ヘットフィールド。
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とにかくありがとうジェイムズ。挨拶してくれたり、私のトレーニングがあっという間に過ぎるような曲を書いたりしてくれて。レコードストアデイ大使になったこともとてもクールだ。ラスプーチン・ミュージックでのギグも最高だったと聞いているよ。お元気で。

マイクより

追伸:あなたの姪っ子さんには私があなた方のレコードは全て持っていることを保証するよ。
追々伸:ラーズにはあなたの前には輝かしい未来があると思っていることを伝えてください。

mikerowe
※訳注:ミモザカクテルを前に意気消沈するマイク・ロウ

Facebook(2016-04-18)

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